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2012年11月30日 (金)

フレンチ・ブルドッグの抱える問題

さて、今回は「フレンチ・ブルドッグの抱える問題」と題して、フレンチ・ブルドッグに多く見られる問題行動について書きますね。

まあ、本当は、フレンチ・ブルドッグに限らず言えることなんですが、私自身、ご相談を受けたり、実際にリハビリをした仔にフレンチ・ブルドッグが多いので、今回は、このタイトルで書くことにしました。

では、早速本題に入りますね。

犬種に関係なく、私がご相談を受ける内容で多いのが、

犬を見ると興奮して吠える

犬が苦手

噛む

言うことを聞かない

大雑把に書くと、こんな感じでしょうか。

まあ、それぞれの問題で、表面に出ていることは同じでも、原因は全く逆なんてことがあるので、注意が必要ですけれどもね。

一般的に書くなら、先ずは「犬の社会化が不十分」ということが考えられます。

犬には幼少期に「社会化期」という時期があります。

この時期に母犬から指導を受けたり、兄弟犬との関わりの中で遊び方とかの「犬の基本」を学んだりするんですね。

そして同じ様に「人間慣れ」もする訳です。

でも、フレンチ・ブルドッグのように帝王切開による出産が多く見られ、母犬との関わりが少なかったり、一緒に生まれる仔が少なくて、兄弟犬との関わりが少なかったりすると「犬の社会化が不足する」なんて事態が生じるわけなんですね。

そうなると、私達の元に来ても、実際に他の仔達との係わり方が分からないなんて仔が出来てしまうわけです。

ここでお散歩中の問題が発生するわけですね。

犬を見ると、吠える、興奮する、なんてことです。

興奮して横にいる飼い主さんを噛んでしまう、なんてことも起きたりします。(まあ、これは、側にいる飼い主さんに「一緒に立ち向かえ!」と言ってる場合もありますので、服従の問題もありますけどね)

問題の解決方法は、とにかく、犬慣れさせることです。

今は、犬達を一緒にして経験を積ませる「保育園」「幼稚園」といった形式の施設も出来ていますから、そんな場所の利用も有効だと思います。

ただし、こんな場合でも、飼い主さんさえいなければ大丈夫!なんて仔もいますので、注意が必要です。(飼い主さんがいると駄目な場合、問題の原因が違います)

次に犬の社会化に若干の問題がある仔で、さらに性格が攻撃的だったり、臆病だったりする仔の場合も問題が起きることがあります。

まあ、命がけな程の攻撃性ではありませんが、飼い主さんへの服従心が弱くて、自分の身は自分で守る、ついでに飼い主も守るか!なんて仔ですね。

この場合、犬同士の問題の他、飼い主さんとの関係も見直してもらわないと問題は解決しませんね。

一番簡単な解決方法は「散歩」です。

まあ、こう書くと、多くの相談者の方は、「散歩中に他の仔に出会ったときが問題なのに・・・」と言われることが多いのですが、決してそんなことはないですね。

まるでドッグランの中のように犬だらけ!なんて環境の中でお散歩している方はいないでしょうから、通常の状態での散歩で実践すれば良いだけです。

何を注意するかと言えば・・・

きちんと飼い主さんの意思に従って歩くことを覚えさせれば良いだけです。

簡単に書けば、犬の自由を飼い主さんの意思でコントロールすることですね。

臭い嗅ぎ、マーキング、歩く早さ、休憩。

全部飼い主さんが決めるんですね。

そのことで犬の飼い主さんへの信頼度は確実に高まります。

信頼が高まれば、服従心も強まります。(にわとりと卵みたいなもんですけれどもね)

服従心が強まれば、余計な考えは持ちませんし、余計な行動、反応はしなくなります。

家の中では自由にさせることは大いに結構だと思いますが、一度、外に出れば、飼い主さんに従うこと=安全につながると学習させることなんですね。

ここが肝心です。

ここまで、実際に多くある問題を書いてきましたが、簡単に書くと「犬慣れさせること」「服従心を持たせること」、この二つのことを克服すれば、多くの問題は解決します。

それがほとんどですね。

次にちょっと他の実例を挙げてみますね。

リハビリランで実際にあったことです。

犬種はフレンチ・ブルドッグ。

私はその日が初対面でした。

事前に問題の内容も聞いていませんでした。

こんな時、私がするのは、その仔と二人きりで歩くことです。

ドッグランを出て、梨畑の中を歩きました。

そして声を掛け、おやつで誘導して私の手元に迎え、胸、背中、頭の順に身体を優しく撫ぜたりしました。

私の判断では、犬との関係は不明だが、特段の問題は無し。

そして、その後、リハビリランで待っていた飼い主さんとお話しました。

そこでその仔の抱える一番の問題点を伺いました。

その問題とは・・・

首から上を触らせない!

