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2008年11月 6日 (木)

問題解決の成功例

さて、今回は実際に私達のドッグランのリハビリで実際にどんな成果が出ているのかを書きますね。

題して「問題解決の成功例」です。

今回の主役は可愛いフレブルの3歳の女の仔「ショコラ」です。

これまでのショコラを知っていただくために以前のブログ(「挫折と喜び」8.7.1)からの引用も交えて書きますね。

ショコラの私達のドッグランでのデビューは3月2日でした。

ショコラを迎えるにあたっては、ママからの事前情報で「かなり、やばそう!」って感じがしたので、私達もかなり身構えていたのですが、確かに期待を裏切らないデビューでした。

とにかく「吠える」、「突っ込む」、「噛む」、「フケを出しまくる」etc

でも、パパママからお話を伺って、お二人のショコラに対する愛情の深さ、一生懸命さを感じることが出来て、私も直ぐに本気モードに突入しました。

直ぐにドッグランを改修して「ショコラ専用スペース」も作りました。

でも、ここでもやってくれましたね。

何と私達の腰の高さほどもあるネットを垂直飛びで越えて、他の仔に一直線!

私は、今は取り外してあるこの記念のネットを「ショコラネット」と名付けようと考えていますが、その時は本当にビックリしましたね。

まあ、当時のショコラは、とにかくいつでも直ぐに「戦闘モード」全開!

それが徐々に「声での制止」が出来るようになって、5月の半ばには、何とか管理犬達とはノーリードで過ごすことが出来るようになったんですね。

ショコラには他にもやっかいな事があって、それは、パパやママばかりではなく、自分に関わってくれた人(私達管理人ですね)が他の仔に触れることを極端に嫌がって、触れた仔に一直線状態になるんですね。

私自身、ショコラが来るときには、他に仔を一切触らないようにしていました。

もちろん、今ではそんなことは全くありませんけどね。

まあ、次第に、本人も「戦闘モード」よりも「他の仔と遊びたいモード」の時が断然多くなっていったんですが、残念ながら、遊びへの誘い方が分からない!

やはり、他の仔に近づいては吠え、挙句にはつまむように噛みに行くなんてこと多くて、他の仔に「何だよ?」みたいな顔をされたり、喧嘩になることも多かったですね。

それでも、ショコラの無鉄砲な行動を人が制止出来るようになって来れば、もう大丈夫です。

この時期、直ぐに、初対面の仔も含め、何と11頭とも無事に過ごせるようになりました。

もちろん、私も他に仔に触れることが問題なく出来ました。

こう書くと、簡単に思えるかも知れませんが、実際には、ここまで来るまでに飼い主さんには様々な「挫折」と「喜び」があったと思うんですよね。

でも、管理人達の目からは、私達のランに来てくれている仔達に「後退」はないですね。

結果的に表面に出る行動は同じでも、理由が違ってたりしていて、決して「元に戻ることは無かった」です。

どうしても飼い主さんは結果を重視しがちなんですが、私からすれば、結果は同じように見えても過程が全然違ってるんですね。

そこが大事です。

ですから、常に私は飼い主さんとのお話でその点を強調するようにしています。

何と言っても、「行動」の原因は変化してきているんですからね。

ここで、当時、私がショコラ家にお願いしたことを書きますね。

最初は、とにかく「叱らない」ことをお願いしました。

お家では、甘やかして、一緒に遊ぶことだけをお願いしました。

理由は、「叱る」効果を高めたかったからです。

とかく私達素人飼い主の場合、上手に「叱ること」は結構難しいんですよね。

タイミングを外すことも多いと思います。

どんな些細なことに対しても叱ってしまう傾向が出やすいと思うんですよ。

「叱ること」は出来ても「何をすべきか」を教える方は極端に少ないと思いますね。

ここで一度、皆さんもお家の中で「叱る」「誉める」「正しい行動を教える」それぞれの回数を記録してみるといいですよ。

圧倒的に叱ることと無意味に誉めることが多くなっていると思いますよ。

「お手」や「お座り」を教える方は多いかも知れませんが、私達と一緒に暮らしていくうえでの「犬がすべき行動」を教えている方は少ないと思いますがどうでしょうか?

とくにやたらと叱ったり、意味無く誉めたりすることは避けるべきですね。

いつも叱ってばかりいると、ワンコが「叱られる程度」を覚えてしまって、下手をすると飼い主さんと「駆け引き」をしたりするようになるんですよね。

ゴル男はそうでしたよ。

最悪「反省のポーズ」だけをとるようになったります。

「猿」の芸と一緒で、「反省すること」を教えるのではなくて「反省のポーズをとること」を教えても意味がないですよね。

当時の私はとにかくそれは防ぎたくて、ショコラの命に関わるようなことでもないか限り、お家では叱らないで下さいとお願いしました。

とにかく、叱るのは、ドッグランで他の仔に対して「戦闘モード」になるときに限定して欲しいと考えていましたからね。

元々、ショコラに対する愛情に溢れているご家庭でしたから、私のアドバイスも忠実に実行されましたし、結果、それまで以上にショコラとの生活が楽しくなったという副産物も生まれたそうです。

