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2009年12月

2009年12月26日 (土)

犬のしつけと恋愛

さて、久々の更新です。

そしていきなりよく分からないテーマで書きますよ。

「犬のしつけ」と「恋愛」、実はこれ、私が受ける「相談」の二大テーマなんですね。

そうは言っても最近は「恋愛相談」はめっきり無くなりましたけどね。

まあ、私からするとこの「二大テーマ」、すごく似ているところもあるし、全く違うところもあります。

結論から書くと、「犬のしつけ」に関しては、先天的な問題でもない限り努力は必ず報われると思いますし、「恋愛」の場合には相性が一番で、いくら努力しても駄目なものは駄目だと思いますよ。

でも、両方ともベースは「愛情」ですから共通点も多いと思うんですよね。

相手に自分の愛情さえ通じれば「楽しい生活」が待っていますしね。

じゃあ、書きますね。

先ず「犬のしつけ相談」の場合、必ずと言っても「頑張っているんだけれども上手く行かない」という方がほとんどです。

もちろん、プロの助言を仰いだり、実際にトレーニングを受けた方も多いんですけれどもね。

じゃあ、何故、上手く行かなかったのか?

はっきり書くと「形だけでは上手くいかない」ってことなんですね。

ここは恋愛と一緒です。

そこには深い愛情に基づいた「根気」も必要ですし、「上手な愛情表現」も必要だと思います。

例えば問題解決のために「訓練・トレーニング」といった方法を取ったとしましょう。

ここでは専門家が「形・やり方」を教えてくれます。

すると愛犬はその「やり方」を覚えます。

「主」と「従」という関係も覚えるかもしれません。

問題はここから先なんですね。

飼主さんがその成果の活かし方がよく分からなかったりしちゃうんですよ。

全く「日常生活」に活かせないんですね。

こうなると「訓練」も「トレーニング」も全く無駄。

相変わらず散歩中にリードは引っ張るし、犬を見れば吠える、なんてことになってしまうんですね。

どんな本にも書かれていますが、犬に「主」は飼主さんであり、自分は常に飼主さんに従えば何の心配もいらないんだ、余計なことはしなくて良いんだ、と理解させなければいけないんですね。

そのためには深い愛情に基づいた「厳しさ」も必要でしょうし、そのことを愛犬に伝えるための根気も必要だと思います。

ですから、日常的に「きちんとした散歩」が大切なんですね。

犬との関係作りには欠かせないと思いますし、一度、問題犬となってしまった犬のリハビリにも最善の方法だと思いますよ。

ついでに書くと「犬と人」の関係でも恋愛と同様に「相性」というものがあります。

ただし、男女関係とは違い「性格の不一致」なんて意味ではなくて、飼主さんが犬との暮らしに何を求めているのか、どんな犬の姿に憧れているのかといった「犬との暮らし」の大前提のお話です。

例えば、運動性能の高い、言い換えれば「運動が必要な犬」と「散歩に行くための時間すら取れない」なんて方との暮らしは・・・

この場合は「最初から無理」ってことなんですね。

恋愛と一緒ですよね。

いくら好きでも「相手に合わせて自分を変える」とか「無理して本音を隠す」とかしても、決して長続きするものではありませんし、時間の無駄だと思います。

ちなみに「自分のことを相手の方がよく理解してくれているのに上手くいかない」なんて「恋愛相談」を受けたときの私のアドバイスは「早く諦めること」でしたね。

「悪女の深情け」になる前に身を引くべきとばかり言っていた記憶があります。

犬の場合も最初から自分の生活サイクルでは無理なんて犬種に手を出すべきではないんですよね。

でも、犬の場合にはそんなケースでもご自分の生活パターンを変えることで対応は可能だと思いますけどね。

ここは恋愛とは違い「飼主としての責任」という別の問題がありますから。

強いて言うならば「君子危うきに近寄らず」という意味だと思って下さい。

さて、先程書いた「散歩」ですが、少なくとも一週間あれば十分に変化は見られますからね。

私は若干気短なせいか、どんなことにでも「一週間」というタイムリミットを設ける癖があります。

これは犬との関係でもデートの誘い(随分古い話ですけど・・・)でも同じです。

一週間経っても何の成果も得られないときには、すっぱりと諦めるか方法を変えるしかないと思っています。

ですから私達のリハビリランでも一週間サイクルで犬の変化を確認しています。

飼主さんの努力の成果を拝見出来るんですね。

ですから、もしも、頑張っているのに成果が得られないなんてケース(ちなみに過去に一度もありませんけど)では方法を変える必要があると思っています。

さて、皆さんはどうでしょうか?

愛犬との暮らしも恋愛も上手くいっていますか?

ということで、今回はここまでです。 

これからも楽しい話題やお役に立ちそうなことを書きますので、次回もまた 

乞う!ご期待! 

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡して下さいね。 

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ! 

出来るだけ具体的な内容をご連絡していただければ助かります。 

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wans LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。 

力になりますよ! 

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。 

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。 

2009年12月 9日 (水)

梨の枝

さて、今回は持病の頭痛があって、長文は厳しそうなので柔らかい話題を短めに書きたいと思います。

私達のドッグランが梨畑の中にあることは既にご存知の方が多いと思いますが、当然のことながら周囲は梨の木だらけです。

そんな梨の木の手入れの中で「剪定作業」があります。

そこで大量の「枝」が出てくるんですね。

この枝で私達は焚き火をしたりしています。

そして私達が焚き火をしている横で犬達がその枝をガシガシやっているんですね。

この梨の枝、噛んでみるとほのかに梨の味がしたりして苦味もないし結構「いける」って感じがします。

そのせいか犬達もほとんどの仔がガシガシやっていますし、ゴル男にいたっては「食べる」までします。

ちなみにドッグランの中には柿の木もあって、枝もかなり落ちているんですが、こちらの方には犬達は見向きもしません。

やはり梨の木は格別に「美味」のようです。

まあ、このことは何年も前から知っていたのですが、先日、とあるペットショップで「梨の木のおもちゃ」を見つけたんですね。

でも、かなり高価でした。

20cm位のもので綺麗に加工はしてあるものの2500円もしました。

そう考える私達のワンコは毎週毎週随分と贅沢なおもちゃを使って遊んでいるんだなあ~と思いましたね。

本当に使い放題ですから贅沢な遊びですよね~。

まあ、週末のたびに犬達も私達もかなり贅沢な遊びをしているのかも知れませんね。

ということで、今回はここまでです。

これからも楽しい話題やお役に立ちそうなことを書きますので、次回もまた

乞う!ご期待!

