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2008年11月 5日 (水)

ドッグランでの問題解決

さて、今回は、私達のドッグランで飼い主さんがおっしゃる「問題児」がどのように変化していくのかを実例を交えて書きたいと思います。

このブログを読んでいただいている方は圧倒的にフレブルの飼い主さんが多いと思いますから、特にフレブルについて書きますね。

先週末のフレブルとフレブル系の来場者を書き出すとゴル男(♂)の他にはショコラ(♀)、チロル(♀)、もなか(♂)、トラ(♂)、メリー(♀)、ノア(♀)、パイン(♂)、リンゴ(♂)、光太郎(♂)となります。

このうちゴル男は管理犬、ショコラは卒業生、チロル、もなか、トラ、メリーはこの夏の休業前から通って来てくれている仔達で、もう卒業間近かな?って感じですね。

他の仔達はこの秋からの来場者で、特に光太郎君は日曜日に初めて見学に来てくれたまだ8ヶ月の男の仔です。

ほとんどの方がこのブログをご覧になってお見えになっているので、私の下手くそな文章も少しはお役に立っているのかな?なんて思ったりしています。

こうなって来ると私も自然と気合が入って、このブログを書く際には、色々な本を読み返したり、ドッグランでの経験を考慮したりで、結果、毎回、長い文章になってくるんですね。

まあ、私のブログの話はどうでも良いですね。

つい先日「リハビリの第一歩」の回で私達のドッグランでの手順は書きましたが、今回は少し視点を変えて、私達管理人が「どのように見て」「どのように対策を考えているのか」を書きますね。

最初は、とにかく「飼い主さんと愛犬との関係」をじっくりと観察させていただきます。

って書くと何か少し「いやらしくて意地悪な感じ」がするかも知れませんが、決してそんな意味は無くて、実際の日常生活がどんな感じなのかな?って拝見しているだけです。

結果、どんなことが分かるかと言うと「仮にきちんと叱ることは出来たとしても、愛犬に正しい行動を促がすことが出来る方は皆無」ってとこですかね。

もちろん、それが上手に出来るならば「問題は起きない」訳ですから、敢えて私達のドッグランにお見えになる必要はないですよね。

ここで少し驚きなのは、意外にも「きちんと叱れる方」も結構いらっしゃることなんですね。

いわゆる「しつけ本」に書いてある通りに「しっかりと叱る」ことが出来る方も多いんですね。

敢えて書かせていただくなら、叱る時に「飼い主さんの不快感」がどの程度伝わっているのかな?と感じることも多いですけどね。

そしてそんな飼い主さんの愛犬は、所謂訓練やトレーニングで学ぶことはちゃんとマスターしているんですね。

ですから「座れ」と言われれば、ちゃんと座るし、「待て」と言われれば、いつまでも待てます!って感じです。

お腹を見せる「服従のポーズ」も飼い主さんの許しが出るまでずっとしています。

とにかく素晴らしく忠実に実行しますよ。

「そんな立派な仔でさえ問題解決が難しくって、飼い主さんが悩むんじゃ、家の仔は何も出来ないし、散歩に出ればリードは引っ張りっぱなしだし、他の仔を見れば吠えるしでどうにも出来ないわね!あ~あ、やっぱり駄目か・・・」

なんて思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、実は逆なんですね。

そんな何も出来ない仔の方が「何も知らない分」問題解決は簡単だと思いますよ。

正しい行動を教えてあげさえすれば、問題は解決します。

きちんと「飼い主さんに従うことを教える」、「従う喜びを教える」、「従うことで安心感が得られることを教えてあげる」程度のことでほとんどの問題は解決出来ると思いますね。

では、色々なことをマスターしている仔の場合、何が難しいのかを書きますね。

第一に考えなければいけないことは、全ての「従う行動」が儀式化している可能性があるってことなんですね。

例えば何かいけない事をして、飼い主さんに叱られたとします。

直ぐに反省のポーズをとったとしても、本当にポーズに過ぎないケースがあるんですね。

人に例えれば、「また、お袋が文句言ってるよ~。面倒くせえから、一応大人しく話だけ聞いておくか。俺は少しも悪くないと思うけど逆らうと説教が長くなるし、メシの時間も遅くなるしな。ハイハイって頭下げてれば良いんだし、俺って頭良いなあ~!それにしても腹減ったなあ~!説教はいいから早くメシ作ってくれよ!」なんてね。

ちなみにこれは私が中学生時代の実話です。

しかもこの「災難回避法」は父に教わった方法です。

父は毎晩帰りが遅い人だったんですが、当時私に

「お前なあ、お母さんは言い出したら誰の言うことも聞かないんだし、たとえ、お母さんが悪いにしたって「ゴメンなさい」なんて絶対に言わないんだから逆らうなよ。大体、お父さんにだって「ゴメンなさい」なんて一度も言ったことないんだから。お前なんかに「私が悪かった」なんて言う筈ないだろ。大人しく聞いてりゃ終わるから我慢しろよ。第一、お前がお母さんともめると俺にも余波が来るからさ」

