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2008年11月

2008年11月30日 (日)

愚か者!

皆さん、お久しぶり!ゴル男である。

さて、突然だが、今回は我が飼い主♂が如何に「愚かであるか」について書いてみたいと思う。

題して「愚か者!」である。

これまでも我が飼い主♂については、奴が如何に野蛮で頭の悪い♂であるのかについては散々書いて来たが、今回、また、奴がやらかしたので、そのことについて書いてみたいと思う。

何をやったかと言うと・・・

実はマイカー(私自身はそう思っている)の機能について、3年半近くも経って「やっと気付いた」などということをやらかしたのである。

その機能は携帯電話のハンズフリー機能である。

これまでの奴は車中での電話も多く、常にイヤフォンマイクを付けていたのであるが、つい最近これが壊れてしまい「もしかしたら」という些細な好奇心から、初めて取扱説明書を読み、最初からマイカーにハンズフリー機能が付いていることに気付いたのである。

以前の奴なら3年経過すると車を買い替えていたので、仮に今回もそのようなことをしていたとしたら・・・

だから奴はいつも我が家のαに叱られてばかりいるのだ。

何かを買って来るのは好きなのだが添付の「取扱説明書」を読んだためしがない。

αは新しい電化製品を購入すると、必ず「取扱説明書」を熟読する。

結果、使用方法に誤りはない。

ところが我が飼い主♂は、一切読まずに「こんなものはどれでも同じだよ」と言って、αからのアドバイスを一切聞こうとしない。

だから、奴は未だに電子レンジの使い方や洗濯機の使い方が分からない。

多機能型の電化製品を単一機能型に変えてしまうのだ。

以前、こんなことがあった。

何を思ったか奴は突然、ホームセンターに行き、大量の照明用のスイッチを購入してきた。

そして「今付いているのをおしゃれなタイプに変えるから」と言いだし、何やらゴソゴソとやり始めたのだ。

あとでαが話していたが、そのようなスイッチの類は「専門家」でなければ取り替えたりしてはいけないそうなのだ。

にも関わらず、奴はあちこち勝手にいじり始め、挙句、風呂場の換気扇を壊し、玄関の照明のスイッチを入れると廊下の明かりがつき、スイッチを切っても消えることが無いといった状態を作り出してしまった。

最終的に残ったものは電気業者に支払った金額の領収書と用を足さなくなったコンセント(未だに壊れている)一つである。

まだ、他にもある。

私がほんの少しだけ形を変えてやった家具をとことん破壊し、船橋にある某有名外国家具店から総重量80kgにもなる組み立て家具を購入してきて、無謀にも自力で組立て始めたのである。

当然、この場合も奴は説明書をろくに見なかった。

結果、一つの家具を組み立て終わるまでに2週間も掛かった。

それも「何で合わないんだよ」とかぶつぶつ文句を言いながら、自分が部品を間違えて取り付けたことを棚にあげ、某外国家具店に対する苦情を言いながらである。

とにかく、結果を予測しない無謀な行動が多すぎる。

つい先日も、いきなり大量の「豚汁」を作り始め、αに「そんなに作ってどうするの?」と尋ねられ、にこやかに「ドッグランで皆で食べるんだよ」と言ったもののαに「天気予報は雨だよ」と言われ、慌てた奴がとった行動は・・・

「明日のドッグランは雨天決行です」という目茶苦茶なメールをメンバー全員に出したのである。

何処に「雨天決行」のドッグランがあると言うのだ。

普通のドッグランは開店休業状態になるだろうという日に「大量の豚汁」を処理するためだけのために「何があっても全員集合」みたいなメールを出す責任者がいるだろうか?

残念なことに、こうなってしまうと奴の暴走はもう誰にも止められない。

「雨が降ったらどうするの?中止したら」というαからの賢明な忠告に対しても「そうだな、大雨になるとやばいから倉庫を借りられるようにしておかなくちゃ」という何が何でも「豚汁を食べる」しか頭になくなってしまうのだ。

もしも私に日本語を話す能力があったなら奴に一つだけ聞きたいことがある。

「ドッグランって何?」

ドッグランとは犬が自由に走ったり遊ぶ場所ではないのか?

「ドッグランをやります」という意味は「犬と一緒にドッグランで自由に遊びましょう!」という意味ではないのか!?

何が悲しくて「雨天決行」でドッグランで「豚汁」を食べなくてはいけないのか?

何が倉庫でも食べられる準備が必要だ!

大体、犬が遊べないのに「ドッグラン」でもないだろう!

本当に「つける薬」のない奴なのだ。

こんな奴の面倒を生涯を通して見なければいけないのかと思うと本当に情けなくなる。

頭の上にめがねを載せて「俺のめがね知らない?」とαに尋ね、車に乗り込んでめがねの上からサングラスを掛けようとしている奴に「飼い主のリーダーシップ」など語られては困るのだ。

まあ、そうは言っても私の場合、奴の収入によって養われている訳であり「服従のポーズ」も生きていくためにどうしても支払わなければいけない「犠牲」と考え、円満な家族関係を維持しようと思っている。

皆さんも我が家の愚か者のことを他山の石とし、決して愛犬に私のようなせつない想いをさせないでいただきたい。

本当にどこかに「良い薬」はないものだろうか?

多分、あの「愚行」が治る薬であれば、たとえ高額であったとしてもαは迷わずに購入すると思うのだが・・・

今回は私の悲しい身の上話になってしまい恐縮であるが、どうか皆さんには物言わぬ私達犬の気持ちを理解していただき、決して飼い主の心配をすることなく楽しい生涯を送れるように配慮していただきたいと思う。

最後に我が飼い主♂からのメッセージを載せて終わらせていただこう。

また、いつの日にか参上するので、その時はまた、よろしく!

ようやくゴル男の私に対する悪口が終わったようですね。

ということで、もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

次回はまた「フレブルシリーズ」で何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月29日 (土)

フレブル誕生の謎

さて、今回は「フレブル誕生の謎」と題して、あのフレブルの「知能」と言うか「あったま、ワル~」という現状は一体何処から来たものなのかを探ってみたいと思います。

面白そうでしょ!?

早速始めますね。

ある犬種図鑑には、フレブルの起源について「フランスに入ってきたイングリッシュ・ブルドッグにパグやテリアを交配して作り出したという説が有力」と書いてあります。

(ふむふむ、何となく謎が解けた気がする。)

また、別の外国の犬種図鑑には「イギリスからフランスに移住したレース職人が連れていたミニテュアブルドッグにテリアやグリフォンを交配して作出した」と書かれています。

(うん、謎は確実に解けたな。)

まあ、何れの場合にもイングリッシュ・ブルドッグとテリアが基礎となっているのは間違いなようですね。

イングリッシュブルドッグの起源はというと古くはギリシャのモロス地方の犬=モロシアン・ドッグということになるんですね。

モロシアン・ドッグと言っても、今はいないので何の犬かというと「グラディエーターの時代」に活躍した犬ということになります。

まあ、元は戦う犬だったんですね。

もっと遡るとチベタン・マスティフが登場してきます。

まあ、中略して書くと、このモロシアン・ドッグがイギリスに渡ってマスティフとブルドッグに分かれたってことになっているんですね。

さて、途中、私が括弧書きの中で「分かった、謎が解けた」と書いたことは何だと思いますか?

これは前回の「フレブルの知能」の回で書いた「頭の悪さ」について、納得できたという意味なんですね。

途中で登場した犬種はテリア、パグ、グリフォン、イングリッシュ・ブルドッグ、マスティフですよね。

ちなみにこの四犬種の「デキのいい犬、わるい犬」での服従・作業知能における犬の順位では、前回も書きましたが、パグ57位、ブリュッセル・グリフォン59位、イングリッシュ・ブルドッグ77位、マスティフ72位となっています。

テリア種も概ね下位で25位以内には一犬種も入っていません。

ちなみに私の独断ですが「テリア」といっても、かなり気の荒い種類だと思うんですよね。

となるとさらに下位になるんですが、多分、フレブル誕生にはそんな仔達が関わっていたと思います。

そういった背景を考えれば「フレブルの頭が良い訳はないよな」って納得したんですね。

でも、そう考えると仮に「頭の悪さ」は納得できたとしても、あの陽気な性格、キャラクターは何処から来たんでしょうね。

ブルドッグにしろマスティフにしろ、決して陽気なキャラではないですよね。

むしろ、どっしりとした感じですものね。

じゃあ、フレブルのあのキャラは一体どこから来たのか?

その点については、次回、書きたいと思います。

今回は最後に前回の「服従・作業知能における犬の順位」について全て載せておきますから、周囲の仔達を眺めながら密かに楽しんで下さい。

引用した本のタイトルは「デキのいい犬、悪い犬」スタンレー・コレン著(文藝春秋)です。

少し古い本ですが、結構面白いことも多く書かれていますからご一読されることをお勧めします。

順位表に書かれている犬種の名前で読み方の違いや馴染みの薄い名前も出てきますがそのまま書きますね。

あと、実際に書かれている内容をご覧になると、毛質の違いや色、耳の形だけで犬種が分かれている仔達のランキングの違いが気になるかも知れませんが、一応そのようの書かれているのでそのまま載せます。

ちなみに日本での人気犬種は「下位」が多いような気がします。

では、ご覧下さい。

 1位 ボーダー・コリー

 2位 プードル(多分スタンダード・プードルのことだと思います)

 3位 ジャーマン・シェパード

 4位 ゴールデン・レトリーバー

 5位 ドーベルマン・ピンシャー

 6位 シェットランド・シープドッグ

 7位 ラブラドール・レトリーバー

 8位 パピオン

 9位 ロットワイラー

10位 オーストラリアン・キャトル・ドッグ

11位 ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

12位 ミニチュア・シュナウザー

13位 イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル

14位 ベルジアン・タービュレン

15位 シッパーキー、ベルジアン・シープドッグ

16位 コリー、キースホンド

17位 ジャーマン・ショートヘアード・ポインター

18位 フラットコーテッド・レトリーバー、イングリッシュ・コッカー・スパニエル、スタンダード・シュナウザー

19位 ブリタニー・スパニエル

20位 コッカー・スパニエル

21位 ワイマラナー

22位 ベルジアン・マリノワ、バーニーズ・マウンテン・ドッグ

23位 ポメラニアン

24位 アイリッシュ・ウォーター・スパニエル

25位 ビズラ

26位 ウェルシュ・コーギー・カーディガン

27位 チャサビーク・ベイ・レトリーバー、プーリー、ヨークシャー・テリア

28位 ジャイアント・シュナウザー、ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ

29位 エアデール・テリア、ブービエ・デ・フランダース

30位 ボーダーテリア、ブリアード

31位 ウェルシュ・スプリンガー・スパニエル

32位 マンチェスター・テリア 

33位 サモエド

34位 フィールド・スパニエル、ニューファンドランド、オーストラリアン・テリア、アメリカン・スタッフォードシャー・テリア、ゴードン・セター、ビアデッド・コリー

35位 ケアーン・テリア、ケリー・ブルー・テリア、アイリッシュ・セター

36位 ノルウェジアン・エルクハウンド

37位 アーフェン・ピンシャー、シルキー・テリア、ミニチュア・ピンシャー、イングリッシュ・セター、ファラオ・ハウンド、クランバー・スパニエル

38位 ノーリッチ・テリア

39位 ダルメシアン

40位 ソフトコーテッド・ウィートン・テリア、ベドリントン・テリア、スムース・フォックス・テリア

41位 カーリーコーテッド・レトリーバー、アイリッシュ・ウルフハウンド

42位 クーバース、オーストラリアン・シェパード

43位 サルーキ、フィニッシュ・スピッツ、ポインター

44位 キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、ジャーマン・ワイヤーヘアード・ポインター、ブラック・アンド・タン・クーンハウンド、アメリカン・ウォーター・スパニエル

45位 シベリアン・ハスキー、ビション・フリーゼ、イングリッシュ・トイ・スパニエル

46位 チベタン・スパニエル、イングリッシュ・フォックスハウンド、オッターハウンド、アメリカン・フォックスハウンド、グレーハウンド、ワイヤーヘアード・ポインティング・グリフォン

47位 ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア、スコティッシュ・ディアハウンド

48位 ボクサー、グレート・デーン

49位 ダックスフント、スタッフォードシャー・ブル・テリア

50位 マラミュート

51位 ウィペット、チャイニーズ・シャー・ペイ、ワイヤー・フォックス・テリア

52位 ローデシアン・リッジバック

53位 イビザン・ハウンド、ウェルシュ・テリア、アイリッシュ・テリア

54位 ボストン・テリア、秋田

55位 スカイ・テリア

56位 ノーフォーク・テリア、シーリハム・テリア

57位 パグ

58位 フレンチ・ブルドッグ

59位 ブリュッセル・グリフォン、マルチーズ

60位 イタリアン・グレーハウンド

61位 チャイニーズ・クレステッド・ドッグ

62位 ダンディー・ディンモント・テリア、バンデーン、チベタン・テリア、狆、レークランド・テリア

63位 オールド・イングリッシュ・シープドッグ

64位 グレート・ピレニーズ

65位 スコティッシュ・テリア、セント・バーナード

66位 ブル・テリア

67位 チワワ

68位 ラサ・アプソ

69位 ブル・マスティフ

70位 シーズー

71位 バセット・ハウンド

72位 マスティフ、ビーグル

73位 ペキニーズ

74位 ブラッドハウンド

75位 ボルゾイ

76位 チャウ・チャウ

77位 ブルドッグ

78位 バセンジー

79位 アフガン・ハウンド

如何でしょうか?

こう書いてみると、日本の登録頭数の半数近くは45位以下に集中しているような気がするんですが・・・

それから、上位の犬種でも街中では結構すごい仔も見かけたりしますよね。

私的には海外では警察犬としても活躍している「ブラッドハウンド」の順位が非常に低いことに驚いているというか、信じられない気がしています。

まあ、実際には見たことの犬種ですけれども・・・

ですから、何となく「そんなものかなあ~」程度にご覧下さいね。

次回は、シリーズを中断して、久々に「ゴル男の登場」です。

どうせ、私の悪口を書くんでしょうが、どうしても出番が欲しいらしいので、よろしくお願いします。

さて、もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月28日 (金)

フレブルの知能?

