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2008年12月

2008年12月29日 (月)

犬のストレス

皆さんお久しぶり!

若干、さぼってしまったが私も年末ということで結構忙しかった・・・筈は無く、単純にさぼってしまった。

あっ、申し遅れました、ゴル男です。

さて、今回は、前回(と言っても日数的には結構前であるが)も少しだけ書いた「犬のストレス」について書くことにしよう。

「ヒト」がストレスから病気になったりすることはよく知られていると思う。

実際、消化器系の病を患っている我が飼い主♂はその原因を医師に尋ねたところ「何かは特定出来ないが、ストレスから来ている」と言われた。

まあ、その医師に言わせれば「世の中からストレスが無くなったらほとんどの医療機関は潰れる」という位人体に多くの影響を与えているようである。

「ストレス社会」という言葉からしても「ヒト」は多くのストレスを抱えながら暮らしているのであろう。

だが、前回も書いたように「ストレス」があるのは何も「ヒト」に限った話ではないのである。

我々「犬」も日々の暮らしの中で多かれ少なかれ、ストレスを感じながら生きているのである。

だが、残念な事にこの事実を過小評価している飼い主さんが多いように思えてならない。

「いいなあ~、お前は!何の苦労も無くて」と思っている飼い主さんさえいると思う。

だが、決してそんなことはない!

我々は、日々ストレスと戦いながら生きているのだ。

例えば、その原因は飼い主さん不在時の「不安」や「聞きなれない物音」、普段は嗅いだこともないような「匂い」数え上げればきりが無い程だと思う。

その強いストレスを「飼い主さんを信じる」ことで克服しているのである。

ここが重要だ!

我々は、飼い主さんの存在無しでは生きていくことさえ出来ない。

これは何も「食べること」に限った話ではない。

「日々の暮らし全て」を飼い主さんに依存している。

だから、飼い主さんには我々に何を伝えるにしても分かりやすくしていただきたいし、正しい方向に導いて欲しいのだ。

皆さんはどうであろうか?

愛犬に何事も分かりやすく伝えているだろうか?

その点、我が飼い主♂は思考回路が単純な人間なので、非常に分かりやすい。

私には奴の考えていることが肉球に取るように分かる。

それだけ我々犬は飼い主さんを「観察」している。

その心の中までも見抜いてしまったりするのである。

結果、飼い主さんの「不安感」や「恐怖感」を瞬時に読み取ってしまうのだ。

このブログではお馴染みのせりふであるが、実際、飼い主さんの悪い予感は必ずと言って良いほど的中する。

その理由は愛犬と飼い主さんの以心伝心的な作用のせいなのである。

飼い主さんの心配は犬をも不安にさせたりする。

逆に飼い主さんの自信は犬をも落ち着かせる。

たまに散歩中に何を根拠に犬を放せるのか理解に苦しむ「ノーリード派」のおっさんに出会う。

「ノーリード」と言っても、そのおっさんと犬は恐ろしいほど離れて歩いている。

始めて出会ったときには「迷い犬」だと思った位である。

それなのにおっさんは悠然と後ろから歩いて来る。

多分「俺の犬は絶対に問題は起こさないし、絶対に戻ってくる」と思い込んでいるのであろう。

唯一、ノーリードに出来る根拠らしきことを挙げるなら、それはそのおっさんの「ゆるぎない自信」だと思う。

その行為はともかく、その「自信」だけは分けてもらいたい位である。

もっと、凄まじい飼い方をしている人もいる。

何と我がドッグラン周辺には一日中放し飼いの奴さえいるのだ。

見た感じは「純血種の猟犬」なのだが、二頭で他人の敷地を我が物顔で走り回っている。

そこそこ交通量の多い国道が前にあるにも関わらず、自由に走り回っている。

農家の方のお話によれば、一年以上もそんな状態が続いており、未だに飼い主は分からないとのことであった。

どんな飼い主なのか私には知る由もないが、それとても「家の犬は大丈夫」という理解不能の「自信」があればこその「飼い方」なのであろう。

悲しいことに多くの悩める飼い主さんにはこの「自信」がない。

善良であるからこそ「結果を恐れ、不安になる」ことは十分に理解出来る。

だが、たとえ「意味不明」「理解不能」であるしても「飼い主の自信」は犬の行動を落ち着かせる。

この点だけは是非、見習って欲しい。

残念ながら多くの悩める飼い主さんにあるのは意味不明の「不安感」である。

犬と出会えば「家の仔、大丈夫かしら?」と思い、愛犬が一声吠えたりすると「やっぱり駄目」と思い込んでしまう。

そんな「不都合なこと」にだけは奇妙な「自信」があるようだ。

実際、我々犬は少し吠えたり唸ったりする程度で「マジ喧嘩」をするほど好戦的ではない。

そればかりか、吠えたり唸ったりする理由も飼い主さんの期待に応えているだけの方が多い位なのだ。

つまり「以心伝心」なのである。

ただし、その伝わり方が「単純明快」になり過ぎる傾向はある。

犬と出会った時の「飼い主さんの不安感」が我々犬には「前から来た奴はやばい」と伝わってしまうから、結果、警戒モードになってしまうだけなのである。

そんな飼い主さんの自信のなさは我々には違った形での「ストレス」を与えるのである。

まあ、そうは言っても犬付き合いが苦手な犬の中には原因が自分自身の中にいる仔もいる。

だが、それとても「飼い主さんの存在」によって克服するしかないのである。

我々犬が飼い主さんに求めているのは、何も日々の世話ばかりではない。

「私がいるから大丈夫!いつも一緒だよ!」ということを分かりやすくきちんと伝えていただくことが何よりも肝心なことなのである。

これさえ上手く伝えていただければ、多くの「問題行動」など直ぐにでも解決出来る。

実際、我が飼い主♂がドッグランに来ている方達に伝えようとしていることも「この一点」に集約できる位である。

さて、皆さんのご家庭は如何であろうか?

上手く伝えていらっしゃるであろうか?

もしも「自信がない」と思われているのであれば、この年末年始、多分、愛犬と一緒に過ごせる時間も長いのであろうから、是非とも「分かりやすく伝える」をテーマに過ごしていただきたい。

ということで、この一年間、このブログを読んでいただいたことを感謝しつつ、今回はこれで終わりにしよう。

年内に再度更新出来るかどうか「自信がない」ので、皆さんには風邪など引かずに良い年を迎えられるようにお伝えしておこう。

最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただくことにする。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

次回からは、私が復活すると思いますが、多分、新年からとなると思いますので、どうか、皆さん風邪など引かずに良い年をお迎え下さいね。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年12月25日 (木)

クリスマスの日に

さて、今回は「クリスマスの日に」と題して、世間の賑わいとは全く無縁な「我が家のクリスマス」について書いてみることにしよう。

筆者は私、クリスマスプレゼントも何も貰えず、特別な食べ物もなく、普段と全く同じ一日を過ごしたゴル男である。

実際、世の中の「富裕層」の家で暮らす我が仲間達は「ワンコ用ケーキ」とか「高級ステーキ」とかを食していたのだろう。

それに比べて我が家のメニューときたら・・・

まあ、愚痴っても仕方ない。

この辺で止めておこう。

ということで、今年もまた私は普段の日と何の変わりもないクリスマスイブを過ごしたのである。

まあ、私の場合、日々同じことの繰り返しだから、何一つ驚くには当たらないのだ、悲しいことに・・・

本当に毎日が同じことの繰り返しである。

とは言うものの、そういえば、実は、つい先日久々に昔馴染みの我が仲間達に会った。

場所は馴染みのドッグカフェである。

久々の再会にお互いに喜び合っていたかったのであるが、残念なことに彼らの体調がイマイチという非常に残念な再会になってしまった。

ここで「彼ら」と書いたのだが、先方は「二頭」である。

我が飼い主♂が直ぐに気付いたのだが、彼らは皮膚の調子が悪かった。

飼い主さん不在時の再会となったので、原因は、はっきりしないのであるが兄弟共に皮膚の調子がすこぶる良くなかったのだ。

まあ、飼い主さんの献身的なケアで直に良くなるのだろうとは思うが「心配」が残る再会となった。

彼らはフレブルではないのだが、同じ短毛種ということもあり、我が飼い主♂はかなり気にしていた。

実は奴は「皮膚のトラブル」については「経験」が豊富なのだ。

何と言っても私自身が「皮膚が弱かった」からである。

アレルギー検査でも食物から植物まで多種多様な「問題物質」があった。

だが、実は、直接的に「皮膚」に出ているうちはまだ良いのだ。

これが「目に見えない部分」に出ているとかなりやっかいである。

アレルギーとはそんなものなのである。

原因とて単純なケースばかりではなく、様々ことが考えられるし、対応とてワンパターンとはいかないのである。

まあ、久々の再会でこんなことを考えてしまう我が飼い主もやっかいなのであるが、我々犬の場合、何もアレルギー物質の影響から体調を崩すばかりではない。

ちなみに私の場合、家ではもちろんのこと、ドッグランで何を食べようとも体調を崩すことなど無い。

だが、これが「入院」となると話は別である。

直ぐに下痢をし、一日の入院で1kgは確実に減ってしまう。

つまり、αはもちろんのこと、あんな愚かで粗野で乱暴者の我が飼い主♂とでもわずか一日も「離れ離れ」になることが耐えられないのである。

そんな「ストレス」から体調を崩す仔も少なくないはずである。

我が旧友達を見ながら、奴はそんな見えない原因までも想像してしまっていた。

我が飼い主♂はそんなことまでも考えてしまうのである。

やはり、50歳を過ぎてからの奴は本当に犬好きなのだ。

筋金入りの「犬嫌い」が今や筋金以上のものが入った「犬好き」になってしまっている。

ドッグランでも飼い主さんとの会話はおまけのようなもので、実際には犬達の様子ばかりを見ている。

そして「問題の原因」を考えたり、対応を考えたりしているのである。

我々犬は常に正直者なのだ。

言葉が話せない分、素直に「身体」や「行動」で表すのだ。

元気に明るく振舞っている仔は、やはり問題となる行動もとらないし、逆に緊張感や不安感を抱いている仔は問題行動を起こすことが多い。

そして、その原因も「飼い主さんの緊張感や不安感」の影響であることが多いのだ。

仮にそんな「飼い主さんの影響力」が肉体にまで及んでしまったとしたら・・・

我々は心身ともに健康で無い限り、やはり、身体に異変を来たしてしまったりするのである。

皆さんは如何であろうか?

きちんと愛犬の精神や肉体に気をつけていらっしゃるだろうか?

自らの「不安感や緊張感」を愛犬に伝えてしまったりしてはいないであろうか?

ほんの些細なことからでも我々犬は体調を崩したり、落ち着きを無くしたりする。

多分、多くの方が考えているよりも遥かに「敏感」なのである。

是非ともその辺を十分に留意していただきたい。

久々の再会に際してそんなことを思ってしまった。

実際、ヒトも犬も心から楽しい気分で「メリー・クリスマス」といきたいものである。

たとえ、豪勢なご馳走がなかったとしても・・・

さて、今回はここまでである。

ということで、最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただくことにする。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

次回もまたゴル男が何かお役に立ちそうなことを書くと思います。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年12月24日 (水)

犬とサラリーマン

さて、今回は「犬とサラリーマン」と題して書くことにしよう。

何やら意味不明なタイトルであるが、これは先日、我が飼い主♂がドッグランで他の飼い主さんとの雑談の中で言った言葉である。

あっ、申し遅れました。

今回もまた、私ゴル男が担当するので、よろしく!

早速であるが、本題に入ろう。

奴が実際に言ったことは次の通りである。

『犬と飼い主さんの上下関係、いわゆる「服従」ってやつなんだけど、「それじゃ犬が可哀想」みたいに言ったりする方がいるでしょう。

でも、犬にしてみればそんなことは全く無いんですよ。

犬を生活の安定したサラリーマンみたいに気楽にしてあげるって考えた方がいいんですよね。

だって、自営業の社長さんは全てのことを自分で決めて自分で責任を負わないといけないんだから、精神的な重圧って大変でしょ。

だから、家では「犬」をサラリーマンにしてあげて「気楽な稼業」って雰囲気にしてあげることが大切なんですよ。』

ざっと、こんな感じのことを言っていた。

「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ!」という植木等の歌を先方の方がご存知だったかどうかは定かではないが、こればかりは私も全く同感である。

私は向学心に富み、勤勉な犬ではあるが、出来ることならば楽をして生きたい。

我が飼い主家族を引っ張って生きていきたい!などとは全く考えたこともない。

第一、我が生涯をあのやっかいな飼い主♂の面倒を見ることに費やすなどと想像しただけでもうんざりである。

一見大人しく見える我が家のαについては、よくもあんな意味不明な行動ばかりする奴と30年も付き合っていられるものだと関心するばかりである。

本当にαの忍耐力には敬意を表すしかない。

だから、私は我が家の「リーダー」になりたいなどとは一度も考えたことがない。

もちろん、中には出世欲に富んだ犬もいるとは思うが、所詮我々犬には毎日の食餌を自ら調達しようなどといった意欲はない。

あったとしても放浪の身となった犬が必要に迫られて「ごみ漁り」をする程度であろう。

一般に言う「拾い喰い」などということは、単なる好奇心とせいぜい意地汚さからすることであり、決して「意味ある行動」ではないのだ。

子供の泥んこ遊びと大差ない。

しなくても一向に差し支えのない行動なのだ。

前述のとおり、確かに出世欲に富んだ犬はいるし、少し難しく書けば「支配性の強い犬」ということになるのだろう。

以前に流行った言葉を使えば「αシンドローム」ということになるのだろうが、これとて遠い我がご先祖様の「狼」と比べればどうということではない。

「狼」の場合、用意周到な計画であったり、実力行使の結果だったりして新たな者が「α」の座を獲得する。

場合によっては、再起不能になるほどの激しい戦いがあったりするのである。

よくテレビ番組などで自然界で「群れ」としての生活を営む生き物の生態について「群れ」はボス=αを中心にして生活している程度の内容は放送されていると思うが、実際にはそれ以上の「きまり」がある。

「α」と下位の者との差は「ヒト」が想像している以上に大きいのだ。

「狼」の場合、αにその存在を否定された下位の狼はその群れの中に留まることさえ許されず、結果的に「死の危険」に直面することさえある。

αに殺されるか、群れを出て一匹狼になるしかなくなってしまうのである。

「狼」の場合、群れで狩りをし、生きていくうえでの糧を得ているのだから、一匹狼になってしまえば、すぐさま「食糧難」に直面してしまうことになる。

つまり、群れでの生活は、狼の場合「生死」に直結している。

だから、そのような事態に陥らないために下位の狼は「α」に対して「絶対服従」するのである。

「α」以外の者にはマーキングさえ許されないし、食べるのも常に「α」の残り物である。

「α」のご機嫌を損ねれば、常に厳しい制裁が待っているし、単に「α」がご機嫌斜めの時の八つ当たりさえ耐えなければならないのである。

この辺は超ワンマン社長の下で働くサラリーマンと大差ないかも知れない。

ちなみに「狼」の場合、群れには最上位である「α」から最下位である「Ω」まで、全ての個体に順位がある。

そして繁殖時期である春先が近づくとこの順位を巡って激しい闘争が繰り返されるのだ。

この辺もサラリーマン社会における「春の人事異動」と似ているかもしれない。

「出世」すれば権限が大きくなり、肩で風を切って歩くようになるだろうし「降格」ともなれば肩身の狭い思いをするのである。

「ヒト」も「狼」も全く一緒に思えるのだがどうであろうか?

さらに「狼のα」の場合には、もっと厳しい現実があり「α」の地位から陥落し、なおかつ群れに留まって生活する狼の場合、その地位は最下位の「Ω」まで陥落してしまうこともあるのだ。

「代表取締役社長」が引退して「非常勤取締役」や「顧問」に留まるのではなく一気に「アルバイト」になってしまうのだ。

どちらかとい言うと、同じ「会社」であっても、ファミリー経営の中小企業と同じかも知れない。

「α」の交代=経営権を巡る親族間の争いに近いのだろう。

会社の実権を奪われてしまえば、会社を去るしかないだろうし、残る場合にも何の権限も無く、肩身の狭い思いをすることになってしまうのだろう。

また、退社したらしたで、日々の生活のために「アルバイト」でも何でもして働くしかなくなってしまうのかも知れない。

元従業員は、羽振りのよさそうな「新代表取締役社長」へと全員がなびいていくのだろう。

「社員」が自分の家庭の「今の生活」を守るためには、どんなに「新代表取締役社長」を嫌っていようが、全く尊敬できない人物であろうが、とにかく「会社に残る」しか選択肢はないのだ。

あとのことはそれから考えるしかない。

「狼」の場合には、これが一つの群れの中で起きるのである。

先程来の記述をお読みいただければ想像できると思うのだが、狼の場合の繁殖は同じ群れの中で行われ「♀のα」のみが出産する。

ちなみに既にご存知かも知れないが、群れには♂♀それぞれにαが存在する。

つまり、その辺を考慮すれば、新たに群れの統廃合がなければ、一つの群れには♀のαが生んだ仔しか存在しないのである。

結果、群れのメンバーは全員が親兄弟で「近親者」となる。

こう書いてみると、やはり「狼の群れ」と「中小企業の同族会社」は似ている気がしてならない。

争いも激しいはずである。

話がかなり遠回りしてしまったが、果たしてそのような厳しい社会で暮らしている「狼」と「イエイヌ」が同じと言えるのだろうか?

そんなことは決してない!

我々「イエイヌ」はもっと大らかに暮らしている。

いくら「支配性が強い性格」だからといっても「生死をかけて」飼い主さんと「α」の座を巡って戦おうなどと思っている仔など絶対に存在しない。

だとしたら、何故、お気に入りの場所に飼い主さんが近づいたら「唸る」とか、最悪「噛み付く」などという仔がいるのであろうか?

