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2009年12月 4日 (金)

問題犬とドッグラン

さて、今回は私達のドッグランの様子を少しご紹介しますね。

ドッグランと言っても今では「リハビリラン」という異名がついている位で、来てくれる仔達は問題犬か元問題犬ばかりですから、他のドッグランとは全く違いますね。

それにドッグランの中、それも犬達が自由にうろうろしている中でBBQをやり、犬も一緒になって食べているなんてドッグランは滅多にないでしょうしね。

まあ、普通のドッグランとは全く違いますが、その分楽しいドッグランだと思いますよ。

ちなみに完全予約制です。

理由は、例えば支配性の強い仔同士が揃ってしまうと、やはりトラブルにつながり易いですし、組み合わせを意識しなければいけないときもあるからなんですよね。

まあ、実のところ現在は大きな問題を抱えている、なんて仔はいないので結構のんびりやっていますけどね。

さて、本題に入ります。

先ずは、事前にご相談を受けた飼い主さんの言うところの「問題犬」の定番のリハビリランデビューについて書きますね。

「問題犬」到着時には必ず我々管理人がいますので、入場時には既に他の人も犬も居るということになります。

先ずは、愛犬を連れてドッグランの中に入っていただきます。

基本的には、最初は全て飼い主さんの思うとおりに行動していただくようにしていますので、私達管理人は、尋ねられたことにお答えをしたり、飼い主さんを励ますことに徹します。

もちろん「問題犬」の様子には細心の注意を払うことは当たり前ですけどね。

「問題犬」の入場時の様子には大きく三つのタイプがあります。

「大興奮型」と「おどおど型」と「いくぞ!型」です。

ちなみに「大興奮型」=「攻撃型」ということではなくて、単純にテンションが上がっているだけのことがほとんどなのでこれを問題視することは全くありません。

この辺が飼い主さんが最初に誤解し易い部分ですね。

大体、ドッグランに慣れている仔でも到着時には「ワンワン、キャンキャン」大興奮なんてことは普通にありますから。

だから「興奮」=「問題」という考え方は間違いです。

もう少し詳しく書くと、実はこの「興奮」が何時の時点で落ち着くかが問題なんですね。

例えば、管理犬やかなり落ち着いている仔の場合、到着時にはいくらハイテンションでも車から降りた瞬間に落ち着きますし、ランに入った段階で落ち着く、ひとっ走りしたら落ち着くとか色々あります。

まあ、どの場合でも、この程度で治まる「興奮」なら何の問題もありません。

問題は、いつまで経っても落ち着かない場合だけですね。

ですから、落ち着かせるための対応をする必要があります。

ところが愛犬の興奮状態を見て飼い主さんが慌ててしまうと、ご自分のテンションも上がってしまいつい大声で「○○ちゃん、いけない!いけないでしょ!」と叫んだりしちゃうんですね。

はっきり書くとこれは全く意味がありません、もっとストレートに書くと意味がないどころか逆効果です。

犬は益々大興奮!というのが定番の結果ですね。

ではこんな時にはどうしたらよいのか?

実は犬の興奮の程度によって違います。

私達管理人が見て「問題犬」が自制心を全く失っていると判断したら、そのままユーターンしていただき、一度ドッグランの外に出ていただきます。

まあ、「大興奮型」、「おどおど型」、「いくぞ!型」の何れの場合にも可能性はありますが、やはり一番可能性が高いのは「いくぞ!型」の仔ですね。

こんな場合には管理人が一緒になり、リードを付けた状態でドッグランの周囲を散歩してもらったりしながら普段の様子をお聞きしたりして、問題犬にドッグランの中の様子を見せながら興奮が治まるのを待ちます。

でも、このようなケースはほとんどありませんから安心して下さい。

ちなみにラン入場時の最短距離保持者は既に卒業生となり、本当に良い仔になった「黒ラブ」の仔です。

多分、入場口から2m位でユーターン。

本当に猛獣みたいな奴で、犬はおろか人も駄目、正直、私自身「ものすごいのが来ちゃったなあ~」って思いましたけどね。

今では素晴らしく良い仔ですよ。

では、一般的な対応方法を書きますね。

選択肢はいくつもありますから、もしもドッグランデビューをお考えの方はご自分の愛犬の状況にあわせて判断すると良いと思います。

     日常的な散歩とかでは特に問題もなく飼い主さんの指示も良くきく

⇒速やかにドッグランに入り、少しでも早く引き綱を外します

     普段は特に問題もないのだが、ドッグランの入口で飛んだり跳ねたりして引き綱も外せない

⇒首輪をしっかりと持ち、軽く左右に揺さぶりながら低い声で制止する。少しでも落ち着いたら速やかに引き綱を外します。

とまあ、ここまではごくごく普通の仔の場合の対応ですね。

ベストな方法は、とにかくなるべく早く引き綱を外してあげることです。

これが落ち着かせるための一番簡単な方法ですからね。

入場後に入口付近で「どうしよう、大丈夫かな?」などと思い、グズグズしている間に周囲をノーリードの仔達に囲まれてしまう、なんていうのは最悪ですよ。

ですから、私達のドッグランでは入場時は速やかに引き綱を外してもらうようにしています。

でも、これが愛犬のことを「問題犬」と思い、不安を抱える飼い主さんにはハードルが高いんですよね~

必ず躊躇されますね。

そんな場合には無理に外させるようなことはしません。

その代わり、既に中にいる仔達全員にリードを着けてもらい管理人が側についた状態でドッグランの中をゆっくりと歩くようにします。

出来そうならば、他の仔達とのご挨拶もします。(実はこれも結構ハードルが高かったりします)

