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2009年12月 7日 (月)

問題犬と訓練

さて、今回は「問題犬と訓練」と題して、訓練やトレーニングといったことと犬の問題解決の関係を少しだけ書いてみたいと思います。

ただし、「訓練、トレーニング」と言ってもトイレトレーニングといった基本的な家庭内での「しつけ」のことではありませんからね。

いわゆる「訓練教本」「トレーニングマニュアル」に載っているようなやつですね。

結論から先に書くと、正しい方法で根気よく飼い主さんと愛犬が一緒に頑張れば必ず問題は解決出来ると思いますよ。

高名な訓練士さんやトレーナーさんが「これで犬の行動問題は解決!」みたいな本を書かれているくらいですから間違いないと思います。

ただし、これは先程書いたように「正しい方法で根気よく飼い主さんと愛犬が一緒に頑張る」ということが前提になりますけどね。

ここでのキーワードは「正しい方法」と「根気よく」と「一緒に」ということになります。

その点を留意して頑張れば必ず効果があると思いますよ。

ただし、私が言う効果とは、時間を掛けて一つのことを愛犬と一緒に頑張る!ということで結果的に愛犬との絆が深まり、問題も解決出来るという意味です。

ここが一番のポイントですね。

この「絆」が出来ていないと、たとえ「待て」「お座り」「伏せ」etcのコマンドが出来たとしても、社会的な意味での犬の成長はほとんど期待出来ませんし、訓練モードになれば良い仔で普段は問題犬!なんてことも起きてしまうんですね。

まあ、「待て」「来い」が出来れば、色々な事故を未然に防ぐことには役立ちますけどね。

ただし、これも「確実に出来る」ことが前提で、中途半端に出来る程度では一度興奮してしまったり、本能で動き始めた犬には全く通じなくなること間違いなし!ですからね。

実際、私達がご相談を受ける方にも「訓練士さんに教えてもらった」とか「トレーナーについて勉強した」なんて方が結構多いというか、ほとんどの方が経験者ですね。

ただし、訓練等の過程で「絆」を深めることの重要性を訓練士さんやトレーナーさんから十分に飼い主さんに伝えていただけないと結果的に「コマンドだけ覚える」といった奇妙な状況が生まれてしまうんですね。

犬は人類が最初に家畜化に成功した生き物ですし、人と犬の出会いに遡れば「犬が人との暮らしを選んだ」とも言われているほどです。

ですから、現在の家庭犬は生得的に「人との密接な関わりを求めている」と考えても一向に差し支えないと思うんですね。

だから犬達は我々飼い主に注目していますし、その動きばかりでなく感情的な面までも観察していると思います。

多分、飼い主さんの喜怒哀楽などは本当に手に取るように分かると思いますよ。

私自身、言葉に発することを控え、どんなに感情の起伏を隠そうとしても、ゴル男にはお見通しのようで私が不機嫌だと八つ当たりをされないように警戒を怠らなくなりますね。

さらに進むと「なだめの行動」までしたりしますよ。

このように家庭犬とは私達飼い主に対してどんな状況においても「密接な関係」を求めているんですね。

この「密接な関係」を求めるがゆえに、様々な「行動問題」を引き起こしたりするんですよ。

例えば、飼い主さんの気を引くために「吠える」、手近な物を「壊す」なんてことをするようになったりします。

「排尿排便」ですら、その手段となることがあります。

それほどまでに犬は飼い主さんとの密接な関係を求めるんですね。

そしてその密接な関わりの証として、より「積極的な評価」を求めます。

この「評価」が「愛情表現」となるんですね。

まあ、人によって愛情表現も違うとは思いますが、仲の良いカップルでさえ「言葉に出してくれないと、あなたの気持ちが分からない」といって喧嘩になったりしますよね。

犬だって同じことです。

「こんなに可愛がっているんだから、わかるはず」は駄目なんですよね。

確かに犬は飼い主さんの気持ちは理解しているのかも知れません。

でも、もっともっと、より積極的に表現して欲しいんですよ。

それが彼らの求める「評価」なんですから。

ですから、どんな訓練教本やトレーニングマニュアルにも必ず「誉める」ということが書かれていますし、プロの方の「誉め方」というのは私達では真似出来ないくらいにオーバーアクションで犬に「気持ち」を伝えますよね。

その点は是非真似すべきだと思いますね。

それから、「訓練」や「トレーニング」がドッグランでは全く役に立たないことがあります。

これはもう何回も書いていますからお分かりかと思いますが「犬同士の関わり方」「飼い主さんから離れての自由な行動の仕方」なんですね。

簡単に書くとドッグランの中で愛犬に対して「あっちで遊んでおいで」ということをどのように伝えるかなんですね。

きちんと訓練やトレーニングを受けている仔は引き綱を外したとしても飼い主さんの足元にいるはずです。

ドッグランのように引き綱を外して自由になれる場所の経験が無い仔の場合、仮に「フリー」と言っても、次に何をすべきか分からないから、ただウロウロしたり、周囲の仔を意識し過ぎて警戒しちゃうなんてことも有り得るんですね。

