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2009年2月 3日 (火)

犬への「報酬」って?

さて、今回は前回の予告どおり「犬への『報酬』って?」というテーマで書きますね。

もちろん、対象は「家庭犬」ですからね。

まあ、一般に「良いことをした時にはたっぷり誉める」ということはどんな「本」にも書いてありますから、これが犬にとっての「ご褒美」=「報酬」になっていることは、皆さんご存知だと思います。

さらに、ご褒美として大好きなおもちゃやおやつをあげることも犬にとっての「喜び」となりますから、これも「報酬」と言うんですね。

ちょっと難しく書くならば同じ「報酬」についても「一時的報酬」、「二次的報酬」とか区別することもあります。

そして専門家に言わせれば、この際にいわゆる「二次的報酬」はあくまでも「二次的なもの」であって必須のものではないんですね。

ということで、犬が何か望ましい行動をとったときの「報酬」として第一に誰にでも簡単に出来る「誉めること」を推奨するってことになんですよね。

では、何故、犬にとって「誉められること」がそれほど大きな意味を持つのでしょうか?

おやつやおもちゃ以上に魅力的な理由はどこにあるのでしょうか?

単純に「飼い主さんの事が大好きだから!」でしょうか?

もちろん、それは大きな要素だと思います。

でも、私はそれだけではないと思いますよ。

「感情」ということから考えると「大好きな人」からは「好かれたい」と思うのが普通ですよね。

そして「誉められる」ということは「評価」であって、好きという感情表現とは少し違いますよね。

そこには上の者から下の者への激励、評価という意味があると思うんですよ。

実は、ここに「誉められること」を最大の報酬の一つと受け止める犬の習性が隠されているんですね。

根本は毎度お馴染みの「狼の生態」から来ています。

そして「群れ社会のルール」ということが重要な要素となって来る訳ですね。

狼の場合、下位の者は上位の者に誉められることを喜ぶという生得的な習性があるんですね。

そして群れのリーダー(α)は絶対の存在となります。

これを「家庭犬」の世界にも当てはめる考え方が主流なんですね。

ですから、ある訓練士の方は「上下関係」を犬に教えるためには「服従訓練」が不可欠である、と言い訓練の重要性を説きますし、また、ある方はおやつやおもちゃといった「モチベーター」を使い「良い方向」へ誘導するようなしつけの方法を力説しています。

まあ、こう書いてみると大差ないように感じられるかも知れませんが、結構、実際の「やり方」には差があるようです。

そこで私達のような「普通の飼い主」は迷うんですよね。

そして迷える飼い主は「書店」に集まる!なんてことになってしまうんですね。

ということで、ここで私が自分なりに考える「報酬」について少し整理して書きますね。

①とにかく最初は「教える」ではなくて「一緒にあそぶ」を実践する

私は「ヒトと犬」の間には「情」「愛情」が通じると思っています。ですから、先ずは愛犬に対して「深い愛情」を伝えてあげることが重要です。そのためには私達が幼児に接するように遊びを通じて「言葉」を理解させてあげたり、私達との暮らしが「楽しい」ことであることを教えてあげるべきだと思います。そのことが「ヒトとの暮らしに不慣れな仔にとっては何よりの喜び=報酬になると思います。

②「誉める」「叱る」の比率は100対1を心掛ける

とにかく誉めることですね。何か私達にとって不都合なことをしている時には、他のことに関心を示すように誘導してあげることが肝心です。理由を書くならば「私達にとって不都合なこと」であっても「犬の行動としては正しい」ということが多いからなんですね。ですから、そのことを叱ったところで犬は混乱するだけで、あまり効果的とは言えないと思いますよ。仮に「叱る必要」が起きた場合には、失禁してしまうくらいの勢いで叱った方がいいですね。ただし、それは滅多にするべきではありませんけどね。犬の行動が犬自身の「命」に関わるなんて場合のみに「叱る」べきだと思います。そうすることによって「誉められる喜び」は確実に犬に伝わって大きな「報酬」となりますし、滅多に叱らない飼い主さんに厳しく叱られるということの効果も高めると思いますよ。

③おやつという賄賂も使い方によっては効果的

「おやつを使って何かを教える」ということについては、専門家の間でも意見は分かれています。でも、私は犬と飼い主さんとの間にそれほど強い「絆」が作られていない間は「おやつ」を報酬として使う事はかなり効果的だと思いますし、実際に私達のドッグランに来る仔達と私との信頼関係を築くために「おやつ」を使います。「このおっちゃんは面白い」「このおっちゃんは美味しいものをくれるから・・・」色々な効果があります。ただし、何かをさせることを前提に「おやつ」は使わないといけないですね。例えば「おいで」と声を掛け、来たら直ぐに「良い仔だね」と声に出して誉め、必ず身体に触れてから「おやつ」をあげる、という風にしています。この順番は大事ですからね。大事なことからすることが基本だと思いますよ。だから、私は一に「声掛け」、二に「触れあい」、三に「おやつ等」と考えて実践しています。理由は「声に出して誉めること」は歩きながらも与えられる「報酬」になりますし、離れていても与えられる「報酬」にもなります。また、撫ぜることは「おやつ」が無い時にも与えられる「報酬」になりますから、そうなってくれれば好都合ですよね。そうすることを徐々に重ねることによって、おやつも何も無くても私達の「誉める」という行為だけで犬が応えてくれるようになると思います。余談ですが、だから、向こうから近づいて来てやたらとおやつを与えたがる「おやつおばさん」には注意が必要ですね。無意味どころか明らかに「有害」ですから・・・。

まあ、少し具体的に書きましたが「実践編」として留意して欲しいのはこんなところでしょうかね。

最後に犬にとっての「とっておきの報酬」=「最大の喜び」について書きますね。

これはなんと言っても「私達飼い主との暮らし」ですね。

これが一番にならないといけないと思いますよ。

当たり前と言えば、当たり前なんですが「我が家で飼い主さんと一緒にいること」が一番落ち着いて、一番楽しい!というのが普通ですよね。

これを犬に理解させてあげないと「家庭内問題犬」が育ってしまいます。

ここで飼い主さんとの「絆」が重要になってきますね。

稀に飼い主さんとの絆が強すぎると「分離不安症」というやっかいな病気になることがある、とも言われていますが、実際に「分離不安症」になる場合には「ヒトと犬」との「相互依存」が原因であることが多いと言われています。

ですから、飼い主さんがきちんと「導く姿勢」「親として子を育てる姿勢」を貫ければ、精神的な問題が生まれる事はないとも言われています。

お留守番は「仕事」であり、飼い主さん不在時には自分が頑張るんだ!ということを犬に教えてあげなければいけないんですよね。

そして「家」は安全な場所であり、何も怯える必要がないことも教える必要があると思います。

そんな当たり前のことが「犬との暮らし」には大切なんですよね。

今回の「報酬」というテーマも何も特別なことを考えるのではなく、自分=飼い主さんの存在が愛犬にとって一番重要なんだということを再認識すればよいと思いますよ。

まあ、細かなテクニック、やり方というのは何にでもあると思いますが、結果的に遠回りをしたとしても、愛犬との「絆」をきちんと築ければ、何の問題も起きませんからね。

ということで、今回はここまでです。

次回は「絆」を築く第一歩、「散歩の仕方」について書きますね。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

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