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2009年12月 1日 (火)

犬の本音、人の本音

さて、前回、家庭内問題犬にしないためには「我が家のルール」を作って実践することが大事ですよ、と書きましたが、人も愛犬とともにルールに従って暮らすことが愛犬との絆作りにはとても大事だと思うんですよ。

でも、これを結構邪魔しているのが犬にも人にもある「本音の世界」なんですよね。

例をあげると、普通犬との生活の中では「散歩」は欠かせないですよね。

でも、毎日お仕事に追われていて深夜帰宅が連続してきたりすると「疲れているし、面倒くさいなあ~」なんて思うときもあると思うんですよ。

それをぐっとこらえて早起きをして、几帳面に毎日頑張っている方もいらっしゃるでしょうし、「今日は疲れているからやめるか」なんて臨機応変型の方もいらっしゃると思います。

皆さんはどうでしょうか?

ちなみに今の私は臨機応変型、かつ「どちらの考え方も正しいこと」だと思っています。

それが「本音」であれば、どちらでも構わないと思いますし、もしも「建前」に過ぎないならば、即刻改めて、実際にご自分が思うとおりに行動すれば良いと思いますね。

私は「犬は決して言葉を話す事は出来ないが人の心理状態はそのするどい観察力で察する事が出来る」と思っていますから。

だから、ワンコに見せ掛けの行動は通じないでしょうし、仮に「建前」が通じるとしても、愛犬がごく幼い時期だけだと思いますね。

先程の例について書くなら、「一度決めたことは何が何でもやり遂げる」も一つの考え方方法でしょうし、「とにかく飼い主の生活リズムに合わせさせる」というのも一つの考え方方法だと思います。

その考え方をルール化して、とにかくブレないことが肝心なんだと思いますよ。

大体「建前」だけの行動は長持ちしませんし、きついですからね。

つまり、愛犬に対するどんな行動もいつも「本音」でなければいけないんですよね。

ですから、前者のような方の場合には、どんな場合にも生活リズムを変えないという信念にも似た努力が必要になるでしょうし、後者のような方の場合には常に愛犬を飼い主の都合に従わせる努力が必要になると思います。

何れの場合も妥協は許されないんですよね。

敢えて書かせていただくなら、愛犬がまだ幼く、お互いの信頼関係もイマイチなんていう方は前者の几帳面型が向いていると思いますし、愛犬との暮らしも長く、信頼関係もバッチリなんて方は後者の臨機応変型でも何の問題も起きないと思いますけどね。

でも、まあ「犬との暮らし方」に「方法論的」な「絶対」なんてことはほとんどありませんから、自分の方針さえしっかり立てれば特段の問題は起きないと思いますよ。

でも、じゃあ、何でも良いのか?というとそんなこともないんですね。

必ず、ルール、決め事は必要になります。

それがないと犬が混乱するだけですからね。

人間社会と同じです。

最低限のルールは間違いなく必要になりますよね。

でも、この「ルール」をどうやって守るのかが結構難しかったり、それぞれのご家庭や人で違ったりするんですよね。

私は問題を難しくしているのは、犬にも人にもある「本音と建前の違い」だと思っています。

今回は、そんな誰もが持っている「本音と建前の世界」、特に「本音」の部分について、我が家を例に書いてみたいと思います。

またもや前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

元来、私はずぼらな性格なので、雨が降ろうが雪が降ろうが毎日きちんと同じ時間帯に散歩をします、なんてことは有り得ないんですね。

これはゴル男を迎えたときからず~っと変わっていません。

ですから、散歩に行く、行かないは私の気分次第ということになっていて、以前はゴル男の散歩は雨天中止が基本となっていて、前にも(犬は何歳でも変わりますの回)書いたように当時のゴル男は玄関を開けて雨が降っていたりすると速攻居間にユーターンでしたからね。

でも、我が家には何でも几帳面にやりたいというα(カミさんです)がおりますので、現在は私の動向とは無関係にゴル男の散歩は夕方と夜の二回と決まっています。

まあ、私が参加するかどうかの違いがあるだけですね。

当然にαは我が家の最高権力者ですから、私達とゴル男との生活は基本的には「几帳面なルール」に従っています。

ゴル男の散歩の時間や食事の時間もほぼ一定ですし、細かな決め事はしっかり守っていますから、まあ几帳面と言って差し支えないと思います。

思ってはいますが、私は基本的に本音に基づいて行動しますから、先程の散歩の件もそうなんですが「面倒くさい」と思った段階で「俺は参加しない」ということになっていますね。

そんな私に対してαは「ゴル男のこと可愛いと思っているの!」とか「ゴル男、お父さんはもうお前のことが可愛くないんだってさ」とか言って責めますが、私は基本的に自分の思うまま、気の向くままにゴル男に接するようにしています。

今では、それもかなり意識的にそうするようにしていますね。

自分の気分が向けばお菓子もあげますし、結構、一緒に遊んだりもします。

でも、とにかく全てが私の気分次第です。

一方、αの方は、かなりきちんとした形で常に決まりごとに従った一定の対応をしていますね。

それがαの望むゴル男との接し方なんですね。

ですから、我が家では、カミさんは「几帳面型」で、私は「臨機応変型+わがまま型」になっています。

まあ、とにかくカミさんも私もそれぞれ「本気」でやりたいようにしています。

決して「建前」ではないですよ。

「それじゃあ、ゴル男ちゃんが混乱しませんか?」と言われそうですが、決してそんなことはありませんね。

どんなワンコでも同じだと思いますが、ゴル男だって私とαの行動や性格の違いは理解していますし、最低限のルールはお互いにきちんと守っていますから、ゴル男が混乱するってことはないですね。

人間は機械ではありませんし、ワンコもそれぞれの飼い主の違いはきちんと理解して対応してくれますから何の問題も起きません。

ただし、家族全員がしっかり守る「ルール」は必要ですよ。

ここでも「ルール」は大切なんですね。

話を戻しますね。

まあ、こうやって書くとαは飼い主の手本みたいで、何となく私って「自分勝手な飼い主」に思えませんか?

