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2008年11月 1日 (土)

飼い主のリハビリ

さて、今回は前回の続き、題して「飼い主のリハビリ」です。

まあ、犬のリハビリと言っても飼い主さんの存在抜きでは何も出来ませんからね。

早速、本題に入りますね。

前回は、犬の社会化が不足している場合、一体どんな行動に現れるのか、どんな行動が分かりやすいのか?ということで終わりましたので、そこから書きますね。

一番分かりやすいのが「噛み付き」です。

犬同士の遊びの中では「噛む」ということは、ごく普通に行われます。

でも、「犬の社会化」が十分になされていれば、「遊びのポーズ」とか「なだめの行動」「抑制された噛み付き」をマスターしている筈なんです。

ですから、私達からすれば、結構乱暴に見えても、その行動はあくまでも「ごっこ」なんですね。

余程興奮しない限り、事故が起きることはありません。

ところが「社会化が不足している仔」の場合、これが出来ないんですね。

単純に「噛み付く」だけ!、結果は「喧嘩」「闘争」ですね。

こうなると誰かが「怪我」をします。

実例を書きますね。

フレブル二頭が並走していたとします。

この際に遅れている仔が前を走る仔の首や耳をねらって「噛もう」としたりすることがあります。

軽くつまむように噛む仔の場合には、結構支配的で「刺激を与えている」程度に考えて構わないと思います(まあ、これでも喧嘩になることは多いですけどね)。

ところが、これが中には口を大きく開けて「ガブっといく仔」もいるんですね。

多分、こんな仔の場合には、一度噛んだら中々離さない、なんてこともあると思います。

これなると「闘争」は避けられませんから、かなりの注意が必要です。

これが犬の社会化が不足している仔に見られる一つの特徴で、誰から見ても分かりやすいことですね。

他にも色々とありますが、今回はこの程度にしておきます。

何と言っても「飼い主さんのリハビリ」がテーマですからね。

まあ、これは私の独断ですが、抑制された噛み付きが出来ていない仔の場合、他の仔を追いかけている際に「遊び」ではなくて「狩猟本能」に基づく行動なのかな?なんて思うことがあります。

少し極端かも知れませんが、「逃げる人を追う」とかと同じなのかも?と思うんですよね。

例えば、飼い主さんがちょっとだけ愛犬を刺激して走り始めたら、愛犬は喜んで追いかけ始めると思います。

でも、これが見知らぬ人がいきなり目前を駆け抜けたら、その刺激でいきなり狩猟本能が目覚め、「獲物」として追いかけ始める仔もいると思います。

結果的に「追いかけ始める」という行動は同じでも中身は全く違いますよね。

これと同じことが「犬の社会化」が不十分な仔の場合、「遊び方」を知らなくて起きてしまうような気がするんですよね。

片方は「遊びのつもり」で走っていても、追う側は「狩猟気分」では結果は分かりきっていますよね。

確実にトラブルになります。

必ずしもそんなケースばかりではないので、断定はしませんが、たまに感じる事があるのは事実ですね。

まあ、私の考えが違っていたとしても、こんな傾向の見られる仔には注意が必要なことに変わりはないですけどね。

ちなみに人に対する犬の事故が起きる場合には、この狩猟本能が目覚めてってケースが多いようです。

大型犬で結構危険だ、なんて言われている仔の中には、横を歩いていた飼い主さんが仰向けに倒れた瞬間に狩猟本能が目覚めてしまい「喉元をガブリ」なんてことも実際に起きています。

また、犬がかなり興奮してしまうとたとえ相手の仔がお腹をみせてなだめの行動をとったとしても、攻撃を止めないなんてこともあるので注意が必要ですね。

まあ、私達のドッグランでそんな事故は幸いにも起きてはいませんが、犬同士の関係にはかなりの注意をしています。

とにかく防げるトラブルは確実に防ぐようにしています。

でも、正直に書けば、飼い主さんや私達管理人が常に注意をしていても「小さな喧嘩」は毎回起きます。

ただし、そんな場合であっても、飼い主さんに目の前で起きた事を過大に評価しないで、ありのままの現実として受け止めてもらうのも大事な事なんですね。

そして、いつまでもその現実を放置しないで、自分で「止められる事」を目指してもらえば良い事なんですね。

次からは「こうなる前に止めよう!」と思っていただければ「災い転じて福となす」ことが出来ますから。

ここが大事なんですね。

「喧嘩になってしまった・・・もう駄目かも」ではなくて、「よし、次から喧嘩を防ごう」と思う気持ちを持っていただくことが一番重要です。

実は私達管理人も同じことを考えています。

最初にうちは、とにかくその仔の問題を全て見たいと思いますから、多少の危険は覚悟して、積極的にノーリードにもしますし、ある程度の動きも黙って観察します。

でも、良くない経験を何回もさせてはいけないと考えていますから、ドッグランのリハビリ過程でも一回目よりも二回目、二回目よりも三回目・・・という風に段々動きを封じる工夫を飼い主さんと一緒にするようにしています。