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡して下さいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

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2009年12月 7日 (月)

問題犬と訓練

さて、今回は「問題犬と訓練」と題して、訓練やトレーニングといったことと犬の問題解決の関係を少しだけ書いてみたいと思います。

ただし、「訓練、トレーニング」と言ってもトイレトレーニングといった基本的な家庭内での「しつけ」のことではありませんからね。

いわゆる「訓練教本」「トレーニングマニュアル」に載っているようなやつですね。

結論から先に書くと、正しい方法で根気よく飼い主さんと愛犬が一緒に頑張れば必ず問題は解決出来ると思いますよ。

高名な訓練士さんやトレーナーさんが「これで犬の行動問題は解決!」みたいな本を書かれているくらいですから間違いないと思います。

ただし、これは先程書いたように「正しい方法で根気よく飼い主さんと愛犬が一緒に頑張る」ということが前提になりますけどね。

ここでのキーワードは「正しい方法」と「根気よく」と「一緒に」ということになります。

その点を留意して頑張れば必ず効果があると思いますよ。

ただし、私が言う効果とは、時間を掛けて一つのことを愛犬と一緒に頑張る!ということで結果的に愛犬との絆が深まり、問題も解決出来るという意味です。

ここが一番のポイントですね。

この「絆」が出来ていないと、たとえ「待て」「お座り」「伏せ」etcのコマンドが出来たとしても、社会的な意味での犬の成長はほとんど期待出来ませんし、訓練モードになれば良い仔で普段は問題犬!なんてことも起きてしまうんですね。

まあ、「待て」「来い」が出来れば、色々な事故を未然に防ぐことには役立ちますけどね。

ただし、これも「確実に出来る」ことが前提で、中途半端に出来る程度では一度興奮してしまったり、本能で動き始めた犬には全く通じなくなること間違いなし!ですからね。

実際、私達がご相談を受ける方にも「訓練士さんに教えてもらった」とか「トレーナーについて勉強した」なんて方が結構多いというか、ほとんどの方が経験者ですね。

ただし、訓練等の過程で「絆」を深めることの重要性を訓練士さんやトレーナーさんから十分に飼い主さんに伝えていただけないと結果的に「コマンドだけ覚える」といった奇妙な状況が生まれてしまうんですね。

犬は人類が最初に家畜化に成功した生き物ですし、人と犬の出会いに遡れば「犬が人との暮らしを選んだ」とも言われているほどです。

ですから、現在の家庭犬は生得的に「人との密接な関わりを求めている」と考えても一向に差し支えないと思うんですね。

だから犬達は我々飼い主に注目していますし、その動きばかりでなく感情的な面までも観察していると思います。

多分、飼い主さんの喜怒哀楽などは本当に手に取るように分かると思いますよ。

私自身、言葉に発することを控え、どんなに感情の起伏を隠そうとしても、ゴル男にはお見通しのようで私が不機嫌だと八つ当たりをされないように警戒を怠らなくなりますね。

さらに進むと「なだめの行動」までしたりしますよ。

このように家庭犬とは私達飼い主に対してどんな状況においても「密接な関係」を求めているんですね。

この「密接な関係」を求めるがゆえに、様々な「行動問題」を引き起こしたりするんですよ。

例えば、飼い主さんの気を引くために「吠える」、手近な物を「壊す」なんてことをするようになったりします。

「排尿排便」ですら、その手段となることがあります。

それほどまでに犬は飼い主さんとの密接な関係を求めるんですね。

そしてその密接な関わりの証として、より「積極的な評価」を求めます。

この「評価」が「愛情表現」となるんですね。

まあ、人によって愛情表現も違うとは思いますが、仲の良いカップルでさえ「言葉に出してくれないと、あなたの気持ちが分からない」といって喧嘩になったりしますよね。

犬だって同じことです。

「こんなに可愛がっているんだから、わかるはず」は駄目なんですよね。

確かに犬は飼い主さんの気持ちは理解しているのかも知れません。

でも、もっともっと、より積極的に表現して欲しいんですよ。

それが彼らの求める「評価」なんですから。

ですから、どんな訓練教本やトレーニングマニュアルにも必ず「誉める」ということが書かれていますし、プロの方の「誉め方」というのは私達では真似出来ないくらいにオーバーアクションで犬に「気持ち」を伝えますよね。

その点は是非真似すべきだと思いますね。

それから、「訓練」や「トレーニング」がドッグランでは全く役に立たないことがあります。

これはもう何回も書いていますからお分かりかと思いますが「犬同士の関わり方」「飼い主さんから離れての自由な行動の仕方」なんですね。

簡単に書くとドッグランの中で愛犬に対して「あっちで遊んでおいで」ということをどのように伝えるかなんですね。

きちんと訓練やトレーニングを受けている仔は引き綱を外したとしても飼い主さんの足元にいるはずです。

ドッグランのように引き綱を外して自由になれる場所の経験が無い仔の場合、仮に「フリー」と言っても、次に何をすべきか分からないから、ただウロウロしたり、周囲の仔を意識し過ぎて警戒しちゃうなんてことも有り得るんですね。

きちんと訓練を受けている仔の場合「飼い主さんに集中する」ということから中々抜け出せないなんてことも起きたりします。

少し脱線しますが、私達のドッグランには一風変わったルールがあります。

     滅多なことで犬を叱らない

     基本的に命令(コマンド)は禁止

呼び戻す際のコマンド程度は構いませんけどね。

そしてこれが結構飼い主さんにはハードルが高かったりするんですね。

実際、無口になる飼い主さんさえいましたよ。

何故か?

日常的に愛犬との「会話」をしていないからなんですね。

ついつい命令的な言葉に頼り過ぎていて、愛犬に色々な言葉を教えるどころか「発していない」なんてケースもあるんですよね。

皆さんはどうでしょうか?

まさか愛犬に声を掛けるのは「命令する」か「叱る」時だけ!なんてことはないでしょうね。

それでは愛犬との暮らしの楽しさなんて味わえないですよ。

話を戻しますね。

中々ドッグランを楽しめない仔の場合にはどうしたらよいのか?

とにかく最初のうちは飼い主さんが道具に頼らず、身体を使って遊んであげることです。

そしてドッグランとは「遊びの場なんだ」ということを実践して教えてあげるんですね。

そうすると愛犬も自由に走り始めたりして、少しずつではあっても他の仔達とも遊ぶようになりますから。

追いかけっこ程度の遊びはその日のうちに覚えますよ。

さて、次は「問題が起きてしまう」ケースについて書きますね。

これはもう何故か中途半端に「訓練」や「トレーニング」が入ってしまっている場合ですね。

直球で書くならば「自称」訓練士や「自称」ドッグトレーナーみたいな人に教えてもらったりするとこんな事が起きてしまったりしますね。

教え方が稚拙だったり、犬について経験的理論的な知識が不足している人ですね。

私自身、そんな「なんちゃって訓練士」や「なんちゃってドッグトレーナー」を何人か知っています。

こんな人の場合、犬に対して「こうすればこうなるはず」という観点からしか教えられないんですね。

この「なるはず」が曲者で結果を出せないと直ぐに「飼い主さんが悪い」ということを言い出したりするんですね。

実際、私も噛み犬をリハビリ中の「なんちゃって訓練士」から「こんな場合はどうしたらいいですかね?」と尋ねられたことがありました。

若干興味があったので「どんなことをしてるの?」と尋ね、目の前で実演してもらいましたが、正直「お前、そんなことしてお金もらってるの?」と言いたくなるほど低レベルでした。

まあ、私達のドッグランにお見えの方にも不幸にもそんな低レベルの指導を受けた方もいらっしゃいます。

もちろん、多くの方は何の問題もないプロフェッショナルだと思いますけどね。

何故か私の周りには「なんちゃって・・・」が多いですね。

ですから、お金を払って指導を受ける場合には先方のキャリアとか資格とかはきちんと確認した方が良いですよ。

気をつけて下さいね。

話が大分それてしまいましたね。

本題に戻ります。

このように中途半端な指導を受けた仔の場合、一番の問題は「飼い主さん自身」がどうしてもそのコマンドに頼ってしまうんですね。

結果、コマンドばかりを聞かされている犬は飼い主さんとの「絆」も中途半端だし、飼い主さんからの積極的な評価を期待出来なくなり、飼い主さんの存在を平気で無視したり、奇妙に自立心や依存心、警戒心や闘争心が強くなってしまっていたりするんですね。

こんな場合の対処法ですが・・・

それを私達のリハビリランでは実践しているんですね。

答えを書くなら、今回の冒頭に書いたように犬との「絆」を深めるための努力をすることです。

コマンドばかりではなく、会話を楽しむことです。

何かの練習をするなら、愛犬と一緒になって頑張ることです。

今現在、無駄吠えとか破壊活動とか分離不安とか色々な悩みをお持ちの方がいらっしゃると思います。

でも、先天的なものとか病気でない限り、多くの問題は飼い主さん自身の手で解決可能ですからね。

私自身、そんな方達のために少しでもお役に立てたらと思い友人達と現在の活動を始めた訳ですから。

さて、今回は若干短めでスッキリと書けたと自画自賛して終わりたいと思います。

ということで、今回はここまでです。

これからも楽しい話題やお役に立ちそうなことを書きますので、次回もまた

乞う!ご期待!

