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2008年11月24日 (月)

飼い主の心理

前回「問題解決の鍵」と題して「飼い主さん次第」と書きました。

ということで、今回は「飼い主の心理」と題して、実際、どうやって私達が愛犬のリハビリに不可欠な「飼い主さんの安心感」を得るのかについて書きますね。

まあ、「犬のリハビリ」については何回も書いて来ましたから今回は、飼い主さん中心で書きたいと思います。

そうは言っても「問題解決」は飼い主さんと愛犬の一体となった努力が必要ですから、犬のリハビリの具体的な方法も書きます。

さて、前回も書きましたが、問題を抱えた仔の飼い主さんは「期待と不安」が入り混じった状態で私達のドッグランにお見えになると思います。

これは間違いないですね。

でも、この心理状態が結構やっかいなんですよね。

飼い主さんの「期待」は「興奮」となって愛犬に伝わってしまうこともありますし「不安」は確実に「不安や恐怖」となって伝わってしまいます。

ですから、単純に「今日はドッグランで遊ぶよ」程度で気軽に来ていただけると助かるんですが、これは無理なお願いなんでしょうね。

でも、「期待感」はともかく「不安感」は何としても消していただかないといけません。

こればかりは直接的に愛犬のリハビリに支障をきたすからです。

そこで私達管理人が飼い主さんの不安を払拭するために色々な工夫をする訳ですね。

前回も書きましたが「ロングリードの使用」もその一つです。

ただし、使う目的は通常の使用法にある「運動量の確保」とか「しつけや訓練」のためではありません。

ですから、ロングリードを付けた状態でドッグランの中を「走らせる」なんてことはしません。

その仔の「動きを見るため」「飼い主さんに安心感を与える」だけに使用します。

リードが短くても長くても犬にとって「つながれている」状況に変わりはありません。

リードを引っぱってしまえば、犬に与えるショックは同じですし、やり方によってはロングリードの方が強いショックを与えることになります。

ですから、私の使い方は

①最初のうちはロングリードを束ねて持ち、普通のリードと同じ状態で他の仔から離れてドッグランの中を歩く

②犬が地面の臭いを嗅いだり、自由に動き始めたら、徐々にリードを長く出す

③この際、たまに「名前」を呼んで反応をみたり、「呼び戻し」が出来るのかを試す

④犬が他の仔を見ても走り出したりしないようなら、リードを手から離し、リードをひきずった状態で犬を自由に歩かせる

⑤ただし、その仔が自分から他の仔に近づくようなら、必ず自分も直ぐ側に付くようにする

⑥問題が無いようなら、リードを外す。

と、まあ、こんなやり方をします。

ただし、最初にも書いたようにロングリードを使うのは飼い主さんの不安感を出来るだけ抑える為であって、実際「犬のリハビリ」の為には何の意味もありません。

でも、それでは飼い主さんの不安が大きくなり過ぎる場合もあるので、そんな場合にだけ使うようにしています。

簡単に書くと飼い主さんが『愛犬の問題の大きさに自信がある』場合だけですね。

ロングリードを使うことで飼い主さんに「大丈夫かも知れない」程度の気持ちを持っていただければ良いんですね。

愛犬に問題があると思われている飼い主さんにとっては「目に見えない心のリード」よりも、やはり「目に見えるリード」の方が安心感は遥かに高いんですね。

まあ、仕方のないことですけれど・・・。

ドッグランは仕切られた場所なので愛犬が心までも自由になって飼い主さんの存在を忘れて、放浪の旅に出るなんて恐れはありませんから、リードが着いていてもいなくても過度に神経質になる必要はないんですよ。

