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2008年11月11日 (火)

トラブルの原因!

さて、今回は「トラブルの原因」と題して、最近の私達のドッグランでどんなことが起きているのかを書きますね。

先月、ドッグランを再開してからというもの「ひろば」からこのブログを見ていただいた方や口コミで私達のドッグランの事をお知りになった「フレブルの飼い主さん」からのご相談やご訪問が増えて来たんですね。

現在は、10頭を超える仔達が毎週のように来てくれています。

もちろん全員が犬付き合いが苦手な仔達です。

ですから、当然、と言ってはおかしいのかも知れませんが、毎回、確実に多少のトラブルはあります。

でも、そんな多少荒っぽいそんな仔達の姿を見ながら、それぞれの仔の性格や特徴、飼い主さんとの関係を考えて、私なりのアドバイスをして行くんですね。

初回はもう単純に「見学」って感じですが、二回目以降は基本的に終日ノーリードで過ごしてもらいます。

ですから、あっちでゴチャゴチャ、こっちでワアワアといった感じになりますね。

でも「トラブルが起きる」という結果だけを捉えれば、どの仔も同じってことになるんですが、実際に「原因は?」ということになると当然全員がバラバラです。

ある仔の場合には、臆病な性格で「恐怖」から「攻撃」になる場合もありますし、目と目が合っただけで「突進」なんて仔もいますし、じっとしていると思ったら前方の仔を凝視していて「スタートのタイミングを計っている」なんて仔もいます。

私達のドッグランでのフレブルの飼い主さんの共通用語で言えば「ロックオン状態」って感じですね。

まあ、きっかけとなるパターンは色々なんですが、こんな事を繰り返しているうちに徐々に飼い主さんが「他の仔に怪我でもさせたらどうしよう」「皆さんに迷惑を掛けるから」となって、どうしても愛犬を「捕獲」したくなっちゃうんですね。

下手をすると全員が「捕獲中」なんて時もあって、いつの間にかドッグランがアウトドアのドッグカフェに変わってしまうことすらあります。

「結果が見えているから」という飼い主さんのお気持ちは十分に理解出来るんですが、それではわざわざ時間を掛けて私達のドッグランに通っていただく意味がないですよね。

何事も経験ですし、私達管理人にすれば「問題のある姿」は是非とも拝見しなければならないんですよね。

ですから、私はいつも愛犬を抑えている飼い主さんに「休ませるの結構ですよ。でも、落ち着いたら、放してあげて下さいね」と言って回ることになります。

まあ、それだけ過去に「嫌な経験」を重ねられている証拠だとは思うんですが、私達のドッグランでは「犬は自由」が大原則ですから、飼い主さんにも不安感を払拭してもらう必要があります。

結果は「見えていること」ではなくて「導き出すこと」なんですよね。

一つ具体的な例を書きますね。

性格的には決して他の仔に対して支配的ではなくて、どちらかというと臆病な傾向の強い仔のお話です。

実際、この仔の場合、他の仔が近づいて来たり、自分の視野に入り「ロックオン」すると必ず「突進」して「闘争」になってしまい、結果、飼い主さんが「捕まえてきつく叱る」の繰り返しになっているんですね。

多分、飼い主さんにすれば「どうしてなんだろう?どうして家の仔はこんなに戦闘的なんだろう?」とお考えだと思います。

でも、私の想像では、多分、この仔自身が過去に結構「怖い思い」や「痛い経験」をしていると思うんですよね。

そしてどんな場合でも、原因やきっかけを問わず、必ず「きつく叱られて来た」と思います。

ここで一つ皆さんにお尋ねしたいんですが、仮に愛犬がいきなり他の仔に吠え掛かられ、挙句に噛まれてしまい、それをきっかけに愛犬が先方の仔を噛んで怪我をさせたしまったとします。

あまり経験したくないお話だと思いますが、こんな場合、愛犬に対してどんな態度を取りますか?

当然、飼い主さん同士の関係では怪我をさせてしまった事に対する謝罪は必要になると思います、というかそんな感じになってしまいますよね。

でも、これは人間社会でのルール的なことであって、犬社会と全く無関係ですよね。

こんなことが起きそうなケースをいくつか書きますね。

例えば、お散歩の途中に前から来る仔が吠えたり、唸ったりしていたとします。

多くの場合、これは「近づいて欲しくない」「近づくな」というサインだと思います。

中には「好奇心から」自分の飼い主さんに「そっちの仔に近づいてご挨拶したいんだよ」なんてケースもありますが、でも、仮にそうだとしても、これは相手の仔の性格とかを知らない訳ですから避けるのがベストの選択だと思いますよ。