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡して下さいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をご連絡していただければ助かります。

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wans LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2009年12月 4日 (金)

問題犬とドッグラン

さて、今回は私達のドッグランの様子を少しご紹介しますね。

ドッグランと言っても今では「リハビリラン」という異名がついている位で、来てくれる仔達は問題犬か元問題犬ばかりですから、他のドッグランとは全く違いますね。

それにドッグランの中、それも犬達が自由にうろうろしている中でBBQをやり、犬も一緒になって食べているなんてドッグランは滅多にないでしょうしね。

まあ、普通のドッグランとは全く違いますが、その分楽しいドッグランだと思いますよ。

ちなみに完全予約制です。

理由は、例えば支配性の強い仔同士が揃ってしまうと、やはりトラブルにつながり易いですし、組み合わせを意識しなければいけないときもあるからなんですよね。

まあ、実のところ現在は大きな問題を抱えている、なんて仔はいないので結構のんびりやっていますけどね。

さて、本題に入ります。

先ずは、事前にご相談を受けた飼い主さんの言うところの「問題犬」の定番のリハビリランデビューについて書きますね。

「問題犬」到着時には必ず我々管理人がいますので、入場時には既に他の人も犬も居るということになります。

先ずは、愛犬を連れてドッグランの中に入っていただきます。

基本的には、最初は全て飼い主さんの思うとおりに行動していただくようにしていますので、私達管理人は、尋ねられたことにお答えをしたり、飼い主さんを励ますことに徹します。

もちろん「問題犬」の様子には細心の注意を払うことは当たり前ですけどね。

「問題犬」の入場時の様子には大きく三つのタイプがあります。

「大興奮型」と「おどおど型」と「いくぞ!型」です。

ちなみに「大興奮型」=「攻撃型」ということではなくて、単純にテンションが上がっているだけのことがほとんどなのでこれを問題視することは全くありません。

この辺が飼い主さんが最初に誤解し易い部分ですね。

大体、ドッグランに慣れている仔でも到着時には「ワンワン、キャンキャン」大興奮なんてことは普通にありますから。

だから「興奮」=「問題」という考え方は間違いです。

もう少し詳しく書くと、実はこの「興奮」が何時の時点で落ち着くかが問題なんですね。

例えば、管理犬やかなり落ち着いている仔の場合、到着時にはいくらハイテンションでも車から降りた瞬間に落ち着きますし、ランに入った段階で落ち着く、ひとっ走りしたら落ち着くとか色々あります。

まあ、どの場合でも、この程度で治まる「興奮」なら何の問題もありません。

問題は、いつまで経っても落ち着かない場合だけですね。

ですから、落ち着かせるための対応をする必要があります。

ところが愛犬の興奮状態を見て飼い主さんが慌ててしまうと、ご自分のテンションも上がってしまいつい大声で「○○ちゃん、いけない!いけないでしょ!」と叫んだりしちゃうんですね。

はっきり書くとこれは全く意味がありません、もっとストレートに書くと意味がないどころか逆効果です。

犬は益々大興奮!というのが定番の結果ですね。

ではこんな時にはどうしたらよいのか?

実は犬の興奮の程度によって違います。

私達管理人が見て「問題犬」が自制心を全く失っていると判断したら、そのままユーターンしていただき、一度ドッグランの外に出ていただきます。

まあ、「大興奮型」、「おどおど型」、「いくぞ!型」の何れの場合にも可能性はありますが、やはり一番可能性が高いのは「いくぞ!型」の仔ですね。

こんな場合には管理人が一緒になり、リードを付けた状態でドッグランの周囲を散歩してもらったりしながら普段の様子をお聞きしたりして、問題犬にドッグランの中の様子を見せながら興奮が治まるのを待ちます。

でも、このようなケースはほとんどありませんから安心して下さい。

ちなみにラン入場時の最短距離保持者は既に卒業生となり、本当に良い仔になった「黒ラブ」の仔です。

多分、入場口から2m位でユーターン。

本当に猛獣みたいな奴で、犬はおろか人も駄目、正直、私自身「ものすごいのが来ちゃったなあ~」って思いましたけどね。

今では素晴らしく良い仔ですよ。

では、一般的な対応方法を書きますね。

選択肢はいくつもありますから、もしもドッグランデビューをお考えの方はご自分の愛犬の状況にあわせて判断すると良いと思います。

     日常的な散歩とかでは特に問題もなく飼い主さんの指示も良くきく

⇒速やかにドッグランに入り、少しでも早く引き綱を外します

     普段は特に問題もないのだが、ドッグランの入口で飛んだり跳ねたりして引き綱も外せない

⇒首輪をしっかりと持ち、軽く左右に揺さぶりながら低い声で制止する。少しでも落ち着いたら速やかに引き綱を外します。

とまあ、ここまではごくごく普通の仔の場合の対応ですね。

ベストな方法は、とにかくなるべく早く引き綱を外してあげることです。

これが落ち着かせるための一番簡単な方法ですからね。

入場後に入口付近で「どうしよう、大丈夫かな?」などと思い、グズグズしている間に周囲をノーリードの仔達に囲まれてしまう、なんていうのは最悪ですよ。

ですから、私達のドッグランでは入場時は速やかに引き綱を外してもらうようにしています。

でも、これが愛犬のことを「問題犬」と思い、不安を抱える飼い主さんにはハードルが高いんですよね~

必ず躊躇されますね。

そんな場合には無理に外させるようなことはしません。

その代わり、既に中にいる仔達全員にリードを着けてもらい管理人が側についた状態でドッグランの中をゆっくりと歩くようにします。

出来そうならば、他の仔達とのご挨拶もします。(実はこれも結構ハードルが高かったりします)