理由は簡単、飼い主さんから許されてきたことを良いことに単に調子に乗っているだけなのである。

この調子に乗っていることが許されないことだと分かれば犬はちゃんと自分の地位を確認することが出来るのだ。

この辺は「狼の群れ社会」と同じだと考えていただきたい。

直ぐに「その地位」に馴染むのである。

我々「イエイヌ」は賢く、順応性にも優れている。

ヒト社会に例えるならば、偉大な創業者の下で一従業員でとして、きちんと指示に従って働くことにより、正当な評価をされ、より多くの報酬を得ることが何よりも「良いことだ」と思うのである。

この生活を「良し」とするのが「イエイヌ」なのである。

第一「α稼業」は疲れるのだ。

自分の「縄張り」も守らなければいけないし、下位の者の行動も監視しなければならない。

当然に気性だって以前にも増して激しくならざるを得ない訳である。

そうは思えないだろうか?

だから、飼い主さんが偉大なリーダーとなって「何でもこい、私達の任せればいいんだよ」と分かりやすく伝えてあげさえすれば、犬には何の問題も起きないのである。

心置きなく「のん気なサラリーマン稼業」に馴染むのである。

皆さんにも、是非、愛犬にのん気な生活環境を作って欲しいのだ。

さて、今回も長くなったので、この辺で終わらせていただくことにしよう。

ということで、最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただくことにする。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

次回もまたゴル男が何かお役に立ちそうなことを書くと思います。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年12月22日 (月)

しつけは我慢?

さて、今回は「しつけは我慢?」と題して書くことにする。

毎度お馴染みゴル男であるが、今日は私と我が飼い主♂には無縁なこと=「我慢」がテーマである。

完璧な「ヒト」も「犬」もいないのであるから、当然、ヒトと犬が暮らす上では、多かれ少なかれ問題が生じる。

ということで、今回のテーマ「しつけは我慢?」というのは、その時の対応をどうするのか?というテーマである。

実際、ヒトと犬が一緒に暮らして行くためには様々な弊害が存在すると思う。

例えば「食餌の時間とか散歩の時間は決まった時間にすべきであり、犬を飼う上で几帳面さは必要なことです」と書いてある本もある。

だが、これを真面目に実行しようとすると結構厄介なこともたくさんあると思う。

「一日中、暇してます」なんて飼い主さんは稀であって、多くの方が「仕事」やら「何やら」をしていると思う。

だとすれば、必ず一定の時間に「何かをする」ということは難しい場合もあると思う。

結果的に食餌の時間がずれ込んだり、散歩も一日二回の予定が一回になったりすることもあると思うのだが、どうであろうか?

実際、我が家では朝食はほぼ一定の時間であるが、我が飼い主達の都合で夕食の時間はずれたりするし、天候によっては散歩がなくなる日もある。

まあ、そうなると私が我慢するしかないのであるが、私は「出来た犬」なので難なく我慢することが出来るのである。

食餌や散歩を催促することはないし、我が飼い主♂が何か私にとって不都合なことをしでかしたとしても、特段苦情を申し立てることもしない。

だから、私サイドから飼い主達の行動について「我慢できずに問題が起きる」などということはない。

ところが、これが逆になるとそうは簡単には行かないのだ。

特に我が飼い主♂の場合、本当に些細なことで文句を言う。

まあ、中身はともかく、何かにつけて奴は私に文句を言いたがる。

だが、奴は「怒ってはいない」のだ。

だから、私は単なる奴の愚痴と受け止め、決して自らの行動を改めることはない。

多くの「しつけ本」には「きちんと叱りましょう」とは書いてあるものの「感情的になって怒りをぶつけろ」とは書いていない。

だが、私からするとこれが「不思議」なのである。

いくら叱られても背景に「感情」がないと我々犬には伝わりにくい。

何と言っても我々犬の場合、飼い主さんの「不安感」まで感じ取ることが出来るのであるから「不快感」とて感じ取れないはずはないのである。

だから、飼い主さんが我々犬を叱る場合、本当に不快感を覚え「いけない」と思っていなければ、仮に叱られたとしても「一向に気にしない」なんてパターンが生じる恐れだってあるのだ。

通常「ヒト」は頭に来た場合には感情的になり、その感情をぶつけながら「怒る」のだと思う。

となると仮に我々犬が飼い主さんにとって不都合なことをしでかしたとする飼い主さんは通常「怒る」はずである。

であれば、この怒りを込めて叱ればよいと思うのだが、どうも、無理に感情を隠そうとする傾向が強いような気がしてならない。

まあ、先程も書いたようにこの時の飼い主さんの感情は我々犬には簡単に汲み取れるから、飼い主さんからみた「叱る」効果は十分にある。

問題は、別に頭にきている訳でもないのに「叱ろう」としている場合である。

これは、はっきり言って意味が無い。

何故なら、我々犬には「意味が伝わらない」からである。

感情がこもっていない叱り方に効果はないのだ。

だとしたら、敢えて叱る意味はないと思うのだがどうだろうか?

常に「叱る」と「怒る」は同じであって欲しいのだ。

なんと言っても説得力がある。

にも関わらず、大して怒ってもいないのに「叱る」飼い主さんが多いような気がしてならない。

「そんなことを言ったら、叱るときなんてほとんどない」という方も多いと思う。

それは正しい。

実際、私自身、我が飼い主♂に叱られることは数ヶ月に一度あるかないか程度であるし、αに至ってはこれまで叱られたことは一度しかない。

それで良いとは思えないだろうか?

叱ることなど無いにこしたことはないのだ。

そのかわり、叱るときには感情を込めてしっかり叱ればよいと思うのだ。

決してポーズで叱ることなど必要ではないと思う。

そう考えれば「犬のしつけ」で叱ることなど必要ないと思うのだが如何だろうか?

「犬のしつけ」とは犬がヒトと一緒に暮らしていくうえでのルールを教えることに他ならないと思う。

だとすれば、知らないことを理由に叱られる必要はないはずである。

余程厳格な方か短気な方で無い限り、知らないことを理由に相手を叱るなどということはないと思う。

例えばトイレの失敗で叱ってはいけないなどということは、今はどんな「しつけ本」にも書いてあることである。

だが、昔のしつけ本には間違いなく「叱るべき」と書いてあった。

そのように「犬のしつけ」に関すること自体にまだまだ流動的な部分があるのだ。

増してやフレブルの場合、知能レベルも低く、同じことを何度と無く教えて頂かないと「覚えられない」のである。

ここは一つ「我慢」をしていただいて、大らかに気長に指導して頂きたいとおもうが如何であろうか?

まとめて書くならば

①怒りの感情が無いときに無理に叱る必要はない。

②叱るときには、我慢をせずに感情を込めて叱る。

③基本的に「犬のしつけ」で叱ることは必要ない。

④しつけの最中には多少のことで怒ったりしない。(ここでは我慢も必要になる)

とまあ、こんな感じであろうか。

極論と感じられるかも知れないが、通常「犬のしつけ」はパピー時代に行われるものであり、そんな幼い仔を叱る効果を得て満足するよりも、飼い主さん自身に嫌な気持ちが残ることの方が多いのではないだろうか。

「しつけ本」には、よくこんなことも書いてある。

「犬の飛びつきは危険です。だから、幼い時期から飛びつかないようにしつけましょう」

我々犬から言わせていただければ「大きなお世話」である。

そんなことを書くから、小型犬や中型犬しかいないにも関わらず飼い主さんが過度に神経質になって、意味なく飛びつき防止に努力してしまうのである。

大体、我々犬は相手を「敵」とでも思わない限り飛びついたりしないし、せいぜい近くに寄って立ち上がる程度である。

小型犬や中型犬に飛びつかれて怪我をするかも知れないなどという余計な心配をするなら、いっそのこと「人に嫌い」な犬を目指して育てて頂きたい。

恐らく不可能であろうが・・・

飼い主さん自身の問題としては、愛犬に飛びつかれた位で怪我をするかもなどという心配をする位なら、全身で愛犬を受け止められるような体力作りに励んで頂きたいものである。

今回は私の率直な意見を書かせていただいた。

だが、そんなに間違った意見とは思わないのであるがどうであろうか?

さて、今回も長くなってきた。

ということで、最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただくことにする。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

次回もまたゴル男が何かお役に立ちそうなことを書くと思います。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年12月21日 (日)

怒られ仲間

さて、今回はシリーズを中断して「怒られ仲間」と題して書くことにしよう。

まあ、これは私と我が飼い主♂のことなのだが・・・

あっ、申し遅れました。

ゴル男です。

私と奴が「怒られ仲間」となれば、当然、「怒る人」がいるわけだが、これはもう「α」ということになる。

まあ、私は滅多にαに怒られることはないのだが、それでもたまには「ゴル男!」と叱られることもある。

まあ、私の場合には「小さな親切大きなお世話」というか「無知なる善意」というか、私自身には全く悪気はない場合の方が多い。

つまり、生協の荷物の開封のお手伝いとか、毎回毎回散歩の度に足を拭いてもらってばかりいては申し訳ないと思い、足を拭いてもらう前に家の中に走りこんでしまうといった按配である。

奴の場合には、もう少したちが悪い。

見え透いたお世辞を言って逆に不興を買ったり「事件簿」に書いたようにαの了解も得ずに「買い物」をするといった感じである。

それでもαは滅多に怒らないので、今回のテーマである奴と私が一緒に怒られるということにはつながらない。

実はこの奴と私が怒られ仲間となるパターンは一つしかないのだ。

ずばり、間食である。

これまで何回も書いてきたように、現在、奴は消化器系統を患っており、体調が悪い。

結果、食事の際にあまり多くは食べれない。

食べれないのだが、やはり時間が経てば、お腹は空くようなのである。

となってくると、寝る前に果物や煎餅とかを食べたりするのである。

自慢ではないが、私は食い意地が張っている。

こんなチャンスを私が見逃すはずが無い。

たとえ、大イビキをかいて寝ていようとも、すかさず起きて奴に擦り寄り、分け前を頂くのである。

そこでαが「何食べてんの!」となる訳である。

奴には「これ以上ゴル男を太らせてどうするの!自分だって、また、お腹が痛くなって知らないわよ!」となる。

当然、私にも「ゴル男もご飯食べたでしょ!いい加減にしなさい」となるのである。

ここに「怒られ仲間」が誕生する。

この怒られ仲間の存在は嬉しい。

理由は必ず「良いこと」とセットになっているからである。

ちなみに奴と私が一緒に食べるメニューを書くと

①果物全て(ただし、ぶどうは犬に害があるので除く、というよりは我が家では購入しない)

②パン(私は卵アレルギーがあるので少量ではあるが必ず一緒に食べる)

③煎餅(ただし、揚げたものは除く)

④アイスクリーム(これも少量)

⑤加糖ヨーグルト(これも少量)

⑥ご飯類

とまあ、こんなところであろうか。

たとえ、多少αの不興を買ってもこればかりは止められない。

だから、奴と私の怒られ仲間同盟はこれからもまだまだ続くのだ。

まあ、αが切れるほど怒れば話は別かも知れないが、元々奴はノー天気な♂なのでたとえαが切れても変わらないかも知れないが・・・

さて、今日はこれからドッグランに行って、また何か食材を探さねばならない。

先を急ぐので若干短めだが、今日はこの辺で終わりにする。

ということで、最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただくことにする。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

次回もまたゴル男が何かお役に立ちそうなことを書くと思います。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年12月19日 (金)

リーダーシップとは?

さて、今回は前回お知らせしたとおり、もっとも重要なこと「犬は上位の者に従う」ということについて「リーダーシップとは?」と題して書かせていただこう。

もちろん、筆者は私、体重16.9kgの巨大フレンチ・ブルドッグのゴル男である。

このテーマについてはこのブログの中でくどいほど書いてあるので、多くの読者の皆さんは「またかよ」的な印象を持たれるかも知れないが、それほどまで基本的で重要なことなのである。

ということで最後までお付き合い願いたい。

早速であるが本題に入ることにする。

実際「犬が上位の者に従う」ということは定説となっている。

それも嫌々ではなく、素直に従うのである。

これは「絶対」といっても過言ではないと思う。

犬は「犬」としてこの世に登場し始めた時から、この習性を持っていたと言われている。

つまり、ヒトの手によって様々な「犬種」が作られる前から持っていた習性なのである。

そして、また、このことによって人間との暮らしの中で多くの問題が生じたり、解決したりするのである。

仮に現在、愛犬に何かの問題行動、例えば「犬付き合いが苦手」とか「縄張り意識が強い」「吠える」といった問題行動があったとしよう。

これらの問題行動は、飼い主さんがきちんとしたリーダーシップを発揮することによってほとんど解決出来る、というかそんな飼い主さんでなければ解決できないと言っても過言ではないであろう。

ここが肝心である。

「しつけの基本」は飼い主さんとの関係作りなくしては語れないのである。

飼い主さんの指示に従う習慣を身につけさせないことには何も教えられない位に考えて欲しい。

まあ、実際、最初は犬の生得的な習性を利用して教えることがほとんどなので、この関係がしっかりしていなくても「犬が学習する」ことは出来るのかも知れない。

だが、そのことで安心していては、その後に起こるかも知れない様々な問題に対処することは出来ない恐れがあるのだ。

犬は元々、座れるし、歩けるし、お手も出来る。

それら全ては、元々体内にインプットされている行動なのだ。

だから、そんなことを飼い主さんの前でご披露するのは朝飯前なのである。

実際、座ることを教えるよりも、座らないことを教えるほうが遥かに難しいはずだ。

ここで、一つ読者の皆さんに問題である。

愛犬に背中を床に着けさせて、四肢を伸ばした状態を意図的にさせられるかを試していただきたい。

恐らく、多くの場合無理であろう。

でも、私も含め、犬は寝るときにそんな姿勢をとることがある。

後肢はだらんと伸ばし、前肢は「うらめしや」状態で寝ることがあるのだから、出来ない姿勢ではないはずだ。

だから、教えれば出来るはずである。

だが、そんな無防備な姿勢をとることを犬が望むのか?という問題が残る。

皆さんはどう思われるであろうか?

実はこの姿勢には意味がある。

「服従」を示すポーズなのである。

かなり高名な先生方が著書で、この姿勢を強制的にとらせることを推奨している。

間違いなくこの方法には即効性がある。

犬に上下関係を教えるにはもっとも簡単な方法かも知れない。

「強制的に」ということに違和感を覚えられるかも知れないが、この「強制的に」ということにこそ意味があるのだ。

高名な方々は上手な言い回しで「力ずく」というイメージを払拭されるように努められているが、これは力ずくである。

今流行の「犬を抱きしめて撫ぜる」という方法も同じである。

言い換えれば「犬を拘束して撫ぜ続ける」のであるから、ヒトがどう思おうと犬からすれば「力技」に過ぎない。

ただし、誤解されないように書くが、犬は元々「力技」を嫌う習性はない。

だから「力技」=嫌なことと受け止められては困るのだ。

殴る蹴るの暴力は元々犬はしない(出来ない)ことだからご勘弁願いたいが、拘束することは犬同士でも行うことだからである。

分かりやすく書くと「マウンティング」である。

「マウンティング」は何も性的な意味ばかりではなくて、犬同士の上限関係を表す場合にもすることがある。

つまり、前述の方法も「マウンティング」も相手の仔が大人しくなるまでがっちりと「拘束する」ということは同じなのである。

まあ、中には「マウンティング」をされても意味が分からない仔もいるのであるが、大体の場合は決着がつく行為である。

皆さんはどう感じられるだろうか?

この方法を選択するのか、日々の暮らしの中でリーダーシップを発揮することを選ぶのか?

答えは「犬との暮らしで何を望むのか」で決まると思う。

つまり、答えは「飼い主さんの心の中にある」ということになるだろう。

敢えて、直球で書くならば、経験豊かな訓練士さんやトレーナーさんは、犬と特段の関係がなくとも「服従させること」は出来る。

もちろん「プロなんだから当たり前」と言われてしまえば終わりなのだが、理由を書くならば、方法論的に上手なのである。

だから、そこに「愛情」は必要ない。

ここが重要なことである。

とんでもない飼い主で無い限り、犬との暮らしの中で真っ先に上げるのが「犬への愛情」であろう。

でも、決してそんな飼い主さんほどの「愛情」を持ち合わせていない専門家の指示に犬は従う。

飼い主さんにとっては、我が子同然であっても、専門家からすれば多くの教え子の中の一頭に過ぎないはずだ。

全ての方がそうだとは言わないが、だからこそ「犬の習性」を何のためらいも無く利用できるのだろう。

「犬の習性」とは犬が元々持って生まれたものだから、どんな仔にも共通している。

だから、知識と経験のある方には簡単に利用できるのだ。

ところが、普通「飼い主」と言われる方は「愛情」が先にたってしまうので、なかなか「習性を利用する」ということが上手くできない。

そんな方法よりも愛犬に理解を求めてしまう。

だが、愛犬の理解を求める=太い絆が必要なことなので、愛犬が幼い頃から求めることには無理がある。

無理があるにも関わらずそんな風に愛犬に「理解」を求めつつ、専門家が見せる「即効性のある結果」にあこがれる、といった飼い主さんが多いのではないだろうか?

この矛盾したような気持ちの中で愛犬に接するから、上手く行かないのだと思う。

皆さんはどうであろうか?

先程も書いたが答えは飼い主さんの心の中にあるのだ。

愛犬にどう育って欲しいのか?

自分自身は愛犬にとってどんな存在になりたいのだろうか?

飼い主?親?仲間?しもべ?

たまには、今一度考えてみてはいかがだろうか?

ちなみに我が家の状況を書いてみると

我が飼い主達は基本「自由」に私を育てた。

結果、幼い頃の私は家中の家具を壊しまくった。

それでも我が飼い主達は一度撤去したサークルやクレートを使おうとはしなかった。

自由な私を愛したのである。

今の私は流石に破壊活動からは卒業したが、今でも毎日のように彼らを「ヒトの考え」という枠を超えた行動によって驚かせたり楽しませている(と私は思っている)。

特に我が飼い主♂は私に「忠犬」などという姿は求めていない。

奴が私との暮らしの中で求めているのは「格闘の日々」である。

だから、私は奴のいい加減な「指示」には一切従わない。

以前ほどではないにしろ、家の中でもいたずらばかりしている。

我が家では数少ない「絶対駄目」ということ以外は何でもオッケーなのである。

たとえ、それが我が飼い主達にとって多少不都合なことであっても許されるのである。

それが彼らと私流の「我が家の暮らし」である。

皆さんはどうであろうか?