ということでした。

私はたった今、たくさん触ってきたのに・・・

でも、飼い主さんは「噛むんですよ」とおっしゃいました。

首輪の取り外しも出来ないとのことでした。

実際、飼い主さんが一緒だと・・・

私が近づくと歯をむき出して唸り声をあげ、私にも噛み付こうとしました。(これは被助長性攻撃性と言います)

そうだったんだ!

私には、はっきりと原因が分かりました。

治すのも簡単だな、と思いました。

答えは既に書いたとおりです。

実は、他にもこれと全く同じ症状の仔に会ったことがあります。

やはりフレンチ・ブルドッグです。

ドッグカフェでトレーナーさんから相談を受けたことがありました。

背中を触ろうとすると噛むということでした。

こんなケースでは、私は最初に「病気」を考えます。

触られることが痛いなんてこともありますからね。

レアケースだとは思いますが、一応考えます。

まあ、健康面での心配はないとのことでしたので、その仔の様子を観察しました。

そのトレーナ-さんは、その仔の背中と自分のお腹をくっつける、という方法で問題の解決をしようとしていましたが・・・

この方法、やっている時間の長さ、力の入れ具合が問題なんですね。

中途半端では、効果がありません。

犬が脱力し、完全に服従するまで続ける必要がありますし、最初から最後まで力を入れっぱなし、なんてのも駄目です。

30分、一時間覚悟する必要があります。

それが出来ないなら、やらないほうが良いです。

そのトレーナーさんのやり方は間違っていましたね。

明らかに時間が短かったですし、その仔が暴れているうちに放してしまいましたからね。

私も時々テレビを見ながら、同じことをさくらにしますが、もっと長く、メリハリをつけてやっています。

それでも、あまり目的意識はないですね。

何となくやっている程度です。

私の持論ですが、そんなテクニックに走るよりも「散歩」が一番簡単な解決方法だと思います。

本当にそう思っていますよ。

実際、その仔にも私は触りました。

力には一切頼りません。

「おやつ」という賄賂を使って触らせて貰いました。

私が媚を売って、本当に「触らせて貰った」んですね。

力まずに接すれば大丈夫な仔は意外と多いもんです。

さて、次に犬付き合いが苦手な仔のことも実例を書きますね。

実は、そんな仔の場合、飼い主さんからの事前のお話とは裏腹に、私達のリハビリランでフリーにしても「何の問題も起こさない」ということがほとんどなんですね。

稀に女王様みたいな性格の仔もいますが、これもレアケースです。

ほとんどの場合がリードが命綱ではなくて、拘束具と誤解される道具になってしまっているんですね。

外してあげれば、結構、落ち着くものなんですよ。

そして飼い主さんへの不信感です。

リードを付けた瞬間に孤立し、飼い主さんの存在を忘れてしまうんですね。

ですから、やっぱり問題解決への一番の近道は散歩なんですよ。

私はそう思っています。

実は、我が家のさくらも私がリードを持っているときとカミさんが持っているときとでは、犬に対する興奮の度合いが違ってきます。

理由は、以前「さくらと私のお留守番」で書いたとおりです。

これを克服すれば誰がリードを持っても大丈夫になるんですけれどもね。

まだまだです。

というわけで、今回はここまでです。

今まさに愛犬のことで悩んでいる!なんて方がいらしたら、いつでもご連絡くださいね。

もちろん、このブログへの書き込みで構いません。

一生懸命頑張りますから。

さて、最後に「今日のさくら」ですが、最近、ぐっと寒くなりましたが、それでも楽しく散歩しているさくらです。

P1020092

用を足して、いざ、出発!

P1020093

さっそうと歩けば、ピッチも上がります。

P1020094

結構楽しんでます。

P1020095

寒くなったので、カミさんの手作りシャツを着ています。

フレンチ・ブルドッグの漫画つき。

可愛いでしょ。

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