そして普通にご挨拶が出来るようなら、今度こそ躊躇無く引き綱を外すように飼い主さんにお願いします。

同時に他の仔達も順次引き綱を外すようにします。

多くの場合、側に居てしばらく様子を見守っていてあげれば直ぐに落ち着きますね。

さて、今度はもう少しリアルに問題が起きそうなケースを書きますね。

どちらかというと、入口でおどおどしている仔の場合の方が注意が必要ですね。

ということで、次に「おどおど型」の仔への対応方法を書きますね。

こんなケースでは、実際に不用意に他の仔が近づいたりすると怯える⇒恐怖のあまり攻撃してしまうなんてことが起きてしまう可能性があるんですね。

こんな仔の場合には、側に居て身体に触れてあげながら「大丈夫、大丈夫だから。嫌な事は何も起きないから安心して」と語りかけてあげることです。

そして重要なことはその仔が落ち着けるまでは、不用意に他の仔を近づけないことです。

もちろん、私達のドッグランの場合、こんな仔が来た場合には私達管理人もガードに入りますし、その仔が自らの意思で他の仔に近づこうとするのをじっと待ったりします。

私達が周囲にいることで、しばらくは飼い主さんとその仔だけのスペースを確保してあげることもしたりしますね。

そんな時間を過ごすことによって、少しずつドッグランでの過ごし方に余裕が出来て落ち着いてきます。

とにかく最初のうちは無理に他の仔達との関係作りをしなければ、なんて考えないことですね。

しばらくは、飼い主さんとだけの時間を過ごすことをお勧めします。

ランでも時間経過とともに、次第に「恐怖心」よりも「好奇心」が勝るようになり、自ら他の仔達に近づくようになりますから。

ここでも、周囲に落ち着いた仔達が居ればその仔がさらに近づき易くなりますよね。

さて、次はもっと危険性が高い場合、「いくぞ!型」です。

ドッグランの中に入って、他の仔をじっと見つめながら吠えたり唸ったりしている!なんてケースとか、他の仔を見ながら確実にロックオンしている!なんてケースですね。

こんな仔の場合、入場時にも「ウギャウギャ、ウギャウギャ」意味不明の声を発したり、前肢を上げてウィリー状態なんてことも珍しくはありませんね。

見た目には「早く、戦いたいっす」って感じに見えたりします。

この場合はリアルにやばいです。

引き綱を放した瞬間に先方の仔に猛ダッシュとなることが多いですね。

特にフレンチブルドッグに多いパターンです。

まあ、私達のランの場合、その仔のサイズにも寄りますし、ターゲットとなっている仔にもよるんですが、ゴル男とか「管理犬」がその対象になっている場合には躊躇なく引き綱を外します。

当然、大喧嘩?

とはならないんですね。

こんな場合、多くの仔は近くまでは猛ダッシュで行くんですが、大体はすぐ近くまでいった時点で止まります。

そして、先ずは吠えます。

それでも相手の仔が無視していると何事もなかったようになる場合もありますし、しつこく周囲をうろうろしながらちょっかいを出す、なんてこともあります。

この際、先方の仔が「お前、失礼だぞ!礼儀を教えてやるよ!」って感じで教育的指導をしてくれるとこの「問題犬」はかなり落ち着きます。

でもまあ、こんな仔の場合、同じようなことを繰り返す可能性が高いので注意は必要ですけどね。

ですからここでも、ちょっとした攻撃やちょっかいに過度に反応したりしない「落ち着いた仔」の協力が必要になるんですね。

こんな仔の場合、初回の途中からは私達管理人が直接担当することが多いんですが、リハビリを継続して行う場合には、順次飼い主さんに全てお任せするようにしています。

ランの中で引き綱を外す際に飼い主さんが「行きます!」と周囲の方達に声を掛けてから外すなんて光景もよくありますよ。

最初のうちはこの「猛ダッシュ」の繰り返しをすることが定番になりますが、次第に慣れてくるとそれまでのことが嘘のように他の仔達と平和に過ごせるようになるんですね。

これがフレンチブルドッグの定番のリハビリになりますね。

まあ、実際に初めてドッグランに入った時の反応にはもっといろいろなことがあるんですが、それについては、また、機会を改めて書きますね。

あっ、それからドッグランに入ってからウロウロしながらマーキングを繰り返したりしているときは「落ち着いていない」と考えて下さいね。

一見、何の問題もないように見えますが、犬の気持ちは落ち着いてはいませんからね。

さて、今回は大分簡略化に成功したと思うのですが、いかがでしょうか?

まあ、ドッグランデビューの際の注意事項とかは、またいつか機会を改めて書きますね。

ということで、今回はここまでです。

これからも楽しい話題やお役に立ちそうなことを書きますので、次回もまた

乞う!ご期待!

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さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wans LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2009年12月 3日 (木)

犬への依存?

さて、今回はタイトルからして難しそうでしょ。

でも、そんなことはないですよ。

昨日の続きですから。

「依存」と言っても「依存症」みたいな話ではなくて、「飼い主の都合」程度に受け止めて下さいね。

ですから、軽~いお話ですよ。

前回の最後に飼い主さんが愛犬の気持ちを誤解して「悩む」なんてケースもあると書きましたよね。

先ずはそこから書きますね。

今回は前置きがない分、短めの文章になると思いますので安心してお読み下さい。

実は昨日、自分のブログを携帯で確認しようと思ったところ45ページにもなっていたので止めました。

またもや記録を更新してしまいました。

今日はその反省を生かしていますのでご安心下さいね。

さて、本題に戻りますね。

前回の事例のような場合、飼い主さんが愛犬のことを犬同士のご挨拶も出来ない乱暴者みたいに思ってしまう場合もあると思います。

でも、これは前回も書いたように「恐怖」からくる「闘争」なんですね。

「窮鼠猫を噛む」と同じです。

本当に気が強くて乱暴な犬はご挨拶どころか、先方の犬の気配を感じただけで「行きます!」モードに突入しますからね。

犬の姿を見て「もじもじしている」ような仔に気の強い犬は、まず居ませんから。

ちょっとしたことを意識するだけで、このような分かり易い事例なら誰にでも犬の気持ちが分かると思います。

そうは言っても実際には様々な場面で犬の気持ちをきちんと理解するというのは結構難しいと思いますね。

特に私達のように「問題犬」と言われる仔をドッグランの中だけの行動でその仔の性格や気持ちを理解しようとするのはかなり難しいですし、慎重に見極めなければならないことがかなりありますね。

ですから、私の場合、初めての仔がドッグランに来た場合にはとにかく「見守る」ことに徹します。

もちろん、飼い主さんの不安感を払拭するのが一番重要なんですが、これがまた一番難しい問題でもあるので、結果、つかず離れずって感じの時が多いですね。

まあ、こんな場合には受け入れ時の状況にもよりますけどね。

こちらの「都合」で変わるって場合も結構ありますから。

さて、ここで一つ問題があります。

果たして日常的に愛犬に接している飼い主さんは犬の気持ちを正確に把握しているでしょうか?

どう思われますか?

残念ながら答えは「ノー」だと思いますね。

どうしても飼い主さんは自分の願望、思い入れを愛犬に投影しようとする傾向が出易いと思うのですがどうでしょうか?