さて、今回もまたまた長くなってしまった。

まだまだ書きたいことがあるので、これからもしばらくこの話題について書きたいと思う。

ということで、最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただくことにする。

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次回もまたゴル男が何かお役に立ちそうなことを書くと思います。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

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2008年12月18日 (木)

犬のしつけの基本

さて、今回は「犬のしつけの基本」と題して書くことにしよう。

筆者は毎度お馴染みの私、ゴル男である。

きっかけは、我が飼い主♂が先日、本屋さんで立ち読みしたある月間誌の記事に始まる。

奴はその本を読んで、結構カリカリしたようなのだ。

その本には、いろいろな「困りごと」に対する「治し方」が書いてあったようなのだが、全ての対処法が「単発」であって、奴は「こんなことをしても何の解決にもならない!」と怒り心頭のようであった。

そこで今回は「犬のしつけ」について、初歩的なお話を書くことにしたのである。

各ご家庭で犬を迎える時期は、概ね生後2ヶ月から3ヶ月といったところであろう。

私も我が家に来たのは生後2ヶ月半の頃であった。

それまでは、生家を離れ、ペットショップのショーウィンドウ中で過ごしていた。

ただし、いつまで親兄弟と過ごしていたのか、また、どのような環境で暮らしていたのかについての記憶は全く無い。

だから、分からないのである。

当然、我が飼い主夫婦もその辺のことは全く知らない。

多くの場合、ペットショップから愛犬を迎えられた方は概ね同じようなものであろう。

実は、これもその後の生活の中で結構重要な意味を持つ場合があるので、ここで敢えて書かせていただいた。

さて、本題に入ることにしよう。

「犬のしつけ」には重要なポイントが二つある。

先ず第一には「犬のしつけや育て方に『絶対』はない」ということである。

そして、何よりも重要なのは「飼い主さんのリーダーシップ」ということになる。

今回と次回でこの二つをテーマに書かせていただくことにしたい。

そこで今回は「犬のしつけや育て方に『絶対』はない」ということについて書きたいと思う。

何故かと言えば、元々犬は「イエイヌ」としてひとくくりで扱われるのであるが、いまや実に600種類以上の「犬種」が存在しており、多くの場合、それぞれが全く違った目的で選択育種されてきたからである。

ある犬種では、猟犬として「獲物を狩る=仕留める」という行動を強化されていたりする。

また、ある犬種では同じ猟犬であっても「獲物を狩る」のではなく人が仕留めた「獲物を回収する」という行動を強化されていたりするのである。

イングリッシュ・ブルドッグに至っては「牛いじめ」のために「体形」までもが人の手によって変えられてしまっている。

当然、我が仲間(フレンチ・ブルドッグ)にも同じ特徴が見られる。

花の世界で例えるなら、他の犬種は「ソメイヨシノ」で我々は「山桜」である。

普通、桜は、花が咲いた後から葉が出て来るのだが、山桜は、葉と花がほとんど同時に開く。

だから、我々の顔は「山桜」と同じで「ハナとハ」が同じ位出ているという意味で同じなのである。

またもや話がそれてしまった。

前述のように「ヒト」は意図的に様々な特徴を持った犬種を作り上げて来た。

当然に生得的な特徴も違っており、行動パターンも違って当たり前なのだ。

「知能レベル」も違っている。

まあ、「知能レベル」については、我が飼い主♂が11月28日「フレブルの知能」11月29日「フレブル誕生の謎」で犬種別ランキングと解説を載せているのでそちらをお読みいただきたい。

人はそんな「個性を持った犬達」を作ったのである。

つまり、身体の大きさも知能も行動パターンも生得的に違った「犬」を作り上げて来たのである。

それにそれぞれの仔による「個性の違い」も加わってくるわけであるから、ごく基本的なことを除けば「何かを教える」という方法も違ってきて当然なのである。

少しだけ例を書こう。

私も含め、ペットショップ育ちの犬は自分が小用を足したシートの上で寝ることに馴れてしまっている。

だが、多くのしつけ本には「犬は綺麗好きだから、寝床とトイレは区別します。だから、犬用トイレは違った場所に作りましょう」と書いてある。

この内容は間違いなく正しいと思う。

だが、前述の私のような育ち方をしている場合には、たとえ望ましくない環境でも「馴れてしまう」こともあるのだ。

だから、私は我が家に来た頃には、我が飼い主達がマニュアル通りにサークルを設置し、ベッドとトイレを別に設置したにも関わらず、小用を足したトイレシートの上で寝ていた。

まあ、災い転じて福と成すというか、このことの我が家のサークル撤去の一因となったのだから、私的には良いことではあったと思うのだが、飼い主達にとっては悲しい出来事であったろう。

だが、飼い主さんの中にはこのありふれた事実を過度に真剣に受け止め「家の仔、変じゃない?」とさえ考え込んでしまう方もいるのだ。

次に誤解を与え易いことが「犬は散歩が大好き」という記述である。

もちろん、知能レベルが高く、運動能力も高い犬種の仔にろくに運動もさせずにサークルの中で一日中寝ていることを望むのも無理であろう。

だが、私ならば「一日中寝ている」などということは朝飯前である。

特に暑い日、寒い日、雨の日などには散歩などには行きたくもない。

実際、たとえ、散歩に出たとしても私に自由な時間などほんのわずかしかない。

ただのお供状態がほとんどである。

日本ではノーリードの環境が認めれているのは、ドッグランとかほんのわずかな場所でしかない。

常にリードを着けられ、自由にマーキングをさせてもらえる訳でもなく、誰が「大好き」になるのだろうか?

そうは言っても、実は私も散歩は「大好き」である。

前述のような天候を除けば、一時間でも二時間でも歩いていたい。

その理由は何か?

やっぱり、外は気持ちいい!

ほんのわずかな時間とはいえ、周囲の匂いを嗅ぐことも出来るし、新たな出会いがあるのも楽しみである。

つまり、散歩に対して犬が楽しさを見出すことが出来れば、仮にそれが人間的にはどんなに些細なことであっても、犬にとって楽しければ「散歩大好き」となるのである。

基本的に我々「犬」は素直なのである。

人間のように余分なことは考えない。

楽しいことは素直に楽しむだけなのであり、楽しいことは何でも「大好き」なのである。

だから、家に迎えたばかりの仔が外に出ることを怯えたり嫌がったりすることは当然なのだ。

理由は簡単、散歩の楽しさを未だ知らないからである。

先ずは、散歩を楽しいことと思えるようにしてあげて欲しいのだ。

これと同じようなことが「犬付き合い」にも言える。

よく「犬は犬同士の遊びが大好きです。他の仔とも積極的に遊ばせましょう」と書いてある。

これも正しい。

だが、これもごく幼い頃に他の仔に手ひどくやられたりすると、その後の犬との接し方に影響が出てしまう。

極端な場合、犬を恐れるようになってしまうのだ。

結果的に「恐怖からくる攻撃性」というやっかいなものを抱えてしまうこともある。

特に我々フレブルの場合「犬の社会化」が不十分であったりする仔が多いので、いきなりオフ会などに参加して、わけも分からずに「追い掛け回される」などという経験をさせて欲しくはないのだ。

犬同士の遊びでいう「追いかけっこ」とは双方が立場を変えて追い合うからこそ「遊び」として楽しめるのであって、一方的に追われる立場にされてばかりで楽しいはずなどないではないか。

人間も鬼ごっこをしていて、毎回毎回「鬼」になってしまう子は最後には泣きながら帰宅するなどということが起きてしまうと思うのだがどうであろうか?

あれと同じである。

だから、飼い主さんが十分に配慮しなければいけないことだと思う。

やはり「ご学友」はきちんと選ばないといけないのである。

何点か「しつけ本」に対していちゃもんとも言えるようなことを書いてきたが、もちろん「しつけ本」に書いてある内容は基本的には「正しい」と思う。

本による違いも、以前は「誉めて育てる系」と「厳しく叱って育てる系」があったと思うが、現在では「誉めて育てる」に統一されていると思う。

違うのは方法論であって、どんな「しつけ本」にも、ごくごく当たり前のことが書いてある。

基本的には、犬の習性をヒトとの暮らしの中で都合よく利用する方法が書いてあるだけである。

だから、間違いはないと思う。

問題があるとするならば、犬種特性やそれぞれの仔の個性を配慮した記述があまりにも少ないということだろうか。

何かを「教える」にしても、それぞれの仔の性格や特徴によって変えてよいと思うし、また、変えなければいけない場合もあると思う。

その辺を全く考慮せずに「この方法で教えれば大丈夫」などというのは、はなはだ無責任だと思うのだ。

人間の子育てと同じだと思うのだがどうだろうか?

やはり、それぞれご家庭にそれぞれの育児方針が存在し、子供の性格や好みまでも考慮して育てていくと思うのだがどうであろうか?

犬のしつけを多くの方が失敗するダイエットと一緒にしては欲しくないのだ。

やり直すのは大変な労力を要するものだ。

出来ることならば、一度で済ましたいのは、犬もヒトも同じだと思う。

多分、皆さんも同じ想いを抱かれていると思うのだが如何であろうか?

最後に我が飼い主♂の好きな言葉を書いておこう。

「見て、触れて、一緒に遊ぶ」

これが基本だと思う。

その中で様々な人との暮らしのルールを分かりやすく教えていけば良いのだと思うが如何であろうか。

さて、今回も長くなってしまった。

この続きは次回書かせてもらおう。

次回は、もっとも重要なこと「犬は上位の者に従う」ということについて「リーダーシップとは?」と題して書きたいと思う。

ということで、最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただくことにする。

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次回もまたゴル男が何かお役に立ちそうなことを書くと思います。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

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2008年12月17日 (水)

犬の恐怖心

さて、前回「犬の好奇心」について書いたので、今回は「犬の恐怖心」と題して書くことにしよう。

筆者はすでにお馴染みの私、ゴル男である。

通常、我々犬が何かを怖がる場合、その恐怖の対象となるのは、先ずは未知なる存在であろう。

これは人も同じだとは思うが、自分がこれまでに会ったことのない存在にあう場合、そこには「恐怖心」と「好奇心」が混在することになる。

「恐怖心」が勝れば「逃走」することになるし、「好奇心」が勝れば「接近」することになる。

ここに犬の「心の中での葛藤」がある。

まあ、人の言う「怖いもの見たさ」と同じであろう。

我が家で言うならば、我が飼い主♂は「心霊写真もの」が大好きだが、αは大嫌いであり、我が家では「心霊番組」は見ない、という結論に達するのである。

分かり易く実例を書くと、街中でもたまに体重を後ろ足にかけ、いつでも逃げられる体勢をとりつつ「匂いを嗅いでいる」犬を見かけることがあると思うがあの状態のことである。

先程も書いたように、通常は誰にでも未知なる物への恐怖心と好奇心は当然にある。

当然にあるものなのだが、恐怖心が強すぎてもなさすぎても何れの場合も厄介なことが起きてしまう可能性があるのだ。

恐怖心が強すぎれば何にでも怯えてしまい、極端な場合にはのんきに散歩も出来なくなってしまうし、なさすぎる場合には、犬が自ら危険回避をすることがなくなってしまい好奇心ばかりが先行し、テレビコマーシャルでお馴染みの大暴走状態の散歩になってしまうかも知れない。

何事もほどほどが良いのであろう。

また、この場合の「恐怖の対象」が本当に「見知らぬ存在」であるならば、誰しも納得がいくのであるが、中には「犬」に対しても「恐怖心」を抱いてしまっている仔もいる。

犬同士の通常のご挨拶の仕方と言われる「匂い嗅ぎ」でさえ「恐怖の対象」となってしまい「耐えられない」という仔がいるのも現実である。

また、私のように匂いを嗅がれることに抵抗はないのだが、自分から相手の仔の匂いを嗅ぐということをしない仔もいる。

何故、このようなことが起きてしまうのか?

私の想像では、原因は二つ考えられる。

一つは過去のトラウマからくるものである。

どんなことかというと「以前に他の犬に手ひどくやられたことが原因となっている」という場合である。

ここから生まれた恐怖心は結構やっかいである。

専門家に言わせれば、この嫌な経験を完全に消す事は出来ないとされており、対処法としては、徐々に良い経験を重ねさせることによって症状を軽減させることしかないと言われている。

だから、我が飼い主♂は犬同士のトラブル=喧嘩が起きた場合、両者を止めたあとで飼い主さんに「叱らないで下さい」といつもお願いしている。

奴が恐れるのは当事者の犬達に「あいつのせいで叱られた」ということを記憶させてしまうことなのだ。

仮にそうなってしまうと、次回以降も「その仔」は先方の仔に対して「憎しみ」しか持たない訳であるから、当然にまた喧嘩になってしまうのである。

奴はそれが怖いのである。

だから、喧嘩を止めさせたあとで、例えば飼い主さんの指示に素直に従った場合には叱らずに誉める、ただし、飼い主さんの指示に従わなかった場合にのみ注意をする程度でよいとお話している。

こんな場合、仮に叱ったとしても得られる効果は「飼い主さんとの上限関係」を意識させることが出来る、かも知れない程度である。

だから、犬同士の喧嘩に人が介入するのは止めるまでであり、可能な限り、そうならないように注意することしかないと思う。

もう一つは「犬の社会化」が不足しているという場合である。

つまり、犬同士の付き合い方が「分からない」といった場合である。

これについては、我が飼い主♂が何度も書いているので、詳細は省略するがトラウマとなっている場合と同様に徐々に良い経験を重ねさせることによって治すしかない。

「犬に対する恐怖心」を軽減してあげるためには、やはり良い経験を重ねさせる事が重要なのである。

次に「物に対する恐怖心」について書いてみよう。

この場合も前述のトラウマと同様に過去の経験からの影響、ということが考えられる。

つまり、何か嫌な経験とその「物」が結びついてしまった場合である。

しかもこの「結びつき」はあらゆる「物」と結びつく可能性がある。

場合によっては「その物の匂い」であったりすることもある。

実際に「ラム肉を焼く匂い」がすると怯える」なんて仔もいる。

結果、飼い主さんからすれば「ラム肉を恐れる」と思えてしまう。

これは私も経験したことであるが、本にも実例が書いてあった。

こんな場合の治し方は逆のことをすることになる。

つまり「物」と楽しいこと嬉しいことを徐々に結びつけていき、嫌なことの象徴であった「物」を良いことの象徴に変えていくのである。

時間が掛かるかもしれないが根気よく続けるしかないようである。

最後に「音」に関する「恐怖心」である。

これは結構多いようだ。

私は今のところ、全く無いので何とも言えないのであるが、花火やカミナリ、爆音を恐れる仔は結構多いと聞いている。

この治し方は非常に難しいと言われており、その音をレコーダーに録音し、最初は小さな音からはじめ、徐々に本物の音に近づけ、馴れさせるという方法が一般的なようである。

この方法の効果については、私は実例を知らないので何とも言えないが、一般的な方法ではあるようだ。

さて、今回は「犬の恐怖心」と題して、書いてみたが、実際には恐怖心からくる行動には「逃走」も「闘争」もあり、対処法は様々である。

ただし、全てのことに共通しているのが「飼い主さんのリーダーシップ」ということになる。

つまり、しっかりとしたリーダーとして行動すれば、それだけでも犬の恐怖心を軽減させることが可能だ、ということに着目していただきたいのだ。

皆さんはどうだろうか?

日常生活においてきちんとしたリーダーシップを発揮してくれているのだろうか?

それが愛犬にとって穏やかで幸せにつながることを覚えておいて欲しいのだ。

さて、今回はここまでである。

ということで、最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただくことにする。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

次回もまたゴル男が何かお役に立ちそうなことを書くと思います。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年12月16日 (火)

犬の好奇心、家と外

さて、今回は前回の続編である。

題して「犬の好奇心、家と外」

前回、私の日常生活と好奇心について書いた。

あっ、申し遅れたがゴル男である。

相変わらず我が飼い主♂は半分病に臥せっており、仕事から帰っては「疲れた」「疲れた」を連発している。

奴の日常生活を見るに、とても疲れるほど真面目に仕事をしているとは思えないのだが、口癖のようにつぶやいている。

これにはαも私と同じ想いを抱いているらしく「そんなに仕事しているの?」と素朴な疑問を奴にぶつけている。

奴は「あなたとは違うんです」などとどこかの前総理大臣のようなせりふを吐いてはαに睨まれている。

こんな時、αは必ず窓際族の奴に対して「パートだからって馬鹿にしてるでしょ!パートだって、おとう(=奴のこと)みたいに能書きばかり言って何にもしない人とは違うんだからね!一日中入力作業やってるんだから!あ~、肩が痛い・・・」と言う。

そして奴は言わなければ良いものを「そうだよな、パートだって大変なんだよな」と笑いながら火に油を注ぐようなことを言う。

こうなると我が家の全ての照明がブルーライトに変わる。

深海のような状態である。

真っ暗な家の中でαの全身からメラメラと真っ赤な怒りの炎が燃え上がり、ひときわ目立つ存在となる。

ドラゴンボールZのスーパーサイヤ人に変身したかのようだ。

ここでやっと鈍感な奴もすっかり反省モードに入り、しきりにαにごまをするようになる。

我が家ではこんなことをしょっちゅう繰り返している。

本当に「少しは学習しろよ!」と言いたくなる。

またもや大幅に脱線してしまった。

本題に入ろう。

さて、前回、私は家の中では、もはや「好奇心」をあおるようなものはないと書いたが、正確に言うと未だに「好奇心」にあおられる瞬間はある。

それは、来客時である。

宅配便であったり、新聞の集金であったり、生協の配達であったりするのだが、その時だけ若干の好奇心から「興奮」する。

この興奮を「縄張り意識」と捉える方もいらっしゃるかも知れないが、私の場合、ほとんど縄張り意識などというものはない。

ピンポ~ンと鳴った瞬間に一声二声吠え、歓迎の意向を示し、玄関に出迎えに行くのである。

この際、αも奴も私の行動をさえぎったりはしない。

何故かというと、私の場合は玄関扉が開き来客の顔が見えたら直ぐに定位置に戻って来るからである。

それ以上のことはしない。

だから、来客に対して「自分の縄張りへの侵入者」という見方はしていないのだ。

ただし、私の同族の中には、吠えたり、唸ったり、また、背中の毛を逆立て「侵入者」に対する威嚇をする者もいるようだから、全ての仔が私と同じとは言えないであろう。

実際、私にも以前にはそんな時期があった。

しかし、来客があると、その都度、奴が一緒に玄関まで行って来客に対し「犬、大丈夫ですか」と尋ね「大丈夫です」との応えがあると、一気に玄関の戸を開け広げ、私と来客との間の「壁」を取り払い、私に対して「大丈夫だろ」と言ったのである。