さて、今回は「フレブルの知能」と題して、実際にフレブルの「知的レベル」ってどうなっているんだろうってことを書きますね。

先ずは、ある程度、客観的な調査事実を「本」から引用してみますね。

まあ、結構、有名な本ですからご存知の方も多いとは思うんですが、一応、書いておきますね。

本のタイトルは「デキのいい犬、悪い犬」スタンレー・コレン著(文藝春秋)です。

ちなみに私が初めて読んだ外国の方の「本」ですよ。

私は、もう4回以上は読み返していますね。

納得しがたい部分も多いんですが、面白いことも多く書かれていますからご一読されることをお勧めします。

さて、本題に入りますね。

この本の中には133犬種の「犬の服従・作業知能」について、アメリカとカナダの服従訓練審査員208人の意見が集められた結果が載せられています。

結果はそれらの犬種が79段階に分けられて載っているのですが、我が愛すべきフレブルのランクは、堂々・・・・・58位でした。

まあ、ぶっちゃけ下位ランクということになります。

参考までに上位5犬種、フレブルのランク周辺の犬種、下位5犬種を載せておきますね。

 1位 ボーダー・コリー

 2位 プードル

 3位 ジャーマン・シェパード

 4位 ゴールデン・レトリーバー

 5位 ドーベルマン・ピンシャー

54位 ボストン・テリア、秋田

55位 スカイ・テリア

56位 ノーフォーク・テリア、シーリハム・テリア

57位 パグ

58位 フレンチ・ブルドッグ

59位 ブリュッセル・グリフォン、マルチーズ

60位 イタリアン・グレーハウンド

75位 ボルゾイ

76位 チャウ・チャウ

77位 ブルドッグ

78位 バセンジー

79位 アフガン・ハウンド

とまあ、こんな感じになっています。

もちろん、こんなことだけで「頭の良し悪し」なんて分かる筈もないんですが、参考までに書きました。

そして、この本にはさらに犬種の概ねの「能力」について、詳しい解説が書いてあります。

フレブルの入っているランク55位から69位の犬種の解説について、私なりに要約して書きますね。

①作業や服従の能力については、中程度

②新たに命令を教える場合、25回繰り返して「やっとおぼろげ」

③きちんと作業が出来るまでには40回から80回の繰り返しが必要だが、それでも確実とは言いがたい

④追加練習も何度も繰り返す必要があるし、補足の練習を受けないと自分が何を求められているか忘れる場合が多い

⑤平均的な訓練を受けた場合、一回の命令で30%位しか反応せず、その場合も飼い主が非常に近くにいないと上手く出来ない

⑥気が散りやすく、気が向かないと命令に従わない

⑦距離が離れている場合、犬が全く反応してくれないので、これらの犬の飼い主は、ほとんどいつも叫び声ばかり上げている

⑧初めて犬を飼う人には決して勧められない犬種である

⑨ベテラン訓練士がどんなに頑張っても作業にむらが出てしまうだろう。

とまあ、ざっとこんな感じですね。

素直に読めば「あったま、わる~」って感じですよね。

それに「初めて犬を飼う人には決して勧められない犬種」っていうけど仔犬の選び方の参考書にはフレブルのことを「初心者向き」って書いてあったぞ!って感じになりますよね。

ちなみにそんな本にはフレブルについて「お手入れ簡単」とも書いてあります。

これは事実誤認もはなはなだしいですよね。

皮膚の弱い仔は多いし、毛は大量に抜けて、かつ、衣服に刺さるしで少しも「簡単」ではないと思うのですがどうでしょうか?

まあ、最初に書いたように、このランキング自体は作業性能を競うものですから、そうなれば当然作業犬が上位に来るのは当たり前ですし、テリア種やハウンド種のように「自ら狩る」犬種や「護羊犬」「番犬」「小型愛玩犬種」が下位に来るのは当然の結果ですよね。

なんせ、こんな犬種の仔達は元々「指示に従って何かをする」なんてことを求められていなかった訳ですからね。

犬として求められている姿が全く違います。

「そうだよ、だから、こんなの全く関係ないよ・・・」

と言えれば良いんですが、実はそうとも言えないんですね。

とにかく下位に載っている犬種は「しつけがしにくいとされる犬種」の常連さんですから。

しつけだろうが、訓練だろうが「何かをさせる」とか「教える」「覚えさせる」ということで苦労するということは、ほぼ間違いないことなんでしょうね。

もちろん、上位の犬種にも「問題行動」を起こす仔達はいます。

でも「質が違う」と思いますよ。

上位の犬種では「何もすることがなく、ストレスを溜める」なんてことが原因で「問題行動」を起こす仔もいます。

ですから「何かをさせる」ことで簡単に問題が解決することも多いようです。

ところが、フレブルのような下位の犬種の場合には、解説にも書いてあったように、何かをさせること自体が難しい訳ですから、問題解決の方法も当然に違ってきたりします。

分かりやすく書くと、同じ「何かをさせる」でもレベルが違うんですね。

上位ランクの仔の場合には「何かをさせる」でも、単純なことから始めて徐々にかなり複雑な作業までさせる必要があるのかも知れません。

とにかく色々な本にG.シェパードのことを「訓練をしていないシェパードはシェパードにあらず」と書かれている位で、かなりハイレベルなことを教えなければならないようです。

常に「何かをさせる」習慣が飼い主さんに求められるのかも知れませんね。

そうしないと、また「暇でストレスを溜める」なんてことにもなりかねませんからね。

その点、フルブルを始めとする下位の犬種は考えようによっては「楽」かも知れませんよ。

とにかく簡単なことを繰り返しさせるだけで十分なんですから。

もちろん、犬種の違いよりもそれぞれの仔の個性で違って来ますから、一概には言えないと思いますが、一応の目安としては参考になると思います。

参考までに1位から10位までの犬種についての解説も載せておきますね。

①作業・服従知能の関して最も優秀な犬種である。

②簡単な作業であれば5回以下の実践で理解を示す

③いったん習得すれば忘れることは無い

④一回の命令に95%以上従うことが出来る

⑤飼い主が離れた場所にいても与えられた指令に数秒で応える

⑥未熟なハンドラーからでも十分に学習が可能

となっています。

フレブルとはものすごく違うでしょ。

今回はこんなことを書いてみましたが、単純に「家庭犬を育てる」と考えた場合には、上位であれ下位であれ、それぞれに頭痛の種はあるので、だからと言って気にする必要はないと思いますけどね。

私がこのブログを書いているこの瞬間もゴル男はソファーでおならをブーブーしながら、大イビキで寝ています。

平和でしょ。

初老の私からすれば、運動能力の高い仔と付き合っての散歩なんてとても出来ませんし、根がいい加減な人間なのできちんとした「訓練・教育」なんて出来そうも無いので優秀と言われる犬種の仔よりも「頭の悪い」ゴル男が性分にあっているんでしょうね。

そこで最後に私が思うゴル男の「優れた能力」について書きたいと思います。

①何と言っても食べるのが早い

②寝ればイビキがうるさいし、起きていればドタバタうるさいので、どこにいても直ぐに居場所が分かる

③目が大きく多少出ているので、涙を良く流す、よってコビを売るのが上手い

④とにかく何でも食べたがるので、私の間食が減った

⑤よく寝るので、ブログを書く時間が確保出来る

⑥暑さが苦手で雨と寒さが大嫌い、よって散歩に対する欲求が少なく、私が楽

⑦家でも外でも奴がしたい時にしたい場所で排便をするので、便通の心配がない、もちろん家では所定の場所で用を足す。

なんか、書いているうちに虚しくなって来ましたから、この変で止めておきます。

まあ、とにかく「一緒に平和に暮らせれば十分」ということで、今回は終わりますね。

次回は「元々頭が悪いとしても、理由は何でなの?」って観点からフレブルの謎に迫ってみたいと思います。

これから何回かフレブルシリーズを書きます。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

さて、次回もまた、読者の皆さんのご期待を裏切らない内容にしたいと思ってますから頑張りますよ。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月27日 (木)

フレブルの特徴

さて、今回は「フレブルの特徴」と題して、フレンチブルドッグに多く見られる特徴、それも悪い方の特徴を書きますね。

以前(10月6日)一度「フレブル気質」と(10月7日)に「フレブルのキャラ?」と題して少しだけ書いたことがあるんですが、今回はもっと詳しく書きますね。

まあ、前回は少しだけ書いたので、実質的には今回が「初回」みたいなもんですけどね。

ということで、今回もまたいつものように長~いですよ!

さて「フレブルの特徴」と聞いて皆さんはどんなことを思い浮かべますか?

①見た目が愛らしくて可愛い

②動きがコミカル

③陽気で賑やか

④犬っぽくなくて、どこかおっさんぽい

なんてところでしょうかね?

でも、これはフレブルファンだからですよね。

多分、世間の評判はこう変わってくると思います。

①見た目が愛らしくて可愛い⇒顔も体形も不細工

②動きがコミカル⇒動きが意味不明

③陽気で賑やか⇒興奮しやすくてうるさい

④犬っぽくなくて、どこかおっさんぽい⇒犬というより豚っぽい

自虐的に言い換えるなら、多分、こんなところでしょうね。

こんなことを書いておきながら、言うのもなんですが、まあ、自分が好きだから、そんなことはどうでも良いんですけどね。

でも「見た目の好み」はともかく「動きの難解さと興奮のしやすさ」はとかく非難の的となりやすいので、注意した方が良いかも知れませんよね。

今回は、そんなことを中心に書いてみたいと思います。

フレブルって、つい今まで、ブヒブヒフガフガ言いながら地面の臭いを嗅いでいたかと思えば、いきなり顔を上げて、その視線の先にいた仔に一直線!なんて仔もいます。

これで先方に到着時に一瞬でも止まって「考えて」くれれば良いんですが、いきなり吠え始めたり、最悪、噛み付くなんて仔もいたりしますよね。

まるで相撲の立会いのように両者睨み合ったまま、次の一瞬、いきなり取っ組み合いなんてこともあったりします。

こんな時、どちらか一方が「待った」をしてくれれば・・・と言っても犬社会では「待った」は通じませんけどね。

先ずは「犬同士のご挨拶から」なんて習慣の無い仔も多いような気がします、というよりも多数派でしょうね、多分。

自分が相手の仔に興味があれば、先方の匂いは入念にというよりも、しつこい位に嗅ぐくせに、自分の匂いを嗅がれるのは耐えられい!なんて仔さえいます。

ちなみにゴル男の場合には、全く逆で、匂いを嗅がれるのは一向に気にしないんですが、自分は相手の仔に全く興味を示さずに「もういいか?満足したか?」って感じでその場を立ち去るだけ。

相手の仔の匂いを嗅ぐ、関心を示すなんてことは全くありません。

それでも本当にたま~に先方の仔の匂いを嗅いだりすることもあるんですが、管理人仲間から「今、ゴルがあの仔の匂い嗅ぎしたよ」という報告が入る程珍しいことなんです。

なんとも失礼な奴でしょ!?

やっぱ、傲慢なんですね。

誰に似たのかな?私?

そんなことはないですよ!私は「心優しい、ゴルパパ」で通っていますから・・・まあ、そんなことはどうでも良いんですが。

話を戻しますね。

フレブルの場合、何と言っても「自分本位」「自己中心型」が多いように思います。

何をするにもマイペースだし、周囲の状況は一切無視!

まあ、やりたい放題なんて仔もいます。

仲良く追いかけっこをして遊んでいるのかと思えば、いつの間にか「俺、楽しい!」が「やっつけてやる!」に変わってしまうなんてことは日常茶飯事ですよね。

中にはフレブルはかなり呼吸音が大きい犬種なので、他の犬種の仔に警戒されたり嫌われやすい、なんて意見もあるようなんですが、フレブル同士でも先程書いたようなことが起きます・・・と言うよりフレブル同士の方が多いかも知れませんよね。

とにかく、一瞬にして行動が変わるし、一瞬にして興奮スイッチの入る仔が多いと思います。

どうでしょうか?

とにかく遊び方も乱暴で「遊んでいるのか」「喧嘩をしているのか」判別不明状態ってことも多いですよね。

多分「喧嘩」の方が多いんでしょうが・・・

一般に犬の遊びが喧嘩になることはそんなに珍しいことではないと言われていますが、それにしても遊び方が下手な仔が多いですよね。

我が家のゴル男に至っては、多分、遊び方そのものが分かっていないと思います。

先程も書きましたが、誰かが近づいて来ても、先方の仔に自由に匂い嗅ぎはさせるものの、自分は全くの無関心。

多分「遊び方を知っている仔」なら、ご挨拶のあとは一緒に遊ぶ、ということになるんでしょうが、ゴル男の場合、「一緒に遊ぶ」が無いので、そそくさとその場を立ち去るだけ。

相手の仔は呆然とゴル男の後姿を見送るだけ・・・になれば平和なんですが、私達のドッグランに来ている仔達の場合はそうは行きません。

ゴル男の前に回ったり、横に回ったりして「なんだよ、お前!失礼じゃないか!遊ばないなら勝負だぞ!」と吠えまくりますね。

何故、勝負になるのかは意味不明ですが、大体、そんな感じです。

少したちの悪いお兄さん達と同じ感覚ですかね?

それに対してゴル男は「うっとおしい奴だな!どけよ!俺はお前となんか勝負したくないんだよ」って感じで専守防衛に徹します。

まあ、普通に考えたらどちらの仔の行動も「変わっている」と思いますが、フレブルには多いパターンですよね。

そんなことないですか?