例えば、犬を家に迎えるときに「力強くてたくましい犬」という仔が望みだったとしましょう。

飼い主さんの口から出易い言葉は「家のは気が強くて乱暴で・・・」となるような気がするんですよね。

現実にその仔がどんなシャイで内気な仔だとしてもそれを認めるような発言は出にくいですよね。

もしかしたら、目の前にいる仔のありのままの姿を正直に語る方は少数派なのかもしれないとさえ思います。

私が実際に経験したことなんですが、あるフレンチブルドッグの飼い主さんの話です。(もちろん、それ一回しかお会いした事はありませんよ)

「うちのは身体はでかいし、気も強いから迷惑を掛けたらすいませんね」と言いながらドッグランに入ってきた方がいました。

でも、ゴル男の場合、フレンチブルドッグとしては並外れて身体は大きいし、普段から「問題犬」と言われる仔達とわたりあっていましたし、小さい頃から大型犬と結構激しい遊びをしていましたから、その仔との上下関係を意識するなんてことは全くありませんでした。

まあ、眼中にない!って感じでしたね。

身構えていたのは先方の仔。

いきなりゴル男に突進してきて首筋から耳にかけてガシガシやり始めたんですね。

ゴル男は結構平和主義者ですから、いらぬトラブルを避けるように攻撃を避けながら小走りにその仔から離れようとしたんですが、その仔はかなりしつこくやって来ました。

そこでゴル男も頭に来たらしく一気にマウントしその仔を締め付けたんですね。

本当に一瞬の出来事でした。

まあ、ゴル男は絶対に噛む仔ではありませんし、私が「ゴル、やめろ!」と言えば相手を解放して私のところに戻ってきますから私はのんびりしていられましたけどね。

のんびりしていなかったのは先方の飼い主さんでした。

本当に直ぐにドッグランから出て行ってしまいました。

多分、飼い主さんの意味不明のプライドが傷ついたんでしょうね。

振り返って考えてみるとその方は愛犬に「強さ」だけを求めていたのかも知れません。

そしてそのワンコは飼い主さんの期待に必死になって応えようとしていたのかも知れません。

私の場合、このこと以外にもあるフレブルの飼い主さんから「うちのとゴル男が喧嘩したらどっちが強いでしょうね?やっぱ、身体がでかいからゴル男かな?」と真剣な顔で尋ねられたことがあります。

実は、この方はプロの格闘家なんですが愛犬にも自分と同じように強さを求めたんでしょうね。

でも、フレンチブルドッグがそんなに好戦的な犬種だと思われますか?

私はそんなことはないと思いますよ。

確かに犬付合いが苦手で小さなトラブルは尽きないかも知れませんが、相手に致命傷を与えるほどの攻撃性なんてないですよね。

経験不足から来る問題を抱えている仔は確かに多いとは思いますが、それでも環境を整えてあげてよい経験を重ねさせてあげれば何の問題もなくなります。

逆に飼い主さんのそんな「強い仔」願望に応えようと頑張っているとしか思えないです。

私は実際に愛犬に対して自分の願望や欲求を反映させたがる飼い主さんを結構知っています。

愛犬のありのままの姿を愛するのではなく、愛犬のことをどんなに愛しているかを他人に言える自分を愛しているみたいな方達ですね。

普段、愛犬に対して何も教えてあげることもせず、不都合な行動をした時だけ叱るような方達。

一度だけですが、私はドッグカフェの中でおならをした犬に対して「どうして、そんな下品なことをするの!」と叱っている飼い主さんを見た事があります。

私はそこまで言うなら「何をどうすべきか全部教えてあげれば」と思いましたね。

実際、その仔はカフェの椅子をかじっていましたし(これに対しては叱りませんでしたね)、カフェの中でマーキングもしました。

それじゃあ、社会のルールに反しているんだし、問題だと思うんですけどね。

そんな方は、犬との暮らしの意外性に富んだ驚きや楽しさよりも自分の見栄というか虚栄心を満足させてくれることを犬に期待しているんでしょうね。

まあ、私のブログを読んでいただいている方にそんな方はいないと思いますけどね。

正直、私にも見栄はあります。

私もマッチョ系のトゲトゲの付いた首輪やリードも持っていますし、ゴル男にハードな雰囲気を求めたこともありましたしね。

でも、そんなのは一時的なことに過ぎなくて、今では落ち着いてきたゴル男に対して「何かとんでもないことをやらかさないかな」なんて奇妙な期待すら持っています。

決して優等生だけが良い犬ではないんですよね。

むしろやんちゃでいたずらばかりするような仔の方が一緒に暮らしていて楽しいと思うのですがどうでしょうか?

私自身、リハビリランをやっているのも悩める飼い主さんに本当に心から犬との暮らしを楽しんでいただきたくて頑張っているようなものですから。

そのためにはどんな状況でも飼い主さんが安心して見ていられる仔になれるようにお手伝いしているんですね。

繰り返しますが、決して優等生を作るために頑張っているのではありません。

飼い主さんと一緒に楽しめるような環境を提供しているだけです。

飼い主さんがご自分なりの「理想」を追い求めるのを悪いというつもりは全くありませんが、今、目の前にいる愛犬の姿も認めてあげて欲しいと思いますね。

意外性を楽しむ心のゆとりを持って欲しいですね。

愛犬に自分の理想を押し付けるのはどこか理不尽だと思うのですがどうでしょうか?

仮に愛犬がその飼い主さんの気持ちに応えようとしているとするならば、どうしても「無理」があるとは思いませんか?

私は犬は言葉が話せない分、そのするどい感覚で私達の気持ち感情を読み取ることができると思っています。

ですから、よく言われるように飼い主さんの不安は確実に犬に伝わりますし、飼い主さんのテンションが上がれば犬のテンションも上がってしまうのですね。

余談ですが、だから犬の行動を抑制する場合には「低いトーンの声」、逆に行動を促す場合には「高いトーンの声」で指示すると言われているんですね。

そのほうが飼い主さんの意思を伝え易いと言われています。

根拠となっている理論は面倒なので省略しますが、まあ、そんなところだと思って下さい。

まあ、ここまで書いてお分かりいただけたと思うのですが、犬は飼い主さんの影響を受け易い生き物なんですね。

だから、飼い主さんの犬に対する誤解や間違った願望は「犬を混乱させる」ということにつながりやすいんですよ。

どうでしょうか?

私自身、犬のことを何も知らずにゴル男を衝動買いした時には「名犬ラッシー」に憧れたものですが、フレンチブルドッグという犬種やゴル男のことを理解するにつれ、それがどんなに間違った願いだったのかを痛感しましたね。

もちろん、理想に向かって一緒に頑張るのは大いに結構だと思いますが、犬だけを頑張らせるようなことはやめた方が良いですよね。

下手をすると「愛犬」が混乱して「猛犬」になってしまいますよ。

もしも今現在、愛犬が混乱しているかも?なんて思う方はこれからでも遅くはありませんから、先ずは愛犬の性格を理解してあげること、そして何事も分かり易く伝えてあげることを心掛けるだけで随分と変わると思いますよ。

必ず成功しますから!

さて、今回は若干ですが短くすることが出来ました。

ということで、今回はここまでです。

これからも楽しい話題やお役に立ちそうなことを書きますので、次回もまた

乞う!ご期待!

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡して下さいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をご連絡していただければ助かります。

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wans LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2009年12月 2日 (水)

犬の戸惑い、人の悩み

さて、今回は「犬の戸惑い」、「人の悩み」と題して書きたいと思います。

まあ、ワンコを我が家に迎えたとき、経験豊富な方はともかく「初めて」なんて場合には、結構、考えたり悩んだりしますよね。

そしてプロの方のアドバイスをいただいたり、本屋さんの店頭で情報を得たりして試行錯誤を繰り返したりして愛犬を「我が家の理想の犬」に近づけようとされると思うんですよ。

で、まあ、ほとんどの方は理想と現実のギャップに悩む!ということが定番のような気がします。

違いますかね?

少なくとも私はそうでしたよ。

さらに困ったことにプロの方のアドバイスにも個性があって全く逆のことを言われる方もいますし、本にも同じ事がいえますよね。

私達人間の場合には「情報過多」でかえって「悩み」が多くなったりします。

まあ、この辺のことは多くの方にご賛同いただけると思うのですが、いかがでしょうか?