しばらく、こんなことを繰り返してから、私は我が家への訪問者はすべからく「友好関係にある」ことを学んだのである。

だから、ピンポ~ン=お出迎えの時となっているのである。

ただし、ある時から生協の配達の際には、これが認められなくなってしまった。

居間に閉じ込められてしまうのだ。

私が想像するに、原因はどうもαが「私のお手伝い」をあまり快く思っていないことにあるようなのである。

生協の配達があるとαは大きな箱やら袋を台所に持っていき、食材をいちいち中から出して魔法の箱(=人は冷蔵庫と呼ぶ)に入れる。

それなら私も大好きなαのお手伝いしなければならぬと思い、αが玄関から一つずつ荷物を台所に運んでいる最中に台所に待機し、袋をズタズタに引き裂き中身を全部出したのであるが、どうもこれがいけなかったらしい。

以後、生協の配達時には私と奴は一緒に居間で待機させられることとなった。

ちなみに奴も以前はαのご機嫌取りをしようと作業を手伝ったりしたいたのであるが、αから「おとうが入れると何を何処に入れたか分からなくなっちゃうから、ゴル男と一緒に向こうに行ってて」と言われたのである。

ということで我が家の♂達は「出番無し」ということになった。

まあ、このように家の中では特殊な状況を除けば、私が「好奇心から興奮する」などということはない。

次に「外」での行動について書こう。

単純に「外」と言っても状況は二つに分かれる。

リードが着いているかいないかで違ってくるのである。

私の場合、リードを着けられた瞬間から持ち手の意向に反した行動を取ることは滅多にない。

まあ、幼い頃には「反抗」したこともあったが、全て虚しい努力となってしまったので、今では省エネに目覚め、無理に逆らおうなどとは少しも考えない。

これは以前にも書いたが、持ち手に逆らって得なことなど無いのだ。

だから、道端にお菓子が落ちていたとしても若干の好奇心はあるのだが、許しが無ければ匂い嗅ぎもしない。

まあ、こればかりは仕方がないと諦めている。

ところが、これがノーリードとなれば話は全く違ってくる。

私がノーリードになれるのは「家の中」と「ドッグラン」に限られており、家の中での様子は前述のとおりである。

これがドッグランとなれば、もう私の天下である。

落ちているものは何でも口に入れる。

通常、食べ物とはされないほど熟れたもの(人は腐っていると言うらしいが)だろうと、枝であろうと根っこであろうと落ち葉であろうと何でも来い!である。

そんな私を見て我が飼い主♂も以前は「やめろよ。そんなものを食うと吐くぞ」と言っていたが、私の強靭な消化器系統のパワーを知るにつけ何も言わなくなった。

多分、消化器系統に疾患を抱える我が身と置き換えて羨ましく思っているのだろう。

今では、たまに「吐け!」と悪たれをつく位である。

とにかく私はドッグランでは自由を満喫している。

本当にドッグランは私にとって夢のような場所である。

だから、ドッグランに到着すると私は大興奮である。

早く車から出してくれ!とワンワン吠える。

これは他の仲間達も同様で、全員が興奮しながらやって来る。

これを「良くない」という方もいるかも知れないが、こればかりは仕方がない。

ドッグランに入って5分もすれば落ち着くのだからお許し願いたい。

まあ、中にはもっと時間のかかる仲間もいるが、これは「経験」と「飼い主さんの指導」で克服出来る問題であろう。

我が飼い主♂は私に「指導」する気は全く無いのだが、私の場合、中に入ってしまえば、直ぐに食材の探索作業に入るので指導する意味がないからだと思う。

この際に問題となるのは、他の仔に対する好奇心が興奮とともに異常に高まってしまう場合である。

誰でも突進されてきた仔に対しては「ご挨拶」どころではなくなってしまう。

それでも先方が落ち着いている仔ならば、何の問題も起きないのだが、我がドッグランの場合、全員がそんな仔ではないので新たな入場者を迎える場合には、全員一度リードを着けたりしている。

まあ、基本的に犬は自由を認められれば「好奇心」を満たすことは容易になるのだから、意味無く「興奮」することはない。

ただし、それが間違ったことに見えてしまうのは順番が逆の場合である。

つまり「興奮して何かをする」というケースである。

既に興奮状態の仔が新たな刺激を受けてさらに興奮するなどということは結構ある。

だから、落ち着いた状態で好奇心を満たしてあげる、ということが飼い主さんの注意すべきことだと思う。

ここで「愛犬を落ち着かせることが出来るかどうか」ということが重要になってくるのである。

まあ、ここがリーダーシップの発揮のしどころであろう。

たまに街中で愛犬を落ち着かせるどころか、ぎゃあぎゃあと大きな声で騒ぎ立て愛犬を叱っている無謀な飼い主さんを見かけるが、そんなことで落ち着いて指示に従える仔などいる筈がない。

怯えるか、益々興奮するかの何れかであろう。

こんな時に他の犬が側にいればと、当然にトラブルの原因となりやすい。

まあ、皆さんはそんなことはないと思うが、指導しているつもりで逆効果なんてこともあるので注意されたい。

さて、今回はここまでである。

ということで、最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただくことにする。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

次回もまたゴル男が何かお役に立ちそうなことを書くと思います。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年12月15日 (月)

ゴル男の好奇心

さて、今回は「ゴル男(=私)の好奇心」と題して書くことにしよう。

まあ、これまでにも私の「行動」については、我が飼い主♂が散々書いて来たので、皆さん既にご存知の方も多いと思う。

だが、それは奴の一方的な主張に過ぎず、私からすれば「誹謗中傷」に過ぎないと思うのである。

そこで今回、改めて私の行動について書いてみたいと思った次第である。

さて、私の日常生活のほとんどは「昼寝」に費やされる。

一週間の半分は「お留守番」なので、他にすることが無いのも理由の一つであるが、飼い主達との「夜のお楽しみ」のために体力を温存することも必要なのである。

まあ、これが「初めての場所」であったり、ドッグランのように様々な刺激の中で自由に過ごせるなら別であるが、生後3ヶ月から今まで過ごしている「我が家」では特に何の刺激も無く、まあ、寝るしかないというのも事実である。

基本的に私は家の中では常に自由である。

部屋の出入りも自由であるし、寝るも遊ぶも自由である。

だから、何の好奇心も湧かない。

これがドッグランに行くと私は何にでも好奇心を持ち、結果的にドッグランでは落ちている柿を食べたり、梨畑に行けば落ちている梨も勝手に食べることにしている。

ところが、自分でも不思議なのだが、我が家の台所のカゴの中にある柿や梨、リンゴを盗み食いすることはないのである。

私が簡単に食べられるようになっているにも関わらず、私自身食べようとしたことはない。

同じものなのに一向に「好奇心」も湧かないし、食べようと思ったこともない。

我が家の中での「部屋の出入り」についても同じことが言える。

我が家の場合、中に置いてあるものによって、突然出入り禁止となる部屋がある。

ただし、この「出入り禁止マーク」は板を一枚立てかけるだけで済まされている。

つまり、私からすれば、またぐ事も出来るし、鼻先で少し押すだけで倒す事も出来るような代物なのである。

何故、台所の果物を食べたり、出入り禁止の部屋に入らないかというと、私自身、先程も書いたようにはっきりとはしないのであるが、何の「好奇心も湧かないから」ということになるのだと思う。

はっきり言って興味がないのだ。

既に先程も書いたように家の中での私は常に「自由」である。

自由だから、家の中で改めて「何かに興味を持つ」ということは全くない。

つまり「自由にしている」から「余計なことをしない」ということにつながるのだろうと思う。

これが私が日常的にサークルとかクレートに入れられているとしたら、たとえ家の中といえども「好奇心をそそられる」などということがあるのだと思う。

皆さんの愛犬はどうであろうか?

以前、我が飼い主♂がサークルやクレートの使用を子供に「子供部屋」を与えることと同じだ、と書いたことがある。

つまり、良い影響も悪い影響もあるという意味で奴は書いたのである。

日中、サークルやクレートで過ごしている仔は、たとえ家の中であったとしても「外」に対する興味や好奇心は常にあるだろうし、出してもらえた時に一機にテンションが上がるなどということもあるだろう。

当然、家とは違った意味での「自分の縄張り」を主張する仔もいるだろう。

一方「幼い子供」と同居しているなどという場合には、そんな配慮も必要だろうし、愛犬にとっての「自分の場所」という存在も落ち着く上では必要なのかも知れない。

まあ、私の場合、専用のソファーもあるし、クレートもあるから入りたければいつでも使用可能なのであるが、今のところ、入る気は全く無い。

飼い主達が「ハウス」と言えば入るのだが、いつまでも入っていたいとは思わない。

私自身、ずっと家の中では自由に暮らしているので、問題行動の定番となっている「くず入れをあさる」とか「スリッパをおもちゃにする」などという行動は全く取らない。

何の興味も湧かないのである。

もしも「家の仔はサークルやクレートに手を入れようとすると怒る」とか「サークルやクレートから出すと家中走り回ったりして大騒ぎ」といったことを「問題」と考えているならば、速やかに「戸」を撤去すべきだと思う。

使用を「犬に任せる」のである。

極論かも知れないが、私はそう思う。

さて、皆さんはどうお考えだろうか?

さて、今回は短めであるがこの変で終わらせていただく。

ということで、最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただくことにする。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

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次回もまたゴル男が何かお役に立ちそうなことを書くと思います。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

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2008年12月13日 (土)

犬の攻撃性②

さて、今回はシリーズの「犬の攻撃性の特徴」について書くことにしよう。

筆者はもちろん私「ゴル男」である。

今回は「支配性攻撃」からであるが、完結させる意気込みで書くのでご期待願いたい。

以前にも書いたが簡単に書くと支配性攻撃とは「犬が支配性を持ち、その立場を得ようとしたり、守ろうとする際の攻撃」ということになる。

つまり、「俺が俺が」という性格の仔がその立場に固執するような場合に起きる可能性があるということになる。

それでも、他の仔が服従性の強い仔であれば、多くの場合何も起きない。

ただし、必ずしもそうとはならない方が多いので注意が必要である。

「目と目があった」とかだけでも喧嘩が始まることも多い。

中には他の仔が楽しげにしていたり、尾を上げて自分を誇示している様子を見ただけで先方の仔に一直線なんて仔もいる。

これがフレブルのように「犬の社会化」が不足している、なんて場合には「喧嘩」そのものの激しさも増してしまい、えらい騒ぎになってしまうことも少なくない。

また、この支配性攻撃性は♂の場合に多く見られ、大体2歳位から顕著になると言われている。

やはり、遺伝的な要因、成長期における兄弟間の関係等々様々な要因が考えられるようだ。

また、特定の犬種には顕著に見られるようで、その場合には、やはり「遺伝的要素」も考慮しなければいけないようである。

科学的に書くならば神経伝達物質であるセロトニン量の低下ということが影響しているとも言われているようだ。

そんなことから「薬物治療」などという考え方すら出てくるのである。

まあ、そんな遺伝的な要素や科学的なことは専門家にお任せするとして、ここではやはり飼い主さんが出来る対処法を書くことにしよう。

多くの方は、既にお気付きのこととは思うが、これを防ぐには単純に飼い主さんの強烈な「リーダーシップを発揮すること」と「良い経験をさせる」しかない。

常に「飼い主さんがリーダー」ということを犬に意識させながら、色々な良い経験をさせなければいけないのである。

ところが、逆に「支配性攻撃」について、無意識のうちに飼い主さん自身が「強化」してしまっている場合さえあるようだ。

無意識で強化してしまうことについては、これまでも我が飼い主♂が何度も書いているので、ここでは簡単に書かせていただくが、現実に多く見られるようである。

例えば「○○ちゃん、何がしたいの?」といった日常会話から、散歩時における歩き方やコース選択に至るまで、何でも愛犬の言いなり状態などという場合には、愛犬の支配性を強化していると言えるであろう。

つまり、日常生活に注意する必要があるのだ。

我が家の場合、全てが我が飼い主♂の気まぐれで決まってしまう。

特に散歩時にその傾向が顕著である。

我が家の散歩は一日二回が基本であり、午後と夜ということになる。

まあ、午後の散歩はほとんどの場合、αと私ということになるので、途中犬連れの方に会えば、一応の犬同士のご挨拶も出来るし、飼い主さん同士の会話もあって結構楽しい。

だが、ごく稀に、この楽しい午後の散歩が悪夢のような時間になってしまうことがある。

αの帰宅が遅く、我が飼い主♂の方が先に帰宅したときである。

奴との散歩は苦痛以外の何ものでもない。

匂い嗅ぎも一切させてくれないし、ひたすら早く歩こうとする。

何やらぶつぶつと私に語りかけながらも、歩調は速い。

途中で他の犬に出会っても、たとえ先方の飼い主さんが「ゴルちゃん、今日はパパと一緒なの?」などと親しげに声を掛けてくれても足を止めることは一切なく、無愛想に「はい」と一言言うだけでその場を立ち去ろうとする。

当然、私は「顔見知りだし、ご挨拶でも」と思うのだが、必ず奴は私を必ず引きずるようにしてその場から足早に立ち去ってしまう。

前方に近所の飼い主さんの集団を見かけると散歩コースさえ変えてしまう。

そんなとき奴は必ず私に向かって「ゴル男!君子危うきに近寄らずだからな」と言ってくる。

誰が「君子」で何が「危うき」なのか全く意味不明である。

そんな我が飼い主♂との散歩は楽しい筈がない。

ということで、私もそんな奴の理不尽さに対抗すべく、奴と私だけの散歩の際には、思いっ切りリードを引っ張って動くようにしていたことがある。

ある時は突然右に、またある時は左にと奴の前を飛び跳ねるように動き回ったのである。

しかしながら、この私の行動は失敗した。

奴はリードをくるくると自分の手に巻きつけ、私との距離を一気に縮め、自分の足元へと私を引き寄せたのである。

本当に悪知恵だけはある奴なのだ。

こうなると私は自由が利かなくなってしまう。

結果、相変わらず奴との散歩はつまらない。

多分、托鉢に回る修行僧の心境と同じだろう。

今では心の中で「修行、修行」と自分に言い聞かせ、ひたすら歩くようにしている。

とにかく奴との散歩はこんな調子になる。

私が「こちら方面に行きたいのだが・・・」といった素振りをみせると奴は意地になって逆方向に進んでしまう。

また、私が快調に歩いていると、突然「待て!」とか「おいで!」とか声を掛けて来て、楽しい散策の邪魔ばかりしているのだ。

やはり、気持ちの小さい♂なのだろう。

人の幸せや楽しんでいる様子をみると直ぐに妬み根性を露呈するのである。

結果、我が家の夜の散歩も「奴次第」ということになってしまう。

まあ、それでも夜の散歩は必ずαが一緒だから、たまに奴に「それじゃあ、ゴル男だってつまらないでしょ!」と至極当たり前の意見を言ってくいれるので、多少救われる。

だが、それとて「必ず」とは言い難く、結果、私の散歩は飼い主達の「お供状態」になってしまう。

私が本当に自由にしていられるのは「家の中とドッグラン」のみである。

それから、以前、奴も書いたことがあるが、我が家には一風変わったルールがあって、散歩中に私がウ○チをするとリードを持つ人間が変わるのである。

夜の散歩は常に私と奴とαということになるので、私のリードを持つ人間は奴かαということになる。

先ず、家を出る際には奴が持つ。

その後、私がウ○チをするまでは「奴が持つ」ということになる。

ここからが私の賢いところである。

というよりも、この際「必死」と言ったほうが的確な表現かも知れないが・・・

とにかく家を出て50m以内で必ずウ○チをするのだ。

消化状況とは、全く無関係に排泄するのである。

言うのは簡単だが、実行するのは結構難しい!

たまにαとの午後の散歩で出し過ぎたりしていると、これが中々出ない。

当然、私は必死になる。

そんな私を見てαは「ゴ~ル、頑張れ!ゴ~ル、頑張れ!」とまるで幼稚園の運動会のような声援さえ送ってくれる。

逆に雨で午後の散歩が中止となり、散歩が夜のみとなる場合も結構大変である。

リードの持ち手の変更ルールに従い、なおかつ極力奴が持つ時間を短くするためには、速やかに三回程出さなければ行けないのである。

ということで私は・・・

失礼、大分テーマとかけ離れてしまった。

話を戻そう。

結論を書くならば、飼い主さんが十分にリーダーシップを発揮することによって「愛犬の出過ぎた真似」を抑制出来るということである。

仮に他の仔に向かおうとしている際にも「おいで」と一声掛ければ飼い主さんの所に戻って来るなら何も起きないし、仮に喧嘩を始めかけてしまっても「やめろ」の一声で止まれば何の問題も起きないのだから。

次に縄張りからくる攻撃、恐怖性攻撃となるのだが、これについても以前から我が飼い主♂が何度も書いているので、詳細は省くが、結論めいたことを書くならば「支配性攻撃」と同じで

①飼い主さんのリーダーシップを発揮することで抑制は可能

②少しずつ良い(=楽しい)経験させることで軽減させることが出来る

さらに加えるならば

③飼い主さんが積極的に遊びに参加することにより、愛犬の意識を他の犬から引き離すことが出来、未然に「攻撃」を防ぐことにつながる。

要するに一般的に言う「攻撃性」とは、以上の点に留意することで十分に改善することは可能となるであろう。

ただし、支配的な性格とか過去の経験から極端に臆病になっている仔のトラウマまでを消すことは出来ないので、飼い主さんがかなりの自信を持てるまでは注意を怠ってはいけないのだ。

縄張り意識の強い仔の場合も同様である。

まあ、詳細は以前のブログを参考に願いたいが、結果的に「縄張り意識を強化している」飼い主さんが多いので、その点を注意していただきたい。

「私がいるから大丈夫、お前は余計なことをしなくていいの」ということを愛犬に理解させていただきたい。

その点さえ忘れなければ、ごく普通に愛犬との関係作りに励むことで解決する問題であるし、こまごまとした事はどんな本にも書いてある通りである。

最後に「突発性攻撃」であるが、これは特定犬種に見られるもので遺伝的な要素に支配されているようであり、獣医師に頼るしかない。

幸いに私自身はこのような症状を見たことはない。

ということで、あまり気にする必要はない問題だと思う。

今回は、まとまりに欠け、かなり長めとなったが、どうも体調が良くないのでご勘弁願いたい。

これで「犬の攻撃性」についてのシリーズは完結である。

次回以降は、また、何かお役に立ちそうな話題について書きたいと思っているので、よろしく!