そして、これも多いパターンだと思うんですが、一頭の仔を複数の仔で追い掛けるなんてこともやりますよね。

もちろん、どんな犬種でもそんな遊びはすると思うんですが、少し違うのは追い掛け方が本格的な「狩猟パターン」になること。

「狩猟ゴッコ」を超えちゃうんですね。

具体的に書くと逃げる仔の「首」や「耳」に歯を当てにいったり、最悪噛みにいったりします。

特に相手が大型犬だったりすると、群れで獲物に「襲い掛かる」ような行動をしたりすることさえありますね。

普段は喧嘩ばかりしている仔達が一頭の仔を目指して突進して前後左右から、まさに「襲いかかる」ような動きをします。

こうなるとやっかいですよね。

やめさせるのも大変です。

狼のαの座を巡る争いや狩りをしてしる訳ではないんですから、もっと、和やかに遊べれば良いんですけどね。

まあ、ざっと私が感じるフレブルの「嫌われがちな要素」「良くない特徴」を書いて来ましたが、もちろん、全ての仔がそうではありませんから、誤解しないで下さいね。

穏やかな仔だってたくさんいます、たとえ「犬付き合いが苦手な仔」であっても、全員がそんな特徴を持っている訳でもありません。

くどいようですが、そこのところは誤解しないで下さいね。

そこで、もしかしたら、そんな特徴があるかも知れない仔と如何にドッグランや公共の場で平和に過ごすか。

その為にはどうしたらよいのかについて、これから少しシリーズで書いていきたいと思います。

まあ、最初は、「知能」「能力」について書きたいと思ってますよ。

ということで、今日のところはこの辺で終わります。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた「フレブルシリーズ」で何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月26日 (水)

ドッグランの変身!?

さて、今回は前回の続きです。

まあ、様々な手順を踏んで実際に「犬と飼い主さんのリハビリ」をやっているんですが、私達のドッグランも以前と比べゲストの数も増えてきたので、ちょっと状況が変わってきたんですね。

今回は、そのことを書きます。

題して「ドッグランの変身!?」です。

具体的に書きますね。

私達が本格的に「リハビリドッグラン」を始めた頃には、ゲストは大体一組か二組だったので私達管理人もほぼマンツーマンで対応出来ました。

こんな余裕のある状況ですと、管理人も一頭の仔に対して複数の人間で対応出来ますから、かなりきめ細かにリハビリのスケジュールとかも決められたんですね。

当然、トラブルを未然に防ぐことも十分に可能でした。

ところが、最近のドッグランでは、ゲストが多くてとても終日マンツーマンという訳にはいかなくなって来ているんですね。

もちろん、管理人で工夫をして対応させていただいてますから、何の問題もありませんが、実際にお話できる時間は確実に短くなっていると思います。

実際には、皆さんの到着時間に若干のずれがありますから、その都度、お家での様子とか特に変化はなかったかとかお話を伺うことは十分に出来ます。

単純に終日、お話をしながらリハビリに取り組むことが難しくなっているという意味なんですね。

まあ、実際に愛犬の問題を治すのは「飼い主さん」ですし、私達の関与は極力少ない方が良いと思っていますから、この状態が必ずしも悪いとは思っていません。

ただ、一番の問題は、「問題を抱える仔」の数が「管理犬」よりも遥かに多くなって来ているということなんです。

以前は、犬の数も常に「管理犬」の方が多い状態でした。

ですから「問題を抱える仔」が突っかかっていく対象もほぼ「管理犬」に限られていたんですね。

結果的に、どんなに吠えようが噛み付こうが「大喧嘩」は起きませんでした。

取りあえず引き離してしまえば「管理犬」はそれ以上の反応はしませんし、直ぐに何事もなかったように振舞ってくれますから、私達もある程度の余裕を持って見守ることが出来たんですね。

こんなことを繰り返すうちに「犬付き合いの苦手な仔」に対して「自分が何もしなければ嫌なことは何も起きない」ということを教えられたんですね。

ここが一番の違いです。

現状では「犬付き合いの苦手な仔」が複数いるので、自分から突っかかって行くばかりではなくて、突っかかられる場合もあります。

ですから、以前とは逆に「何もしなくとも嫌なことは起きる」ということを学習する可能性さえあるんですね。

それに加え、経験差も大きく「管理犬」「卒業生」「もうすぐ卒業」「今や常連」「リハビリ途上」「新入生」と本当に様々なレベルの仔が集まっていますから、それぞれの仔によって反応の仕方もバラバラです。

性格も違いますし、体重も8kg台から30kg台、年齢も0歳児から12歳までと本当に色々な仔達が来てくれています。

それだけ様々なことが起き易い状況になっていることに間違いはありません。

ですから、その分、私達管理人の責任は重大ということになるんですね。

正直、結構しんどい時もありますが、まあ、嬉しい悲鳴といった感じでしょうか。

でも、じゃあ、この状態、環境が悪いのか?というと私は必ずしもそんなことはないと思っています。

当たり前のことですが、私達も「悪い状況」だと思えば、当然「改善」に向けた努力をしますしね。

何故しないのか?

理由は簡単、つまり「良い点」もあるってことなんです。

まさしく「何処に行っても大丈夫」ということを目指すには絶好の環境でしょ!?

でも、それぞれの仔で確実に経験差はありますから「我慢」の出来る範囲も当然違ってきます。

訳も分からずにいきなり突っかかられて即座に「反撃」する仔もいますし、ひたすら「我慢する」「逃げる」「避ける」という仔もいます。

「犬付き合いが苦手な仔」にとっては、まさにあらゆるタイプ仔の反応が経験出来る状況になっていると思います。

特にフレブルの場合には「絶好の環境」とも言えると思います。

何度も書いて恐縮ですがフレブルのように「犬の社会化」が不十分な仔達には良い環境だと思いますね。

とにかく同じ空間に「色々な仔」が一緒にいる訳ですから、不足している「犬同士の付き合い」を良くも悪くも経験出来ますから。

この「経験」というのは大きいと思いますよ。

それも「ヒト」の見守る中で経験出来るんですからね。

それともう一つの利点があります。

それは私達管理人の関与が少なくなることで、結果的に「飼い主さんの自主性」が強まるということです。

以前にも書きましたが、私達管理人が率先して動いて「犬のリハビリ」に取り組んでしまうと、飼い主さんが「固まって動けなくなる」という傾向が出やすいんですね。

管理犬も同じなんですが、誰かが動けば、誰かが動かなくなる、というのは私達のドッグランの定番です。

もちろん、犬の動きやしぐさを見て「犬の気持ち」を飼い主さんにご説明したりすることはあります。

余談ですが、飼い主さんの中には「愛犬の気持ち」を誤解されている方も結構いらっしゃいます。

「臆病な仔」なのか「支配的な仔」なのかとか「攻撃的」なのかそうでないのかなんてことを誤解されている方は多いですね。

そこは、やはりリハビリの基本的な部分ですから、正しい解釈の仕方をお教えすることになります。

そんなお話をしながら、動き方や注意の仕方を実際に私達が動いてお見せしたりします。

そんな私達の動き方を見て「あれなら私にも出来る」と思っていただくことが重要なんです。

ここで不安感を払拭していただければ、もう「鬼に金棒」ですよね。

ですから、私達の手が足りないという現実を前向きに捉えるならば、それだけ「飼い主さんの自立を促がせる」と考えています。

私的には今の程度の混雑ならば「大歓迎」という感じですね。

それにこの状況はいくら「卒業生」を輩出しても続くことでしょうし、また、続かなければ私達の活動そのものが出来ない、ということになってしまいますからね。

まさしく「理想的な状況」と言えると思います。

ただし「新入生」の皆さんには、確実にハードルは高くなっていると思います。

でも、このような環境を「ゼロからの再出発の場」と前向きに捉えていただければ、最高の結果を得られると思うんですよ。

ですから、新入生の飼い主さんには願っても無い環境と思っていただきたいですね。

ただし、当然のことですがこのような状況が悪い影響を与える恐れのある仔達もいます。

先程も書いたように私達のドッグランには様々な「経験差」のある仔達が来てくれています。

もっと、のんびりとした環境の中でリハビリを重ね、ある程度落ち着いてきた仔にとっては、カルチャーショックに似た影響を与える恐れがあるんですね。

これまでのリハビリで「自分が何もしなければ、嫌なことは何も起きない」「犬同士の交流は平和で楽しい」と思い始めて来た仔にすれば、先程書いたような問題が起きるんですから「あれれ、何か変だな?」って気持ちになるかも知れません。

「ドッグラン」=「犬同士の楽しい交流の場」とは言えない「結果」も起きてしまいますからね。

人間社会に例えれば「素行不良の仔にからまれてばかり」みたいな状況が起きる可能性もあります。

以前、若手格闘家の方にお話を伺ったことがあるんですが、世の中には「プロの格闘家」にわざと「喧嘩を売る若者」がいるそうです。

愚か者でしょ!?

でも、そんな時の「格闘家」は何をされても「我慢するしかない」とのことでした。

本当に気の毒ですよね。

でも、実は、私達のドッグランでもこれと同じようなことが起きてしまうんです。

色々なレベルの仔達が同じ空間に入り混じると、こんなことも起きてしまうんですね。

単純にドッグランに遊びに行った筈なのに「我慢する修行」をしてきたなんてことが起きる可能性があります。

誘い方も遊び方もよく分からない仔達が一緒にいる訳ですから、落ち着き始めた仔にとっては「迷惑な状態?」になりますよね。

まあ、ここから先は「飼い主さんの判断」になるんですが「そうは言っても我慢をさせることを教えたい」と思われるなら、練習するには格好の場所になります。

でも「良い経験だけをさせたい」と思われるなら、避けた方が良い場所だと思います。

皆さんはどう思われますか?

私の考えはこれまでに書いて来たように、私達と同様な考えを持っていただけたらと願っていますから、是非「前者」の判断をしていただきたいですね。

実際「どこかに出掛ける」ということを前提に考えるならば、どんな仔に出会うかなんて分からないですよね。

大方の飼い主さんはたとえ噛まれたとしても、決して反撃して欲しくないと思われていますよね。

「究極の選択」では常に「加害者」よりも「被害者」を選ばれると思います。

であるとするならば、敢えてそんな「リハビリに参加する意味がある」と思うんですがどうでしょうか?

「噛まれても反撃せずに、じっと我慢をする」なんて愛犬の姿は「感激の涙」が出るほど素晴らしいですよ。

何と言っても私達のドッグランの仔達は全員が「問題児」だったんですからね。

そこまで行けばもう「管理犬」です。

私は多くの仔が先ずは「卒業」を目指し、卒業後には「管理犬」を目指していただければと思います。

そんな仔達の活躍の場は何も私達のドッグランばかりではありませんよね。

愛犬が「犬付き合いが苦手」ということで悩まれている飼い主さんは沢山いらっしゃいます。

皆さんの周囲にも結構いらっしゃるんではないでしょうか?

私達のドッグランのOB、OGがこれまでにも何回か書いたように私はそんな「悩める飼い主さん」に向けての「メッセンジャー」や「応援団」になっていただきたいと願っています。

そんなレベルを目指そうと思っていただけるのなら、そのかわり愛犬との家での時間はこれまで以上に大切にしていただきたいですね。

何と言っても、愛犬にとって「ドッグラン=遊び場」という単純な場所とは限らなくなるかも知れませんからね。

愛犬にとっては「厳しい修行の場」または「仕事場」になるかも知れません。

とにかく愛犬との「絆」を大切にしていただきたいですね。

ということで、ドッグランシリーズは、今回で一応終了します。

毎度のことですが、長くなってすいません。

最後までお読みいただいたことを心の底から感謝申しあげます。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回からは、また、何か新しいシリーズを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月25日 (火)

問題解決の手順

さて、今回は「問題解決の手順」と題して書きますね。

過去に何回も書いて来ましたが、犬付き合いが苦手という仔の問題を解決すためには、他の方や落ち着いた仔の協力、場所の確保といった、実際にリハビリを行う為の環境を整える必要があります。

まあ、私達の場合には「管理人」「管理犬」「自前のドッグラン」ということになりますが、先ずは、囲いのある空き地とかドッグランとか、とにかく犬を自由に出来る場所を確保することから始める必要がありますね。

この環境を用意出来ないと実際には「何も出来ない」ということになってしまいます。

そのことを踏まえて今回の記事はお読み下さいね。

幸い私達の場合、場所の確保は最初から出来ていましたから、残る問題は「管理人」と「管理犬」ということになりました。

まあ、はづパパは愛玩動物飼養管理士1級でドッグライフカウンセラーでもありますから「管理人」としての資格は十分でした。

また、途中から加わったバルトパパも犬との暮らしが長く、ショードッグの世界ではJKCの本部展でオーナーハンドラーとして活躍されていた時代もある位で、こちらの「管理人」の資格十分の方です。

私はというと・・・

これまでにも何回も書きましたが50歳まで「筋金入りの犬嫌い」。

まあ、毎日通ったドッグカフェでの専門家とのお付き合いがあったことや、「犬」に関する本を多読していたこと位ですね。

それでも、理事長として何とかやってこれたのは、やはり、仲間の協力があったからだと感謝しています、って何かの「謝辞」みたいですね。

とにかく、管理人や管理犬が協力しあって来たからこそ、これまで大きな事故もなくやってこれたんだと思います。

くどいようですが「問題解決の為の環境を整える」ということは「人的」「犬的」「場所的」な問題を解決するということになりますね。

次に何とかしなければいけないのが前回も書いたとおり「飼い主さんの意識」ということになります。

前回、前々回と書いたように「問題解決の鍵は飼い主さんが握っている。だから飼い主さんの意識改革から始めないといけない」ということになるんですね。

手順としては、

①先ずは飼い主さんの「不安感」を解消する

②飼い主さんに「必ず治せる」と自信を持っていただく

って感じですかね。

まあ、これは「飼い主さんのリハビリ」と言ったところでしょうか。

さて、ここからが本格的な「犬のリハビリ」になります。

実際に私達のドッグランで実践していることを簡単に書きますね。

毎回同じとは言えませんが、まあ、これが基本的な「手順」になります。

①先ずは、飼い主さんに意識を集中させることで、他の仔に無関心でいられる状況を作り、名前を呼んだり、少し離れての呼び戻しを実践する

とにかく、ノーリードで居られることを目指してもらいます。どんな仔でも家以外でノーリードで過ごす経験はあまりないですよね。

特に「犬付き合いが苦手な仔」の場合には「皆無」に近いと思います。

ですから、ドッグランでノーリードになると「解放感」もあるでしょうが「何をしたら良いのか分からない」なんて場合もあると思うんですよ。

何をして良いのかが分からず、誰に頼って良いのかも分からなくなると、犬は「不安」になり、挙句、ろくなことはしないんですよね。

ですから、最初は「導いてあげる」ことが重要になります。

「名前を呼ぶ」とか「呼び戻しをする」ということが「導く」ことになるんですね。

②次に愛犬が自分から他の仔に近づくようなら、一度「声」で止め、呼び戻せることを確認する

何故、確認するのかというと、他の仔に近づく場合、とにかく単純な好奇心からであれば良いのですが、最初から「行きます!」モードの場合があるからなんですね。

ここで、飼い主さんの呼び掛けに反応出来るようであれば、少なくともその段階では「落ち着いていること」が確認出来ますから、そのまま相手の仔に近づけて構わないと思います。