さて、犬の場合はどうか?というと極論すると私達とは逆に「情報不足」から戸惑ってしまうことが多いと思うんですよね。

少し具体的に書くと犬は人の話す「言葉」が分かりません。

人間社会のルールやそれぞれのご家庭でのルールが分かりません。

だから、私達飼い主がそれらのことを分かり易く時間を掛けて教えてあげないと人間との新しい生活に戸惑うばかりになってしまうんですね。

そして犬の場合には、もう一つ厄介なことが隠れている場合があります。

これまでも何回も書いてきましたが「犬の社会化」が出来ていない、もしくは不足しているなんてこともあるんですよね。

こうなると人との付き合い方、暮らし方以前の問題として「犬付合い」の仕方が分からずに戸惑ってしまうなんてこともあるんですね。

これが私達に寄せられるご相談の多くのパターンなんですね。

さて、ここからが本題です。

今日は比較的簡単に前置きをまとめられましたね。

満足、満足!

では、先ず「犬の戸惑い」について書きますね。

多くの方はテレビとかの映像でご覧になったことがあると思うんですが、ごくごく幼い犬達が母犬の元で一緒にじゃれあっている姿ってありますよね。

ものすごく簡単に書くと「犬の社会化」ってあのことなんですね。

犬は生まれたときから、母犬や兄弟犬との関わりを通じて「犬社会のルール」を学んでいるんですね。

例えば、お互いにじゃれあいながら、軽く噛んだり上になったり下になったりして、遊びとしての「程度」を覚えたりしますし、上下関係のルールを学んだりします。

ところが、これが何らかの事情で経験出来なかったり、不足したりすると「犬の社会化」に失敗するってことになってしまったりするんですね。

とにかく「最初」が肝心なんですよね。

若干、遠回りしましたが、では「社会化に失敗した犬」の場合はどうしたらよいのか?

生涯「犬付合いが出来ない」なんてことになってしまうのでしょうか?

結論を先に書くならば、そんなことはありません。

ただし、「遊び上手」と言われるほどになることは難しいかも知れませんね。

でも、誰とでも「平和に一緒に居られる」というレベルには間違いなくなれますから。

ご安心下さい。

念のために書き加えておきますが、いくら「犬の社会化」が不足していたとしても、通常、愛犬が私達の家庭に来るときには既に2ヶ月から3ヶ月になっているわけですから、私達がどんなに努力しても「犬社会のルール」を教える事は出来ないですよ。

人間の力で対処するには非情に難しい時期になっていますし、既に彼らは「人間」という存在を認識出来ていますから、私達に出来る事は「人と一緒に暮らす術」を教えることに限定されますね。

ですから、こんな場合には、やはり「犬の力」を借りるしかないと思います。

例えば、犬の社会化に失敗した仔でも先住犬が居て、その仔が上手に導いてあげることが出来れば「犬社会のルール」を学ぶ事は十分に可能だと思います。

実際、フレンチブルドッグの多頭飼いのご家庭とかに有り得るケースだと思いますね。

フレンチブルドッグの場合、同胎の仔の数が少なかったり、帝王切開のために母犬が十分に子育てが出来なかったりして、結果的に「犬の社会化」に失敗、若しくは不十分だなんて場合も結構あると思うんですよね。

それを先住犬が補ってくれたりするんですね。

実際、お互いに身体をぶつけ合って走ったり、一つのおもちゃをめぐってじゃれあったりするような遊びをする仔が結構いますよね。

まあ、フレンチブルドッグに限らず、こんなケースはよく見られると思います。

「どうしたら良いの?」といった幼いワンコの「戸惑い」を先住犬が正しい行動を教えてあげることによって解消してくれるんですね。

では、こんな先住犬がいない場合はどうか?

これはもう「落ち着いた仔」の協力を得て、他の見知らぬワンコ達とも同じ場所で何事もなく一緒に過ごせることを教えてもらって、「戸惑い」から来る恐怖心を無くすしかないですね。

犬の行動には「恐怖心」から来るものや「好奇心」から来るものが結構あります。

この気持ちのバランスによって「結果」が違ってくるんですね。

「恐怖心」が勝れば「逃走」「回避」という行動に出ますし、「好奇心」が勝れば対象に近づいたりして、それが犬同士の場合なら上手くすれば他の犬と一緒に走ったり遊んだりすることも考えられます。

ただし、この「恐怖心」と「好奇心」のバランスは一瞬にして変わってしまうんですね。

もっと悪いことに「恐怖心」は一瞬にして「闘争」に変わったりもします。

これもある意味「犬の戸惑い」がベースにあるんですね。

どのように対処して良いか分からないんですよ。

でも、ご安心下さい。

この場合の「犬の戸惑い」は私達が関与することで十分に解決可能ですから。

最初のうちは「私が居れば何があっても大丈夫」ということを分かり易く伝えてあげて、それから自分がちょっかいを出したりしなければ嫌な事は何も起きないということを理解させていくんですね。

整理して書くと「犬同士の遊び方」というのは、犬との関係においてしか学習することは出来ませんから、仮に何らかの事情で社会化に失敗した場合、先住犬が居てその仔がまだ幼い場合には学習し直すことは可能と思だといます。

でも、そんな状況にない場合には「犬っぽく遊ぶ」ということを学習するのは、かなり難しいと言わざるを得ません。

仮に落ち着いた仔達の協力を得たとしても、一緒に走ったり、追いかけっこをする程度にはなりますが、もっとぐちゃぐちゃした「犬っぽい遊び」までは難しいと思います。

犬っぽくじゃれあうということはかなりハードルが高いと思った方が良いと思いますね。

まあ、実際に私がご相談を受けるケースでここまでハードルの高いご相談は今のところ一度もありませんから、特に問題だとは思いませんけどね。

とにかく「家の仔は犬が苦手」なんて方は落ち着いた仔の協力を得たり、ご自身が正しい対処法を教えてあげることで「愛犬の戸惑いをなくす」ことが重要だと思いますよ。

特に大型犬の場合「犬の社会化に失敗している」なんてケースは少なくて、実際には「迷路に迷い込んでる」程度だと思いますから、飼い主さんが正しい対処法を教えてあげたり、方向性を示してあげることで劇的に変わると思いますよ。

多くの場合、未知から来る「恐怖心」を取り除けば何の問題も無くなると思います。

まあ、そのうちに私達のリハビリランでの実際のやり方もご紹介しますからご期待下さいね。

さて、次は「人の悩み」です。

ここまでで、もう既に結構長いですね~。

少し脱線しますが、前回の記事を自分の携帯から見ようと思ったら、なんと35ページもありました。

即座に見るのを止めましたが、今、読んでいただいている方には「感謝、感謝」の気持ちでいっぱいです。

お付き合いいただき、本当にありがとうございます。

ということで、先にお詫びをしておいて本題に戻りますね。

人の場合には犬と違って、いつでも学習可能ですし、考え方の方向転換も簡単に出来ますから問題は少ない・・・なんてことはないんですね。

最初に書いたように「人」の場合には、情報過多から混乱したり、記憶力の良さから過去の出来事に縛られたり、「理想と現実」「本音と建前」といったことで悩む事が結構あると思うんですよね。

まあ、昨日も書いたように「本音と建前」で悩むくらいなら「本音」で行動すれば良いことですし、「理想と現実」のギャップで悩む位なら「現実直視型」に徹すればよいだけのことだと思いますけどね。

