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2009年1月28日 (水)

呼び戻し学習法

さて、今回は、多くの方がドッグランでの必須アイテムとお考えの「呼び戻し」について、その教え方を書きますね。

何と言っても、これが出来ればトラブルに巻き込まれる可能性は激減しますからね。

まあ、「呼び戻し」といっても、何も「来い!」というばかりではないですよね。

実際に呼び戻す場合に愛犬に掛ける声は「おいで」でも「カム」でも「来い」でも、何でも構いませんが、「音」的に紛らわしい言葉使わないほうが良いと思いますよ。

とにかく、何を伝えるにも「分かり易く」が一番重要だと考えて下さい。

また、「声を掛ける」と同時に何らかの「サイン」「動作」を伴っても一向に構いません。

ようするに「来て!」という飼い主さんからのメッセージが愛犬に伝われば良いんですね。

さて、それでは「実践編」に入りますね。

あくまでも「呼び戻しが出来ない」なんて方用ですからね。

先ずは実際に多く見られる「失敗例」を挙げてみたいと思います。

多分、身に覚えの有る方も多いと思いますよ。

①愛犬が何かに夢中になっているときに、その行為を止めさせたくて呼び戻そうとする。

これをして失敗する方は結構多いと思いますよ。よほどしっかりと「呼び戻し」が出来るようになっていなければ無理ですね。諦めて下さい。

②愛犬の姿を見失ったときに名前を呼んで呼び戻そうとする

少なくとも最初のうちは、しっかりと愛犬の姿を確認して自らが「見える位置に移動」してから声を掛けるべきですね。練習するのは構いませんが、最初からするやり方ではありません。

③名前だけを呼んでしまう

これも実際に多いんですね。例えば私がゴル男を呼び戻そうとするときに「ゴル男!」という声掛けだけを繰り返したとしましょう。そして、一向に何をすべきかを伝えない。でも、これでは犬にすれば何をすれば良いのか分からないですよね。愛犬との関係で一声掛ければ何でもわかる「以心伝心」となりたい気持ちも分かりますし、そこまでなれば「名犬」だと思います。でも「ローマは一日にしてならず」を忘れないことです。下手をすると「名犬」どころか「迷犬」にしてしまいますからね。

④呼び戻して叱る

これは実際に必要な場合もあるかも知れませんが、呼び戻しを教えている段階では絶対にしないことです。どうしても叱らなければいけないときには「呼び戻して叱る」なんて手間の掛かる事はせずに離れている位置からでも大声で叱れば良いことですから。とにかく最初のうちは絶対にしてはいけないですね。

⑤自分の指示に従って戻ってきても誉めたり、報酬を与えることをしない

これも多いですね。詳細な理屈は省きますが、自分の呼び掛けに対してきちんと反応して「戻って来た」わけですから、感謝する位の気持ちをもって誉めたり、一緒に遊んだりおやつを上げたりして何か「報酬」を与えてあげないといけないですよね。飼い主さんの呼び掛けに応えることで「良い経験」が出来るってことを教えてあげましょう。

はっきり書くとフレブルのように訓練性能のあまり良くない仔達の場合、私達が「教えたこと」は簡単に忘れてしまいます。でも「自分にとって都合の良い経験」は決して忘れませんからね。

⑥愛犬の視線の高さに合わせない

日頃からアイコトンタクトの重要性を理解している方でも、愛犬を呼び戻すときには立ったまま、ついつい上からの目線で愛犬と接してしまう傾向がありますよね。呼び戻す際には愛犬の普通の目の高さの先に飼い主さんの「目がある」という状況を作るべきだと思いますね。