ところが、このサインを見落として、不用意に近づいてしまうと、最悪いきなり飛び掛られるなんて事が起きてしまう可能性があります。

結果、反撃した愛犬が先方の仔に怪我をさせるなんてことは十分に考えられますよね。

こう書くと結論も分かりやすいと思うんですが、悪いのはその状況に近づけてしまった「飼い主さん」であって「犬ではない」ということになりますよね。

次に「出会いがしら」の衝突ってケースもありますよね。

でも、これも同じですね。

前の状況が分からないのに「愛犬に前を歩かせる」ということを許してしまった飼い主さんの責任が大きいと思います。

問題を「犬同士」に限定して考えるから、原因が分かりにくくなるだけであって、相手が「人」や「自転車」「バイク」と考えれば結論は簡単ですよね。

やはり当然「飼い主さんが悪い」ということになります。

お散歩途中のトラブルは、確実にどちらかの飼い主さんの責任!ということは比較的理解して頂き易いと思うんですが如何でしょうか?

ですから、仮に犬は叱られたとしても「身に覚えは無い」ということになりますから、極端な場合「あいつに会うと叱られる」とか「あの場所に近づくと叱られる」という間違った解釈をする恐れもありますよね。

ですから、そんな時に叱ってばかりいると益々事態を悪化させるかも知れない、ということを忘れないで欲しいですね。

そして何よりも絶対に忘れないで欲しい事は「やられたら、やり返す」という「行動」は「犬社会」では「当然の権利」だということなんですね。

これを無視して何かあれば叱ってばかりいたんでは、犬からすれば「他の仔と関われば、どんな時でも叱られる」ということになってしまい「近づく仔に対する警戒心」は強まるばかりですよ。

ですから、同じような事がドッグランという自由なスペースで起きてしまった場合、飼い主さんが取るべき行動は「止める」までであって「原因がはっきりしない場合には叱らない」が正しいと思いますね。

そしてもっとはっきり書くならば、原因がどちらにあったのかは、複数の人間が両方の仔をかなり注意して観察しているか、見る目のある方が側にいない限り「分からない」ということがほとんどだと思います。

例えば、前方にいる仔が愛犬の方を凝視して「何だよ、お前!ここは俺の縄張りだぞ!勝手にしているとぶっ飛ばすぞ」オーラを出していたとしましょう。

普通「愛犬をどの仔がどんな風に見ているのか」なんてことを意識している方はいないですよね。

「目と目が合っちゃったし、どうしよう?怖いな!エ~イ、こうなったら先手必勝だ!」とばかりに突進し、結果「大喧嘩」になることがあるかも知れません。

でも、私達「人間の目」からは、いきなり突進して「喧嘩を売った」という「結果」しか見えないですよね。

どちらが「先」なんでしょうか?

どちらが「悪い」んでしょうか?

ここでも飼い主さんの考え方は分かれますよね。

大別すれば「その程度のことで突進するなんてやっぱり家の仔が悪い!」と愛犬を責めるタイプの方「そうだったんだ~。怖かったね」と愛犬を優しく労わるタイプの方になると思います。

皆さんはどう思われますか?

でも、この場合、私はどちらの考え方も間違っていると思います。

「え~!」って声が聞こえてきそうですよね。

確かに実際にこれまで何回もトラブルを起こす仔には「臆病な仔が多い」と書いてきましたし、この場合も臆病な仔のケースですから、「優しく労わってあげるべき」と思われたかも知れません。

でも、私が書いているのは、既に犬付き合いが苦手な仔の場合なんだということを忘れないで欲しいんですね。

まだ、幼い仔やたまたまそんな事が起きてしまったなんて場合には、それぞれの仔の性格に合った対応で十分効果があるかも知れません。

でも、そんな事を重ねているような場合には、やはり既に犬付き合いが苦手な仔として考えてあげるべきだと思います。

そうすると、ここで一番の問題は「飼い主さんの存在感がない」ということなんですよね。

何故、飼い主さんという「力強い存在がいるのに怯えるのか」ということが一番の問題なんですね。

この場合、相手となった「オーラ」を出していた仔も同じです。

何故、飼い主さんという「リーダー」がいるのに「自分の縄張り意識」を出してしまうのか、という問題があるんですね。

ただし、どちらの仔の場合も私達人間にとっては、非常に不都合な行動なんですが、どちらの仔の行動も「犬としては自然な行動」だということを忘れないで欲しいんですね。

ですから、そのことを直接的に「叱る原因」として考えてはいけないと思いますよ。

「じゃあ、どうすれば良いの?止めるだけ止めて、だまって放っておくしかないんですか?」と言われそうですが、そんなことはないですよ。

ちゃんと手順を踏んで行けば確実に治すことが出来ると思いますよ。

気を持たせるだけ持たせて、甚だ恐縮ですが、今回もまた、長くなって来ましたので、この続きは次回、書かせていただきますね。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

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