そう思われても仕方ないですけどね。

でも、最初はそんなことはなかったんですよ。

私も必死になって勉強をして猛獣のようなゴル男を何とかしたいと真剣に考えて行動していましたからね。

それが変わったのはNPO法人を設立して、本格的にリハビリランを始めた頃からですから、ゴル男が3歳位でしょうかね。

それまでは「超」といっても差し支えないくらいに几帳面に一つ一つの決め事に従って行動していました。

そして少しずつ少しずつゴル男に「すべきこと」「してはいけないこと」を教えなおしたんですね。

例を挙げるならば

     家具は食べ物ではない、だから噛んだり、壊したりしてはいけない

     おもちゃは壊しても構わないが食べてはいけない

     私達に名前を呼ばれたら、戻って来なければいけない

とまあ、情けないほど初歩的なことを教えなおしたんですね。

まあ、そうやって「猛犬ゴル男」の再教育に励んでいました。

この段階では、カミさんは勿論のこと、私自身も「本音の世界」でゴル男を何とか「普通の仔」にしたいと思っていました。

「訓練に出すといいのに」といった犬名人の方からのアドバイスも無視して夫婦一丸となって、必死で頑張りましたね。

そんな地味な努力が報われたのか、ようやくゴル男も落ち着いてくれたんですが、そうしたら今度は私が友人達とドッグランを始めてしまったんですね。

当然、ドッグランに行っても、私はゴル男の相手など全くせずに「よその仔」の相手や飼い主さんの相手をする訳ですから、結果的にゴル男にも「自立心」を持ってもらうしかなかったんですね。

実は、ゴル男もドッグランを始めた頃にはもう立派な大人でしたし、結構、自立心もありましたから、特に問題はなかったんですけれどもね。

それにしても、ゴル男が「父ちゃん、遊ぼ!」と近寄って来ても一緒に遊んであげることも出来ませんし、以前ならゴル男の休憩と言えば私の抱っこが定番だったのにそれをしてあげることも出来ません。

ドッグランでは事故防止の意味もあってゴル男の大好きなおもちゃも使用していませんしね。

必然的にゴル男は一人遊びに専念するしかないんですね。

私との関わりと言えば、たまに名前を呼ばれ、側に戻って誉められてご褒美のささやかなおやつをもらうこと位しかありません。

ゴル男の本音を想像するならば「いいよ、俺も自分勝手に遊ぶから!そっちも好きなことやってれば」って感じでしょうか。

今では、ドッグランにいる限り、私は「管理人」、ゴル男は「管理犬」となります。

まあ、分かり易く書かせていただくなら、ドッグランではゴル男は私の「同士」「仲間」なんですね。

ですから、もう、ゴル男に対していちいち細かなことまで指図することもしませんし、お互いに「認め合っている」と考えています。

私の場合、そんな関係を家の中でも実践しているだけなんですね。

我が家では、カミさんは未だにゴル男のことを「やんちゃなちびちゃん」みたいに思っていますし、私は「一人前の大人」だと思っているんですね。

二人とも「本音」でそう思っていますよ。

そしてゴル男はゴル男で本音の世界で「カミさん=甘える人」、「私=頼れる人」になっているようですね。

何となく、我が家ではそんな風な暮らし方がしっくりしていて結構上手くいってますね。

毎日楽しく暮らしていますよ。

それから間違いなく言えることは、私もカミさんもゴル男もいつも建前ではなくて「本音」で付き合っているってことでしょうね。

皆さんのお宅ではどうでしょうか?

残念ながら、いくら可愛いがっても、どんなに一生懸命教えても犬は言葉を話せるようにはなりません。

そのかわり、私達は愛犬に自分達の気持ちを伝えるため簡単な「言葉」を教えます。

でも、多くの方がこの伝え方を一方通行でしか実践していないのが現状ではないでしょうか?

愛犬に対して自分の気持ちを理解することは求めるものの、愛犬の「本音」を受け止める努力を怠ってはいないでしょうか?

愛犬に「待て!」と一声掛ける事は愛犬の自由な行動を抑制することです。

その一声で愛犬に自分の本音を抑えて飼い主に従えと命じていることを忘れてはいけないと思いますよ。

だからこそ、愛犬が自分の言葉に反応して指示に従った場合には、たくさんの愛情と感謝の気持ちを込めて誉めなければいけないとは思いませんか?

「言葉」に何の感情も込めずに「無機質な音」にしてはいないでしょうか?

愛犬の「ワンワン、キャンキャン」という「声」は決して意味の無い「音」ではないことを忘れないで下さいね。

私達が彼らに本音で接して自分達を理解させるように私達も彼らの本音に耳を傾けなければいけないと思うのですがどうでしょうか?

今回もまた、まとまりのない文章でかなり長くなりましたね~。

ということで、今回はここまでです。

これからも楽しい話題やお役に立ちそうなことを書きますので、次回もまた

乞う!ご期待!

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡して下さいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をご連絡していただければ助かります。

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wans LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

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