さて、最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただくことにする。

さて、もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

次回もまたゴル男が何かお役に立ちそうなことを書くと思います。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

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2008年12月12日 (金)

またもや事件発生!

さて、今回は、予定を変更して、またまた我が家で起きてしまった事件について書いてみたいと思う。

あっ、申し遅れたが毎度お馴染みのゴル男である。

我が飼い主♂の「愚かさ」については、つい先日も書いたが、また奴がやらかしたので、今回はそのことについて書いてみたいと思う。

本当にもう、呆れるばかりである。

事件は、昨夜起きた。

夕方になり、何を思ったか我が飼い主♂は突然αに「俺、床屋さんに行ってくるわ」と言い残し、床屋さんへと出掛けて行った。

とまあ、ここまではごく普通の出来事だと思う。

ところが、ここから先が我が家の「バカ」はやることが違うのである。

帰宅時、奴の第一声は「ただいま~。アクオス買って来たよ。」

その声に驚いたαは「え~!また、買ったの!この間、買ったばかりじゃないの!」

この「この間、買ったばかり」という発言であるが、実は我が家では北京オリンピックにあわせてテレビを購入することになり、奴は50インチ、αは40インチと言って散々もめた挙句、結局42インチの液晶テレビアクオスを購入していたからである。

にも関わらず、奴がまた「アクオス買ってきた」などと言うものだから、流石に驚いたαが前述の発言をしたのである。

まあ、これまでの奴の行動からすれば、それ位のことはやる可能性があるのでαはそのことを心配したのである。

それに気付いた奴が「ゴメン間違えた。ブルーレイのレコーダーを買って来たんだよ。同じシャープの」と平然と言った。

こうなるとαも「それなら分かった」としか言いようが無くなる。

もう、値段など聞く気にもならないらしい。

αのあきらめきった声に調子に乗った奴は「十万ちょっとだから」といとも簡単に金額を告げた。

多分、皆さんはこの我が家の会話にかなりの違和感を覚えていらっしゃることと思う。

どこの家に床屋に行ってブルーレイレコーダーを購入してくる人がいるだろうか?

十数万円のものを買うのに全く我が家のαに相談も無くである。

まあ、それを平然と聞き流すαも大したものであるが、やはり、我が家は少し感覚がずれているような気がしてならない。

ついでに書くと、奴は床屋からの帰りに電気店の他に私の食事用の「ササミ」を購入しにスーパーマーケットにも寄っている。

その際に購入したものはパイナップル、かぼちゃ、ナタデココのデザート、アイスクリームとなる。

ちなみにその全てを奴はほとんど食べない。

パイナップルとかぼちゃに至っては「美味そうだから買って来たよ」とは言うものの、奴はパイナップルもかぼちゃも全く食べないのである。

何を根拠にどこが「美味そう」なのかサッパリ分からない。

まあ、多分、我が家では奴の奇行については誰も驚かない。

私の姉貴分達も全く驚くことなく「あっ、そう」で終わると思う。

ここまで来れば、奴も大したものである。

実は奴は、電気店でブルーレイレコーダーばかりではなく、ノートPCも買おうとしたのである。

だが、そこで流石に奴も考えたようだ。

貯まっているポイントが約50000、購入価格が20万円とすると持ち出しが15万円、ブルーレイレコーダーと合わせると約30万円の出費となる。

これでは確実にαも怒るだろうと思い断念したのだ。

まあ、ここまでは普通の考え方かもしれないが、奴の奴たる所以はここで「俺って偉い!ちゃんと我慢出来た」と自己満足に浸ってしまう所なのである。

万事が万事こんな感じなのである。

車を購入する際も必ず二番目のグレードのものを購入する。

そして「俺って偉い!ちゃんと我慢出来る」と思い込んでしまうのである。

本当につける「薬」のない♂なのだ。

「薬」がないと言えば奴の粗野で粗暴な性格につける薬はないものだろうか?

つい先日も奴の粗暴な性格から私に悲劇が訪れた。

その日の夕方、何を思ったか、帰宅の遅いαを待つ間に奴は突然αの部屋(和室)に入り、障子紙を剥がし始めたのである。

当然、剥がしたものは張り直すのだろうと思っていたら、予想通り、奴は何やらこまごまとした物を準備し、アイロンを用意したりして障子張りを始めたのである。

私は元々不器用な奴が何か作業を始めると途中で自分のあまりの不器用さにイライラし始め、常に何かに八つ当たりすることを知っていたので、触らぬ神にたたり無しということで、その間ずっと居間でのんびりと過ごしていた。

転寝をしていた私の耳に突然「やったあ!」という奴の雄たけびにも似た声が聞こえたので、ご機嫌伺いに奴の下へと馳せ参じた。

まあ、その段階では上機嫌の奴から何かもらえるだろうと思ったのである。

ところが、きちんと奴の傍らに付いた私に対して奴はいきなり「ゴル、邪魔だよ!あっち行けよ」とぬかしたのである。

当然、私は「カチン」と来た。

ということで、何か報酬を得られるものと期待した私は奴の身勝手な発言にむかつき、行きは障子をさけ、直角に曲がって奴の下に行ったのだが、帰りは最短距離で部屋を後にした。

つまり、張ったばかりの障子の上を歩いてやったのである。

跳ねるように歩いてやった。

ずぼずぼ、ばりばりという音が心地よく私の身体に響いた。

当然、張ったばかりの障子紙はボロボロになる。

奴は怒り狂った!

「何すんだよ、テメー!」と言いながら、片手に物差しを振りかざして私を追ってきた。

「殺される」私は咄嗟にそう感じた。

ところが、神は常に正義の味方なのである。

丁度、私が玄関に向けて逃げている最中に玄関の戸が開きαが帰宅したのである。

「お母様~、あの野蛮人に殺される」と私はαに得意のウルウル目線で訴えた。

奴はαに事件の概要を伝え、私への「体罰」を認めるように訴えた。

ところが奴はαに「何でそんなことを夜にやるの?昼にやればいいじゃない。ゴルだってつまらないものねえ~」と言われる始末。

万歳!やはり、αはいつも私の味方なのである。

ということで、その晩、私はαに優しく遊んでもらい、奴は全ての努力が無となり、やたらイライラとして過ごしたのである。

ざまあミロ!と言ったところであろうか。

まあ、いつもながらに我が家は賑やかな家なのである。

皆さんのお宅はどうであろうか。

ということで、今回はここまでである。

次回はきちんと「犬の攻撃性」について書くことにしようと思っているので、是非、ご期待願いたい。

さて、最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただくことにする。

さて、もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

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次回もまたゴル男が何かお役に立ちそうなことを書くと思います。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

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2008年12月11日 (木)

犬の攻撃性①

さて、今回からは「犬の攻撃性の特徴」について、項目別に書くことにしよう。

筆者はもちろん私「ゴル男」である。

先ずは「捕食性攻撃」からである。

簡単に書くならば、獲物を捕まえて殺すという本能に基づく攻撃で危険性は高く、この場合の「獲物」とはどんな物でも対象となり得る。

この攻撃性については、文字通りであって、獲物と捕まえて殺すという本能に基づく攻撃性である。

本能に基づく攻撃であるから、一度始まってしまうと止めるのは非常に難しいと言われている。

では「捕食性攻撃」は防ぐことは出来ないのか?ということになろうかと思うが、決してそんなことはない。

飼い主さんの努力で「本能」に目覚めることを防ぐことは出来る。

少なくとも飼い主さんの努力で「獲物」となる対象を減らすことは出来るのだ。

この場合の獲物は必ずしも「生き物」に限定されたものではない。

捕食的攻撃は、走ったり、すばやく動く「獲物」を見ることによって触発される。

だから、「ヒト」も「自転車」「自動車」も対象となりえるのだ。

ちなみに私の場合、この「獲物」は「枯葉」ということになる。

丁度、この時期の我がドッグランでは梨や柿の枯葉が風に舞うようになる。

それによって私の狩猟本能が目覚め「獲物を狩る」という行動に走るのである。

これを追いかけて「粉々にする」のである。

その時の爽快感たるや、何ものにも変えがたいのだ。

だから、誰に言われようとも止められない。

私の場合「生き物」には全く興味が無い。

「獲物」は枯葉に限定されている。

まあ、これは個性の違いとでも言えばよいのだろうか。

我がドッグランでは他の仔で同じ事をやる仔はいない。

だから、常に単独の「狩り」となってしまう。

たまに「何故この楽しさが分からないのだろう?」と思うこともあるが、まあ仕方ないと諦めている。

全員でやれば確実に楽しめるのに・・・

私の話はおいておこう。

先日、テレビで「熊」と遭遇した場合の対処法について「人形」を使った実験を行っていた。

結論を書くと「熊」は動かない「人形」を襲うことはなかったが、一度「人形」が動き始めると「熊」は「人形」を追い掛け、容赦なく攻撃した。

これと同じである。

相手の「動き」とか「音」とかをきっかけにして、狩猟本能が目覚め、捕食性の攻撃が始まってしまうのである。

こうなってしまうと「仕留める」まで攻撃は続く。

だから、危険なのである。

私の場合、口の中で枯葉を潰してしまえば終わるから「平和」なものであるが・・・

犬の場合、他の野生の生き物と違い「捕食性」といっても必ずしも食べる訳ではない。

多くの場合「仕留めた」と感じた段階で終わる。

仮に対象が小動物であった場合には相手が動かなくなった段階で終了する。

つまり「殺す」で終わるのである。

昔のテリアが「ネズミハンター」として大活躍していた時代には、この「本能」を利用してネズミの駆除に活用していたのである。

ただし、この狩猟本能も必ずしも深刻な場合ばかりではなくて「遊び」となっている場合もある。

ここが「狼」とかの野生動物とは違う点である。

夢中になって遊んでいるのである。

この点は私となんら変わりは無い。

なんと言っても「食べるために狩る」という本来の目的を失ってしまっているのだから、興奮しながらも「遊んでいる」のだ。

あっ、ここで誤解のないように書いておくがこの「捕食性攻撃」は何も「異種」の生き物に対してのみ行われるものとは限らない。

「犬」に対しても起きるので注意が必要である。

特に「特定の大型犬種」では顕著であるとされており、いわゆる「小型犬」を「獲物」として捉えてしまう傾向が出やすいと言われている。

ここに先程書いた「飼い主さんの努力によって『獲物』となる対象を減らす」ということの必要性が出てくるのである。

つまり、これは「馴らすこと」が必要ということである。

刺激に対して興奮しないように少しずつ馴らしていくことである。

これを「除感作」とか「脱感作」という。

まあ、分かりやすく言うと「徐々に経験を積ませることで対処する」ということである。

出会う可能性がある「様々なもの」に対して、過度な刺激を受けないように馴らすことが重要となってくる。

まあ、私の場合、幼い頃から「ボール」や「おもちゃ」も「獲物」となっており、ことごとく破壊することになる。

恐らくこちらの場合は私と同じ行動をとる仔も多いと思う。

ボールもおもちゃも元の形がなくなるまで「噛み千切る」のだ。

これも楽しい!

おもちゃや中が空洞になっているボールの場合には、カップめんが完成するまでには確実にバラバラにする。

この点では私には「ウルトラマン」と同等の能力があると言えると思う。

300円が3分でゴミになるのだから、如何に我が飼い主♂がヘビースモーカーとはいえ、奴のたばこ代よりも遥かに高くなるのは間違いない。

それでも我が家の場合「その程度の出費で奴のストレス発散になるのであれば・・・」との考えから、常におもちゃやボールのストックがある。

まあ、それ以前は「家具」を獲物としていたから、それでも安上がりであることは間違いないとは思うが。

まあ、これを「捕食性攻撃」とは言わないと思うが、実際に飼い主としては「困りごと」には間違いないと思う。

皆さんのご家庭ではどうであろうか?

さて、「捕食性攻撃」を防ぐための、もう一つの方法が「飼い主さんの強いリーダーシップ」ということになる。

飼い主さんの一声で止めさせるということである。

ただし、これは攻撃が始まる前に指示することが不可欠となる。

本能が目覚める前、犬が興奮する前に止めなければいけない。

「もう誰の声も耳に入りません!」状態になってからでは明らかに手遅れである。

実際、一度この攻撃が始まってしまえば、たとえ相手が飼い主さんであったとしても、犬は自分自身の興奮を抑えることは出来ず、結果、最悪の事態を迎えてしまうこともある。

もちろん「犬種による」ということは事実なのだが、過去においてそんな「攻撃性を強化」されてきた犬種の場合には、「遺伝性」という面も考慮しなければいけないので、特に注意が必要となる。

だから、一般家庭で「闘犬」と言われる犬種を飼ってはいけないと言われているのだ。

とにかく「スイッチ」を入れさせてはいけないのである。

この点を注意せずに放置しておくと大変な事件を起こしてしまったりすることになる。

皆さんには愛犬が決して他の生き物やもの、犬に対して捕食性の攻撃を仕掛けるようなことのないように、しっかりとしたリーダーシップを発揮すること、そして徐々に経験を積ませ様々な刺激に対して抑えが効くように導いてあげていただきたいものである。

ということで、今回はここまでである。

次回以降もまた「犬の攻撃性」について書くことにしようと思っているので、是非、ご期待願いたい。

さて、最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただくことにする。

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2008年12月10日 (水)

犬の攻撃性の特徴

さて、今回からは「犬の攻撃性」についての原因とその対処法についてシリーズで書いてみたいと思う。

あっ、申し遅れたがゴル男である。

未だに我が飼い主♂は消化器系の病に臥せっており、私が今回のシリーズも担当することになった。

まあ、軽く言えば「よろしくね」と言ったところであろうか。

さて、今回のシリーズに入る前に、前回までのシリーズ「喧嘩の原因」についてて、簡単に振り返ってみることにする。

我が飼い主♂が掲げた喧嘩の原因は次のとおりであった。

①他の犬に手ひどくやられた経験がある

②飼い主さんの潜在的な願望

③飼い主さんが他の犬との接触を極端に避けてしまう

④社会化が不足している=経験が足りない

⑤性格的な影響

⑥多頭飼いの場合

とまあ、こう書いたのだが、実際に喧嘩となってしまう原因を細かく書くとするならば、はるかに多くあげられるだろう。

例えば「おもちゃ」や「食べ物」の奪い合いだったり、親しい人間の奪い合いだったりもする(まあ、ヤキモチといった感じであるが)。

中には他の仔が楽しそうだったりしている様子を見ただけで喧嘩を売る仔もいる。

実際には多種多様の「原因」がある。

恐らく、皆さんは「飼い主さんの潜在的な願望」なんて、稀なケースに決まっていると思われるだろうが、決してそんなこともない。

特にフレブルの飼い主さんには、やはりマッチョなイメージと若干乱暴物なんだ!とお考えの方が多いと思う。

ここに潜在的な部分が見出せると思うのだがどうであろうか?

決して優雅な「王子様」や「お姫様」といったイメージでは接していないと思うのだ。

まあ、実際にそんな方がいたとしても少数派だと思う。

粗野で乱暴者の我が飼い主♂は、私が幼い頃によく「体罰」を加えた。

それも中途半端な「体罰」ではない。

如何に頭の悪い奴でも今では深く反省しているようだが、そんな体罰を加えるということも、やはり私の外見的なイメージが大きいと思う。

とにかく「丈夫そう」「少しぐらい乱暴に扱っても大丈夫」というイメージがあるからではないだろうか?

そんな飼い主さんの愛犬にもつイメージは首輪や服にも現れていることが多い。

とにかく「乱暴者」といった誤ったイメージを与える仕様を好む人が多いと思う。

「ちっちゃな乱暴者」=「小さくて制御可能だからオッケー」なんてところではないだろうか?

そうなってくると、やはり、飼い主さんの中には「ひ弱なイメージ」はないと思って間違いないと思う。

飼い主さん自身が愛犬に「強さ」を潜在的に求めている、若しくは認めていると思うのだがどうであろうか?

「そんなことはありませんよ。ただ、フレブルにはそんなファッションが似合うと思うからですよ」と言われるのかも知れない。

でも、そうとばかりは言えない場合も多いと思う。

そんなイメージの仔を迎えたときから、既に飼い主さんには「強さ」への憧れがあったのではないだろうか?

多分、我が飼い主♂には間違いなくあったと思う。

なんと言っても奴の憧れの犬種は「マスティフ」「ブル・マスティフ」「ブルテリア」「スタッフォードシャー・ブルテリア」といった元闘犬ばかりなのだから。

ちなみに「ブルテリア」「スタッフォードシャー・ブルテリア」はドイツでは飼育が法律で禁止されている。

つまり、ドイツでは、お国が「危ない犬種」と認めているのである。

人間の場合、テレビなどで見ると特殊な業界の方のファッションには共通した「何か」があるように感じる。

「いかにも」といったイメージがある。

実際、我が飼い主達もそんなイメージを私に持っているようで、私の服は全てαの手作りであるが全て「特殊な業界っぽい柄」である。

私はいたって温厚な性格の持ち主であるが「やられればやり返す」ことだけは譲れない。

そこにそんな粗暴なイメージがあるのだろうか?

よく分からない問題である。

皆さんはどうであろうか?

そんなイメージを愛犬に持ってはいないだろうか?

私の思う「ヒト」の不思議な部分である。

「喧嘩の原因」に話を戻そう。

まあ、分類すれば、すべからく「喧嘩の原因」は①から⑥の中に納まるとは思うが、中には飼い主さんが「何故?」と思う原因から「喧嘩」が始まってしまうこともある。

先程書いた「奪い合い」などは「性格的な影響」が原因だとは思うが、それでも、他の仔の横を通る際に何気に「噛む」などという行動を取るケースもあって本当に正確な原因がわかりにくいこともある。

結果、飼い主さんの思考回路が混乱してしまい、何時まで経っても防ぐことが出来ないなどという事態に陥ってしまうことさえあるようだ。

そこで犬の攻撃性とは一体どこから来るものなのか?ということが問題となってくるのである。

ということで、本題に入ることにしよう。

今回は非常に分かりやすい展開と自画自賛しているのだが、どうであろうか?

