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2011年11月 4日 (金)

犬の遊び、狼の遊び

さて、今回は「遊び」を通じて、犬のご先祖様と言われている狼との違いをほんの少しだけ書きますね。

犬の遊び、特に犬同士の遊びの場合には、追いかけっこをしながら一緒に走ったり、ゴチャゴチャと絡み合ったりしますよね。

実は、狼も遊び好きで、犬と同じような遊びをします、って当たり前ですね。

なんせ、ご先祖様なんですから。

でも、時として、その持つ意味合いが全く違ったりするんですよね。

犬は狼のネオテニー(幼態成熟)だという節があったりするんですが・・・

あっ、ネオテニーとは、非常に簡単に書くと、垂れ耳だったり、頭蓋骨が丸いとか巻き尾だったりと、いわゆる幼いままの姿で性的に成熟するってことなんですね。

この変のことが精神的にも見られるような気がするんですよね。

実は、狼は遊びを通じて相手の力量を測り、勝てると感じたら、遊びから本格的な階級闘争に転じたりするんだそうです。

その戦いは、本気ですから、お互いが激しく傷つくことなんかもあるそうです。

また、例えば、三頭の狼が居たとき、ある一頭が(仮にAとします)他の狼(Bとします)を攻撃しようとした際に、近くに居た全く無関係の狼(Cとします)に噛み付き、興奮させたうえで、一緒にBに攻撃を仕掛けるなんてこともあるそうです。

まあ、AによるCとの連合軍を作る作戦ですね。

これと同じように、一頭の狼を集団で攻撃することもあるんだそうです。

この場合、攻撃の的となった狼は、群れの中から追い出されたりするんだそうです。

この点、犬はのん気なんですよね。

実際、今書いたようなことは犬もするんですね。

でも、その実態は基本的に遊び=「ごっこ」なんですね。

先日も書きましたが、ドッグランなどでは、複数の仔が一頭の仔を集団で追い掛け回したり、隅に追い込んだりする光景はよく見かけますよね。

でも、これも実態は遊びなんですね。

仮に私達の感覚では「いじめ」であっても、犬にとっては「遊び」なんです。

犬の生態を書いた本などには、一見、いじめられているように見える仔さえ、それを遊びとして喜んでいると書いてある本まである位です。

まあ、私はそうは思いませんけどね。

実際、犬の場合、それぞれの仔の個性によって、反応も全く違うわけで、片方にとっては楽しい遊びでも、もう一方には「挑戦」と受け取られる可能性も否定できませんからね。

ですから、私達のリハビリランでは「一頭」対「集団」の行動は一切認めません。

直ぐに止めさせます。

ちなみに「犬同士のご挨拶」と言われる相互の匂い嗅ぎすら「出来ない仔には出来ないこと」であって、実際に匂いを嗅がれた仔が過度に反応し、先方の仔に12針も縫う怪我をさせた話を私は知っています。

いくら狼とは違うと言っても、遊びの延長線上に「喧嘩」の可能性は否定出来ないんですよね。

ここまで、こんなことばかり書くと「狼とは無法者か」と思われるかも知れませんが、決してそんなことはなくて、私達人間より、遥かに統制の取れた暮らしをしているようです。

その理由は何か?

それは絶対的な存在であるリーダー(αと言います)がいるからなんですね。

狼の場合、雌雄それぞれにリーダーがいるんですが、下位の狼はそのリーダーの意向に従わなければ、群れの中で生きていくことさえ出来ないそうです。

多くの犬達が普通にしているマーキングさえ許されないんですよ。

ですから、絶対的なリーダーの下で統制のとれた暮らしを営んでいくことになるんですね。

そして交尾期が近づくと下位の者同士から階級闘争が始まり、場合によってはリーダーの交代につながることもあるそうです。

ただし、この順位を巡る闘争は、時期が限定されており、それ以外の時期にはリーダーの意向に従った日々が続くそうです。

ちなみに、犬のしつけ本に「リーダーになりましょう」的な表現が多いのは、この狼の基本的な習性を犬に置き換えたものに由来していることなんですね。

でも、私は犬と狼の大きな違いの一つに「出世欲の有無」があると思うんですよね。

狼の場合、子孫を残せるのは基本的に雌雄のリーダーになりますから、自分の子孫を残すという本能から、ほとんど全ての狼がリーダーを目指すんですね。

ところが、犬の場合、「寄らば大樹の陰」といった感じの仔が多くて、自らをリーダーと考えるよりは、指示に従うことを選ぶ仔がほとんどだと思うんですよ。

だから、一般的には、権勢症候群なんて有りもしない心配はする必要がないんですよね。

飼い主さんにしても、愛犬とリーダーとしての地位を争うなんてことを考えるよりは、しっかりと自己の主張を愛犬に伝えるべきだと思うんですけれども如何でしょうか?

愛犬は従うべき人、守ってくれる人を望んでいると思いますよ。

皆さんのご家庭はどうでしょうか?

私はちゃんと我が家のリーダーであるカミさんの指示に従って生きていますよ。

さて、リハビリランに関するお問い合わせ、私へのメッセージやご相談は、このブログへのカキコミかWan‘s LifeHP

http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

なお、ご相談に関するカキコミは非公開とさせていただき、私から直接回答させていただきますから、ご遠慮なくお願いします。

ということで、今回はここまでです。

これからも、お役に立ちそうなことや楽しい話題を書いていきたいと思いますので、次回も、また、乞う、ご期待!

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