でも、もしも、そうでないとしたら、これはもう「強く止める」しかないですね。

飼い主さんの呼び掛けに反応しない=赤信号は間違いないです。

そのまま進めば間違いなく・・・

大方の予想通りの展開になりますね。

③他の仔との接触を試す

さて、前段階で飼い主さんの声にも反応し、落ち着いているようなら、他の仔との接触を試します。

でも、この段階でも「フリーズ状態」になったりしたら、何気に両者の間に割って入り、愛犬をその場から離すようにしてもらいます。

まあ、それまではお互いの飼い主さんが側で見守るようにしてもらうしかありません。

そして「フリーズした、やばい」と感じたら、落ち着いて速やかに割って入ることをするんですね。

ただし、この際に絶対に声を掛けては駄目なんです。

こんな状態の仔にとって飼い主さんの声=ゴーサインに聞こえるらしく、ほぼ間違いなく戦闘開始になってしまいます。

④問題が起きても慌てずに、先ずは「声」で止める

仮に止めるタイミングが若干ずれてしまい、結果的にトラブルになってしまったとしても、先ずは両者の間に身体を入れながら、声を出して止めることを試します。

当然、お互いの飼い主さんがする必要がありますけれどもね。

ここで、しゃがんで両手を大きく広げ、愛犬に覆いかぶさるようにして声を出せば、概ね止まると思います。

⑤声での制止が出来なければ、とにかく引き離す

それでも止まらない場合=止めるタイミングが大きくずれた場合ですね。

そうなったら、首根っこを押さえてでも捕まえるしかないですね。

まあ、事後処理の方法としても最悪の方法ですが、とにかく止めなければいけませんから、何が何でも止めに入ります。

⑥引き離したら、直ぐに「叱る」若しくは「何かをさせる」

先方の仔と引き離した後、飼い主さんのすべき行動は、実は二つに分かれます。

前回も書いたように、こんな場合に「叱ることによって行動が改善される仔」も間違いなくいます。

そして、その方が問題解決の近道である可能性もありますから、厳しく「叱る」という選択肢もあるんですね。

何と言っても「即効性」がありますからね。

ただし、飼い主さん自身の判断で「家の仔は何回叱っても、どんなに厳しく叱っても他の仔に喧嘩を売る」と思われているなら、この方法は意味がありませんから、あっさりと諦めます。

そしてもう一つの選択肢を実行します。

とにかくその場から離れて「何かをさせること」です。

何かをさせることで注意を他の犬からそらすことが出来ますし、飼い主さんとの関係作りにもなりますからね。

これは、私の持論なのですが愛犬が「飼い主さんとの時間が何よりも大事」と感じるようになれば、他の仔との付き合い方にも変化が出ると思うんですよね。

単に「服従」という意味ではなくて「絆」と書きたいのですが、とにかくこれが一番だと思っています。

まあ、このことを書き始めると、またまた長くなり過ぎると思いますから、別の機会に詳しく書きますね。

とまあ、こんな感じで犬と飼い主さんのリハビリを進めるんですが、実は以前の私達のドッグランでのリハビリの進め方は少し違っていたんです。

もちろん、目的は同じですから、基本的な考え方は変わってはいないですけれどもね。

ドッグランの状況が若干違って来ています。

ここから先を書き始めると、非常に長くなりますから、今回はここまでにしますね。

ここから先は、次回「ドッグランの変身」と題して書きますので、是非、ご覧下さい。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

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2008年11月24日 (月)

飼い主の心理

前回「問題解決の鍵」と題して「飼い主さん次第」と書きました。

ということで、今回は「飼い主の心理」と題して、実際、どうやって私達が愛犬のリハビリに不可欠な「飼い主さんの安心感」を得るのかについて書きますね。

まあ、「犬のリハビリ」については何回も書いて来ましたから今回は、飼い主さん中心で書きたいと思います。

そうは言っても「問題解決」は飼い主さんと愛犬の一体となった努力が必要ですから、犬のリハビリの具体的な方法も書きます。

さて、前回も書きましたが、問題を抱えた仔の飼い主さんは「期待と不安」が入り混じった状態で私達のドッグランにお見えになると思います。

これは間違いないですね。

でも、この心理状態が結構やっかいなんですよね。

飼い主さんの「期待」は「興奮」となって愛犬に伝わってしまうこともありますし「不安」は確実に「不安や恐怖」となって伝わってしまいます。

ですから、単純に「今日はドッグランで遊ぶよ」程度で気軽に来ていただけると助かるんですが、これは無理なお願いなんでしょうね。

でも、「期待感」はともかく「不安感」は何としても消していただかないといけません。

こればかりは直接的に愛犬のリハビリに支障をきたすからです。

そこで私達管理人が飼い主さんの不安を払拭するために色々な工夫をする訳ですね。

前回も書きましたが「ロングリードの使用」もその一つです。

ただし、使う目的は通常の使用法にある「運動量の確保」とか「しつけや訓練」のためではありません。

ですから、ロングリードを付けた状態でドッグランの中を「走らせる」なんてことはしません。

その仔の「動きを見るため」「飼い主さんに安心感を与える」だけに使用します。

リードが短くても長くても犬にとって「つながれている」状況に変わりはありません。

リードを引っぱってしまえば、犬に与えるショックは同じですし、やり方によってはロングリードの方が強いショックを与えることになります。

ですから、私の使い方は

①最初のうちはロングリードを束ねて持ち、普通のリードと同じ状態で他の仔から離れてドッグランの中を歩く

②犬が地面の臭いを嗅いだり、自由に動き始めたら、徐々にリードを長く出す

③この際、たまに「名前」を呼んで反応をみたり、「呼び戻し」が出来るのかを試す

④犬が他の仔を見ても走り出したりしないようなら、リードを手から離し、リードをひきずった状態で犬を自由に歩かせる

⑤ただし、その仔が自分から他の仔に近づくようなら、必ず自分も直ぐ側に付くようにする

⑥問題が無いようなら、リードを外す。

と、まあ、こんなやり方をします。

ただし、最初にも書いたようにロングリードを使うのは飼い主さんの不安感を出来るだけ抑える為であって、実際「犬のリハビリ」の為には何の意味もありません。

でも、それでは飼い主さんの不安が大きくなり過ぎる場合もあるので、そんな場合にだけ使うようにしています。

簡単に書くと飼い主さんが『愛犬の問題の大きさに自信がある』場合だけですね。

ロングリードを使うことで飼い主さんに「大丈夫かも知れない」程度の気持ちを持っていただければ良いんですね。

愛犬に問題があると思われている飼い主さんにとっては「目に見えない心のリード」よりも、やはり「目に見えるリード」の方が安心感は遥かに高いんですね。

まあ、仕方のないことですけれど・・・。

ドッグランは仕切られた場所なので愛犬が心までも自由になって飼い主さんの存在を忘れて、放浪の旅に出るなんて恐れはありませんから、リードが着いていてもいなくても過度に神経質になる必要はないんですよ。

それに、他の仔達がノーリードの中で自分だけリードを着けている方が犬は緊張しますし、危険性は高まりますからね。

ですから、なるべく早くリードを外すようにしています。

あと、仮に同じことをやろうとした場合に注意して欲しいことなんですが、いきなり犬が走り始めたとしても決してロングリードを強く引いたりしては駄目ですよ。

下手をすると怪我をさせますからね。

ロングリードを引かなくても持つだけで止めることは出来ます。

自信がないなら、最初のうちは「軍手」の使用をお薦めしますね。

摩擦による手の怪我も防げますし、巻き付けていない限り滑るので強く引くことも出来ませんからね。

安全対策としては良いと思います。

さて、次に飼い主さんの不安感を払拭するための別の方法をご紹介しますね。

なんと言っても、これは「良い結果」を出すことです。

その為には、私達管理人が手本を見せることで「良い結果を導き出す」ことなんですね。

ドッグランに来て暫くすると、犬は私達の存在を「その場所の支配者=α」のごとくに受け止めるようなんですね。

そうなると「上位の者には従う」という犬の本能的な部分が作用して私達の指示には素直に従いやすくなりますし、私達の誘いにも積極的について来てくれます。

もちろん、管理人は全員「大の犬好き」ですから、犬との遊び方や気の引き方も上手です(ちょっと自画自賛してみました)。

ですから、犬は他の仔の存在も忘れて私達と遊ぶようになります。

結果、他の仔と同じ空間で、しかもノーリードで何の問題も起こさずに過ごすことが出来るということを飼い主さんに見せることが可能になるんですね。

ただし、これは最初のうち限定です。

私達管理人は必要以上に関与しませんから、とにかく「ほら、大丈夫でしょ。ちゃんとみんなと一緒に過ごせるじゃないですか。さあ、頑張りましょうね」って感じを「見せる」までですね。

実際には、そこから飼い主さんと愛犬の本格的なリハビリが始めります。

ですから、私達管理人も「見せる」まではとにかく頑張りますね。

何としても飼い主さんに「良い結果」を見せる必要がありますから。

でも、いつも一緒なのは飼い主さんであって、私達管理人ではないですし、他のドッグランには私達のような超αの存在もないでしょうから、ここから先は「飼い主さん」が愛犬と一緒に頑張るしかないんですね。

私達のお見せすることは、テレビの「愛犬の問題を直ぐに治す」ということと大差ないです。

私達の見せたことは実は一時的な効果に過ぎません。

犬が私達に集中しているから、他の仔に意識がいかないだけで、だから、問題が起きないだけなんですね。

決して犬が自らの意思で他の仔と平和に過ごした訳ではありません。

私達の意思に従っただけです。

ですから、私達に意識を集中するのを止めた瞬間に他の仔とトラブルを起こすなんてことは実際に起きます。

決して「犬付き合いの仕方」を教えた訳ではありませんから、仕方ないですね。

次にもう一つの飼い主さんを安心させる方法を書きますね。

実際、こちらの方法は時として「飼い主さんを安心させる」という効果ばかりではなく、問題そのものを解決する場合もあります。

非常に分かりやすい方法で、単にやんちゃな行動を制御したり、叱るだけです。

犬やヒトとの社会化が十分になされている仔の場合、問題行動の多くは「飼い主さんへの服従」が入っていないことによるものだと思います。

ですから、こんな仔の場合には「自分勝手な行動」をヒトの手で抑えたり、しっかりと叱ることで「ヒトへの服従」ということを理解させることが出来ますから、問題は結構簡単に解決します。

常に自分勝手な行動ばかりしたり、落ち着きの無い仔には効果てき面ですね。

念の為、誤解のないように書きますが、単純叱るとか抑えるとかいうことだけをする訳ではありませんし、叱り方も抑える方法も理論的に裏づけされた方法ですからね。

まあ、こちらの方がテレビ番組的なのかも知れませんが「ヒトへの服従」については、余程飼い主さんが無用心な行動をしない限り、元に戻るなんてことはないと思います。

ですから、幼い頃に兄弟犬が多かったり、ヒトとの接触が十分だった仔に関して言えば、かなり即効性がありますね。

その瞬間から、本当に魔法のように犬が変わります。

でも、残念ながら、フレブルの場合には「犬の社会化」が不足している場合が多いのであまり期待出来ないですけれどもね。

こんな仔達の場合「抑える」「叱る」で「ヒトへの服従」は間違いなく入れることは出来るんですが、そもそも「犬同士の付き合い方」という問題の解決にはつながりません。

ただし、この「飼い主さんとの上下関係」については、どんな場合にも必要なことなので、確実に理解させる必要があるということは忘れないで下さいね。

さて、今回もまた長くなってきましたね。

この続きはまた機会を改めて書きますね。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月23日 (日)

問題解決の鍵

さて、今回からは、またテーマを「犬の問題行動」に戻しますね。

これまで数回にわたり、私達のドッグランについて私の「夢」を含めて書いてきましたが、今回は実質的な私達の活動内容である「問題行動の解決」について書きます。

タイトルは、ずばり「問題解決の鍵」です

実際には、どんな問題があるのか、また、それを解決するためのキーは何なのかについて書きます。

まあ、あまり、気を持たせるのも失礼かも知れませんから、今回は最初に結論を書きますね。

ズバリ「問題解決の鍵」は「飼い主さん」です。

言い換えると飼い主さんの気持ち次第と言うことになります。

こう書いてしまうと「やっぱり、私達家族が悪いんだ・・・」と思われてしまうかも知れませんが、決してそんな意味ではありませんよ。

実際に私達のドッグランに来ていただいている方も、ほんの少しお話しただけでも「やっぱり、私が悪いんですね」とおっしゃる方がすごく多いです。

「やっぱり自分達が上手く出来なかったから、こんなことになってしまったんだ・・・」100%と言っても過言ではない位の方がそう思わているようです。

でも、それは確かに半分は正しいかも知れませんが、半分は間違っていると思いますよ。

まあ、見方を変えれば、それだけ皆さんが悩まれてきたという証拠なんでしょうけれどもね。

恐らく皆さん、私達のドッグランにたどり着くまでには、色々な本を読んだり、ネット検索をしたりして「どうしたら治せるのか」と考えられてきたと思うんですよ。

実際、訓練士さんやトレーナーさんのお世話になったという方も結構いらっしゃいます。

それでも愛犬の抱える問題を治すことは出来なかった・・・

そして私達のドッグランにいらっしゃった。

多分、ここからがかなりショッキングなことの連続になるんだと思います。

実際、初回は皆さん驚かれていると思いますね。

飼い主さんは、皆さん異口同音に「家の仔はどこのドッグランに連れて行っても直ぐに喧嘩ばかりで・・・」「犬を見れば吠えまくるばかりで何処にも連れていけないんです・・・」etcetcと話されます。