先ずは「犬の攻撃性の分類」からである。

この分類は専門家の書かれた本を参考にしているが主なタイプだけを書くことにする(イヌの動物学 猪熊壽著 東京大学出版会) 

①捕食性攻撃

②支配性攻撃

③縄張りからくる攻撃

④恐怖性攻撃

⑤突発性攻撃

となる。

まあ、実際によく見られる「攻撃性」の原因は①から④になると思うが、複数の要素が絡んでいたりすることも少なくないようだ。

項目ごとの内容を簡単に書くことにしよう。

①捕食性攻撃

獲物を捕まえて殺すという本能に基づく攻撃で危険性は高く、この場合の「獲物」とはどんな物でも対象となり得る。

②支配性攻撃

犬が支配性を持ち、その立場を得ようとしたり、守ろうとする際の攻撃。

③縄張りからくる攻撃

縄張りを維持したり、他者からの侵入に対する攻撃

④恐怖性攻撃

恐怖を持った犬が追い詰められた際に見られる

⑤突発性攻撃

通常、原因不明とされる攻撃

となる。

ちなみに「ヒト」の場合はどうなっているのだろうか?

是非、知りたいと思う。

我が家の場合、我が飼い主は粗野で粗暴な♂であるが、力関係では「お母様の方が遥かに上」であることに間違いはない。

ということで我が家のαは「お母様」ということになるのである。

決して「腕力」で決まっている訳ではない。

多分「人間社会」はすべからく同じようになるのだろう。

以前見た「猿の惑星」でもそうであった。

力の強い「ゴリラ」は兵士であって、それを指揮するのは知的レベルの高いチンパンジーやオランウータンだった。

まあ、これは犬の世界でも同様で、決して体力がある者がリーダー=αとなるのではない。

むしろ「性格的にリーダータイプ」の者がαとなるのである。

極論すると、犬でも自分の力ばかりを誇示するものはリーダーとはなれないのかも知れない。

そんな事よりも「性格的な向き不向き」が重要なのだろう。

話を戻そう。

まあ、犬の攻撃性については、上記以外にも痛いところを触られた際に咄嗟に攻撃するとか仔犬を守るための母犬の攻撃とか色々とあるのだが、今回は省くことにする。

実は若干私も疲れ気味であるので、これらの「攻撃性の特徴」と「対処法」については、また、次回以降に書かせていただくことにする。

ということで、今回はここまでである。

さて、最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただくことにする。

さて、もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

次回もまたゴル男が何かお役に立ちそうなことを書くと思います。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年12月 9日 (火)

我が家の事件簿

さて、今回は、予定を変更して、我が家で起きたちょっとした事件について書いてみたいと思う。

あっ、申し遅れたがゴル男である。

これまでも我が飼い主♂の「愚かさ」については、何回も書いて来たが、また奴が「やらかした」ので、今回はそのことについて書いてみたいと思う。

ただただ、呆れるばかりである。

奴は、これまで、このブログの中で「犬の問題行動」について散々書いてきている。

私が思うにどうも「ヒト」にもこのような問題行動が見られるような気がしてならない。

この問題は我が飼い主♂に顕著に見られる。

問題となる行動はいわゆる「衝動買い」である。

特に「ホームセンター」や「大型店」に行ったときにこの「刺激」があるらしい。

その刺激によって「欲しい」という願望が触発され、何の考えも無く「物を買う」という結果につながっているようである。

これは、多分、奴のなかにある「購入欲」という「本能」が目覚めた結果なのであろうが、とにかくはっきりとした「目的」もないのに買ってしまう。

当然、αに叱られる。

つい、先日も一人でカーテンを見に行って「たんす」を買って来た。

これだけでは、読者の皆さんにすれば、何がナンだか分からないだろうから、簡単に事件の概要を書くことにしよう。

丁度、この日はαが日中不在で、奴は不要となったピアノを処分するため業者さんを待っていたのだが、予想以上に早く用事が済んだので、結果的に暇な午後を過ごしていた。

そして事件は起こってしまったのである。

帰宅後のαと奴との会話を再現してみよう。

文章だと伝わりにくいと思うので、事前に補足して置くが、以下の会話ではα(つまり「母」である)は真面目に怒り、我が飼い主♂はノー天気に明るく話していた。

α:「何これ?」

奴:「たんすだよ」

α:「そんなの分かってるわよ。どうしたの?って聞いてるの!」

奴:「買ったんだよ」

α:「\(*`∧´)/」

奴:「良い、たんすだろ。ピアノも無くなったから丁度いいかと思ってさ」

α:「じゃあ、何で私の部屋に置いてあるの?」

奴:「ピアノのあとには、本箱を置こうと思ってさ。だから、お母さんの部屋に・・・」

α:「私の部屋は、今だって家具だらけでしょ!狭くなるし、日だって入らなくなっちゃうし、駄目に決まってるじゃない!」

奴:「じゃあ、どうしようか?」

α:「家具を買うのは、古いものを処分してからじゃないと駄目でしょ!」

奴:「でも、ピアノが無くなったし・・・」

α:「何でいきなり買ってきちゃうの!?」

奴:「・・・・」

α:「このたんす一体どこで買ってきたの?すごく重いし」

奴:「イ○アだよ。40kg以上あったから、持って来るの大変だったんだよ」

α:「なんでイ○アに行ったの?」

奴:「俺の部屋のカーテンを変えようと思ったんだけど、サイズが分からなくて買うのを止めて帰ろうと思ったら、出口の横にアウトレット家具コーナーがあってそこにあったんだよ」

α:「・・・・」

奴:「そしたら何となく、これが気に入ってさ。買っちゃった」

α:「いくらしたの?お金あったの?」

奴:「そんなに高くないよ。それにカードで買ったから」

α:「・・・・」

α:「一体、どこに置くの?ピアノのあとじゃ駄目なの?」

奴:「違うよ、やっぱりあそこには本箱をおきたいし・・・。だから、お母さんの部屋に・・・」

α:「とにかく、古い家具を捨ててきて」

奴:「え~、( ̄Д ̄;;、分かりました・・・」

α:「それから、もう何回も言ってるけど、この馬鹿でかいバリケンも捨てて!」

奴:「それは駄目だよ!もしも、将来、マスティフとかの超大型犬を飼うことに・・・」

α:「そんなもんマンションで飼えるわけないでしょ!」

奴:「じゃあ、ブルマスティフでも・・・」

α:「とにかく駄目に決まってるでしょ!今はゴル男用だけでいいじゃない!そんなに使いたければ自分が寝たら!セントバーナード用なら人間だって寝られるでしょ!本当に邪魔なんだから」

奴:「分かりました。でも、今は解体するだけで勘弁して。後で考えるから」

α:「じゃあ、今じゃなくても良いから、本当に捨ててね」

奴:「・・・・(ただし、奴は心の中で「今度ブルマスティフ買ってきちゃおうかな」とつぶやいた)」

α:「このたんすの使い方は、私が考えるから、とにかく古い家具は処分してね」

奴:「了解!よし!ドッグランの焚き火で燃すヽ(´▽`)/」

α:「そんなことして良いの?まあ、とにかく捨ててきてくれればいいけどさ」

こうして、奴は超大型犬用のバリケンを解体し、鏡台とたんすを車に載せ、ドッグランで解体して焚き火の材料にしてしまったのである。

ただし、超大型犬用バリケンの使用については、まだ「夢」は捨てていないようであるが・・・。

まあ、奴の場合、何でもこんな調子である。

過去には「車」もそうだし、今済んでいるマンションを購入するときですらαには「事後承諾」であった。

奴には「自制心」というものが全くない。

遺伝的なのか後天的なのか私には分からないが、とにかく全くないことだけは間違いない。

αにも「我慢ってしたことある?ないでしょ!」としょっちゅう言われ、怒られている。

その都度奴は「たまにはありますよ」と平然と言っているが、私の知る限り全く無い!

消化器系の病気を患っており、かなり苦しい筈なのに「コーヒー」が飲みたくなればガバガバ飲み「カレーが食べたい」と言ってはαに作ってもらい、飲んだり食べたりしては苦しんでいる。

全く学習能力が無いのである。

これもきっと「本能」のなせる業なのであろう。

困ったものである。

我が飼い主♂のようになったら、もう手が付けられない。

完璧に手遅れである。

どうもこの傾向はドッグランの管理人の♂達に共通しているようである。

ある管理人は「道具」に異常に関心があり、ホームセンターに行くことに危険性をはらんでいるようであるし、また、もう一人の管理人♂は今の管理犬とは違う「犬種」に関心が高いようである。

私から見ると、それぞれがこの「本能に基づく行動」に抑制が効いていないようである。

まさに「一触即発」状態のような気がしてならない。

何故、人間はそこまで自己コントロールが出来ないのであろうか?

本当に不思議な生き物である。

皆さんにはそんなことはないと思うのだが・・・

ということで、今回はここまでである。

次回以降はきちんと「犬の攻撃性」について書くことにしようと思っているので、是非、ご期待願いたい。

さて、最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただくことにする。

さて、もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

次回もまたゴル男が何かお役に立ちそうなことを書くと思います。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年12月 8日 (月)

喧嘩の防止法④

さて、今回もまた、私がゴル男が担当させていただくので、よろしくお願いしたい。

今回のテーマも「喧嘩の防止法」である。

ただし、今回こそは、このテーマの最終回にしたいと考えているので、読者の皆さんには今暫くお付き合いをお願いする。

さて、今回もこれまで同様、これから書く内容の一部に我が飼い主♂が「喧嘩の原因」の中で既に書いた内容も含まれるので、繰り返しになってしまうが、ご容赦願いたい。

さて、いよいよ最後のテーマ「⑥多頭飼いの場合」についてである。

一緒に生まれた仔同士の場合や、年齢差がほとんど無い場合にその仔達が成熟すると家庭内での闘争が起きると言われている。

まあ、そうとばかりは言えないこともあるが、分かりやすい事例としてはそんなところであろう。

この場合、飼い主さんの対応次第では喧嘩の絶えない家になってしまう恐れがあるとも言われていて、結果、家の中で常に別居生活を強いられるようになってしまうこともあるようだ。

こんな家では、多くの飼い主さんが両者の緊張状態の始まりに気付かぬまま、最終的に「闘争」まで発展させてしまうということが原因のようである。

さらに悪いことに多くの飼い主さんが、この際に両者の間に割って入って止め「叱る」ということをしてしまうようなのである。

まあ、私自身は「多頭飼い」の経験はないので、実態はよく分からないが「割って入る」⇒「叱る」ということは容易に想像出来る。

でも、この飼い主さんの当然の行動が「原因を作ってしまう」ということが言われている。

何故、そんな「否定的な表現」をされるのか?というと、この「闘争」は犬として当然の行為であるにも関わらず、ヒトが介入したということが問題なのだ。

我々犬の場合、複数で一緒に生活していれば、当然に「群れ意識」が発生する。

ここに犬同士の「上下関係」が発生するのである。

「発生する」というよりは「必要」と表現すべきなのかも知れない。

この上下関係がはっきりすることで「群れ」の生活が安定するのである。

ここまでは「犬社会」の問題であり、「ヒトとの生活」には無関係なのだが、無関係である筈なのに、とかく「ヒト」は犬の問題に介入したがるようだ。

我々犬は決して「野蛮な生き物」ではないので、たとえ「闘争」が起きてしまっても「殺し合い」などはしないのである。

決着さえ着いてしまえば、それで全てが解決するのである。

そこに「ヒト」が「人間社会の感覚や感情」を持ち込んでしまうから、話がややこしくなってしまう。

少し見方を変えて書いてみよう。

例えば、先住犬が4歳のときに下の仔を迎えたとしよう。

この場合には、圧倒的な体力差があるのだから、少なくとも当面は何事も起きない。

起きるとすれば、下の仔が成熟し、かつ極端に支配性が強く育ってしまった場合位である。

つまり、下の仔がそれまでの犬同士の上位下位の逆転を考えた場合のみとなるだろう。

だから、可能性は低いと思う。

だが、有り得ない話ではないのだ。

ここで注意すべきことは先程書いた「極端に支配性が強く育ってしまった場合」という前提である。

これはどういうことかというと飼い主さんのリーダーシップが十分に発揮されていない可能性があるということである。

簡単に書けば、飼い主さんが「やめろ!」と一声発すれば、たとえ互いに吠えあっていようが、睨み合っていようがやめなければいけないのだ。

これを出来るようにすることが飼い主さんの出来る唯一の対処法である。

ちなみに私も含め、我がドッグランの管理犬達は全員が我々飼い主達の「やめろ!」という指示に従う。

たとえ、相手の仔に噛まれ出血していようとも「威嚇」はすれども「攻撃」はしない。

ここが肝心なところである。

これが出来ない飼い主さんが喧嘩を止めて「叱る」ということをしてしまう。

そうなると犬は「次回こそは決着を付けてやる」となり、攻撃の内容がエスカレートしてしまうのである。

最も悪い対処法は、負けている犬を助け上げ、攻撃している犬を叱るということである。

こうなると叱られた犬は相手に対する「憎悪」までも抱いてしまう。

結果、次回の「闘争」はさらに激しさを増してしまう。

こんなことを繰り返してしまうと最後には「殺す」まで行く恐れさえ出てしまうのだ。

我が飼い主♂が読んだ本には、6頭飼いのテリアのうち、一頭は回復不能なほどの怪我をし「安楽死」、さらに他の仔に対し内臓を引き出してしまうほど攻撃性を増してしまった二頭も「安楽死」という最悪の結果を生んでしまった事例が書かれていたそうである。

この原因は、元々飼い主さんが下位の二頭を支配性が強化されてしまった上位二頭の攻撃から「守る」という姿勢をかたくなに貫いてしまったことによるそうだ。

だから、多頭飼いの場合、争いが小さいうちに決着を付けることが最善の方法であり、飼い主は常に勝者を優先させなければならないのである。

そしてさらに重要なことが先程書いた「絶対的なリーダーは飼い主である」ということを犬達に理解させることなのである。

ここで、既に犬同士の「闘争」が激しさを増してしまっている場合の対処法を書いておこう。

これも先程の事例を書いた「本」に書いてある解決法である。

方法は「互いの犬に口輪を付け、決着が付くまで自由にさせる」そして「飼い主は勝者を優遇する」ことだそうである。

最初に書いたように私も我が飼い主も「多頭飼い」の経験はない。

だから、今回の内容は全て「本」に書いてあることである。

念のために書いておくが、参考とした本の著者は全員が「専門家」であるから、多分、正しい意見だと思っていただいて間違いないと思う。

さて、今回は若干短めであるが、次回以降に「シリーズのまとめ」として「犬の攻撃性」について書きたいと思っているので、しばらくお時間を頂きたい。

ということで、最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただくことにする。

今回の私の出番はここまでである。

さて、もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

次回もまたゴル男が何かお役に立ちそうなことを書くと思います。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年12月 5日 (金)

喧嘩の防止法③

さて、今回もまた、私がゴル男が担当させていただくので、よろしくお願いしたい。

今回のテーマは前回、前々回に引き続き「喧嘩の防止法」である。

もう、このテーマも第三回目となったので、そろそろ「原因別の対処法」については終わらせたいと思っている。

まあ、私の場合も我が飼い主♂と同様に「書いて見なければ分からない」ので、その点は事前にご了承頂きたい。

ということで、読者の皆さんには今暫くお付き合いをお願いする。

さて、今回もまた前回、前々回と同様にこれから書く内容の一部に我が飼い主♂が「喧嘩の原因」の中で既に書いた内容も含まれるのだが、お読みになっていない方もあると思うので、また、また繰り返しになってしまうが、ご容赦願いたい。

では「③飼い主さんが他の犬との接触を極端に避けてしまう」というケースにから書いてみよう。

例えば、飼い主さんが見知らぬ犬が近づいて来た時に「追い払う」ような仕草を愛犬に見せてしまうと愛犬の縄張り意識を刺激して、闘争を奨励することになってしまう恐れがあるということは既に広く知られていると思う。

実際、我が飼い主♂もこれまでに何回か書いている。

よくあるケースでは「家の仔は犬が苦手なんです」という方の場合である。

こんな方の場合、とにかく「犬」を見るとすぐさま不安に包まれてしまう。

「どうかな?大丈夫かな?家の仔吠え掛かったりしないでいてくれるかな?」などと悲観的な想像ばかりしてしまう。

以前、我が飼い主♂も書いていたが、悪い予感程的中してしまうものなのである。

第一、理由もはっきりしている。

飼い主さんが「不安」になってしまうと「愛犬」にも落ち着きのなさがすぐさま出てしまうからである。

ヒト犬ともに不安になっているのだから、良い結果を期待すること自体に無理がある。

そんな不安な飼い主さんは往々にして大声で先方に「すいません、家の仔ワンちゃん駄目なんです」と叫んでしまったりしてしまう。

でも、残念なことにこの声は愛犬の耳には「構えて!いくぞ、遅れるなよ、突撃!」と聞こえてしまったりするのである。

つまり、飼い主さんが先に「防衛態勢」に入った証になってしまう恐れがあるということである。

もう、こうなってしまえば、当然、愛犬にすれば「行くしかない!」「飼い主さんと一緒に戦うぞ!」となることは明白である。

何しろ、飼い主さんの「明確な意思表示」なのだから。

だから、飼い主さんには常に自信を持っていただき、落ち着いて「絶対に大丈夫」という信念を貫く姿勢を見せていただきたい。

何事も平和的に対処したいと思うのならば、何よりもその気持ちを分かりやすく、愛犬に伝えて欲しいのだ。

そうすれば犬は自然と落ち着くものである。

方法は何でも構わない。

落ち着いて無言ですれ違うでも構わないし、愛犬に「付いて」と声を掛けてすれ違うでも構わない。

この際、リードは短く持つ必要があることは言うまでもないと思うが、とにかく愛犬をピッタリと自分の側につけることである。

こうすることによって、犬を扱うことも容易になるし、犬の縄張りを少しでも狭くすることが出来る。

だが、現実では残念なことに「犬付き合いが苦手」という犬の飼い主さんに限って、リードばかりか腕まで伸ばし、これ以上ないと言う位に「犬の縄張りを広くして」散歩をしている方を見かける。

何故、そんな状態で散歩をしているのか私には理解出来ない。

これは飼い主として「最低限の努力の範囲」と言えるのではないだろうか。

なお、この場合、犬には本能的に縄張り意識があると考えるのか、それは後天的に出来たものであると考えるのかによって対応が変わる可能性がある。

私自身、それぞれの犬種や個性によって、程度の差は間違いなくあるが、生得的に犬には縄張り意識があると思っている。

これは多分、ヒトでも同じであろう。

ヒトも見知らぬ人物に近づかれ、不快感を覚えない「距離」が存在すると聞いたことがある。

ちなみに「粗暴な傾向の強いヒト」程この距離が長いそうである。

これが「家」ならば、中に入られることに抵抗があるだろうし、道ではすれ違う際の距離ということになるのではないだろうか。

ところが、たとえ、それまでは見知らぬ人間同士であったとしても、挨拶を交わすことでこの距離は縮まり、関係が深まれば必要な距離はほとんど無くなると聞いた。

犬も全く同じであり、犬同士の挨拶が無事に出来れば何事も起きないことが普通である。

ところが「犬付き合いが苦手な犬」はこれが上手く出来ないから、問題が起きてしまう。

事前の「緊張感」や「不安感」が大きすぎるのだ。

だから、無益な闘争を避けさせ、問題を解決するためには、その意識を和らげることを考えるべきだと思う。

少なくとも愛犬に「番犬」としての活躍の望まないのなら、すべからく縄張り意識を和らげる努力をすべきであろう。

何かが起きた場合、基本的には防衛本能から来る攻撃ということになるので、これは結構やばい結果を生じやすいのだ。

これも少しずつ経験を重ねさせること、馴らすことで和らげることが出来ると思っていただきたい。

だから、この問題は環境を整え、時間を掛けて経験を重ねさせなければならないのだ。

実際、散歩中とかで愛犬が過剰な反応を示しそうな場合には咄嗟に「気をそらす」ということで対処するのが一番簡単な方法と言われているが、これが結構難しい。

やはり、常日頃の努力が不可欠となる。

特に「縄張り意識」については「ヒト」に対しても攻撃的になってしまう恐れがあるから、特に注意して対応すべきだと思う。

「噛んで」からでは、明らかに遅い!ということをお忘れなく!