それに、他の仔達がノーリードの中で自分だけリードを着けている方が犬は緊張しますし、危険性は高まりますからね。

ですから、なるべく早くリードを外すようにしています。

あと、仮に同じことをやろうとした場合に注意して欲しいことなんですが、いきなり犬が走り始めたとしても決してロングリードを強く引いたりしては駄目ですよ。

下手をすると怪我をさせますからね。

ロングリードを引かなくても持つだけで止めることは出来ます。

自信がないなら、最初のうちは「軍手」の使用をお薦めしますね。

摩擦による手の怪我も防げますし、巻き付けていない限り滑るので強く引くことも出来ませんからね。

安全対策としては良いと思います。

さて、次に飼い主さんの不安感を払拭するための別の方法をご紹介しますね。

なんと言っても、これは「良い結果」を出すことです。

その為には、私達管理人が手本を見せることで「良い結果を導き出す」ことなんですね。

ドッグランに来て暫くすると、犬は私達の存在を「その場所の支配者=α」のごとくに受け止めるようなんですね。

そうなると「上位の者には従う」という犬の本能的な部分が作用して私達の指示には素直に従いやすくなりますし、私達の誘いにも積極的について来てくれます。

もちろん、管理人は全員「大の犬好き」ですから、犬との遊び方や気の引き方も上手です(ちょっと自画自賛してみました)。

ですから、犬は他の仔の存在も忘れて私達と遊ぶようになります。

結果、他の仔と同じ空間で、しかもノーリードで何の問題も起こさずに過ごすことが出来るということを飼い主さんに見せることが可能になるんですね。

ただし、これは最初のうち限定です。

私達管理人は必要以上に関与しませんから、とにかく「ほら、大丈夫でしょ。ちゃんとみんなと一緒に過ごせるじゃないですか。さあ、頑張りましょうね」って感じを「見せる」までですね。

実際には、そこから飼い主さんと愛犬の本格的なリハビリが始めります。

ですから、私達管理人も「見せる」まではとにかく頑張りますね。

何としても飼い主さんに「良い結果」を見せる必要がありますから。

でも、いつも一緒なのは飼い主さんであって、私達管理人ではないですし、他のドッグランには私達のような超αの存在もないでしょうから、ここから先は「飼い主さん」が愛犬と一緒に頑張るしかないんですね。

私達のお見せすることは、テレビの「愛犬の問題を直ぐに治す」ということと大差ないです。

私達の見せたことは実は一時的な効果に過ぎません。

犬が私達に集中しているから、他の仔に意識がいかないだけで、だから、問題が起きないだけなんですね。

決して犬が自らの意思で他の仔と平和に過ごした訳ではありません。

私達の意思に従っただけです。

ですから、私達に意識を集中するのを止めた瞬間に他の仔とトラブルを起こすなんてことは実際に起きます。

決して「犬付き合いの仕方」を教えた訳ではありませんから、仕方ないですね。

次にもう一つの飼い主さんを安心させる方法を書きますね。

実際、こちらの方法は時として「飼い主さんを安心させる」という効果ばかりではなく、問題そのものを解決する場合もあります。

非常に分かりやすい方法で、単にやんちゃな行動を制御したり、叱るだけです。

犬やヒトとの社会化が十分になされている仔の場合、問題行動の多くは「飼い主さんへの服従」が入っていないことによるものだと思います。

ですから、こんな仔の場合には「自分勝手な行動」をヒトの手で抑えたり、しっかりと叱ることで「ヒトへの服従」ということを理解させることが出来ますから、問題は結構簡単に解決します。

常に自分勝手な行動ばかりしたり、落ち着きの無い仔には効果てき面ですね。

念の為、誤解のないように書きますが、単純叱るとか抑えるとかいうことだけをする訳ではありませんし、叱り方も抑える方法も理論的に裏づけされた方法ですからね。

まあ、こちらの方がテレビ番組的なのかも知れませんが「ヒトへの服従」については、余程飼い主さんが無用心な行動をしない限り、元に戻るなんてことはないと思います。

ですから、幼い頃に兄弟犬が多かったり、ヒトとの接触が十分だった仔に関して言えば、かなり即効性がありますね。

その瞬間から、本当に魔法のように犬が変わります。

でも、残念ながら、フレブルの場合には「犬の社会化」が不足している場合が多いのであまり期待出来ないですけれどもね。

こんな仔達の場合「抑える」「叱る」で「ヒトへの服従」は間違いなく入れることは出来るんですが、そもそも「犬同士の付き合い方」という問題の解決にはつながりません。

ただし、この「飼い主さんとの上下関係」については、どんな場合にも必要なことなので、確実に理解させる必要があるということは忘れないで下さいね。

さて、今回もまた長くなってきましたね。

この続きはまた機会を改めて書きますね。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

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