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2009年1月30日 (金)

従う喜びの教え方

さて、今回は前回の続きです。

テーマは予告どおり「従う喜びの教え方」ですよ。

これまで「呼び戻し」や「犬の関心の引き方」について書いてきましたが、基本的には「犬の気持ち」「自由な意思」という観点から書いたつもりです。

ですから、どうしたら犬が好んで指示に従うようになるかについて書きました。

そして前回、それだけでは「不十分だ」とも書きました。

では何故、不十分なのかと言うと、実はそれだけでは愛犬が何か「大きな刺激を受けた場合」に対処不能になってしまう恐れがあるからなんですね。

ですから、常に飼い主さんの指示に従うことはどうしても教えたいことなんです。

そのことを訓練士やトレーナーは「服従を入れる」とか「上下関係をはっきり教える」なんて表現をするんですが、まあ、意味は同じだと思って下さい。

これは私の独断と偏見に満ちた考え方なんですが、犬と私達飼い主との関係では信頼関係が一番大事だと思うんですね。

もちろん、一方的に犬が飼い主さんを信頼するばかりではなくて、我々飼い主も犬を信頼出来なければいけないと思っています。

ですから、今回のシリーズでも、先ずは「犬の自由な意志で飼い主さんに従うようになること」について書きました。

つまり、飼い主は犬を愛すると同時に犬に愛されなければいけないってことなんですね。

そしてさらに、仮に犬の選択と飼い主さんの判断が違っていた場合には常に飼い主さんの判断に従うように教えてあげなければいけない、というのが今回のテーマなんですね。

よく犬の知能は3歳児程度と言いますよね。

まあ、この表現が適切かどうかは別にしても、元々犬は人間社会のルールなんてことは全く分からないので、全て私達飼い主が正しい方向に導いてあげるしかないですよね。

犬社会の常識と人間社会の常識は全く違うんですから。

ですから、犬が犬同士の付き合いの中で覚えたことでも、それが仮に私達と一緒に暮らすうえで不都合ならば、我々が正しい方向に修正してあげなければいけないんですよね。

ポイントはここなんですね。

犬の行動は常に私達飼い主の都合で「良し悪し」の判断がなされるってことが重要なんです。

ですから、私達の判断は常に「絶対」でなければいけません。

そして、この「絶対」ということを犬に教えなければいけないんですね。

それを犬が理解出来るようになれば「服従」も「上下関係」も十分に理解していると言って構わないと思います。

色々な「しつけ本」に「家から出る際には飼い主さんが常に先」、「ご飯を食べるのも常に飼い主が先」、「犬を高い場所に上げてはいけない」とか書いてありますよね。

実はこれ「狼の群れ」の中のリーダーと下位の者との関係を「犬と飼い主」の関係に当てはめた考え方なんですね。

こうすることで自然と「犬」が「飼い主」を上位の者として見るようになる、ということなんですね。

もっとはっきり書くと、上位の者のとる行動を真似るように書いてあるんですね。

実際、私はそんな必要はないし、完璧に真似ることは無理だと思います。

当然、この考え方に従って犬に上下関係を教えようと思うならば「全ての行動をリーダーとして振舞う」必要がありますからね。

中途半端に「リーダー」として振舞っても、犬を混乱させるだけですし、家から出るときに常に先に出れば「リーダー」として犬に認知されると思うのは間違いですよ。

まあ、私達と一緒に暮らす「家庭犬」ということで考えるならば「基本的に自由にさせても他の犬やヒトに迷惑を掛けることもないし、飼い主の指示に概ね従う」となれれば上出来ですよね。