でも、私達はそんなお話は一切気にしません。

とにかく、皆さんに初回からノーリードを目指していただきます。

どんなに飼い主さんが戸惑われようとも、最終的には私達の判断でリードオフします。

当然、多少のトラブルは起きますが、犬を休ませる時以外は、終日ノーリードで過ごしてもらうのが基本です。

仮にトラブルが起きればその時に適切に対処すれば良いんだという考えでいます。

結構「ハード」でしょ。

それでも、特別なことはほとんどしません。

これまで、ドッグランの中に仕切りを作ったりしてこともありますが、それもたった一回だけです。

せいぜい、ほんの少しの間だけロングリードを使うだけで対応してきています。

実際、それで十分なんですね。

単に飼い主さんに安心してもらう為だけにするんですから。

「え~~~~!」って言われそうですが、本当にそうなんです。

私達はロングリードを飼い主さんの安心感を得る為だけに使っているんですから。

でも、これが結構重要なことなんですよね。

多くの方はこれまでに重ねて来た嫌な想いを胸に「今日はどうだろう?今度の『リハビリラン』では成功するんだろうか?」という期待と不安の入り混じった気持ちでいらっしゃると思います。

ですから正直「いきなり」はきつい、飼い主さんにとってハードってことがあるんですね。

そんな「不安感一杯」の飼い主さんにリードを放された仔の行動は大方の予想通り、他の仔に一直線!なんてことになってしまったりするんですね。

本当に「悪い予感」というのは当たるものなんですよ。

「○○、行きます!」という飼い主さんの声とともに放された仔がそのまま他の仔に一直線ってこともありました。

でも、私達は決して慌てたりはしませんよ。

単に止めれば良いだけの話です。

まあ、多少の怪我はすることもありますが、それも必要なことと受けとめて欲しいと思っています。

「やっても」「やられても」お互い様が大原則なんです。

でも、多くの場合、問題を抱える仔の飼い主さんは「怪我をする」ことよりも「怪我をさせる」こと恐れます。

これが結構、トラウマになっているんでしょうね。

仮に愛犬が他の仔に噛まれ怪我をさせられたとしても「大丈夫、大丈夫。気にしないで下さい」と本当に少しも気にせずに話されます。

ところが加害者になってしまった場合には「大丈夫ですか?本当に大丈夫ですか?」と気にされ、かなり激しく落ち込まれる方も多いですね。

こんな場合、ほんのちょっとしたタイミングの違いだけで「加害者」になったり「被害者」になったりするのに飼い主さんの受け止め方は極端に違ってきます。

そして必ず何れの場合にも「愛犬をきつく叱る」。

これが定番ですね。

これが先程書いた「飼い主さんが悪い」という点です。

人間同士の謝罪はマナーとして必要かも知れませんが、それを「犬のせい」にするのは間違っていると思います。

そんな仔達の場合、犬付き合いの仕方を知らないんですから、教えて上げなければいけないのであって「知らないこと」を理由に叱ったところで何にもなりませんよね。

下手をすると「犬に近づくことさえ躊躇したり恐れたりする」「叱られたことを相手の仔のせいにする」なんて最悪の結果を招く恐れもあると思いますよ。

とにかく、犬同士のトラブルを大声で止めるまでは必要な場合もありますが、起きてしまったことをきつく叱ったとしてもその効果は・・・

多分、期待できない方が多いと思いますね。

叱るとしても、飼い主さんの呼び声を無視したとか「違う理由」で叱らなければ意味はないですね。

まあ、そんな理由を考えるよりは、速やかに「何かをさせる」ことをした方が簡単だと思います。

愛犬には飼い主さんの「もしかしたら、トラブルを起こすかも知れない」という気持ちは「トラブルを起こしなさい!」、「噛んだらどうしよう」は「噛みなさい!」といった具合に伝わると思って間違いはないですよ。

先程も書きましたが、とにかく悪い予感は当たるものです。

ここで少し、私達のドッグランデビューでの問題を起こす可能性を低くするための方法について書きますね。

方法は二つあります。

一つは先程書いたロングリードの使用です。

先程も書きましたが、ロングリードを使用することによって、飼い主さん自身が落ち着くのを待つんですね。

「これなら大丈夫かも知れない」って気持ちになっていただくことが肝心です。

もう一つの方法は、私達管理人がしばらくその仔の相手をしてから、私達の判断で直接リードオフすることですね。

こうすれば、多くの場合「他の仔に一直線」なんてことはなくなります。

犬は賢いので私達管理人がどんな存在なのか、そして私達の指示に従うことは当たり前なんだということを直ぐに感じてくれます。

ここで犬の不安感は払拭されますし、「従うべき存在」を見つけることで行動が落ち着くんですね。

ここまではよくテレビで放送している「問題犬を直ぐに治します」と大差ないです。

一時的なこと、私達のドッグラン限定のことなので、私達にも簡単に出来ます。

まあ、何れの方法も「犬の行動に対する影響」は側にいるヒトが落ち着いてさえいれば、犬はかなり落ち着くということなんです。

ですから、最初に書いたように「問題解決の鍵」は飼い主さんが握っていることになるんですね。

とにかく、最初は落ち着いて「私がいるから大丈夫!」という気持ちを愛犬に伝える事だけを考えて欲しいですね。

細かいことはそれが出来るようになってからで十分です。

私はそう思っていますよ。

さて、今回の内容は分かり易かったですかね?

なんと言っても私のブログの場合、結構多くの方に読んでいただいているようなんですが「カキコミは全く無い」という代物なので、私として分かり易いかどうかは常に気になるんですよね。

ご理解いただければ嬉しいですけどね。

さて、今回もまた長くなって来ました。

この続きは、また改めて書くことにします。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月22日 (土)

ドッグランの仕事

さて、今回は前回の予告どおり「ドッグランの仕事」と題して書きますね。

実際に私達がドッグランでどんな事をしているのかを書きます。

それにしても、私の場合、予告どおりの内容は珍しいですよね。

自分でも真面目な自分を少し喜んでいます・・・って当たり前ですけど、自分で予告したんですから。

若干遠回りしましたが、いよいよ本題に入ります。

以前書いたような理由でドッグランを始めたんですが、今では卒業生3組の他にも随分と通って来てくれる方達がいます。

まあ、面積が1000㎡程度なので、一度に入場出来るのは15頭から20頭程度が限界かな?なんて考えているんですが、幸いにも現状では、毎週、土曜日と日曜日に開催しているので、際どいラインにはいっても入場制限をするには至っていません。

私達としても、可能な限り多くの方に利用して頂きたいと思っていますから、こんな風に都合よく出来たらいいなあと思っています。

それから、これは少し自慢なんですが、これまで「犬の状態」を理由にお断りしたことは一度もありませんよ。

どんな仔でも受け入れています。

ですから、結構「すごい状態の仔」もいましたね。

こう書くと必ず卒業生の方達から「ハイハイ我が家の事ですね」と言われそうなので、これ以上は書きませんが「大した仔達」でしたね。

当然、結構大変な思いもしましたが、でも、そんな仔達のおかげで私達管理人に「自信がついた」ことは間違いないですね。

本当に私達のドッグランのある意味「自慢の仔達」です。

ここで、これまでにも何回か書きましたが、私達のドッグランでの「動き」を少し書きますね。

まあ、私達の「具体的な仕事」ですね。

先ずは3名の管理人とそれぞれの愛犬が管理犬としています。

まあ、ほぼ確実にご夫妻で参加している管理人もいるので「3組の管理人」とした方が正しいかも知れません。

ドッグランでの管理人の仕事は、先ずはテントを張ったり、椅子やテーブルを出したりと開場の準備から始まります。

それから次に最も重要な任務である梨の剪定枝を使った「火おこし」をします。

これが結構大変な作業で、何と言っても「生木」に着火する訳ですから、当然、上手い下手があります。

現在では、管理人の中でかなりシビアなランキングがあって、直近のランキングでは、バルトパパが「代表取締役」で、はづパパが「部長相当」、私は「鎮火担当」となっています。

「鎮火担当」と言っても「消すための担当」ではなくて、私が手を出すと「火が消えてしまう」という非常に不名誉な意味なので、早く「常勤社員」レベルにはなりたいと思っています。

とにかく上手く火を点けられないと、たとえどんな高いランクに居ても、直ぐに「解雇」という声が出るという真面目にシビアな世界なんですよ。

とにかくお昼にはBBQをする訳ですから悠長なことは言っていられないんですね。

何が何でも早く炎を上げることが最大の任務となります。

過去の苦い経験として、中々火を点けられずにたった数本の焼き芋のために冬の寒い日に昼過ぎから夜7時近くまで掛かったことがあります。

本当にそれ位、難しいんですよ。

まあ、今はプロフェッショナルのバルトパパがいるのでそんなことはないですけどね。

本当にバルトパパは彼が参加する以前の苦労が馬鹿に思えるほど簡単に火を点けますね。

私がチャレンジしてみたくても「いいから!邪魔しないであっち行って」みたいに言われますね。

可哀想でしょ。

でも、私の場合、皆が見守る中、やっと点けた火を一瞬で鎮火したことが何度もありますから、不本意ながら「納得」して、そそくさと「退散」しています。

とにかく私の場合、色々な意味で「何もしないこと」を期待される存在なんですね。

そうは言っても、私が最初にドッグランに到着することもあって、そんな時には密かに点火作業の「練習」をするんですが、私にとっての「点火作業」はワンワンとがなり立てて吠えている仔と対峙する時よりも遥かに緊張する仕事ですね。

と言っても、誰かが居るときには、最近は火に近づくことさえ許可されていませんが・・・

まあ、こんなことをしながら、来場者をお待ちすることになります。

来場者がみえてからは、三人が交代しながらBBQの担当をしたり、飼い主さんのお話を伺ったり、ワンコの様子を観察したりします。

そんなことをしながらも、もちろん、飼い主さんの疑問に対しては、アドバイスという形でお答えしていますし、テクニック的な部分については、実際に動いてお見せするなんてことを一日中やっています。

まあ、私の場合、こんなことを毎週土日にやっている訳ですが、楽しんでやっているので、精神面では「良い意味でのストレスの発散」にはなっていますね。

でも、50半ばの私には、肉体的な疲労は結構辛いです。

帰宅すると、とにかく横になりたくなりますね。

でも、実際の帰宅時には、土まみれで焚き火の臭いをプンプンさせた私達が帰宅する訳ですから、ゴル男は玄関先で念入りに全身を拭かれ、私は風呂場に直行することになりますけどね。

とにかく毎回のように我が家のα(=カミさん)には「汚ったないわね~、何してきたの!」と言われています。

まあ「何をしてきた」と言われても、ただドッグランで遊んできただけなんですけどね・・・。

私は汚れが激しければ激しい程、楽しんできた「証拠」だと思っています。

なんと言っても、飼い主さんから「こんなこと初めてです」という喜びの声を聞かされたり、中には喜びの涙を流されるなんて方もいらして、私自身も感動させてもらっているので、毎回、ドッグランに向かうのは本当に楽しいですね。

まあ、私達管理人の「仕事」を簡単に書くとこんな感じですね。

肉体的にはきついけど精神的な満足度はかなり高い!って感じでしょうか。

次に「管理犬」の仕事を書きますね。

「管理犬」の仕事は・・・とにかく「何もしないこと」です。

こう書くと「な~んだ、みんな大人しい仔なんだ」って思われるかも知れませんね。

でも実際は違います。

実際の「何もしない」という意味は、「たとえ喧嘩を売られても買わない」「噛まれても噛み返さない」「他の仔がどんなに興奮していても巻き込まれない」といった意味で「何もしない」ということなんですね。

当然、誰とも遊びませんし「我慢の出来る仔」でなければいけないんですね。

「何もしない」ということは、普通の「犬」である彼らにとっては結構大変なことだと思いますよ。

強いて言うなら、喧嘩を止めることは許されています。

でも、最近は喧嘩の仲裁は「飼い主さんに任せる」というランの方針に従っているようで、滅多に動かなくなりましたね。

以前だと喧嘩が起きると真っ先にバルトが両者の間に割って入って止めていたのですが、最近では葉月もバルトも「吠える」程度で止めるようになっています。

つい先日のことですが、若干喧嘩の程度が激しくなりそうで飼い主さんが慌て始めたら、管理犬全員(葉月、バルト、ゴル男)が駆けつけましたが、収まった瞬間に何事も無かったように元居た場所に戻りましたね。

つまり、管理犬達は私達管理人か飼い主さん達の何れかが動けば「何もしない」んですね。

今は、基本的に私達管理人は喧嘩を止めることはしないので、結果的には飼い主さんが動けば管理犬達は「何もしない」ということになります。

ちなみにゴル男の場合には、今は少し違った仕事があって、私と一緒にフレブルの担当をしています。

ある意味「教育担当」でもありますね。

まあ、私達のドッグランに来てくれるフレブルの場合、全員が犬付き合いが苦手だったりして「挨拶」=「吠える、噛む」という仔が多いのですが、ゴル男はそんな仔の相手をしています。

奴は中々上手に相手をしますよ。

ゴル男の場合、たとえ噛まれても絶対に噛み返しませんし、相手の仔が挑戦してきても「専守防衛」に徹してくれるので、私としても安心して見ていられますね。

それに結構「対応も上手」で滅多に噛まれませんし「教育的指導」までは私も許しています。

家ではただのやんちゃ坊主ですが、ランでは私の心強い「協力者」となってくれています。

ついでに書くと「管理犬」はドッグランでは常に自由にしています。

私達に呼ばれるまでは、好き勝手にしています。

ですから、先程書いた「何もしない」ということは、彼らが自然と覚えたことで、私達が「教えた」ことではありません。

私達がドッグランを始めたことによって、彼らも私達飼い主の意志ではなくて自らの意志で変わったんでしょうね。

彼ら自身の「学習の成果」だと思います。

多分、私達飼い主の「気持ち」を理解して、自分に求められている「姿」になったんでしょうね。

とにかく私達管理人は彼らに何も教えてはいませんから。

本当に「犬」とは賢い生き物ですよね。

良くも悪くも「犬は飼い主の気持ちを察する」と思います。

飼い主さんの気持ちの中に「不安」を感じれば、犬も不安になりますし、飼い主さんの強い意志を感じれば、進んでその意志に従った行動をするようになるんですね。

全員が私達の期待以上に「管理犬」としての役割を果たしてくれていると思います。

でも、ここで贅沢を言えば、何としても欲しい存在が「上手に遊べる仔」「遊び好きな仔」なんですね。

多少やんちゃでも構わないので、犬付き合いの苦手な仔達の遊び相手になってくれる仔が必要なんです。

まあ、私は「卒業生」に期待しているんですけど・・・。

みんな何があっても完璧に「我慢する」ってのは、まだ難しいかも知れませんが少しずつでも「後輩」の相手をしてくれればと思っています。

それがこれからのドッグランの運営を考えたらどうしても必要なことだと思っています。

「管理犬」はドッグラン全体を見て「卒業生」は「在校生」の面倒を見る。

そして何時しか「問題犬」がやがては「卒業生」となり「卒業生」が立派な「管理犬」となる。

これが私の理想形ですね。

こうした流れが出来れば、私達のドッグランばかりではなく、様々な場所で犬が犬に正しい行動を教えることも出来るでしょうし、私達のランで経験を重ねられた飼い主さんが悩める飼い主さんへのメッセンジャー・応援団になっていただけると思うのですよ。

皆さんはどう思われますか?