先ずは「声で止める」ことから始めます。

飼い主さんに「大声で止める」練習をしてもらいます。

実際、他人の前で「大声を出す」ということは結構難しいんですよね。

特に女性の場合には「恥ずかしい」という意識が働くでしょうから、これも結構大きな難関ですね。

でも、ご心配なく!私達のドッグランの卒業生のママさん達は確実にこれが出来るようになっていますから!

まあ、元々素質は十分だったのかも知れませんが・・・

とにかくフレブルの卒業生のママさんには普段は穏やかな方なのに、その時ばかりは私が驚く程の声を出す方もいらっしゃいます。

って一人しかいませんが・・・失礼しました!

でも、フレブルのように「興奮スイッチ」が入りやすい仔達には、これは非常に大事なことですよね。

徐々に興奮が高まる仔ならば対応も穏やかでオッケーかも知れませんが、フレブルのように一瞬で自分の「興奮スイッチ」をオンにするような仔の場合、私達飼い主はそのスイッチを一瞬で切らなければいけないですからね。

ですから、私達のドッグランでの飼い主さんの具体的なリハビリは「大声を出せるようになること」から始まります。

これが躊躇無く出来るようになると、興奮のスイッチが入りそうな愛犬をハッとさせることが出来るようになりますし、結果的に「喧嘩」を止めることも出来るようになります。

ここまで来ると飼い主さんも「止めるタイミング」も分かるようになって来ますから、後手に回ることなく、的確に注意できるようになりますね。

次は、自分の声で愛犬を動かしたり、止めたりすることを意識的にやってもらうようにします。

もちろん、私達が見本をみせますよ。

簡単に書くなら、「おいで」と声を掛けて愛犬の注意を自分に引きつける練習ですね。

普通のご家庭なら「お座り」「おいで」「待て」とかのコマンドは繰り返し練習していると思うんですよね。

ですから、私達は「ドッグラン」という環境の中でも出来るように練習してもらうんですね。

ちなみに人も犬も一緒にBBQを楽しむのもその一環でやっています。

ですから、当然、食材も味付けも「犬中心」になりますよ。

一緒に食べるときには当然、他の仔達も直ぐ側にいますし、飼い主さんから食べ物をもらうときには「座って、待つ」ことをする必要も出てきますよ。

ですから、自然と飼い主さんと一緒のお出掛けの練習にもなるんですね。

ドッグランの中とはいえ、他の仔や人と一緒に同じテーブルを囲んで飼い主さんから食べ物を分けてもらう訳ですから、状況はドッグカフェやホテルの食堂と一緒ですからね。

自然とそんな環境に馴れる練習が出来るんですね。

これが出来れば飼い主さんにしても「愛犬を連れてのお出掛け」も決して心配では無くなりますからね。

これが私達がドッグランで「犬と一緒にBBQ」などという「常識はずれ」の事をやる最大の理由です。

まあ、単純に「楽しいから」というのも大きな理由ですけどね。

ですから、私達のドッグランでは「とにかく楽しむ事」が一番大事な事です。

愛犬と一緒に楽しむ事によって飼い主さんの緊張感が和らぎ、飼い主さんの緊張感が無くなれば犬の緊張感も軽減されて来ます。

物事が良い方向に動き始めるんですね。

こうなれば、後はこれを繰り返していくだけです。

段々、最初の目的である「私がいれば大丈夫」という飼い主さんの自信につながって行くんですね。

とにかく、こんな事を繰り返しするようにしています。

これが実際に私達のドッグランで行われている飼い主さんのリハビリです。

さて、ここまででもうかなり書きました。

この続きはまた改めて書かせてもらいますね。

ということで、今回はここまでです。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

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コメント

やっぱり、ワンコは本能で動くモノは追いかけますよね~(^^)
うちも子供の頃は、自転車見ると追いかけようとしてましたしhappy02
今はネコちゃん見ると追いかけようとします・・・
パパ達のランは、本当に色んな意味のあるランなんですね~(^^)

<バボママさん>
ありがとうございます。
まあ、飼い主さんの協力とやる気で支えられているんですけどね。
また、遊びに来て下さいね

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