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2008年11月12日 (水)

トラブル解決の手順

さて、今回は前回の続きです。

題して「トラブル解決の手順」です。

なるべく分かりやすく書きますね。

先ずは「止めること」が一番の課題です。

とにかく飼い主さん自身が確実に止められるようになることが肝心ですね。

手順とすれば、最初はトラブルとなっている仔達の間に割って入って「身体で止める」ことから始めます。

この際「大声を出す」ということも重要なポイントです。

でも、これが結構苦手な方もいらっしゃるんですよね。

やっぱり人前で大声を出す、というのは恥ずかしいでしょうし、抵抗もありますよね。

まあ、これについては「飼い主のリハビリ」(11月1日)でも書きましたから、これ以上は書きません。

今回は、もっと潜在的な部分を書きますね。

まあ、最初はとにかく「止めること」からです。

大声と体を使って止めてもらいます。

ただし、これは以前書いたブログのタイトルの通り「飼い主のリハビリ」であって、決して「犬のリハビリ」ではないんですね。

もちろん「飼い主さんに大声で止められる」とか「飼い主さんに叱られる」ということで、問題がほとんど解決する仔もいます。

でも、こんな仔の場合、必要だったのは「楽しい経験」だけなんですね。

そして「楽しい経験」をするためには「ルールに従う必要がある」ということを教えて上げれば良かっただけなんです。

ですから、してはいけないことを教えて上げれば問題は直ぐに改善されますし、場合によっては「叱る効果」が直ぐに現れることもあります。

「今、お前がしたことは私が望むこととは違うんだよ」ということをほんの少し注意したり、しっかりと叱ることで簡単に教えられる場合もあります。

そうなってくれれば、飼い主さんが望んでいる「正しい行動」を「私達に従ってする」そうすれば「楽しい」という方向に意識的に導いてあげて、それを愛犬が理解出来るようになれば完璧なんですね。

ただし、この方法は「飼い主さんと愛犬の関係がしっかりしていること」そして「犬の社会化」がきちんとされていることが前提になります。

ですから、フレブルの場合には、残念ながら、こうは簡単にはいかないケースが多いと思います。

何故、フレブルの場合には、「簡単にいかない」のかは「フレブルの問題解決」(10月27日)に書いてある通りです。

簡単に書きますね。

遺伝的な部分で言えば、闘犬として活躍していたブルドッグやネズミ捕り名人のテリアの血が入っていて「闘争本能」「狩猟本能」が強い場合が考えられるからなんですね。

興奮しやすい傾向が強く見られたりしますね。

因みに昔のテリア種はその狩猟本能を特化してネズミを始めとした「小動物の駆除」に活用されていたんです。

つまりテリア種の場合、獲物を食べるために仕留めるのではなくて、単純に仕留める行動だけが強化されていたんですね。

そして、昔のイギリスでは「ネズミの駆除」の切り札は「猫」ではなくて「犬」だったんです。

理由は、猫は「捕食」=食べることを目的としてネズミを捕獲していましたから、ネズミの数は大して減らせなかったんですが、その点テリア種の場合には「狩猟本能」=狩ることを特化出来て、ネズミを探し、見つけたら殺すを目的に出来ましたから、ネズミの数を減らせたんですね。

ちなみにボール遊びも犬の「追う」「捕まえる」「持ち帰る」という狩猟本能を満足させる遊びなんですね。

そしてくわえたおもちゃを噛んで首を振ったり、引き裂いたりする行動は「仕留める真似」という意味があるんですね。

ですから、おもちゃ=獲物となっていて、飼い主さんが取り上げようとすると「唸る」なんて場合には「獲物を守る」という行動を取っているんですね。

またまた、大幅に脱線してしまいましたね。

話を戻します。

そういった遺伝的な部分に加えて、フレブルの場合、兄弟犬も少なく、また、母犬との関係も薄かったりして「犬の社会化」が不足している仔が多かったりします。

ですから、そんな傾向が見られた場合には、中型犬や大型犬に比べると「やっかい」になる事が多いですね。

犬として、当然に学んで来ている筈の部分が欠けている仔がいたりしますからね。

例えば、多くの場合、母犬は仔犬の首根っこくわえて移動させるので、首根っこを掴まれても嫌がることはないし、大人しくなるのが普通です。

余談ですが、多くの「しつけ本」で「犬を叱る際には首根っこを掴んで軽く揺する」という方法が書いてありますが、これも母犬の行動を真似たものです。

でも、社会化が不足している仔の場合、首を掴まれただけで興奮し、最悪噛み付いて来る仔さえいます。

ついでに書くと「ルックアップ法」とか「ホールドスチール」といった犬の背中と人のお腹を密着させて抱きしめる方法も犬に主従関係を教える効果があると言われていますが、これさえもあまり理解出来ない仔がいるような気もします。

ちなみにこれらの方法は、犬からすれば、背後から抱きしめられる=犬の上下関係を示すマウンティング、お腹を見せた状態=服従のポーズ、というように人に従うことを体を使って教えられるということになります。

でも、極端な場合、この行為の意味すら分からないんじゃないのかな?と思える仔さえいますね。

極端な例ですが、意図的に幼い頃に兄弟犬や他の仔とじゃれあって遊んだりする経験を無くしてしまうと「交尾の仕方が分からない」なんて仔になったりするそうですよ。

まあ、この際「交尾の仕方」はどうでも良いんですが、それにしても「犬の常識」が通じない仔が多いことに間違いはないですね。

とにかく「遊びへの誘い方が分からない」「抑制された噛み付き(=噛んでも良い程度)が分からない」「なだめのポーズを知らない」なんて事は当たり前の仔が多いですよね。

結局、皆で遊ぶと言えば、単純に走ることだけになってしまうことが多いですね。

ただし、これは「既に犬付き合いが苦手になっている仔」の場合であって、そうでない仔もいますからね。

ちなみにゴル男の場合には、一緒に走ることさえ滅多にしませんし、ドッグランでは、ひたすら一人遊びをしています。

でも、ゴル男の場合、他の仔に無関心なので何の問題も起きないんですけどね。

まあ、フレブルに限らず「犬付き合いが苦手な仔」の場合には、当然と言えば当然なんですが「遊び方を知らない仔」が多いですね。

ですから、結論から書くと、こんな仔達の場合には、「犬との遊び」よりも「飼い主さんとの遊び」を教えることが一番です。

このことは「犬との遊び」(11月10日)にも書きましたが、是非、試してみて下さいね。

「飼い主さんとの遊びを楽しむ」ということが理解出来るようになると、たとえドッグランにいても他の犬の存在が気にならなくなりますし、結果的に「問題も起きない」ということになりますよ。

そしてドッグランで飼い主さんとの遊びの楽しさ覚えることで、過度の緊張からも解放されますし、他の犬との接し方も変わってくると思います。

ここまで来れば、飼い主さんの不安感もなくなるでしょうし、そうなれば、もう、どこのドッグランに行っても大丈夫になります。

ただし、飼い主さんの存在感がかなり強くないと気の強い仔の場合には「失礼な仔」に対する制裁に動く可能性はありますから、その点の注意は必要ですけどね。

これを防ぐにはかなり飼い主さんのリーダーシップが必要になると思います。

何と言っても、飼い主さんの都合で我慢させる訳ですからね。

まあ、そこまでになるには結構時間が掛かるかも知れませんが、先ずは確実に「止められる」ようになることを目指せば良いと思いますね。

さて、今回も長くなって来ましたね。

この続きは、また、改めて書きますね。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

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