先ずは飼い主さん自身が平常心を保つことから始めて頂きたい。

次に「④社会化が不足している=経験が足りない」について書こうと思う。

まあ、これは我が飼い主♂がこれまでに何回も書いて来たとおりだと思うが、改めて私の意見を少しだけ書くことにしよう。

犬はごく幼いうちに色々な「生き物」との接触の中で社会的な経験を重ねる。

それが犬同士であれば「遊び」を通じて、抑制された噛み付き(つまり噛んでも良い程度である)や性的な行動といった、いわば「犬としての社会生活の仕方」を学習する。

これが犬以外の「生き物」(=ヒトや猫、その他の動物)であった場合、相手に対する恐怖心を抱かなくなったり、相手を獲物として見ることなく生活出来るようになる。

ここに色々な生き物に出会う経験を積ませ、繰り返し教える意味があるのである。

決してむやみに捕食性攻撃に出ることのないようにしなければならないのだ。

我々一般家庭で暮らす「イエイヌ」は、もはや野生動物ではないのだから、必要の無い本能は生涯目覚めることなく眠らせておくのが一番なのである。

ちなみに相手を獲物とみなした場合の攻撃は「捕食性攻撃」と言われ、何かの瞬間に攻撃を始めてしまうと止めさせることは非常に難しい。

だから、犬種によって稀に飼い主さんが転んだ瞬間にこの捕食性攻撃が始まってしまい大惨事につながるなんてことが起きてしまうのである。

そんなことは例外中の例外かも知れないが、実際に起きていることは間違いないので注意して欲しい。

犬との関係でも同じことが言える。

他の犬とフレンドリーに過ごせるようになる為には、経験を重ねさせながら、正しい行動を教えていくしかないのだ。

とにかく、社会化が不足している=経験不足から必要なことを学習していないということになるのだから。

このように様々な経験をすることによって、我々犬は犬社会や人間社会で問題なく過ごすことが出来るようになるのである。

これは「ヒト」においても同じだと思うのだがどうであろうか?

「ヒト」も経験の全く無いことや経験の浅いことは不得手ではないだろうか?

どんなに優秀な人物でも経験のないことは全く分からないだろうし、正しい知識を教えてもらわなければ、間違って覚えてしまうこともあるのではないだろうか。

そう考えていただければ、ご理解いただきやすいと思うのだが、私の考えは間違っているだろうか?

もしも「ゴル男君の言うとおりだな」とご理解いただけるようなら、今直ぐにでも実行していただきたい。

とにかく、ヒトとの暮らし方は全ての犬が最初は全く分からない、何も知らないのである。

たとえ、何年経とうとも、きちんと教えてもらわないことには正しく理解出来ないのである。

愛犬に「自習」ばかりさせていて、仮に間違って覚えてしまったからと言って「犬がバカだから」と言わないで頂きたい。

我々犬はあなたの愛犬も含めて、多分、皆さんが思っているよりも遥かに順応性に優れている。

たとえ、どんなに知能レベルが低いと言われている犬でも根気良く教えて頂ければ、ヒトと暮らす上での必要最低限の知識位は覚えられるものである。

我々犬には病気でもない限り「手遅れ」はないのだから。

さて次は「⑤性格的な影響」である。

これは前回、我が飼い主♂がこれまでに何回も書いて来たとおりだと思うので、そちらをお読みいただきたい。

さて、最後に家庭環境の中で起きる「闘争」について書くことにしようと思ったのだが、既にもうかなり長くなってきたようである。

この続きは次回改めて書かせていただくことにする。

最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただくことにする。

今回の私の出番はここまでである。

さて、もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

次回もまたゴル男が何かお役に立ちそうなことを書くと思います。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年12月 4日 (木)

喧嘩の防止法②

さて、今回もまた、私がゴル男が担当させていただくので、よろしくお願いしたい。

さて、今回のテーマは前回に引き続き「喧嘩の防止法」であるが、第二回となるので、パートⅡとでも言うのだろうか?

まあ、タイトルなどはどうでも良いのだが、今回もまた前回と同様にこれから書く内容に我が飼い主♂が「喧嘩の原因」の中で既に書いた部分も含まれるのだが、お読みになっていない方もあると思うので、前回と同様に場合によっては繰り返しになってしまうが、ご容赦願いたい。

今回は「②飼い主さんの潜在的な願望」が喧嘩の原因となることについて書いてみることにする。

具体的には次のようなことである。

実際、飼い主さんが「犬の強さ」にあこがれていると無意識のうちに愛犬の「闘争心を強化」してしまうことがあると言われている。

確かに私もそう思う。

まあ、これは「子供」がよく考えることなので、通常「大人」の場合は無関係だと思うし、読者の皆さんからも「そんなの論外でしょ!?」と言われそうだが・・・

でも、私はまだ幼い頃、我が飼い主達との散歩途中に「家の仔は強いよ、誰にも負けたことないからな」なんてフレブルの飼い主さんに会ったことがある。

私はまだ幼く、多分4ヶ月から5ヶ月くらいだったと思うが、出合ったとたんにマウンティングをされた。

飼い主の中年の親父が「俺の方が強いだろって言いたいんだよ。何しろ12kgもあるからね」と超犬初心者の我が飼い主達にかなり自慢げに話していたことを記憶している。

ちなみに今の私は体重17kgである。

体長、体高ともずば抜けて大きい。

数ヶ月前にそのフレブルと道端でばったり再開したのだが、今度はいきなり服従のポーズを見せられた。

こんな時、その親父は無言となる。

そして私達がとおり過ぎたあとにそのフレブルに対して「何やってんだよ!」と言っている声が聞こえた。

そのフレブルの立場に立つならば、何故、そのような犬としてごく自然の行動を叱責されなければならないのか?

その中年の親父にとっての犬は「強さの象徴」だったのだろうか?

だとしたら、ヒトとは犬よりも社会性に乏しい存在と言えるのではないだろうか?

何故、犬に「強い」「弱い」という無意味な表現を使うのだろうか?

我々家庭犬は決して「闘犬」ではないし、なりたくもない。

確かに我々犬にも「気の強さ弱さ」「支配欲の強さ弱さ」は間違いなく存在するし、場合によっては、戦いによって「上下関係」を確立するときもある。

しかし、私自身、決して単に強さを見せ付けるためにマウンティングなどしたことはない。

実際、自信に満ちた犬は安易にマウンティングなどはせず、「精神的な圧力」で決着を付ける。

私の場合は我が飼い主♂が許す場合だけ、つまりドッグランで教育的指導をしているときだけである。

もっと、はっきり書けば「噛まれた場合」だけ「噛み返す代わりに許される行為」ということになる。

これ以外の場合には、多分、私がその素振りを見せただけでも粗野で乱暴者の我が飼い主♂は我を忘れて怒り狂い、私にかなりヒドイことをするだろうことは容易に想像がつく。

実際、私が♀犬のお尻の匂いを少しばかり長く嗅いだだけで、奴は怒り狂った。

たったそれだけのことでも奴は怒る。

他の方から見て如何に理不尽なルールに思われようとも、それが我が家のルールである以上、私はそれに従うしかない。

たとえどんなに理不尽なルールであっても、私にとって分かりやすいルールであれば一向に構わないと思っている。

そのルールに従うことでヒトとの穏やかな生活が約束されるなら、私にとってはベストな選択と言っても過言ではないだろう。

だから、私は奴の蛮行にも耐えるのである。

結局、マウンティングについては、未去勢で性的に興奮したのならともかく、それ以外でいきなり他の犬に対してするなどということは、飼い主の期待に応えるためか、余程、精神的に不安定か未成熟な犬だけだと思って間違いないと思う。

もちろん、遊びの中や飼い主さんに甘える行動の中でマウンティングをすることもあるし、来客時に嬉しくて興奮して思わずしてしまう場合もある。

ちなみに、これを「転位行動」と言う。

まあ、飼い主さんにすれば「お客様の足にすがり付いて腰を振る」などという行為は、恥ずかしいだろうし、すぐさま止めさせたいと思われるだろう。

しかし、この場合、決して叱ってはいけないのだ。

このように興奮した犬を叱っても「褒美」にしかならず、行動を強化することになり、犬は益々興奮することにつながってしまう。

とにかく「興奮状態」にある犬には何を言っても聞く耳などはない。

仮に聞こえたとしても、犬は自分の行動を飼い主さんが「肯定的に受け止め支援している」と非常に自分に都合良く受け止めるだけなのである。

ある意味、犬は典型的な楽観主義者なのだから仕方がない。

そこまで興奮状態にある犬は、実力行使で止めるかひたすら興奮から醒めるのを待つしかないのだ。

参考までに書くが、興奮して自分の尾を追いかけるなどという行為も同じ「転位行動」である。

マウンティング一つをとっても色々とあるのだ。

まあ、私にすれば、この一見猥褻とも受け止められる行為までもが「飼い主さんの願望」によることのないように祈るのみである。

そして、さらにもう一つ飼い主さんの潜在的な願望について考えてみる必要があるのだ。

それは家族全員が同じ考え方で犬と暮らしているのか?ということである。

もちろん、家族全員が同じ考えをお持ちならば何の問題もない。

でも、ここで一度、常にご家族の中の考え方が一致しているのかということについて、少しだけ考えて頂きたいのである。

先程登場した中年の親父のような考え方で犬と接している人物がいないことを確認して頂きたいのだ。

実際、私は夜の散歩で日によって「相手」が変わる犬達にしょっちゅう出会う。

この犬達の犬種は「チワワ」である。

犬種的に見れば、服従・作業知能におけるレベルは79段階の分類で第67位とフレブルよりも低く、性格的な表現では「気が強い」ということになる。

この二頭のうちの一頭が他の犬を見掛けると必ず「唸る、吠える」という行動に出る。

実際、私も毎回吠えられている。

「お前、飽きないの?」と一度尋ねてみたいと思っているのだが、残念な事にその機会が全く無い。

これから書くことは、こんな犬達の飼い主一家の「散歩の仕方」のお話である。

お父さん?の場合には、ノーリードで手ぶらのお散歩が常であって私自身はおっさんが排泄物の処理をしている姿を見たことはない。

犬が吠えると「何やってんだ!バカ犬」と言って常に大声で叱り付けている。

まあ、私としてはそんなことより、散歩時にリードを着ける習慣を覚えていただきたいのだが・・・

お母さん?の場合には、私達とすれ違う際にその犬が私に吠え掛かると「いけないでしょ!」と多少抑えた口調で叱っている。

もちろん、リードは必ず装着しているし、お散歩グッズも携帯している。

そしてその犬が吠え始めると犬達を引きずるように歩き、足早に私達とすれ違う努力をしている。

お嬢さん?の場合には、私達とすれ違うのを極力避けていて、私を見かけると逆方向に戻られたり、路地に引っ込んで隠れたりする。

それでも、偶然出合ってしまった場合には、直ぐに犬達を抱き上げ「大丈夫よ、大丈夫だから」と優しく声を掛けながら、私達に背中を向けて通過するのを待っている。

多分、我が家と同世代の方達だと思うのだが、このように実際に同じ家庭でも愛犬との接し方考え方がバラバラなんてことがあるのが「ヒト社会」では常ではないのだろうか?

でも、全員が「飼い主」なのである。

これでは犬は混乱してしまう。

まあ、我々犬は賢い生き物なので、このようなご家庭の場合、犬自身が最上位、リーダーと思っているヒトの意向に沿うようになる。

私が見るに多分、お父さんの「意向」に沿っていると思う。

だから、諸悪の根源は「父」ということになるだろう。

このケースは今回の「喧嘩の原因」というテーマからは外れていると思うが、必ずしも家族間の犬に対する考え方が同じとは言えない場合もあるということをお伝えしたくて書いてみた。

まあ、実際に愛犬に強さばかりを求めるなんて方は極めて少ないとは思うのだが、現実に私が遭遇したことがあるのだから、間違いなく広い世の中には存在する。

だから、まさかとは思うだろうが、ご家族全員が同じかどうかの確認は大切だと思う。

ご家族全員が「穏やかな犬になって欲しい」と願っていれば良いのだろうが、一人でも違う想いを抱いていたとするとやっかいなのではないだろうか?

例えばお父さんが「犬は強くなければいけない!負け犬になっていけない」などと愛犬を自分の人生の反面教師のような存在にしたいなどと願っているとしたら、問題が生じる可能性は十分にあるのではないだろうか?

我々犬の場合、それが原因となってと言うよりは、飼い主さんの願望に沿う努力をしている、なんてことも考えられなくはないのだ。

だから、そんな飼い主の下で育てられた犬は、いつも他の犬に対して攻撃的な態度で接してしまうなどということもあるのかも知れない程度には思って頂きたい。

ただし、これでは飼い主さんの考えが変わらぬ限り、他人や我々他の犬がどんなに協力しても「不治の病」となってしまうだろう。

「そんなこともあって敢えて『原因』として書きました。」と病床に臥せっている我が飼い主♂が言っていたので書き添えておく。

さて、今回も長くなってきたので、この続きについては、また、次回書かせていただこう。

最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただくことにする。

今回の私の出番はここまでである。

さて、もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

次回もまたゴル男が何かお役に立ちそうなことを書くと思います。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年12月 3日 (水)

喧嘩の防止法①

さて、今回は「喧嘩の防止法」と題して、我が飼い主♂の予告どおりの内容でお送りしよう。

あっ、申し遅れたが毎度お馴染み通称「ゴル男」正式名「バルド」である。

今回は私の一存で筆者が交代することになった。

簡単に理由を述べよう。

私も一応、我が飼い主♂からの私に対する誹謗中傷、罵詈雑言が書かれていないかをチェックするため、いつも、このブログを見ているのだが、なんと言っても奴の文章は硬い!

結果、面白くないのだ。

これ以上、読者の皆様に奴の下手くそ、かつ、つまらない文章をお見せするのが心苦しいので、今回からは私が担当することになった次第である。

さらに、もう一つ大きな理由がある。

それは、何と言っても犬の気持ちは犬の目線で書くのが一番だからである。

何も奴の力を借りなくとも、私が書くことがベストな選択であることに間違いはないのだ。

これから、いつまでこの状況が続くのかは不明であるが、幸い我が飼い主♂は消化器系の複数の病気を患っており、現状では、私に本格的に挑戦する気力も体力もなさそうなでの、多分、当分は私が担当することになると思うのでご安心いただきたい。

決して、皆さんのご期待を裏切らない内容とするので、我が飼い主♂に勝るとも劣らぬご厚情を賜ればと願う次第である。

今後ともひとつよろしくお付き合い願いたい。

なお、これから書く内容に「原因」の中で我が飼い主♂が少し書いた部分も含まれるのだが、お読みになっていない方もあると思うので、場合によっては繰り返しになってしまうがご容赦願いたい。

さて、本題に入ろう。

結論を先に書くと、実は全ての問題の対応方法に共通した部分があるのだが、それは最後のお楽しみとさせていただく。

一応、数回に分けてシリーズとして書こうと思っているのだが、賢明な読者の皆さんのことであるから、多分、結論は途中でお気付きになるとは思うのだが・・・。

「人」はよく、大好物は最後のお楽しみとして残して置くようであるから、多分、私の選択は正しい方法なのであろう。

それをお待ちいただくのも一つの楽しみ方とお考えいただければ幸いである。

ちなみに私はどんな物でも、目の前に出されたものから順次頂くことにしている。

私の心の中に5分後の楽しみを期待する気持ちは全くない!

