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2011年11月 5日 (土)

トラウマと問題犬

さて、今回は、ちょっとやっかいな問題について書きますね。

私達が受けるご相談の中に、たまに見られるのが、この「トラウマ」の問題ですね。

具体的に書くと、幼い頃に他の犬から理由無き攻撃を受けてしまい、それから犬が苦手になってしまった、なんてケースですね。

実際にあった事例を書きますね。

ある日のお散歩での出来事です。

愛犬Aはまだ5ヶ月の仔です。

こちらは普通に楽しく散歩をしていたのですが、前から、ちょっと落ち着きのないB君という犬がやって来ました。

近寄ってきたB君はしきりに愛犬Aの匂い嗅ぎを始めました。

愛犬Aは少し不安そうでしたが、飼い主さんは「これもご挨拶の勉強」と思い、しばらくは先方のなすがままの状態でいました。

ところが、その時間の長さにじれてしまった愛犬Aが突然逃げるように動いてしまいました。

リードも絡み合い、ちょっとした団子のような状態になってしまいました。

その瞬間、突然、B君が襲い掛かってきて、愛犬Aはかなりの怪我をさせられてしまいました。

その時を境に、愛犬Aは散歩の際にはいつも落ち着きを無くし、犬が見えると毛を逆立てて吠えるようになってしまいました。

まあ、こんなところですかね。

この事例の場合、一般的には一番の問題犬はB君と思われるでしょうが、実は愛犬Aにも飼い主さんにも問題があったんですね。

両者(犬)ともに社会化が不足していると思いますし、飼い主さんにも経験の浅さがありますよね。

まず、B君の問題から書きますね。

この場合、愛犬Aは、まだ5ヶ月という幼さですから、怪我をするほどの制裁を加えることは間違っていますね。

まだまだ、何をしても許されるべき「幼さ」が残っている筈なんですから。

犬としての社会化が不足していると思います。

そして愛犬Aにも問題があります。

こんな場合、犬には犬の「もう止めてください、参りました」という意思の表現ポーズがあるんですね。

やはり、犬としての社会化が不足していると思います。

とにかく、こんな時に、「いきなり動く」というのは危険な行動なんですね。

特に先方の仔の社会化が不足していれば尚更です。

経験の浅い同士、言い換えれば、両方とも「恐怖」と「好奇心」の間をさまよっているような仔達ですから、危険性は増しますね。

しかもリードが絡み合ってしまった状態になるとさらに危険度が増しますね。

まあ、実際にこんなご相談を受けたことがありました。

この場合、残された一番の問題は何だと思われますか?

愛犬Aが「犬とは怖いものだ」と思い込んでしまったことでしょうか?

確かにそれもあるかも知れませんが、実際に一番の問題は愛犬Aが「飼い主さんが当てにならない」と思い込んでしまうことなんですよ。

飼い主さんに対する「不信感」が芽生えてしまったと言うべきでしょうか。

だから、「自分の身は自分で守る」的な行動に走ってしまったりするんですよね。

この際、飼い主さんの取るべきだった正しい行動は、前からB君が来たときに、しゃがんで愛犬Aの側で「落ち着くように」声を掛けながら、受け入れるように促すことだったんですね。

それでも仮に愛犬AとB君が絡み合いそうになったら、直ぐに持っていたリードを放すべきだったんですよ。

これはお互いなんですが、犬が絡み合いそうになったときには、とにかくリードを放すことです。

リードを引いてしまうと、いらぬ刺激を与え余計に緊張感を増してしまいますからね。

最初から喧嘩モードなんて場合を除けば、リードが絡み合ったら、即座に放して持ち直すことが良いですよ。

さて、事例に戻りますが、飼い主さんは失った信頼関係を取り戻す努力をする必要がありますし、愛犬Aも落ち着いた仔達との接触をゆっくりと増やすことで、問題の解決に努める必要がありますね。

若干、時間は掛かるかも知れませんが、これまで過去に書いてきた方法を実践していただくことで解決出来るかと思いますよ。

ということで、皆さんは愛犬から信頼されていますか?

さて、リハビリランに関するお問い合わせ、私へのメッセージやご相談は、このブログへのカキコミかWan‘s LifeHP

http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

なお、ご相談に関するカキコミは非公開とさせていただき、私から直接回答させていただきますから、ご遠慮なくお願いします。

ということで、今回はここまでです。

これからも、お役に立ちそうなことや楽しい話題を書いていきたいと思いますので、次回も、また、乞う、ご期待!

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