私はそのために初老の身体に鞭打って頑張っています。

さて今回も、また、長くなって来ました。

この続きは、また改めて書くことにします。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月21日 (金)

犬仲間の輪

前回、私達のドッグランや活動の目的について書きましたが、今回は、そんな活動の輪を大きく出来れば、という私の「夢」について書きますね。

題して「犬仲間の輪」です。

現在、ドッグランの運営は私と「葉月家」「バルトパパ」で頑張ってやっています。

もちろん、訪れてくれる方達にも設営や後片付けとかのお手伝いをしていただいているので、以前と比べ、今はかなり楽になって来ていますけれどもね。

でも、私が広げたい「犬仲間の輪」というのは、そういったことばかりではなくて、私達の活動の趣旨を広めるために活動していただける方達を増やしたいということなんです。

もちろん、現在、愛犬に関する悩みを抱えている方や問題を治すために通っていただいている方達には愛犬との関係作りに専念していただきたいと思っていますよ。

でも、私達のドッグランを純粋に楽しめるようになったら、前回も書いたとおり、メッセンジャーでも悩める飼い主さんの応援団にでもなっていただければと思っているんです。

前回も少しだけ書きましたが、そんな「輪」を少しでも広められたらと願っています。

これが私の「夢」なんですが、実現するのはかなり難しい状況で、まあ「フリーズ」してるって感じかな?

理由は単純明解なことなんですが、解決するのは難しい!って問題です。

簡単に書きますね。

私達のドッグランに通って来てくれている方は全員が「元問題犬」か「現在リハビリ中の仔」の飼い主さんばかりで、単に遊びの為だけに来る方は皆無です。

もちろん、今の私達のドッグランは犬の抱える問題解決の為の「リハビリラン」ですから、現状では私もそんな方には他のドッグランに行っていただくようにお願いするつもりですけどね。

話を戻します。

つまり、来場者全員がきちんとした問題意識を持った方達なので、決して「今日も愛犬と一緒に楽しむぞ!」っていう感じばかりではないんですね。

来場時には、皆さん必ず明確な「目標」とともに「結果」に対する何らかの不安を抱えていらっしゃるようです。

問題は、これが「継続」しちゃうんですね。

実際にどんなに愛犬が成長して、ドッグランでの動きが変わって来ても、なかなか「自信」が持てないんですよ。

犬が生き物である以上「完璧な犬」などというのは有り得ない訳で、いつまで経っても多少の問題は起きるものだと考えるべきなんですが、なかなかそんな風に考えられる方はいないようです。

こんな時にこそ、よく「本」に書いてある「犬の知能はヒトに例えるなら3歳児程度」という言葉を思い出して欲しいと思うんですよね。

ヒトも3歳位では、結構目茶苦茶ないたずらもしますし、仲良く遊んでいると思ったら、何時の間にか喧嘩をしているなんてことも珍しくないと思います。

いくら言っても、親の言うことを聞かないなんて時もありますよね。

私は犬も同じだと考えていただきたいんです。

くどいようですが「完璧なヒト」がいないように「完璧な犬」なんていないんですから。

まあ、そうは言っても「元問題犬の飼い主さん」は、そう簡単には「問題犬」だった頃のトラウマから抜け出せないんですね。

多分、それだけ過去に嫌な経験を重ねられて来たんだと思いますが私達のドッグランに来てくれる時にもかなりの緊張感を持たれているような気がします。

「今日は何も問題を起こさないと良いな」とか「管理人さんに注意されるようなことをしないかな」と思っている方さえいらっしゃると思います。

でも、そんな飼い主さんの「不安感や緊張感」は必ず愛犬にも伝わります。

そして多くの場合、悪い予感は当たってしまうものなんですよ。

結果、何か不都合なことが起きてしまうと、それがたとえどんなに些細なことでも飼い主さんにとってはかなり大きな痛手となってしまったりするんですね。

「何故なんだろう?」「何故、あんなことをしたんだろう?」etc

そしてまた「不安感や緊張感」を持つことになって・・・

これが私のよく書くところの「負の連鎖」ですね。

ですから、何としてもこの「負の連鎖」は断ち切らなければいけないんです。

でも、私もこれを確実に払拭していただくには、かなりの時間が掛かる場合もあるってことは理解しているつもりです。

簡単に言えば、理屈じゃないんですね。

基本「心の問題」ですし、そう思えるかどうかの問題ですから、こればかりは、どんなに本を読んでも、どんなに犬に関する知識を身につけても、例の柔道の金メダリストではありませんが「屁のつっぱりにもなりません」。

「家の仔はもう大丈夫なんだ」と確信出来るかどうかだけの問題ですからね。

大体「完璧な犬」を求めるなら、ロボットしかないということを皆さんも頭では十分に理解されているんですよね。

ですから、私はとにかく楽しむこと、そして楽しみながら愛犬の行動を正しい方向に導いていただけるようにと繰り返しお話するようにしています。

飼い主さんには、ほんの少しだけアドバイスするようにして、後は犬達と遊んでばかりいます。

もちろん、何か尋ねられればお答えもしますし、基本的なテクニックや理論はご説明していますけどね。

とにかく、細かな理屈やテクニックよりも、先ずは「楽しむこと」から始めていただくことが一番だと思っていますし、飼い主さんには「良い結果」だけを持ち帰っていただいて、次回につなげて欲しいと思っています。

でも、たとえ、仮に他の仔とトラブルを起こしてしまったとしても、そんなことは決して「気にすることではない」ということを確実にお伝えしなければいけないと思っています。

犬同士のトラブルは「お互い様」なんです。

飼い主さんの指示に従わなかったことを叱るのは一向に構いませんが、他の仔とトラブルを起こしたり、喧嘩をしたからといって叱ることは間違っていると思いますよ。

「叱る」よりも「遊ぶ」を心掛けるべきだと思いますね。

これ以上は書きませんが「叱った効果」を得るのは非常に難しいんですね。

ですから、私は皆さんに素直に楽しんでいただけるような環境作りにも気を付けているつもりです。

前回も書いたように、私達のドッグランの目的は、犬との暮らしの楽しさを再認識していただくことが一番なんですからね。

実際、ある程度、私達のドッグランに通っていただければどんな仔の問題も確実に改善されますし、目に見えて「犬が変わる」ことも少なくありません。

ところが、先程も書いたように飼い主さんの意識が簡単に変わることはありません。

気持ちの問題さえ克服していただければ、何が起きても大丈夫になれるんですが、これがなかなか上手く行かないんですね。

残念な事に私達のドッグランでは、飼い主さんの不安も完全に拭い去れたと言えるケースは未だにありません。

まあ、これには私が反省すべき点も多くて、これまで「口の出し過ぎ」ってことが多かったような気がしています。

実際、私が口を出したり、犬達の動きを制したりすることを繰り返してしまうと、一緒に飼い主さん達の動きも制することになってしまったりするんですよね。

極端な場合、飼い主さん自身が固まってしまったり、常に私の意見や動きを気にされてしまうこともあるように感じます。

ですから、私がそんなことをしていては、何時まで経っても「飼い主さんのリハビリ」は終わらなくなってしまうんですよね。

特に「卒業生」の皆さんについては、もっと、楽しむ事を強調すべきだったと思って素直に反省しています。

もちろん、今はそんな姿勢は改めていますけどね。

ですから、今は「楽しみながら頑張る」ということを意識的に強調するようにしています。

皆さんに単純に楽しんでいただけるようになれば、何が起きても混乱することはないでしょうし、ドッグランの運営もそんな方達の協力を得てやっていけると思っているんですよ。

実際、私も決して若くはないので、より多くの方達にドッグランの運営に参加していただければすごく助かるんですよね。

そして、現在の管理人が不在の時でも皆さんでドッグランを開けるようになったら良いなあと思っています。

そうなれば、もっと開催日も増やせるでしょうし、結果的に「犬との暮らしの楽しさ」をより多くの悩める飼い主さんに再認識していただけると思うんですよ。

今はそのために頑張っていると言っても過言ではないと思います。

とにかく私達の活動に必要なのは「指導者」ではなくて「応援団」なんです。

「理論や技術」は私達管理人にお任せいただいて、先ずは「一緒に楽しむ応援団」になっていただける方が一人でも多くなればと思っています。

大体、愛犬の間違った行動を正し、経験不足を補って望ましい方向に導くのは飼い主さんのすべきことであって、決して私達管理人を含めた「他人」がすべきことではないと思うんですよね。

私達管理人は、そのための環境を整えたり、アドバイスや応援をしているだけなんです。

もちろん、私もそのために必要な知識を得たり、経験を重ねるための努力はしています。

でも、あくまでも応援団に過ぎません。

決して「プロ」ではないのですから。

そんな「素人の輪」の力を発揮したいと思っているだけです。

このブログを読んでいただいている皆さんにも共感いただければ嬉しいのですが如何でしょうか?

さて、今回はこれで終わります。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回は、また、今回の続きで「ドッグランの仕事」と題して書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月20日 (木)

夢のドッグラン

今回は「夢のドッグラン」と題して、私達が今ボランティア活動をしているドッグランの「これまで」と私なりの「夢」を少しだけ書きたいと思います。

同じような活動をしたいと思われている方には是非お読み頂ければと思います。

私の「夢」を語る前に、先ずはドッグランを始めた「きっかけ」から書きますね。

少し長くなりますが、勘弁して下さいね。

先日(11月16日「13日のTVから」)も書きましたが、残念ながら、現在の日本では殺処分される犬や猫の数は30万頭にも及んでいます。

このような現実があることは、私自身、ゴル男を迎える以前から知っていました。

その頃の私は「筋金入りの犬嫌い」でしたが「でも、殺すことはないだろ」とは思っていました。

実際、ゴル男を我が家に迎え、奴との生活は想像とは全く違い、かなり大変だったのですが、それでも愛犬を手放す方の気持ちは全く理解出来ませんでした。

それどころか、ゴル男に対する愛情は日を重ねるごとに増すばかりでしたね。

ですから「愛犬」という存在だった仔を「殺処分」という現実を知りながらも手放す方の感覚は全く理解は出来ないものでした。

でも、当時の私は若干の現実逃避もあって「そんな人もいるのかな」程度に受け止めるようにしていました。

まあ、世の中にはそんな人もいるんだな程度に思い、明らかに「少数派」と思っていたんですね。

でも、テレビやネット上で紹介される「ブリーダー崩壊」という記事を見ると、必ず「数十頭の犬や猫が・・・」という書き出しで始まっていて、何となく腑に落ちない数字が頭に浮かびました。

私は考え、そして非常に単純な事実に気付きました。

日本に「ブリーダー」や「ペットショップ」何軒あるのかは知りませんが、仮にその中の一割が毎年「崩壊」したとしても、それにしても実際に「処分」される仔の数に比べれば明らかに少ないだろうと思うようになったんですね。

では、何故「処分される仔達」が後を絶たないのか?

30万にも及ぶ仔達が処分されるのか?

明らかに「少数派」ではあるものの「少数」とは言えない程の数の「飼い主さんの都合」が原因ですよね。

そしてそんな方達を責めることは簡単だと思います。

でも、それだけでは問題は間違いなく改善されません。

私はそんな悲劇的なことを防ぐために「自分に何か出来ることはないのかなあ?」と考えるようになっていたんですね。

「里親」になるにしても、当時の我が家には「ゴル男」という「猛獣」がいましたし、マンション住いという制約もありました。

そして何よりも問題なのは、私自身が「犬に関して超初心者」でゴル男だけで手一杯の我が家では、とても新たな仔を迎える状況にありませんでした。

私は里子に迎えられた仔が事前に詳細な説明を受け里親となった方から、わずか一週間で「手に負えないから」という理由で戻されるという現実に直面したことがあります。

私自身、一経験者として言えば、確かに「犬」と暮らすのは大変だと思います。

自分の行動に制約も出てきますし、24時間体制の「育児」が始まる訳ですから、50歳を超えた私にとっても、かなりハードな状況であったことに間違いはありません。

当然「しつけ」に悩み、毎日が「何故なんだろう?どうすれば良くなるんだろう?」の繰り返しでした。

書店に行っては「しつけ本」を買い、粘り強さのかけらも持ち合わせていない私は次から次へと「本」を買いあさりました。

本当に「ダイエット本」と同じでしたね。

なるべく簡単で即効性のありそうな本を探し回りました。

でも、答えはそこには無かったですね。

振り返って見れば、そんな時間があるなら、もっとゴル男との暮らしを楽しむ事に時間を掛ければ良かったのにと思います。

まあ、そんな私でしたが、ゴル男もごく普通に落ち着いてきた頃、馴染みのドッグカフェのオーナーから「俺もバックアップするから、常連さん達でNPO法人を作って、現実に困っている飼い主さん達の手助けをしたら」という提案があったんですね。