さて、ここまで比較的多く見られそうな失敗や勘違いを書いてみましたが、実際にはもっと多くあるかも知れません。

まあ、とにかく「呼び戻そう」と決めたら、愛犬の名前を呼んでから、はっきりと「自分の意思」を言葉として声に出して伝えることだけを考えるべきですね。

では、次に「呼び戻しの練習方法」について書きますね。

全て「ドッグランにいる」という状況だと考えて下さい。

先日も書きましたが、ドッグランの経験が浅い場合とか、初めてのドッグランといった場合には、到着後しばらくは「自由にさせる」が大前提だと考えて下さいね。

無理に「呼び戻す」なんてことを考える必要はありません、というよりは「してはいけない」と思いますよ。

理由は、下手をすると飼い主さんからの呼び掛けを「無視する習慣」を身につけさせてしまう恐れがあるからです。

では、練習方法を書きますね。

便宜上、呼び戻しの際に掛ける言葉は「おいで」に統一させてもらいます。

先ずは「初級編」からです。

呼び戻す距離はせいぜい2mから3m程度にして下さい。

つまり、普段使っているリードの長さに手の長さを加えた距離よりもほんの少し離れた程度です。

もちろん、ドッグランの中ですからリードは着けていませんけどね。

①愛犬の動きにあわせて「声を掛ける」

具体的に書くと犬が自分の方に意識を向けて歩いてきたら「おいで」と声を掛ける。この段階では「犬の行動」と「言葉の意味」がつながるように教えてあげるんですね。つまり、飼い主さんの元にいくこと=おいでと教えてあげるんですね。

②満面の笑み+楽しげな動作で「おいで」と声を掛ける。

これは人前では若干恥ずかしいかもしれませんが、オーバーアクションで犬の興味を引きながら「呼び込む」って感じでしょうかね。犬の好奇心もそそるでしょうし、何よりも「楽しげな雰囲気」ということが重要ですね。犬の生得的に持っている「好奇心」や「遊び好き」な性格を利用するんですね。

③飼い主さんの下に行くと「必ず良いことがある」と教える。

これは先程書いた失敗とは逆のことです。

とにかく、呼んで自分の下に来たら必ず「良い経験」をさせることですね。

以上のことを繰り返して、一応、何となく呼べば戻って来るようになったら、次のステップに進んでみましょう。

次は「中級編」です。

ここでは、一応何となく呼べば戻って来るレベルなので、少しだけハードルを上げてみましょうね。

初級編で実践した方法の距離も5m程度に伸ばしてみましょう。

①自分の下から離れようとしたときに声を掛け呼び戻す

これは一緒に居た愛犬が「何か」に関心を持ち始め、自分の下から移動しようとしたときに声を掛けて呼び戻すという方法です。まあ、最初は「動こうとした瞬間」から始めて徐々に距離を伸ばすと良いと思います。ここで肝心なのは「何かに関心を持ち始めた段階」ということです。完璧に犬の意識が「何か」に向いてしまってからでは遅いですからね。この間が大切だと思いますよ。

②何かで遊んでいた愛犬が次の行動に移ろうとした瞬間に名前を呼ぶ。

この場合、まだ遊んでいるわけですから「呼び戻す」なんて必要はありません。仮に自分の方に向かって来たら初級編で書いたとおり「おいで」と声を掛けて下さい。それ以外の時には名前を呼ぶことで飼い主さんの方を見るだけでオッケーです。飼い主さんの方を見たら「声を掛けて誉める」。まあ、実際にはこちらを見た瞬間に「良い子だ!」程度で良いんですね。これを繰り返すことで飼い主さんの呼び掛けに「反応する習慣」を身につけさせたいんですね。

③5m程度の距離から呼び戻す

これは初級編の距離を単純に伸ばすだけです。

さて、次は上級編です。

実は上級編と言っても理屈は全て初級編と同じなんです。

距離とか障害となるものや条件的に厳しくする、言い換えればどんな状況でも「呼べば来る」というようにするだけなんですね。

例えば、基本的に愛犬との距離は無制限=声の届く範囲としたり、愛犬との間に他の仔がいたり、遊んでいる最中に声を掛けて呼び戻すなんてことをするだけなんですね。

ここまでするには、ほんの少しだけ「理論的な勉強」も必要になってきますから、今回は書きませんが、また、機会を改めて書かせてもらいます。

さて、ということで、今回はここまでです。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

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