と教えられました。

確かにこれは効果的でしたね。

私は決して「母とは口論はしない」と固く、固く決心しましたね。

話を戻します。

といった具合に「犬も学習している」可能性があるんですね。

たった今叱られたのに飼い主さんの許しが出た瞬間にまた同じことをしでかすなんてケースもあるんですね。

こんな場合、「出来ること」を利用しない理由はないですよね。

ですから、表現は何でも構わないんですが、「待て」と「来い」は繰り返し実践してもらって確実に「止まれる」「戻って来れる」ように努力してもらいます。

それと同時に飼い主さんには、叱る回数を減らして、誉める回数を増やすことを意識してもらいます。

そしてもっとも大切なことが「常に飼い主さんの都合で何かをさせる」ことです。

例えば、愛犬を呼んで自分のところに来させたとします。

仮に愛犬が立ったままだったら、「声を掛けて」座らせます。

逆に戻って来ていきなり座るようなら、「声を掛けて」立たせるとかフセをさせると言った具合に必ず「声を掛けて」何かをさせます。

そして「明るく軽く誉めて」、次の行動に移ります。

歩きながら「おいで」でも構いませんし、走ってでも構いません。

そのまま小走りして愛犬を遊びに誘っても構わないと思います。

とにかくパターン化、形式化しないように心掛けてもらいます。

と言っても、このやり方は言葉で伝えるよりも実際に見ていただいていることが多いので、飼い主さんにすれば、何で家の仔はゴルパパについていくんだろう?なんて思われているかも知れませんね。

フレブルの場合、私が担当する場合には必ずこれをやります。

一連の流れの中で「意外性に富んだ行動」を心掛けています。

ですから、いきなりドッグランの中にあるみかんや柿をもいで、一緒に食べたりもしますし、後ろ向きに走ったり、サイドステップを踏んで犬を動かしたりもします。

これをやると犬はドッグランの中で私の姿を捜し求めたりするようにさえなりますよ。

以前にも書きましたが、私は管理人としてドッグランを管理している訳ですから、犬は

「このおっさんはこの場のリーダーなんだな。だったら一緒にいれば安心だし、何と言っても面白そうだからついて行こう」

なんて思ってくれるようなんですね。

こうなって来ると、さらにもう一つの確認が出来ます。

他の犬種の仔では経験がないのでフレブル限定のお話なんですが、私がドッグランの中を歩いていたとします。

馴染みのフレブルが私の姿を発見して「おっさん、遊ぼ!」と来ても私が無視をしていると私の手の指先を軽くつまむように「噛む」仔がいます。

こういう仔は他の仔に対しても、遊びに誘う際に「軽くつまむように噛む」ことで「自分の気持ちを伝えよう」としたりしますね。

また、私が座ってじゃれあったりしている際に「耳」を噛む仔もいます。

そんな仔も同じように犬同士で並走している際に前の仔の「耳」をつまむように軽く噛みにいく傾向が強いですね。

でも、この行動は全て「抑制された噛み付き」なので、先方の仔に大怪我をさせるなんてことはありません。

ただし、フレブルの場合、遊び上手な仔は少ないので「過剰に反応」する仔が多いことも忘れてはいけないと思いますね。

こんな場合には「遊び」が「喧嘩」に一瞬で変わりますね。

もちろん、同じ「耳を噛む」行動でも「抑制された噛み付き」が出来ない仔もいます。

ですから「抑制された噛み付き」が出来るか出来ないか、また、噛まれたときの反応はどうかをきちんと見て判断しないと、その後のリハビリも出来なくなるんですね。

そして、こんな違いに飼い主さんが気がつかないと「どうも家の仔は、○○ちゃんとは相性が悪いみたい」なんてことを思ったりしちゃうんですね。

もちろん、相性の良し悪しはありますが、仮に相性が悪いとしたら、「並走する」なんてことよりも「いきなり取っ組み合い」の可能性の方が高いと思いますよ。

私は以前、特定の犬種の仔が全く駄目という仔の飼い主さんにお話を伺ったことがありますが、その仔の場合、その犬種に出会うと100%喧嘩になって、全身麻酔での傷の縫合も一度ではないと聞きました。

仮に本当に「相性が悪い」とするならば、それ位の事が起きても不思議は無いということだと思いますね。

ですから、滅多に無いくらいに思って下さい。

私達のドッグランに来ている方にも「日本犬が駄目!」なんておっしゃる方もいますが、実際にそんな仔達が一緒にいて問題が起きたことは一度もありませんよ。

思い込みは避けて下さいね。

ですから、私達のドッグランではそんな仔達の接触を避けるようなことは一切しませんよ。

何事も経験ですし、たとえ「喧嘩」になってしまったとしても、飼い主さんが「止められるようになること」は事故を防ぐためにもかなり重要ですし、そんな無意味な行動をとる必要がないことを愛犬に教えなければならないですからね。

そして、このことは必ず教えることが出来ると思いますよ。

さて、今回も長くなりました。

また、改めて「リハビリの成功例」を交えて「抑制された噛み付きが出来ない」とか「過剰に反応してしまう」なんてケースについて書きますね。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

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