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2008年11月23日 (日)

問題解決の鍵

さて、今回からは、またテーマを「犬の問題行動」に戻しますね。

これまで数回にわたり、私達のドッグランについて私の「夢」を含めて書いてきましたが、今回は実質的な私達の活動内容である「問題行動の解決」について書きます。

タイトルは、ずばり「問題解決の鍵」です

実際には、どんな問題があるのか、また、それを解決するためのキーは何なのかについて書きます。

まあ、あまり、気を持たせるのも失礼かも知れませんから、今回は最初に結論を書きますね。

ズバリ「問題解決の鍵」は「飼い主さん」です。

言い換えると飼い主さんの気持ち次第と言うことになります。

こう書いてしまうと「やっぱり、私達家族が悪いんだ・・・」と思われてしまうかも知れませんが、決してそんな意味ではありませんよ。

実際に私達のドッグランに来ていただいている方も、ほんの少しお話しただけでも「やっぱり、私が悪いんですね」とおっしゃる方がすごく多いです。

「やっぱり自分達が上手く出来なかったから、こんなことになってしまったんだ・・・」100%と言っても過言ではない位の方がそう思わているようです。

でも、それは確かに半分は正しいかも知れませんが、半分は間違っていると思いますよ。

まあ、見方を変えれば、それだけ皆さんが悩まれてきたという証拠なんでしょうけれどもね。

恐らく皆さん、私達のドッグランにたどり着くまでには、色々な本を読んだり、ネット検索をしたりして「どうしたら治せるのか」と考えられてきたと思うんですよ。

実際、訓練士さんやトレーナーさんのお世話になったという方も結構いらっしゃいます。

それでも愛犬の抱える問題を治すことは出来なかった・・・

そして私達のドッグランにいらっしゃった。

多分、ここからがかなりショッキングなことの連続になるんだと思います。

実際、初回は皆さん驚かれていると思いますね。

飼い主さんは、皆さん異口同音に「家の仔はどこのドッグランに連れて行っても直ぐに喧嘩ばかりで・・・」「犬を見れば吠えまくるばかりで何処にも連れていけないんです・・・」etcetcと話されます。

でも、私達はそんなお話は一切気にしません。

とにかく、皆さんに初回からノーリードを目指していただきます。

どんなに飼い主さんが戸惑われようとも、最終的には私達の判断でリードオフします。

当然、多少のトラブルは起きますが、犬を休ませる時以外は、終日ノーリードで過ごしてもらうのが基本です。

仮にトラブルが起きればその時に適切に対処すれば良いんだという考えでいます。

結構「ハード」でしょ。

それでも、特別なことはほとんどしません。

これまで、ドッグランの中に仕切りを作ったりしてこともありますが、それもたった一回だけです。

せいぜい、ほんの少しの間だけロングリードを使うだけで対応してきています。

実際、それで十分なんですね。

単に飼い主さんに安心してもらう為だけにするんですから。

「え~~~~!」って言われそうですが、本当にそうなんです。

私達はロングリードを飼い主さんの安心感を得る為だけに使っているんですから。

でも、これが結構重要なことなんですよね。

多くの方はこれまでに重ねて来た嫌な想いを胸に「今日はどうだろう?今度の『リハビリラン』では成功するんだろうか?」という期待と不安の入り混じった気持ちでいらっしゃると思います。