それでも私達飼い主は

「こんなはずじゃなかったのに・・・」

「教えてもらったとおりにしているのに・・・」

「この仔のために無理してでも頑張っているのに・・・」

「なんでこの仔は・・・」

なんてことを考え、悩んだりしますよね。

ここで私から「悩めるあなた」にアドバイスを一つ。

先ずは現状を素直に受け入れることから始めるべきだと思いますよ。

でも、決して自分を責める必要はありませんからね。

誰でも通る道なんだ!位に軽く受け止めて下さい。

私がお話する方たちも、皆さん異口同音に「私が駄目飼い主だから・・・」と言われますが、決してそんなことはないんですよね。

真面目な飼い主さんだからこそ、問題を感じ、その解決法を模索して「悩む」んですよ。

犬のことを何も考えない人は「疑問」も感じませんし、たとえ他人に迷惑を掛けたとしても、自分の犬に問題があるとも思いませんから。

もう少し詳しく書きますね。

こんな真面目な飼い主さんの場合、愛犬が一度でも問題を起こしてしまうとそれから離れられなくなってしまうんですね。

ですから「また、やったらどうしよう」という不安感をいつも持っているんですよね。

残念ながら、この飼い主さんの気持ちが余計に愛犬を不安定にしてしまい結果的に同じ間違いを起こし易くしてしまうんですね。

一つ例を挙げて説明しますね。

○前から見知らぬ犬が近づいてきました。

○普段から愛犬が犬付合いが苦手だと思っているあなたは愛犬のリードをしっかりと握りなおし、緊張しながらも、その場でじっと先方の犬が通り過ぎるのを待つことにしました。

○実は以前にも愛犬が見知らぬ犬が近づいて来た時に相手を噛んでしまったことがあるんです。

○愛犬ももじもじとし、落ち着きを失ってきているようです。

○ところが先方の犬の飼い主さんはかなりの犬好きらしく、どんどんこちらの方に近づいてきます。

○先方の犬も楽しげにブンブン尾を振り愛犬に近づいてきました。

○あなたは緊張のあまり固まってしまいましたが愛犬が急に動いたりしないように益々リードを強く引きなおしました。

○先方の飼い主さんは「こんにちは!はじめまして、わんちゃんはなんてお名前ですか?」とかなり親しげに近づいてきました。

○すると同時に先方の仔も愛犬の臭いを嗅ごうと背後から近づいてきました。

○と、その瞬間愛犬が先方の犬を噛んでしましました。

さて、この事例をお読みになってどう思われましたか?

この事件で「有罪」は誰でしょうか?

私が思うには先方の犬好きな飼い主さんの罪が一番重いですね。

とにかく見知らぬ仔に出会って、いきなり近づくのはいけないですよね。

「犬好き」な方は気をつけましょうね。

先方の飼い主さんの意向を確認すべきだし、立ち止まって通過待ちをしているんですから「犬が苦手」くらいは想像できると思うんですがどうでしょうか。

ですから一番罪が重いです。

次は「あなた」ですね。

こんな場合に「あなた」がすべきことは「犬を落ち着かせる」ことであって、決してリードを引いて緊張感を高めることではありません。

元々、犬付合いの仕方が分からないから愛犬は緊張して怯えているんですから、さらに身動き出来ないようにされたのでは、恐怖心から「攻撃」にでるなんてことは十分に考えられるんですよね。

ということで、この事例の当事者の飼い主さんは二人とも同じ位に罪が重いですね。

もちろん、犬達は「無罪」です。

もしも現実にこれに似たような悩みをお持ちの方がいらしたら、とにかく愛犬を安心させて落ち着かせることをしてあげて下さい。

まあ、この辺のこともいつか改めて詳しく書きますね。

また、一般的に多くみられる傾向が「愛犬の本音」を誤解して悩む、なんてケースですが、今回もあまりに長くなってきましたし、飼い主さんの悩みの元についてももう少し掘り下げて書こうと思っていますので、この続きは次回書くことにしますね。

ということで、今回はここまでです。

これからも楽しい話題やお役に立ちそうなことを書きますので、次回もまた

乞う!ご期待!

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡して下さいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をご連絡していただければ助かります。

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wans LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2009年12月 1日 (火)

犬の本音、人の本音

さて、前回、家庭内問題犬にしないためには「我が家のルール」を作って実践することが大事ですよ、と書きましたが、人も愛犬とともにルールに従って暮らすことが愛犬との絆作りにはとても大事だと思うんですよ。

でも、これを結構邪魔しているのが犬にも人にもある「本音の世界」なんですよね。

例をあげると、普通犬との生活の中では「散歩」は欠かせないですよね。

でも、毎日お仕事に追われていて深夜帰宅が連続してきたりすると「疲れているし、面倒くさいなあ~」なんて思うときもあると思うんですよ。

それをぐっとこらえて早起きをして、几帳面に毎日頑張っている方もいらっしゃるでしょうし、「今日は疲れているからやめるか」なんて臨機応変型の方もいらっしゃると思います。

皆さんはどうでしょうか?

ちなみに今の私は臨機応変型、かつ「どちらの考え方も正しいこと」だと思っています。

それが「本音」であれば、どちらでも構わないと思いますし、もしも「建前」に過ぎないならば、即刻改めて、実際にご自分が思うとおりに行動すれば良いと思いますね。

私は「犬は決して言葉を話す事は出来ないが人の心理状態はそのするどい観察力で察する事が出来る」と思っていますから。

だから、ワンコに見せ掛けの行動は通じないでしょうし、仮に「建前」が通じるとしても、愛犬がごく幼い時期だけだと思いますね。

先程の例について書くなら、「一度決めたことは何が何でもやり遂げる」も一つの考え方方法でしょうし、「とにかく飼い主の生活リズムに合わせさせる」というのも一つの考え方方法だと思います。

その考え方をルール化して、とにかくブレないことが肝心なんだと思いますよ。

大体「建前」だけの行動は長持ちしませんし、きついですからね。

つまり、愛犬に対するどんな行動もいつも「本音」でなければいけないんですよね。

ですから、前者のような方の場合には、どんな場合にも生活リズムを変えないという信念にも似た努力が必要になるでしょうし、後者のような方の場合には常に愛犬を飼い主の都合に従わせる努力が必要になると思います。

何れの場合も妥協は許されないんですよね。

敢えて書かせていただくなら、愛犬がまだ幼く、お互いの信頼関係もイマイチなんていう方は前者の几帳面型が向いていると思いますし、愛犬との暮らしも長く、信頼関係もバッチリなんて方は後者の臨機応変型でも何の問題も起きないと思いますけどね。

でも、まあ「犬との暮らし方」に「方法論的」な「絶対」なんてことはほとんどありませんから、自分の方針さえしっかり立てれば特段の問題は起きないと思いますよ。

でも、じゃあ、何でも良いのか?というとそんなこともないんですね。

必ず、ルール、決め事は必要になります。

それがないと犬が混乱するだけですからね。

人間社会と同じです。

最低限のルールは間違いなく必要になりますよね。

でも、この「ルール」をどうやって守るのかが結構難しかったり、それぞれのご家庭や人で違ったりするんですよね。

私は問題を難しくしているのは、犬にも人にもある「本音と建前の違い」だと思っています。

今回は、そんな誰もが持っている「本音と建前の世界」、特に「本音」の部分について、我が家を例に書いてみたいと思います。

またもや前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

元来、私はずぼらな性格なので、雨が降ろうが雪が降ろうが毎日きちんと同じ時間帯に散歩をします、なんてことは有り得ないんですね。

これはゴル男を迎えたときからず~っと変わっていません。

ですから、散歩に行く、行かないは私の気分次第ということになっていて、以前はゴル男の散歩は雨天中止が基本となっていて、前にも(犬は何歳でも変わりますの回)書いたように当時のゴル男は玄関を開けて雨が降っていたりすると速攻居間にユーターンでしたからね。