今が全て、常に「オンリー、ジャスト、ナウ」で生きているのである。

まさに、その瞬間こそが「生きている証」なのだから。

おっと、申し訳ない、私も我が飼い主♂同様に脱線癖があるようだ。

以後、気をつけるので今回はお許しいただこう。

本題に戻ろう。

さて、賢明な読者の皆さんのことだから、前回の我が飼い主♂のブログをお読みの際に既にお気付きのこととは思うが、奴が書いた「喧嘩の原因」の④と⑤を除けば、全て飼い主さんの関与が考えられることなのである。

後日、先程の結論めいたお話と共に改めて書こうとは思っているが、特にその点はお忘れなく願いたい!

一応、前回お読みでない方のために奴が考えるところの「喧嘩の原因」の見出しだけを再掲しながら、どうように対処すべきなのかを書いていくことにする。

では、始めよう。

先ずは「①他の犬に手ひどくやられた経験がある」からである。

これはもう「良い経験」を重ねさせていただくしかない。

自分が何もしなければ何も嫌なことは起きないし、ましてや攻撃されることもない、ということを決して慌てることなく、時間を掛けて教えていただくしかないのである。

必須条件として、当然に私のような「落ち着いた犬」の協力が必要となってくる。

たとえ、吠え掛かられようが多少噛まれようが決して過剰に反応しないという意味での「落ち着いた犬」の協力が必要になってくるのである。

同じように「ヒト」に対しても過去の嫌な経験から「攻撃的」になる犬もいる。

いわゆる「虐待」である。

私はこのような経験を持ったフレブルに会ったことがある。

私が初めて会った時、彼はあるドッグカフェで「里親募集中」かつ「問題行動のリハビリ中」だったのであるが、とにかく「ヒト」を怖がり、少しでも近づくと「唸る、吠える」という感じであった。

ただし、私に対する攻撃性はなかったと記憶しているものの、私を含めた他の犬に対する警戒心はあったようで、決して自分から近づこうとはしなかった。

だが、これは犬との関係では通常「何も起きない」という現実を理解したことと彼自身の好奇心からほどなく解消出来たようだった。

彼の状況は全く散歩にも連れて行ってもらえていなかったようで、極端に筋肉が不足している体つきをしており、身体全体に脂肪が目立つばかり、かつ、片方の目も失明しており、状況はかなり悪かったと思う。

でも、彼の場合、他の人間が無理に近づこうとせずに時間を掛けてゆっくりと接するようにしたことで、ヒトに対する恐怖心を取り除くことが出来、また、程なく里親となっていだだけるご家庭も見つかった。

生まれ変わった彼は新たな家への出発前には我が飼い主♂ともじゃれあい、我が家のαお手製の服を着て、幸せの予感に満ちた新たな犬生に向けて旅立っていった。

その後の情報では、新たな家庭で「立派な家族の一員」として幸せに暮らしているとのことであった。

先ずは、目出度い!

やはり、こういった辛い経験をしてしまった犬は、ヒトや犬に対して恐怖の経験から来る攻撃心を持つようになってしまっている場合がある。

そして、心身共に深く傷ついてしまっているのだから、その治癒には時間が掛かるものだと考えて頂きたい。

ここで私の過去の辛い経験について書いておこう。

我が飼い主♂は私がお散歩デビューのときに三頭の無頼漢に襲われたと書いたが、幼くまだあどけない表情一杯の私を襲ったのは全員が真っ黒な「パグ」である。

多分、ヤツラは心の中まで真っ黒だったのであろう!

その時の先方の飼い主は私がやつらに襲われている様子に気付いてもいなかった。

この飼い主は、犬の散歩に名を借りたおばさん達の「井戸端会議」の真っ最中だったのである。

時を同じくして我が飼い主達はその公園のボスとおぼしき自称「犬名人」から「犬の飼い方」を延々と伝授されているようであった。

ちなみにこの「犬名人」の愛犬は知能ランク堂々第一位の「ボーダー・コリー」であり、しかも「訓練を受けている」とのことであった。

しきりに我が飼い主達に「専門家による訓練」を勧めていた。

ここで少しだけ「訓練」と「家庭生活」について書いておこう。

私からすれば「訓練」とは「ヒト」が学校で学ぶ学問のようなものであって、家庭生活とは関係ない。

ただし、ここで誤解を避けるために念のため、一言だけ付け加えておこう。

我々犬は、当然、生まれたときから犬としての「本能」は有している。

しかし、それだけでは「犬社会」でも暮らしてはいけない。

「犬としての社会化」が不可欠なのである。

犬社会で暮らすための学習をしなければ、たとえ「犬」であっても他の犬達と平和に暮らしていくことさえ出来ない。

ましてや「ヒトとの共同生活」に関する知識など皆無なのであって、「飼い主」となった皆さんに教えてもらわなければ何も分からない。

ここで教えていただくことが「しつけ」となる。

だから、皆さんが愛犬に「しつけ」を行うということは、犬がヒトと一緒に暮らす上で最低限必要な知識を犬に教えることだとお考えいただきたいのだ。

そして必ず「実行」していただきたい。

また、話題がずれてしまった。

話を戻そう。

つまり、我々犬を見ている人間は一人もいなかったのである。

何と、無責任極まりない行為であろうか!

結果、その間ヤツラは「無抵抗の私」を無言で噛み続けたのである。

他の飼い主さんの指摘でようやく自分の犬達の蛮行に気付いたかに見えた飼い主は「あら、遊んでるの」と言い、ひたすら楽しげに笑っていた。

再度、他の飼い主さんが「噛んでる、噛んでる」と言ったとたん、その飼い主は我が飼い主達に「お宅の仔も放せば良いのよ」と全く無責任な発言をする始末。

さらに何が名人なのか分からない「犬名人」も同じ意見を言い出し始めた。

挙句、無知な我が飼い主♂がその指示に従い私を放したものだから、幼かった私はパニック状態となり、無我夢中で逃げた。

当然、黒パグ軍団も私を追う。

結果、私は側溝に転落し、泥まみれになってチェリーアイまで出してしまったのである。

私はここで、是非とも皆さんにお願いしたいことがある。

それは、当時の私のような幼い仔を連れての散歩の際には、絶対に「守る姿勢」を貫いていただきたいということである。

何と言っても幼い仔には自分自身のことを守る術が無いのであるから、飼い主さんの責任において安全確保はしていただくしかないのである。

そうすることによって、愛犬の成長時「犬が苦手」などということが起きなければ、多少、人間関係が気まずくなっても良いではないか。

ここのところお忘れなく願いたい。

さて、もうかなり長くなってきたようだ。

この続きについては、また、次回書かせていただこう。

最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただくことにする。

今回の私の出番はここまでである。

さて、もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

次回もまたゴル男が何かお役に立ちそうなことを書くと思います。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年12月 2日 (火)

喧嘩の原因

さて、今回は「喧嘩の原因」と題して、私がこれまでに読んだいくつかの本や実際の経験を元に書きたいと思います。

実際「喧嘩っぱやい仔」は結構います。

私達のドッグランに来てくれている仔達の半数はそんな問題を抱えています。

残りの仔達は「やたら吠える」って感じでしょうか。

でも、皆、そんなに重症ではありませんから、全員が順調に「治って来ている」とも思っていますよ。

それに、実は、原因はバラバラでも治し方には共通点が多いんですね。

ですから、多くの場合、経験を重ねることで十分に対応出来ると思っています。

実際、私達のドッグランに来ている仔達はそんな経験を重ねることでリハビリに励んでいる仔ばかりです。

また、過去の嫌な経験から「犬付き合いが苦手」となってしまった仔もいます。

性格的な面では、一般的に多く見られる仔達よりも「気が強い」とか「気が弱い」または「支配欲が強い」なんて仔の場合、そんなことも「問題行動」につながる傾向も見られるようです。

ただ、私は、そんな生まれ持った性格も通常の犬の社会化が十分になされていれば、特に問題は生まれなかったのではないかなと思っています。

ですから「犬の社会化」が不足しがちな犬種の仔は、やはり「犬付き合いが苦手」な仔が多く、また、それに性格的な影響が出てしまうとさらに問題に拍車が掛かってくると言うことだと思います。

つまり、持って生まれた性格による影響もあるでしょうが、実際には生まれてからの環境や経験の中で「犬同士の付き合い方」が分からなくなってしまった、と考える方が正解率は高いということになると思います。

さて、ここからが本題です。

先程も書きましたが「喧嘩っぱやい仔」には、それなりの原因があります。

ですから、先ずは原因を特定して対応を考えなければいけないですよね。

原因となりそうなことをいくつか書いて見ますね。

①他の犬に手ひどくやられた経験がある

こんな場合、直接的に攻撃された仔に対してばかりではなく、全ての犬に対して攻撃的になる場合があります。

これは私も経験があることなのですが、世の中には、何の根拠も無く「犬同士の争いにはヒトが手を出してはいけない」などとおっしゃる方がいて「止める」ということを一切しない方がいます。

もちろん、止める必要の無いときもあるんですが、そうだとすればそれなりの根拠もはっきりとしていなければいけませんし、飼い主さんの覚悟も必要になります。

少なくとも散歩の途中や公園で出合ったりする程度の関係で必要なこととは思えません。

往々にして、このような経験がトラウマになってしまう場合には、一方的にやられたことが原因となっているようです。

ゴル男がやられた時には、相手は三頭でしたが、私が奴のリードを放して逃がしたので、幸いトラウマになる程には至りませんでした。

奴は逃げる途中側溝に落ち、それ以上の攻撃は免れましたし、大怪我もしなくて済みました。

とにかく、お散歩デビューの日でしたし、私も犬の行動に関する知識が全くありませんでしたから慌てましたね。

結局、ゴル男はそのまま病院に直行しましたが、因果関係は不明ですがチェリーアイも出てしまい随分と心配しました。

とにかく、公共の場で出会う仔達は決して同じ「群れ社会」で生活をしている訳ではないのですから「闘争」は百害あって一利なしと考えてもらいたいですね。

②飼い主さんの潜在的な願望

飼い主さんが無意識のうちに「強い仔」にあこがれていると「闘争心を強化」してしまうことがあるそうです。

まあ、これは「子供」がよく考えることなので「大人」は無関係だと思いますが・・・

でも、ゴル男が小さい頃、散歩中に「家の仔は強いよ、誰にも負けたことないからな」なんてフレブルの飼い主さんに会ったことがあったな~。

③飼い主さんが他の犬との接触を極端に避けてしまう

例えば、飼い主さんが見知らぬ仔が近づいて来た時に「追い払う」ような仕草を愛犬に見せてしまうと愛犬の縄張り意識を刺激して、闘争を奨励することになってしまう恐れがあります。

よくあるケースでは「家の仔は犬が苦手なんです」という方ですね。

飼い主さんが「不安」になってしまうと「愛犬」にも落ち着きのなさが出てしまいます。

そこで大声で「すいません、家の仔ワンちゃん駄目なんです」は愛犬には「いくぞ!」って聞こえてしまうんですね。

つまり、飼い主さんが先に「防衛」に入った証になってしまう恐れがあるんですね。

こうなれば愛犬にすればもう「行くしかない!」ってなりますよね。

何しろ飼い主さんの「指示」ですから。

④社会化が不足している=経験が足りない

まあ、これはこれまでも何回も書いて来たとおりですが、再度書きますね。

犬はごく幼いうちに色々な「生き物」との接触の中で社会的な経験を重ねます。

それが犬同士であれば「遊び」を通じて、抑制された噛み付きや性的な行動といった、いわば「犬としての社会生活の仕方」を学習します。

これが犬以外の「生き物」(=ヒトや猫、その他の動物)であった場合、相手に対する恐怖心を抱かなくなったり、相手を獲物として見ることなく生活出来る様になります。

このようなことを経験することによって、犬社会や人間社会で問題なく過ごすことが出来るようになるんですね。

⑤性格的な影響

これは冒頭に書いたとおりです。

最後に家庭環境の中で起きる「闘争」について書きますね。

⑥多頭飼いの場合

同胎の場合や、年齢差がほとんど無い場合にその仔達が成熟すると家庭内での闘争が起きます。

この場合の飼い主さんの対応次第では喧嘩の絶えない家になってしまう恐れがあると言われています。

多くの方の場合、両者の間に割って入って「叱る」ということが原因となるようです。

まあ、私自身は「多頭飼い」の経験はありませんから、実態はよく分かりませんが「割って入る」⇒「叱る」ということは容易に想像出来ます。

でも、この飼い主さんの当然の行動が「原因を作ってしまう」ということが言われています。

では、これらの原因に対して「どう対応するのか」について書こうかと思ったのですが・・・

またまた長くなってしまいそうなので、今日はこの辺で終わりにしておきますね。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年12月 1日 (月)

フレブルの性格?

さて、今回は「フレブルの性格?」と題して書きますね。

前々回、前々前回とフレブルの「頭の良し悪し」みたいなことを書いてきましたが、ここで少し補足しておきますね。

まあ、「頭の良し悪し」と言っても、順位付けは「訓練性能」といった面でのお話なので、一緒に暮らすという点から考えればそんなに気にする必要はないと思います。

実際、私は全く気にしていません。

私も作業犬は概ね優秀な成績を修めるだろうということは、十分に想像していましたしね。

それに自ら獲物を狩る犬種とか番犬や愛玩犬種では、元々そのような「命令に従って何かをする」といった能力は期待されることが無く、違った面を強化されて育ってきているので「訓練・服従知能」の成績を気にする必要は全くないと思っています。

そんなことよりは、実際に一緒に暮らすことを考えたら「性格」や「個性」の方が遥かに重要だと思いますよ。

つまり、しつけのしやすさとか一緒に暮らしやすさといったことの方が私達に与える影響は大きく、例え「頭」が悪くても飼い主さんが気にならなければ一向に構わないと思います。

これが「知能」とかではなくて「自立心が強い犬種」とかいった「性格的な特徴」のお話になるとちょっと事情が変わってくるので、その点は注意が必要だと思いますけどね。

実際「自立心が強い犬種」というと中々人に服従することをしないとか一人の飼い主さんの言うことしか聞かなくなるといった厄介な面が指摘されています。

また、一般に自ら獲物を狩るような「猟犬」の部類の犬種では特に「狩る」「仕留める」といった面が長い間強化されているので、他の小動物を追いかける傾向が強く出たり、極端な例を書けば「殺す」といった場合もあるようです。

ですから、事前にこんな犬種の「特性」は当然に頭に入れておく必要がありますよね。

事前に覚悟して暮らし始めるのかどうかということは重要だと思いますよ。

確かにやっかいと言われる犬種の仔と一緒に暮らすのは大変かも知れません。

でも、先天的な問題でも無い限り「手に負えない」なんてことはないと思っています。

要は飼い主さんの気持ち次第ですよね。

覚悟を固めれば大丈夫ですよ。

成せばなる成せねばならぬ何事も!って感じでしょうか?

ちょっと悲壮感が漂いすぎましたね。

話を戻します。

さて、肝心の我が愛するフレブルは分類上は「小型愛玩犬種」ということなので作出の目的は・・・

はっきり言ってよく分からないです。

特に目的がないんですね。

「何かをする、させる」といった目的は無かったみたいです。

まあ、そう考えて前回「フレブルの誕生の謎」と題して、フレブルがどうやって世に出てきたのか、その起源を書いたんですけれどもね。

とにかく、作出の元となった犬種の性格や傾向を参考にするしかないですからね。

それに実際には、どんな犬種を使って作出したのかも分からないくらいです。

とにかく、全部推測なので、どちらかというと「後付」の理由ばかりになってしまうかも知れませんけれどもね。

ということで、事前のご了解を得た上で、ここからが本題です。

27日の「フレブルの特徴」の回で「陽気」だとか「興奮しやすい」とか書きましたが、この「性格」は一体どこから来たと思われますか?

どんな犬種の影響だと思われますか?

結論から書くと、私はやっぱり、陽気だったり興奮しやすい性格はテリアから来ていて、何となく物事に動じないようなふてぶてしさはブルドッグからかな?なんて思っています。

まあ、実際のところは分かりませんが、こんなところだろうと想像しています。

例えばブル・テリアは興奮したら手が付けられない状態になると言われていますし、スタッフォードシャー・ブル・テリアは遺伝的に「犬付き合いが悪い」と言われています。

他にも興奮したら手が付けられないと言われるような「テリア」もいますよね。

仮にフレブルの誕生にこれらのテリアの影響が出ているとしたら、何となく納得出来る部分もありませんか?

でも、興奮し過ぎて、直ぐに喧嘩になりやすいなんて傾向は困りものなので、そこのところは何とかしなければいけないですよね。

まあ、これまで私は「犬の社会化」が不足していることで「問題が起きる可能性が高い」と書いて来ましたが、必ずしもそうとばかりは言えない場合もあると思っています。

まあ、可能性は低いとは思っていますけどね。

こんなテリア系の「血」から、仮に何らかの「問題」が愛犬に出ているとしたら、どうすれば良いと思いますか?

つまり「犬付き合いが苦手」だという原因が「生まれつき」って場合ですね。

今までに書いたことを含めれば「生まれつき」という場合には二つのパターンがあると思います。

一つは「性格的な影響」が強い場合ですね。

例えば支配的な性格が強いの仔場合、他の仔に対して常に威圧的な態度を取りがちなので、結果、喧嘩になることも少なくないと思います。

次は逆に極端に臆病な仔の場合です。

こんな仔の場合にも、逃げ場がないとその仔自身が判断した場合、最終手段として喧嘩となる場合もあります。

ちなみに縄張り意識から喧嘩となってしまう場合には、この臆病な性格の仔の場合が多いと言われています。

これについては、これまでも書いてきましたが「犬の社会化」を通じても問題が残るほど強く「性格」が影響するとは思っていませんが「可能性はある」と思っています。

そして、もう一つが今回書いたフレブルの作出時からの影響ということになります。

まあ、これも随分と遠い時代のお話ですから、本当に可能性は低いとは思いますけどね。

カッとしやすい傾向のあるということになるのかも知れません。

とにかく、何れの場合も「可能性は低い」と思いますが、決して有り得ないという訳ではありません。

まあ、特段の理由がなければ「良い経験をさせる」ということでかなりの改善が見られると思いますが、実際にどんなことをしたら良いのか?

どうしたら治すことが出来るのか?

次回以降にそんな仔のための問題改善の方法を書きます。

実際、この先書き続けると、またまた長くなりそうなので、また機会を改めて書くことにしますね。

気を持たせてすいません。

ということで今回はこれで終わります。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

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