そして普通にご挨拶が出来るようなら、今度こそ躊躇無く引き綱を外すように飼い主さんにお願いします。

同時に他の仔達も順次引き綱を外すようにします。

多くの場合、側に居てしばらく様子を見守っていてあげれば直ぐに落ち着きますね。

さて、今度はもう少しリアルに問題が起きそうなケースを書きますね。

どちらかというと、入口でおどおどしている仔の場合の方が注意が必要ですね。

ということで、次に「おどおど型」の仔への対応方法を書きますね。

こんなケースでは、実際に不用意に他の仔が近づいたりすると怯える⇒恐怖のあまり攻撃してしまうなんてことが起きてしまう可能性があるんですね。

こんな仔の場合には、側に居て身体に触れてあげながら「大丈夫、大丈夫だから。嫌な事は何も起きないから安心して」と語りかけてあげることです。

そして重要なことはその仔が落ち着けるまでは、不用意に他の仔を近づけないことです。

もちろん、私達のドッグランの場合、こんな仔が来た場合には私達管理人もガードに入りますし、その仔が自らの意思で他の仔に近づこうとするのをじっと待ったりします。

私達が周囲にいることで、しばらくは飼い主さんとその仔だけのスペースを確保してあげることもしたりしますね。

そんな時間を過ごすことによって、少しずつドッグランでの過ごし方に余裕が出来て落ち着いてきます。

とにかく最初のうちは無理に他の仔達との関係作りをしなければ、なんて考えないことですね。

しばらくは、飼い主さんとだけの時間を過ごすことをお勧めします。

ランでも時間経過とともに、次第に「恐怖心」よりも「好奇心」が勝るようになり、自ら他の仔達に近づくようになりますから。

ここでも、周囲に落ち着いた仔達が居ればその仔がさらに近づき易くなりますよね。

さて、次はもっと危険性が高い場合、「いくぞ!型」です。

ドッグランの中に入って、他の仔をじっと見つめながら吠えたり唸ったりしている!なんてケースとか、他の仔を見ながら確実にロックオンしている!なんてケースですね。

こんな仔の場合、入場時にも「ウギャウギャ、ウギャウギャ」意味不明の声を発したり、前肢を上げてウィリー状態なんてことも珍しくはありませんね。

見た目には「早く、戦いたいっす」って感じに見えたりします。

この場合はリアルにやばいです。

引き綱を放した瞬間に先方の仔に猛ダッシュとなることが多いですね。

特にフレンチブルドッグに多いパターンです。

まあ、私達のランの場合、その仔のサイズにも寄りますし、ターゲットとなっている仔にもよるんですが、ゴル男とか「管理犬」がその対象になっている場合には躊躇なく引き綱を外します。

当然、大喧嘩?

とはならないんですね。

こんな場合、多くの仔は近くまでは猛ダッシュで行くんですが、大体はすぐ近くまでいった時点で止まります。

そして、先ずは吠えます。

それでも相手の仔が無視していると何事もなかったようになる場合もありますし、しつこく周囲をうろうろしながらちょっかいを出す、なんてこともあります。

この際、先方の仔が「お前、失礼だぞ!礼儀を教えてやるよ!」って感じで教育的指導をしてくれるとこの「問題犬」はかなり落ち着きます。

でもまあ、こんな仔の場合、同じようなことを繰り返す可能性が高いので注意は必要ですけどね。

ですからここでも、ちょっとした攻撃やちょっかいに過度に反応したりしない「落ち着いた仔」の協力が必要になるんですね。

こんな仔の場合、初回の途中からは私達管理人が直接担当することが多いんですが、リハビリを継続して行う場合には、順次飼い主さんに全てお任せするようにしています。

ランの中で引き綱を外す際に飼い主さんが「行きます!」と周囲の方達に声を掛けてから外すなんて光景もよくありますよ。

最初のうちはこの「猛ダッシュ」の繰り返しをすることが定番になりますが、次第に慣れてくるとそれまでのことが嘘のように他の仔達と平和に過ごせるようになるんですね。

これがフレンチブルドッグの定番のリハビリになりますね。

まあ、実際に初めてドッグランに入った時の反応にはもっといろいろなことがあるんですが、それについては、また、機会を改めて書きますね。

あっ、それからドッグランに入ってからウロウロしながらマーキングを繰り返したりしているときは「落ち着いていない」と考えて下さいね。

一見、何の問題もないように見えますが、犬の気持ちは落ち着いてはいませんからね。

さて、今回は大分簡略化に成功したと思うのですが、いかがでしょうか?

まあ、ドッグランデビューの際の注意事項とかは、またいつか機会を改めて書きますね。

ということで、今回はここまでです。

これからも楽しい話題やお役に立ちそうなことを書きますので、次回もまた

乞う!ご期待!

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡して下さいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をご連絡していただければ助かります。

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wans LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

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