私や「はづうづ親父さん」の他にも賛同者が居て、そこから始まったのが「NPO法人 Wan's Life」です。

まあ、設立はしたものの、実際には何をしたら良いのかも分からず、活動と言っても、一部のメンバーが小学校の訪問とかをしている程度でした。

その後も様々な紆余曲折があり、いつの間にかメンバーも一人減り二人減り、最終的に残ったのは「はづうづ家」と私の二家族だけ。

いよいよどうしようか?と思い始めた頃にゴル男が「椎間板ヘルニア」で下半身不随になってしまいました。

これは幸いにも一時的なもので、今は元気に回復していますが、それでも「爆弾を抱えた状態」に変わりは無いので、私としては何とかゴル男に「良い環境で体力作りをさせて上げたい」と思い、無償で休耕地をお借りし、自力で作ったのが今の「ドッグラン」なんです。

非常に前置きが長くなりましたが、きっかけはそんな感じでした。

でも、先程も書いたように「Wan's Life」の設立の趣旨は「現実に困っている飼い主さん達の手助けをする」ということですから、私達がプライベートで楽しむ場所を作ったところで、単なる「贅沢」「自己満足」に過ぎない訳で、ここでやはり原点に戻った活動をしようとなったんですね。

この頃になると私自身の考え方もはっきりしていて「自分に出来る手助け=一緒に楽しむ事」と思うようになっていたんですね。

少なくとも、愛犬と楽しめるようになれば「手に負えない」という理由で「手放す方」はいなくなると思っていました。

この考えは今でも変わっていません。

例えば「やたら吠える」という理由で近隣からの苦情にさらされる状況が続けば犬との暮らしを楽しめなくなるのは当然でしょう。

愛犬との暮らしが「苦痛」となってしまうかも知れません。

散歩に出れば他の人や犬に吠え掛かり、最悪「噛んでしまった」なんて経験をされれば、今後の犬との暮らしが不安になり自信を失うこともあるかも知れません。

実際「大型犬が人を襲い最悪の結果」なんて記事も見掛けますから、程度の違いこそあれ、強い不安感に襲われても不思議はないですよね。

愛犬と一緒に「ドッグカフェ」や「ドッグラン」に行きたい、将来は「旅行」に行きたいと夢見ていたのに、何処に行ってもトラブルばかりではとても「楽しい生活」を夢見る余裕も無くなるかも知れません。

もちろん「犬との暮らし」の楽しみは「お出掛け」ばかりではありませんが、飼い主さんの気持ちの張りを失わせる要因であることは間違いないと思います。

ここに私達が飼い主さんを応援する「ワケ」があるんですね。

ですから、今、私達のドッグランでは積極的に「問題犬」と言われる仔達を受け入れ「問題解決」に飼い主さんと一緒に全力で取り組んでいます。

そしてそのことが、当初、ゴル男や身体を痛めた仔のリハビリの為のドッグランであったものが、今では違った意味での「リハビリラン」と言われるようになった所以です。

そして最後に私自身がそんな活動をすべきだと考えた一番の理由を書きますね。

実際、ほとんどの方は「犬との楽しい暮らしを夢見て犬を迎えた」と思うんです。

でも、残念ながら、時間の経過と共に犬との生活の大変さばかりを意識するようになって、その楽しい夢を忘れてしまっている可能性があると思うんですよ。

ですから、私の描く理想は

①私達が悩める飼い主さんの愛犬の問題改善に協力することで「犬との暮らしが楽しい」と再認識してもらえる。

②次にはそんな方がメッセンジャーとなり「犬との暮らしは決して難行苦行ではないんですよ。楽しいことなんですよ」と周囲の悩める飼い主さんに伝えてもらえる。

③次第にそんな方達が困っている飼い主さんの力強い応援団となってもらえる。

④最終的には「飼い主さんの都合」で処分されるという悲劇的な状況をほんのわずかでも改善出来るようになる。

そんなことを夢見ています。

そして今のドッグランから、今後もそんな私達の考え方を発信し続けたいと思っています。

ですから、私達のドッグランは「犬と一緒に楽しむ事」が最大のテーマなんです。

毎回、必ず犬と一緒にBBQもやります。

ドッグランの中にある「柿」「みかん」「金柑」も犬と一緒に食べます。

悩める飼い主さんに「愛犬と一緒に楽しむ場所」を提供したいと考えています。

もちろん、素直に楽しんでいただく為には、問題となる愛犬の行動を治すことは必要ですが、それでも「楽しむ事」を忘れないようにしています。

そして私達のドッグランに限らず、そんな活動の輪が少しずつでも広がって行くことで「手に負えない」と理由で愛犬を手放す方が減ってくれればと願っています。

私は私達のドッグランにそんな「夢」を託して、これからも頑張って行きたいと思っています。

さて、今回もまた長くなりましたね。

この続きは、また、次回書きたいと思います。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回は、また、今回の続きで「犬仲間の輪」と題して書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月19日 (水)

犬の味覚

さて、今回は、犬の味覚と題して実際に犬が食物の何をどう感じているのか、また、好みや機能について書きたいと思います。

よく、「犬の育て方」みたいな本には犬は『味覚が乏しく、食に対する好みは無い』みたいに書いてありますよね。

と言うことで、先ずは専門家の書かれた本を参考に「味覚」ということについて書きます。

①ヒトの味覚には「甘み」「酸味」「苦味」「塩味」「うまみ」という5つの感覚が存在しています。

②味を感じるのは「舌」であり、舌には味覚受容器として「味蕾」というものがあります。

③この味蕾の数がヒトの場合、約9000で、犬では1700程度と少なくなっています。

④また、この味蕾の分布もヒトの場合には舌全体にあるのに対して犬の場合には、舌の前半に集中しています。

⑤ただし、犬は味覚に頼るばかりではなく、匂いによっても食べ物を判断して「牛肉」「豚肉」「鶏肉」「ラム肉」とかの好みの順位を付けます。

とまあ、こんなことが書かれています(猪熊 壽著「イヌの動物学」東京大学出版会)。

こう書くと「やっぱり、犬には食べ物の違いなんて分からないんだな」と思われるかも知れませんし、犬のことを「味覚音痴」がごとくに書いてある本が多いですよね。

でも、犬には私達とは比較にならない程に優れた「嗅覚」があることを忘れてはならないですよね。

やはり、犬は鋭い「嗅覚」と人と比べれば劣るかも知れませんが「味覚」をあわせて「食べられる物」かどうかを判断するような気がします。

ちなみに野生動物は「甘いもの」を好み「苦いもの」を嫌うそうですが、これは「毒性」の判断にもつながっているようです。

犬も野生動物程ではないものの、やはり「甘いもの」を好むそうですが、学習によって「嗜好性」が出てくるそうです。

ですから、私はやはり、犬にも「食の好み」はあると思いますね。

まあ、専門家の見解は別として、実生活ではどうか考えてみますね。

ゴル男の場合、確かに見慣れないものを上げようとすると、先ずはクンクンとしつこい位に匂いを嗅いで、舌先でペロペロ舐めるってことをやります。

とにかく「物体」の確認作業をするようです。

私はこれまでいつも不思議に思っていたんですが、例えばゴル男に何か食べ物の形をしたおもちゃを渡すとします。

先程も書いたようにゴル男は入念に匂いを嗅ぎ、舌先で舐めてから口に入れます。

ここから先、奴が「食べ物」と認識するのか「おもちゃ」と認識するのかの基準はどこにあるんだろうか?ってことを考えたりするんです。

確かに、たとえ口に含んだとしても「食べる」「食べない」の最終判断は「嗅覚」「味覚」を使ってしているとは思います。

でも、とにかくゴル男は「ガッツキ」なので、基本的に何でも食べてしまうんですが、おもちゃは「喰い千切る」まではするものの「食べる」はしないんです。

何故なんだろう?って思いますね。

何を基準に「何時、判断するのか」がとても不思議です。

皆さんも不思議に思いませんか?

ちなみに私達のドッグランに来る仔達はみんな剪定した梨の枝を食べます。

一応、私も食べてみたんですが、ほのかに甘く、梨の香りもしました。

だから、食べるんでしょうかね?

梨の木なんて通常の食材ではありませんから「食べた経験のある仔」はいない筈だし、何故、犬が「食べられる」という判断をするのかが分かりません。

私的には、多分、やはり「匂い」と「甘さ」だと思うんですけれどもね。

何となく「甘い香り」なんてことなのかな?と思います。

おもちゃに「甘味」はないでしょうし、食べ物としての「匂い」も無いでしょうから、たとえ「形は似ていても」口に入れた瞬間に「食べ物ではない」と判断するんでしょうね。

まあ、これ以上書くとやたらと難しい世界に突入しそうなので止めておきますが、やはり、犬は立派な「嗅覚」と「味覚」を使って食べるんでしょうね。

まあ、食べるというよりは「飲み込む」が正しいんでしょうが、それでも「判断」はしているんでしょうね。

でも、嗜好性は・・・・

止めておきましょう、この続きは、またいつか機会を改めて書きますね。

以前にも書きましたが、どうも体調不良が長引いていて集中力に欠けているんですね。

また、元気になったらお馴染みの「超長文ブログ」を再開しますので、しばらくお待ち下さい。

ということで、今回はこれで終わります。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月18日 (火)

問題の見えない犬

さて、今回もまた、ドッグランのネタですよ。

でも、レアケースのお話です。

事前のご相談からは「かなり問題がありそう」という仔が実際に私達のドッグランに来て見ると、全く何の問題も起こさないなんてケースがあるんですが、今回はそんな事を書きますね。

題して「問題の見えない犬」です。

もちろん、こんな場合、決して飼い主さんからの事前情報が間違っていたとかオーバーだなんてことは全くなくて、仮に私達のドッグランでは何の問題もなかったとしてもご自宅の周辺では大変な暴れん坊!なんてことは実際にあるんですね。

一つのパターンは、お散歩中に飛んだり、跳ねたり、吠えたりすることのほとんどが「好奇心」から来ていた場合です。

こんな仔の場合には、ドッグランでリードを外すまでは大騒ぎをするものの、一度、リードを外してしまえば自由を謳歌するだけで、何の問題も起こしません。

でも、ご自宅周辺でのお散歩とかでは、相変わらず飛んだり、跳ねたり、吠えたりするってことがあります。

これはある面、当然のことで、お散歩中にはリードにつながれている訳ですから、身体の自由も利きませんし、自分の好奇心を満たすことも出来ない訳ですから、犬からすれば状況は何一つ変わっていませんよね。

ですから、行動が変わる理由も無い訳ですよ。

でも、こんな場合でもドッグランでの経験を重ねてくると「散歩中の問題」も次第に改善されて来るんですね。

理由の一つは、ドッグランでの経験を重ねることで「飼い主さん自身の気持ちが変わる」ってことですね。

飼い主さんがドッグランでの経験から、最初のうちは「家の仔は大丈夫かも知れない」と思い、それが次第に「家の仔は大丈夫だ」と思えるようになれば、愛犬の行動に対する不安感が無くなります。

毎度お馴染みのせりふですが、飼い主さん自身の不安感がなくなれば、それだけで犬は落ち着いて来ます。

これも大きな原因ですね。

そして、もう一つの大きな原因は、愛犬自身がドッグランでの経験を通じて「犬付き合いの仕方」を覚えるってことなんですね。

それまでは「犬同士のご挨拶」すらろくに出来なかった仔が普通に匂いを嗅いだり、嗅がせたり出来るようになることで、「犬付き合い」が出来るようになりますからね。

誰だって、いくら悪気は全く無くて好奇心だけと言っても、前方から飛んだり、跳ねたり、吠えたりする仔が近づいて来たら嫌ですよね。

先方の仔だって身構えるって場合もあると思いますし、吠えることや唸ることもあるかも知れません。

ですから、ここで「犬付き合いのマナー」が大事になって来るんですね。

私達のドッグランで色々な仔達と接触を重ねることで、この「マナー」を覚え、そして徐々に問題が改善されて行くんですね。

まあ、こんなふうに簡単に改善出来るケースもあります。

次に書くケースはもう少し分かりにくいです。

この仔の場合には、ドッグランに入る際も全く興奮せず、傍目には単に「大人しくて良い仔」にしか見えません。

でも、飼い主さんのお話では、散歩中に他の仔に吠え掛かったり、噛みに行ったりで制御するのがかなり大変だとのことでした。

こうなると実際に私達も表面的には何もすることがないんですね。

お手上げ?ってそんなことは無いですよ。

すべきことはちゃんとあります。

こんな場合、管理人がその仔の動きをとにかくじっくりと観察します。

先ずはその仔の動きや飼い主さんから伺っていたお話から、様々な想像し、実際のドッグランでの行動を観察することによって対応を考えます。

そしてその仔に対する私達の導き出した結論は・・・

簡単に書くと、まあ、その仔の場合、私達のドッグランに来ているときは「天国状態」なんですね。

どういうことかと言うと、実はそのお宅は、多頭飼いなんですね。

ですから、ご自宅では、飼い主さんの関心や愛情を100%自分だけのものに出来ることは無かったんですね。

そうなるとその仔はドッグランに来ているときは、飼い主さんの愛情を独り占め出来る訳ですから、他の仔にちょっかいを出している場合じゃないんですね。

とにかく飼い主さんの側に居られるだけで「幸せ」なんです。

ですから、本質的な部分は今の所、隠れちゃっているんですが、性格そのものには大きな問題がないことは分かりますね。

仮に大きな問題があるとするならば、飼い主さんの側に他の仔に近づいただけで吠える唸るといった「威嚇・警告」する行動が現れると思うんですが、その仔の場合には全くないので、恐らくご自宅周辺でのお散歩中には何かのスイッチが入ってしまうんだと思いますね。

縄張り意識かも知れませんし、臆病な性格なのかも知れません。

「リードを付けられた状態」というのがキーだとは思いますけどね。

リードが付いている状態では「縄張りを守るための威嚇・攻撃」とか「逃げられない恐怖から来る攻撃」といった問題は起き易いですからね。

でも、現状では実際のお散歩中の様子を拝見することは出来ないので、今は何とも言えません。

次回あたりには、原因を探るためにドッグラン周辺の道路に出て「お散歩」でもしてみようかな?なんて考えています。

とにかく、この仔の場合にも、その原因を探って、取り除くようにすれば、何の問題も無くなると思います。

こんな場合、最も効果的な事は「飼い主さんが強いリーダーシップを発揮する」ということになります。

ですから、それさえ出来れば「簡単に治る」と思っています。

こんなケースのように稀に「問題がはっきりしない」なんて場合もあります。

でも、そんな場合も、たまたまドッグランではその仔に問題行動を起こさせる直接的な要素がないだけで、詳しく観察すれば何となく想像は付くものです。

まあ、今回、二つの例を挙げてみましたが、これらのケースとは別の問題もあります。

実際に多い問題は飼い主さんからの事前情報とその仔の私達のドッグランでの様子が一致することの方が少ないってことなんですね。

飼い主さんは必ず愛犬がどんなに凄いのか、猛犬なのかを強調されるんですが、どの場合にもそれまでの経験から来る飼い主さんの不安感が問題行動を加速させていることは間違いないと思います。