きちんと訓練を受けている仔の場合「飼い主さんに集中する」ということから中々抜け出せないなんてことも起きたりします。

少し脱線しますが、私達のドッグランには一風変わったルールがあります。

     滅多なことで犬を叱らない

     基本的に命令(コマンド)は禁止

呼び戻す際のコマンド程度は構いませんけどね。

そしてこれが結構飼い主さんにはハードルが高かったりするんですね。

実際、無口になる飼い主さんさえいましたよ。

何故か?

日常的に愛犬との「会話」をしていないからなんですね。

ついつい命令的な言葉に頼り過ぎていて、愛犬に色々な言葉を教えるどころか「発していない」なんてケースもあるんですよね。

皆さんはどうでしょうか?

まさか愛犬に声を掛けるのは「命令する」か「叱る」時だけ!なんてことはないでしょうね。

それでは愛犬との暮らしの楽しさなんて味わえないですよ。

話を戻しますね。

中々ドッグランを楽しめない仔の場合にはどうしたらよいのか?

とにかく最初のうちは飼い主さんが道具に頼らず、身体を使って遊んであげることです。

そしてドッグランとは「遊びの場なんだ」ということを実践して教えてあげるんですね。

そうすると愛犬も自由に走り始めたりして、少しずつではあっても他の仔達とも遊ぶようになりますから。

追いかけっこ程度の遊びはその日のうちに覚えますよ。

さて、次は「問題が起きてしまう」ケースについて書きますね。

これはもう何故か中途半端に「訓練」や「トレーニング」が入ってしまっている場合ですね。

直球で書くならば「自称」訓練士や「自称」ドッグトレーナーみたいな人に教えてもらったりするとこんな事が起きてしまったりしますね。

教え方が稚拙だったり、犬について経験的理論的な知識が不足している人ですね。

私自身、そんな「なんちゃって訓練士」や「なんちゃってドッグトレーナー」を何人か知っています。

こんな人の場合、犬に対して「こうすればこうなるはず」という観点からしか教えられないんですね。

この「なるはず」が曲者で結果を出せないと直ぐに「飼い主さんが悪い」ということを言い出したりするんですね。

実際、私も噛み犬をリハビリ中の「なんちゃって訓練士」から「こんな場合はどうしたらいいですかね?」と尋ねられたことがありました。

若干興味があったので「どんなことをしてるの?」と尋ね、目の前で実演してもらいましたが、正直「お前、そんなことしてお金もらってるの?」と言いたくなるほど低レベルでした。

まあ、私達のドッグランにお見えの方にも不幸にもそんな低レベルの指導を受けた方もいらっしゃいます。

もちろん、多くの方は何の問題もないプロフェッショナルだと思いますけどね。

何故か私の周りには「なんちゃって・・・」が多いですね。

ですから、お金を払って指導を受ける場合には先方のキャリアとか資格とかはきちんと確認した方が良いですよ。

気をつけて下さいね。

話が大分それてしまいましたね。

本題に戻ります。

このように中途半端な指導を受けた仔の場合、一番の問題は「飼い主さん自身」がどうしてもそのコマンドに頼ってしまうんですね。

結果、コマンドばかりを聞かされている犬は飼い主さんとの「絆」も中途半端だし、飼い主さんからの積極的な評価を期待出来なくなり、飼い主さんの存在を平気で無視したり、奇妙に自立心や依存心、警戒心や闘争心が強くなってしまっていたりするんですね。

こんな場合の対処法ですが・・・

それを私達のリハビリランでは実践しているんですね。

答えを書くなら、今回の冒頭に書いたように犬との「絆」を深めるための努力をすることです。

コマンドばかりではなく、会話を楽しむことです。

何かの練習をするなら、愛犬と一緒になって頑張ることです。

今現在、無駄吠えとか破壊活動とか分離不安とか色々な悩みをお持ちの方がいらっしゃると思います。

でも、先天的なものとか病気でない限り、多くの問題は飼い主さん自身の手で解決可能ですからね。

私自身、そんな方達のために少しでもお役に立てたらと思い友人達と現在の活動を始めた訳ですから。

さて、今回は若干短めでスッキリと書けたと自画自賛して終わりたいと思います。

ということで、今回はここまでです。

これからも楽しい話題やお役に立ちそうなことを書きますので、次回もまた

乞う!ご期待!

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡して下さいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をご連絡していただければ助かります。

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wans LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

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