でも、我が家には何でも几帳面にやりたいというα(カミさんです)がおりますので、現在は私の動向とは無関係にゴル男の散歩は夕方と夜の二回と決まっています。

まあ、私が参加するかどうかの違いがあるだけですね。

当然にαは我が家の最高権力者ですから、私達とゴル男との生活は基本的には「几帳面なルール」に従っています。

ゴル男の散歩の時間や食事の時間もほぼ一定ですし、細かな決め事はしっかり守っていますから、まあ几帳面と言って差し支えないと思います。

思ってはいますが、私は基本的に本音に基づいて行動しますから、先程の散歩の件もそうなんですが「面倒くさい」と思った段階で「俺は参加しない」ということになっていますね。

そんな私に対してαは「ゴル男のこと可愛いと思っているの!」とか「ゴル男、お父さんはもうお前のことが可愛くないんだってさ」とか言って責めますが、私は基本的に自分の思うまま、気の向くままにゴル男に接するようにしています。

今では、それもかなり意識的にそうするようにしていますね。

自分の気分が向けばお菓子もあげますし、結構、一緒に遊んだりもします。

でも、とにかく全てが私の気分次第です。

一方、αの方は、かなりきちんとした形で常に決まりごとに従った一定の対応をしていますね。

それがαの望むゴル男との接し方なんですね。

ですから、我が家では、カミさんは「几帳面型」で、私は「臨機応変型+わがまま型」になっています。

まあ、とにかくカミさんも私もそれぞれ「本気」でやりたいようにしています。

決して「建前」ではないですよ。

「それじゃあ、ゴル男ちゃんが混乱しませんか?」と言われそうですが、決してそんなことはありませんね。

どんなワンコでも同じだと思いますが、ゴル男だって私とαの行動や性格の違いは理解していますし、最低限のルールはお互いにきちんと守っていますから、ゴル男が混乱するってことはないですね。

人間は機械ではありませんし、ワンコもそれぞれの飼い主の違いはきちんと理解して対応してくれますから何の問題も起きません。

ただし、家族全員がしっかり守る「ルール」は必要ですよ。

ここでも「ルール」は大切なんですね。

話を戻しますね。

まあ、こうやって書くとαは飼い主の手本みたいで、何となく私って「自分勝手な飼い主」に思えませんか?

そう思われても仕方ないですけどね。

でも、最初はそんなことはなかったんですよ。

私も必死になって勉強をして猛獣のようなゴル男を何とかしたいと真剣に考えて行動していましたからね。

それが変わったのはNPO法人を設立して、本格的にリハビリランを始めた頃からですから、ゴル男が3歳位でしょうかね。

それまでは「超」といっても差し支えないくらいに几帳面に一つ一つの決め事に従って行動していました。

そして少しずつ少しずつゴル男に「すべきこと」「してはいけないこと」を教えなおしたんですね。

例を挙げるならば

     家具は食べ物ではない、だから噛んだり、壊したりしてはいけない

     おもちゃは壊しても構わないが食べてはいけない

     私達に名前を呼ばれたら、戻って来なければいけない

とまあ、情けないほど初歩的なことを教えなおしたんですね。

まあ、そうやって「猛犬ゴル男」の再教育に励んでいました。

この段階では、カミさんは勿論のこと、私自身も「本音の世界」でゴル男を何とか「普通の仔」にしたいと思っていました。

「訓練に出すといいのに」といった犬名人の方からのアドバイスも無視して夫婦一丸となって、必死で頑張りましたね。

そんな地味な努力が報われたのか、ようやくゴル男も落ち着いてくれたんですが、そうしたら今度は私が友人達とドッグランを始めてしまったんですね。

当然、ドッグランに行っても、私はゴル男の相手など全くせずに「よその仔」の相手や飼い主さんの相手をする訳ですから、結果的にゴル男にも「自立心」を持ってもらうしかなかったんですね。

実は、ゴル男もドッグランを始めた頃にはもう立派な大人でしたし、結構、自立心もありましたから、特に問題はなかったんですけれどもね。

それにしても、ゴル男が「父ちゃん、遊ぼ!」と近寄って来ても一緒に遊んであげることも出来ませんし、以前ならゴル男の休憩と言えば私の抱っこが定番だったのにそれをしてあげることも出来ません。

ドッグランでは事故防止の意味もあってゴル男の大好きなおもちゃも使用していませんしね。

必然的にゴル男は一人遊びに専念するしかないんですね。

私との関わりと言えば、たまに名前を呼ばれ、側に戻って誉められてご褒美のささやかなおやつをもらうこと位しかありません。

ゴル男の本音を想像するならば「いいよ、俺も自分勝手に遊ぶから!そっちも好きなことやってれば」って感じでしょうか。

今では、ドッグランにいる限り、私は「管理人」、ゴル男は「管理犬」となります。

まあ、分かり易く書かせていただくなら、ドッグランではゴル男は私の「同士」「仲間」なんですね。

ですから、もう、ゴル男に対していちいち細かなことまで指図することもしませんし、お互いに「認め合っている」と考えています。

私の場合、そんな関係を家の中でも実践しているだけなんですね。

我が家では、カミさんは未だにゴル男のことを「やんちゃなちびちゃん」みたいに思っていますし、私は「一人前の大人」だと思っているんですね。

二人とも「本音」でそう思っていますよ。

そしてゴル男はゴル男で本音の世界で「カミさん=甘える人」、「私=頼れる人」になっているようですね。

何となく、我が家ではそんな風な暮らし方がしっくりしていて結構上手くいってますね。

毎日楽しく暮らしていますよ。

それから間違いなく言えることは、私もカミさんもゴル男もいつも建前ではなくて「本音」で付き合っているってことでしょうね。

皆さんのお宅ではどうでしょうか?

残念ながら、いくら可愛いがっても、どんなに一生懸命教えても犬は言葉を話せるようにはなりません。

そのかわり、私達は愛犬に自分達の気持ちを伝えるため簡単な「言葉」を教えます。

でも、多くの方がこの伝え方を一方通行でしか実践していないのが現状ではないでしょうか?

愛犬に対して自分の気持ちを理解することは求めるものの、愛犬の「本音」を受け止める努力を怠ってはいないでしょうか?

愛犬に「待て!」と一声掛ける事は愛犬の自由な行動を抑制することです。

その一声で愛犬に自分の本音を抑えて飼い主に従えと命じていることを忘れてはいけないと思いますよ。

だからこそ、愛犬が自分の言葉に反応して指示に従った場合には、たくさんの愛情と感謝の気持ちを込めて誉めなければいけないとは思いませんか?

「言葉」に何の感情も込めずに「無機質な音」にしてはいないでしょうか?

愛犬の「ワンワン、キャンキャン」という「声」は決して意味の無い「音」ではないことを忘れないで下さいね。

私達が彼らに本音で接して自分達を理解させるように私達も彼らの本音に耳を傾けなければいけないと思うのですがどうでしょうか?

今回もまた、まとまりのない文章でかなり長くなりましたね~。

ということで、今回はここまでです。

これからも楽しい話題やお役に立ちそうなことを書きますので、次回もまた

乞う!ご期待!

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡して下さいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をご連絡していただければ助かります。

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wans LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

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