ですから正直「いきなり」はきつい、飼い主さんにとってハードってことがあるんですね。

そんな「不安感一杯」の飼い主さんにリードを放された仔の行動は大方の予想通り、他の仔に一直線!なんてことになってしまったりするんですね。

本当に「悪い予感」というのは当たるものなんですよ。

「○○、行きます!」という飼い主さんの声とともに放された仔がそのまま他の仔に一直線ってこともありました。

でも、私達は決して慌てたりはしませんよ。

単に止めれば良いだけの話です。

まあ、多少の怪我はすることもありますが、それも必要なことと受けとめて欲しいと思っています。

「やっても」「やられても」お互い様が大原則なんです。

でも、多くの場合、問題を抱える仔の飼い主さんは「怪我をする」ことよりも「怪我をさせる」こと恐れます。

これが結構、トラウマになっているんでしょうね。

仮に愛犬が他の仔に噛まれ怪我をさせられたとしても「大丈夫、大丈夫。気にしないで下さい」と本当に少しも気にせずに話されます。

ところが加害者になってしまった場合には「大丈夫ですか?本当に大丈夫ですか?」と気にされ、かなり激しく落ち込まれる方も多いですね。

こんな場合、ほんのちょっとしたタイミングの違いだけで「加害者」になったり「被害者」になったりするのに飼い主さんの受け止め方は極端に違ってきます。

そして必ず何れの場合にも「愛犬をきつく叱る」。

これが定番ですね。

これが先程書いた「飼い主さんが悪い」という点です。

人間同士の謝罪はマナーとして必要かも知れませんが、それを「犬のせい」にするのは間違っていると思います。

そんな仔達の場合、犬付き合いの仕方を知らないんですから、教えて上げなければいけないのであって「知らないこと」を理由に叱ったところで何にもなりませんよね。

下手をすると「犬に近づくことさえ躊躇したり恐れたりする」「叱られたことを相手の仔のせいにする」なんて最悪の結果を招く恐れもあると思いますよ。

とにかく、犬同士のトラブルを大声で止めるまでは必要な場合もありますが、起きてしまったことをきつく叱ったとしてもその効果は・・・

多分、期待できない方が多いと思いますね。

叱るとしても、飼い主さんの呼び声を無視したとか「違う理由」で叱らなければ意味はないですね。

まあ、そんな理由を考えるよりは、速やかに「何かをさせる」ことをした方が簡単だと思います。

愛犬には飼い主さんの「もしかしたら、トラブルを起こすかも知れない」という気持ちは「トラブルを起こしなさい!」、「噛んだらどうしよう」は「噛みなさい!」といった具合に伝わると思って間違いはないですよ。

先程も書きましたが、とにかく悪い予感は当たるものです。

ここで少し、私達のドッグランデビューでの問題を起こす可能性を低くするための方法について書きますね。

方法は二つあります。

一つは先程書いたロングリードの使用です。

先程も書きましたが、ロングリードを使用することによって、飼い主さん自身が落ち着くのを待つんですね。

「これなら大丈夫かも知れない」って気持ちになっていただくことが肝心です。

もう一つの方法は、私達管理人がしばらくその仔の相手をしてから、私達の判断で直接リードオフすることですね。

こうすれば、多くの場合「他の仔に一直線」なんてことはなくなります。

犬は賢いので私達管理人がどんな存在なのか、そして私達の指示に従うことは当たり前なんだということを直ぐに感じてくれます。

ここで犬の不安感は払拭されますし、「従うべき存在」を見つけることで行動が落ち着くんですね。

ここまではよくテレビで放送している「問題犬を直ぐに治します」と大差ないです。

一時的なこと、私達のドッグラン限定のことなので、私達にも簡単に出来ます。

まあ、何れの方法も「犬の行動に対する影響」は側にいるヒトが落ち着いてさえいれば、犬はかなり落ち着くということなんです。

ですから、最初に書いたように「問題解決の鍵」は飼い主さんが握っていることになるんですね。

とにかく、最初は落ち着いて「私がいるから大丈夫!」という気持ちを愛犬に伝える事だけを考えて欲しいですね。

細かいことはそれが出来るようになってからで十分です。

私はそう思っていますよ。

さて、今回の内容は分かり易かったですかね?

なんと言っても私のブログの場合、結構多くの方に読んでいただいているようなんですが「カキコミは全く無い」という代物なので、私として分かり易いかどうかは常に気になるんですよね。

ご理解いただければ嬉しいですけどね。

さて、今回もまた長くなって来ました。

この続きは、また改めて書くことにします。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

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