「家での甘やかし」と「ドッグランで特定の行動だけを叱る」、これは、かなり効果があったと思います。

この二つの事の効果で、ドッグランの中でも、声での制御が出来るようになりましたし、かなり、飼い主さんに意識が行くようになったんですね。

段々、我を忘れることが無くなってきましたね。

こうなってくると、今度はまさに「叱りどき」になってきます。

「叱られること」で色々な「してはいけないこと」を覚えてくれます。

そして、次には自分で正しい行動を「考える」ようになってくれるんですね。

普通に穏やかに過ごせるようになって来るんですよ。

本当にたまに声を掛ける程度でオッケーになるんですよね。

そしてショコラはこの夏の前にリハビリを終了し、卒業生となりました。

でも、これで全ての課題が終わった訳ではありません。

次にショコラが覚えなければいけないことは「我慢」することです。

フレブルの場合、本当に「犬付き合いが下手な仔」が多いですし、結果的に「失礼な行動をとる仔」も多いです。

訳も分からず「喧嘩を売られる」ことも多いと思います。

そんな時にどう対処するのかをマスターする必要があります。

犬として「売られた喧嘩を買う」のは当然の行動だと思いますが、それでは「人」が困ります。

たとえ喧嘩の原因は先方にあっても、結果的に怪我をさせてしまっては、飼い主さんは先方に謝ることになりますし、他にも「人間社会の問題」が起きてしまうこともあるかも知れません。

ですから「我慢」を覚えてもらう必要があるんですね。

実は、そんなショコラがまたまた大きな変化を見せてくれたんですよ。

つい先週の日曜日の事ですが、ドッグランの中で他の仔からの攻撃を回避したり、やられてもやり返さない、なんて驚きの行動を見せてくれたんですね。

これまでも何回も書きましたが、ショコラは体は小さいが気の強さは天下一品で管理犬ばかりか卒業生も全員噛みまくったフレブルでした。

そしてその度に何回転がされても、ぶっ飛ばされても怯まずに何度でも飛び掛っていくフレブルでした。

最初にうちは、私達管理人が「触れた」というだけの理由で相手の仔に飛び掛っていった仔です。

そんなショコラを私は「ヤキモチ焼きの浮気性」と言っていました。

そんなショコラが・・・

先週の日曜日にそんなショコラの成長した様子を見て、本当に感動しました。

最近、すっかり涙腺の弱くなった初老のおっさんはウルウルしてしまいましたね。

「あのショコラがこんなにお姉さんになって・・・」って思いましたね。

本当に犬は賢いですね。

管理犬や卒業生だけのドッグランでは一番年下で全員の妹分なので、まだまだやんちゃでワガママないたずらっ子になるんですが、新入生の前では立派な先生の姿を見せてくれました。

「ショコラ!おっちゃんは嬉しくて本当に涙がでたよ」

(ショコラのリハビリの詳細はショコラ家のブログ「フレブルショコラのきままな生活」http://chocolat-fre-bull.a-thera.jp/をご覧下さいね)

今現在、愛犬の問題で悩まれている方!とにかく絶対に治りますから!

決して諦めることなく、愛犬と一緒に楽しみながら頑張りましょうね。

私はこれまで虐待を受け、人に触れられることを拒むようになってしまったフレブルに会ったこともありますし、色々な問題犬にも会って来ました。

卒業生の仔達も、ワイマラナーのサラは何気に他の仔に近づいてはいきなり噛む、ラブラドールのトレジャーは私達のドッグランにろくに入ることも出来ませんでしたし、入場してもバルトに喧嘩を挑んで怪我はするしで大変でした。

でも、その中でも「ショコラは最強」でしたね。(パパ、ママ、ご免!)

そんな仔でもご家族が一緒になって、楽しむ事から始めれば必ず治る!って事なんですね。

一応、卒業生達の名誉のために書いておきますが、全員が「良い仔」ですよ。

今、彼らの課題は「我慢すること」だけですし、飼い主さんにはそれを教えるようにお願いしています。

飼い主さんからも、どこのドッグランに行っても何の問題もないとのお話を伺っています。

私は彼らを「管理犬」どうように私達のドッグランの看板犬だと思っていますよ。(ママ達、この程度でよろしいでしょうか?)

実は彼らの過去をこのブログで書くとママさん達から「分かってますから!」という意見(苦情?)が出るのですよ。

ということで少しだけ気を使ってみました。

でも、みんな今は本当に自慢できるほど良い仔ですよ。

さて、今回も長くなりました。

また、改めて「抑制された噛み付きが出来ない」とか「過剰に反応してしまう」なんてケースについて書きますね。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

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コメント

サラママです。

キャー!看板犬?(サラも?)dog

嬉しいですlovely

先日はドッグランを貸して頂きありがとうございました!
お礼が遅くなり申し訳ありません。
とても楽しい時間が過ごせました。
ショコラの変化には、本当に心から嬉しくもあり正直もぉここまで成長しちゃったの!!と驚きもあります。
そしてショコラだけでなくパパママも変化したな~、なんてこっそり思ったりしています(笑)
(こんな事書いたらショコラママに怒られるかな?)
この先どんなショコラに変身していくのかワクワクです♪
またお邪魔させて下さい♪

<サラママさん>
そうですよ!
立派な看板犬ですよ。
番犬じゃないですからね。
吠える!噛む!は必要ありませんから
念のため

<源ママさん>
楽しんでいただけて何よりです。
でも、本当にショコラは成長しましたよ。
これからも楽しみです。
いっそ源さんも「入学」しちゃいますか?
また、いつでも遊びに来て下さいね

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