まあ、私の知る限りでは「絶対」なんて仔はいないし、実際にはそこまでの必要もないと思っています。

仕事としてヒトの暮らしを支えている「盲導犬」となれば完璧に「自己制御」が出来るでしょうし、また、出来なければ「盲導犬」にはなれませんよね。

そこまでのコントロールなんて、普通の家庭犬には無理でしょうし、そこまで「完璧」にしてはいけないと思います。

何といっても「盲導犬」と違って、家庭犬には「引退」がありませんからね。

さて、前置きばかりが長くなってしまいましたが、いよいよ具体的な方法について書きますね。

①きちんとした散歩をする

またもや「何だよ~!」って声が聞こえてきそうですが、私は「しつけの基本は散歩にあり」って考えていますので、ごく当然のことだと思いますよ。この「きちんとした散歩」とは飼い主さんの横を飼い主さんのペースに合わせて歩くことを言います。もちろん、排尿排便のタイミングや地面の匂い嗅ぎも飼い主さんが許した場合のみ、となりますね。お散歩のコースを覚えさせたい場合を除けば、何処に行くのかも全て飼い主さんの意思で決めるべきですね。犬が「右」に動いたら、「今日はこっちに行こうね」と話しかけ「左」に曲がるのも良いと思います。常に「飼い主さんがリードする散歩」が良いですね。決して、愛犬が引っ張る方向に進む!なんてことの無いようにしなければいけないですよね。ただし、そんなことを意識するあまり「緊張感の溢れた散歩」なんて駄目ですよ。飼主さんの緊張感は愛犬の落ち着きを無くしますから!とにかく楽しい散歩を心掛けて下さいね。

②興奮スイッチの切り替えを飼い主さんが自由に出来るようにする

実際、犬は嬉しいときはもちろんですが、怒りや恐怖から興奮することがあります。この興奮した状態から一気に冷静に出来るのが「飼い主さん」だと思うんですよね。多分、多くの方がご家庭では愛犬とめちゃくちゃな遊びをしていると思うんですが、そんなときに飼い主さんの「おしまい」の一声で愛犬を落ちつかせることが出来るようになれば、外でも落ち着かせることが出来るようになりますから、是非、実践して欲しいと思いますね。よく街中で何らかの理由で大興奮の犬を大声で必死に名前を連呼して、何とかしようとしている方を見掛けますが、あまり意味ある行動とは思えませんよね。犬以上に飼い主さんが「興奮」しているわけですから、犬が落ち着くはずがないですよね。そんな時には、あくまでも飼い主さんが冷静であることが不可欠だと思います。

③何事も飼い主さんが決める

これは「しつけ本」に書いてあることと同じです。先程の散歩の仕方でも書きました。まあ、若干表現方法は違いますけどね。実際、私も含めて多くの飼い主さんは多少なりとも「名犬」に憧れると思います。私達が何かを話せば全てを理解してくれるし、私達がいないときには常に正しい行動をとり、挙句、人命救助までしてくれる!非現実的だとは思いつつもそんな徹底した「名犬」に憧れる気持ちが少しはありますよね。古くはラッシーとか名犬リンチンチンだと思うんですが、映像の中の「名犬」は全てを自分で判断し、重大な事実に気が付かない飼い主に知らせる、なんてことまで出来ましたよね。自分でドアを開け、自分の判断で行き先を決め、自分で考えて困難を乗り越えるなんて朝飯前って感じでしたものね。でも、これはあくまでも「映像の世界」のお話だと思っていただいて、今は飼い主さんが決めたことを愛犬にさせる、極論すれば、飼い主さんが認めたこと以外はさせない!位の気持ちが必要だと思います。もっとも、愛犬との関係が出来上がってきたら、犬の判断を信じて試してみることも良いと思いますけどね。まあ、そうは言ってもそんな関係になったら、逆に犬が自分の判断で自分勝手に動くこともなくなると思いますけどね。とにかく、自信がないうちは、決して、犬に判断を求めることをしないし、させないが大事だと思います。

まあ、ごちゃごちゃと色々なことを書きましたが、簡単に書けば「ヒトが犬を正しい方向に導く」ということが大事なんですよね。

そんなことを繰り返しているうちに「我が家の名犬」が誕生するんだと思いますよ。

多くの場合、実際に飼い主さんが愛犬に望む事はそれほど大したことではないと思います。

愛犬とごく普通に平和に暮らせれば良いとお考えだと思います。

と考えれば、決して難しいことではないんですよね。

決して専門家に頼むほどのことでもないと思いますし、ご自分で十分に対処出来ることだと思いますよ。

逆に難しく考えすぎることで犬を混乱させ問題を大きくしてしまうことの方が多いくらいだと思います。

皆さんは如何でしょうか?

このことはまた、機会を改めて書くことにしますね。

ということで、今回はここまでです。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

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