つまり「負の連鎖」ですね。

でも、それも当然のことであって、孤立無援で愛犬の抱える問題と格闘していればどんな方でも不安になるのは仕方ないですよね。

まあ、そんなことを無くすために私達はNPO法人を立ち上げて「応援団」を結成したんですから、これこそが活動の目的ということで当然に全力投球しています。

もちろん「何でもお任せ下さい」なんてことは言いませんが、可能な限り頑張って行きたいと思っています。

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2008年11月17日 (月)

興奮スイッチのON/OFF

さて、今回のテーマは、ずばりフレブル限定のテーマですよ。

と言う程の事もないんですが、フレブルに多い問題であることに間違いはないですね。

題して「興奮スイッチのON/OFF」です。

フレブルの場合、とにかく興奮スイッチの入る仔が多いですよね。

そしてそれが中々切れないなんて事で悩まれている飼い主さんも多いと思います。

でも、とにかくスイッチが切れないなら「入れないこと」を考えるのが一番です。

そこで今回は、どうやったら外でその興奮スイッチを入れないように出来るのかを書きますね。

例えば散歩途中で何かのきっかけで愛犬が大興奮!なんて場合に一瞬で興奮スイッチを切る方法として皆さんご存知なのが前回も書きましたが「天罰方式」ですよね。

物陰に隠れた協力者がいきなり小石を入れたショットボトルを投げる、その音に驚いた犬がハッとして我に戻るのと同時に「それまでしていたことと嫌なこと(衝撃的な音)を結び付けること」によって、吠えたりしなくなるってやつですね。

まあ、確かに効果はあるんだろうなあ~とは思うのですが、現実的にはきちんと天罰を与えること自体が難しいですよね。

実際、金属音が苦手な仔には効果てき面かも知れませんがゴル男のように「音」に対して無頓着な仔の場合には、あまり効果は期待出来ないと思います。

一つ例を書きますね。

例えば散歩の途中にあるお宅の中にいる仔に吠え掛かるのを止めさせようとするケースで考えてみましょう。

①その家の前を通りかかる

②庭の中の仔が吠える

③応戦するように愛犬も吠える

④天罰を与える

とした場合、これが必ずしも「愛犬が吠えたこと」に対する天罰にはならないかも知れないということなんですよね。

どこに居ても、どんな場合でも「吠える」=必ず天罰が下るなら誤解することは無いかも知れません。

でも、先程のような場合にだけ「天罰が下る」とした場合「この場所に来ると嫌なことが起きる」とか「庭の仔が吠えると嫌なことが起きる」なんて思ってしまう可能性もあると思うんですね。

これは天罰ばかりではなくて、単に「叱る」という場合にも起きてしまう可能性があって、それを防ぐためにいつも同じ基準で「叱る」必要があるということになるんですね。

ですから、一回目は「○○ちゃん、いけませんよ」と穏やかに言い、二回目は「○○!、いけない!」と少し声を荒げ、三回目には「○○!何回言えば分かるの!」という堪忍袋が切れたパターンの叱り方は良くないんですね。

一度、ある事で叱ったら、行動が改善されるまでは同じ態度で臨まないと以前に叱った効果もなくなってしまうという恐れもあるので、毎度書いていますが「叱ること」は難しいんですよ。

ですから、私は「叱る」というよりも「不快感を伝える」ことが重要だと思っています。

犬は飼い主さんが「嫌だと感じること」はしないものですよ。

ただし、飼い主さんとの上下関係がしっかりしている場合限定のお話ですけどね。

そうなってくれば、嫌な表情を見せたり、ほんの少し注意するだけで十分になって来るんですよね。

まあ、これは今回のテーマとは直接的に関係はないんですが、飼い主さんと愛犬の関係は何をするにも重要なんですよね。

ですから問題行動を治すためには『服従訓練が最適です』なんて意見もあるんです。

私はそうは思いませんが・・・

ちなみに「天罰方式」で問題を解決しようとする場合には「状況を意図的に作る」必要があるんですね。

犬が「天罰」の意味を誤解しないようにその状況を作り出すことが必要になります。

それを理解したうえで「天罰方式」を実践しないと「失敗する」ことになりますから、試してみたい方は十分に注意して下さいね。

話を戻します。

つい先日も書きましたが、私達のドッグランには10頭を超えるフレブルが来てくれています。

ですから、あっちでもこっちでも「興奮スイッチが入った仔」がしょっちゅういるんですね。

こんな場合、何かに目覚めたように興奮してしまうと、もう「大声」では止まりません。

飼い主さんが「力」で止めるしかなくなってしまいます。

正直「本能に目覚めた状態」の仔を人が止めることは非常に難しいと言われていて、大声を出す程度では、無理なんですね。

こんな場合「その前に止める」を心掛けないと絶対に無理と考えた方が間違いないです。

ですから、日頃から愛犬の行動を観察して「前兆」をしっかり把握しておかないと「トラブル」を避けることが難しくなってしまいます。

でも、仮に「前兆」を理解出来たとしても、トラブルを防いだり、行動を止めることは出来ますが「しないようにすること」は出来ません。

そこで、次に「どうすれば、そんな行動をしないように出来るのか」を書きますね。

ここで重要なことが「愛犬との日常生活」なんですね。

特に「遊び」が重要な意味を持つと思います。

少し「犬の遊び」について書きますね。

犬や狼の「遊び」では、攻撃行動、性的行動、追跡・狩猟行動が変形して遊びになっていることが多いと言われています。

ですから、喧嘩ゴッコや交尾の真似、交互に獲物になっての追いかけっこなんてのは、こんな行動が元になっているんですね。

ところが、これが「ゴッコ」でなくなるから「喧嘩」になってしまったりするんですね。

ちなみにくどいようですが「犬の社会化」が十分になされていれば、こんな問題は起こりませんよ。

遊びへの誘い方も終わり方も「平和」に進行する筈ですからね。

「喧嘩」を防ぐためにはどうしたら良いのか、私なりのやり方を書きますね。

私は、先程書いた「犬の遊び」の中で「興奮する要素のあることを飼い主さんとする」ということをお薦めしますね。

つまり、他の仔達として欲しくない遊びは自分が犬になってするということで解決出来ると思うんですよね。

特に「攻撃行動」です。

愛犬の本能的な欲求に飼い主さんが応えて上げるんですね。

私流には「プロレスゴッコ」ですけどね。

それもかなりハードにやります。

結果論かも知れませんが、これをやるとゴル男の場合には戦う相手は常に「私」になるんですね。

愛犬に飼い主さんとの遊びが一番楽しい!と思わせることが出来れば、ドッグランでも他の仔よりも飼い主さんに期待するようになるんですよ。

そのかわり、その欲求に応えてあげる必要は出てきますけどね。

もちろん、追いかけっこも出来ますよね。

「他の仔と遊ばせない、ってこと?」って聞かれそうですが、そんなことはありません。

実は「飼い主さんとの遊びが楽しい」と思っている仔は他の仔との遊びで過度に興奮しなくなるんですよ。

これは間違いないですよ。

常に「飼い主さん」を意識するようになって、飼い主さんの「声」に簡単に反応するようになります。

何と言っても「○○、おいで!遊ぼうか」という声を待ち望んでいるんですから、飼い主さんの呼び掛けには即座に反応します。

「これが一番!=飼い主さん」になれば良いんですよ。

ですから、「見て、触れて、一緒に遊ぶ」を日常生活の中で実践することなんですよ。

さて、皆さんはどうですか?

ということで、今回はこれで終わります。

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ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

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2008年11月16日 (日)

13日のTVから

さて、今回は少し日が経ってしまいましたが、13日のテレビ番組からの話題です。

ご覧になった方も多いかも知れませんが、一つは夕方のニュース番組の中の特集コーナー、もう一つは夜の番組で「駄目犬のしつけ」です。

ニュース番組の方は、飼い主に見捨てられた犬や猫が「殺処分」される現実を捉えたもので、これまでにも放送されたことのある内容でした。

元飼い主の一方的な言い分を集約すると「飼いきれないから・・・」ということになるのでしょうが、私的に納得出来る内容では無かったですね。

私はテレビ番組ばかりではなく、そんな仔達を救おうとされている方達の本もかなり読みましたし、死にゆく仔達の写真を集めた本を拝見したこともあります。

正直、涙が溢れました。

そしてそんな本で紹介されている犬や猫を「捨てに来た人」の言い分が「予期せぬ出産で数が増えて・・・」「転勤先では動物が飼えないから・・・」「親父が飼っていたんだけど親父が死んだから・・・」「言うことを聞かなくて手に負えないから・・・」という内容で、決して「突然の理由」「どうしようもなかったこと」ではなかったことを覚えています。

私はここでその人達を非難するつもりはありませんが、理由とも言えないような理由や決して防げない原因ではないことで30万以上の仔達が葬りさられる現実には苛立ちを覚えます。

何故?何故?何故なんだ!って気持ちです。

結局は単に「飼い主の都合」なんですね。

同じ日の夜に今度は「手に負えない仔達」が一流の訓練士さんやトレーナーさんによって「見事に生まれ変わる」という番組が放送されました。

番組の内容は私の予想通りで「治しのテクニック」が披露されただけで、ここでも私の「何故」は解決されませんでした。

犬の問題行動の「目に見える結果だけを治すこと」は実は結構簡単なことです。

でも、その原因まで探って治さないと同じような問題を繰り返すことは目に見えているんですよね。

以前NHKのBSで「さすらいのドッグトレーナー」という番組が放送されました。

この中では実際にシーザー・ミランというドッグトレーナーが犬の問題行動を治すんですが、この番組の面白かった点は「その後を放送した」ということなんですね。

シーザー・ミランによって問題が無くなった筈の犬をしばらく期間をあけて再訪して、どうなっているのかを確認したんですね。

結果、中には元に戻ってしまっていた、なんて仔もいました。

理由は、飼い主さんがシーザー・ミランの表面的な行動を模倣していただけで、本質的な部分を学んでいなかったことにあったと思います。

ここが肝心なんですね。

テクニックのみを真似ても本質を理解していないと「次の問題に対処出来ない」なんてことが起きてしまったりするんです。

ちなみに、これまでにも「駄目犬のしつけ」については、色々な専門家が登場して「技」を競って来ました。

その中に番組名物とも言える「スパルタ女王」と呼ばれる方がいらして「犬に厳しい、怖い女性」という印象を持たれた方も多いと思うんですが、実は私はこれまでに登場したどんな「専門家」の方よりもこの「スパルタ女王」に犬に対する優しさを感じるんですね。

理由は「しつけの方法」が一番基本的で、かつ犬に過度にストレスを与えない方法だからです。

例えば「何かを止めさせようとするとき」あの方は必ず低い声で、ゆっくりと『いけない』と言いますよね。

これは犬に声を掛けるときの基本中の基本とされていることです。

行動を抑制しようとする時には「低い声でゆっくりと」逆に積極的に行動を促がすときや誉めるときには「高い声」が犬に伝えやすい方法とされています。

犬の行動を思い浮かべれば、音の高低を使い分ける理由は直ぐにわかりますよね。

犬は相手に警告を与えるときには「低い音でゆっくりと唸ります」また、はしゃぐときには「高い声でキャンキャンと吠えます」ものね。

音の高低や調子を使い分ける理由はここにあります。

つまり、犬にとって「意図が伝わり易い」からなんですね。

ここで少し問題行動を治すテクニックについて書きますね。

最初は天罰方式です。

天罰方式の場合、その仔の苦手なものや好ましくない結果を意図的に与えることで問題行動を治そうとします。

例えば「爆発音や金属音」が苦手な仔に対してその音を聞かせる=苦痛と犬の行動を結び付けて「してはいけないこと」を教えたりします。

でも、例えばカミナリや花火の音でパニックになるような仔の場合、この方法をとってしまうと益々カミナリや花火の音が苦手になる恐れがあります。

実際、このような「音響シャイ」の仔の治し方として「小さな音を聞かせることから始めて、徐々に苦手な音に馴れさせる」という方法を取る位ですからね。

ここでこんな天罰を与えてしまったら台無しですよね。

ですから天罰方式はすごく難しいし、正直、私の好きな方法ではありません。

次に犬を拘束して撫ぜ続けるという方法で服従を入れ、その後の指示に簡単に従うようにする方法について書きますね。

例えば幼い子供をしっかりと抱きし待て頭を撫ぜ続ければどうなると思いますか?

そんなことを続けられたら、自由になりたくなるだろうし、頭を撫ぜ続けられる苦痛も相当なものでしょうから、多分、泣き叫ぶでしょうね。

「もう、やめてよ!」って暴れるかもしれません。

でも、この方法をとられた犬にそんなことは許されません。

犬に「拘束しながら撫ぜ続ける」という強いストレスを与え続けることで「自分に従うこと」を教え込む方法ですからね。

見た目には非常に「犬に優しい方法」かも知れませんが、かなり強いストレスを与えることになると思いますね。

ちなみに犬はストレスを感じながら何かを学習するということは科学的に立証されているので、方法論としては「天罰方式」も「撫ぜ続けること」も何れも理論的には正しい方法だと思います。

でも、私は好きではありません。

そんなテクニックに頼るよりも「問題の本質を探り、その問題を解決する方法」をとるのが一番だと思いますね。

多少、時間は掛かるのかも知れませんが、愛犬との「絆」を深めることにもなりますし、是非とも「原因を探ること」から始めて欲しいですね。

効率の良さばかりを求めないで根本から解決することを選んで欲しいです。

もちろん、飼い主さん次第ですけれどもね。

今回の二つの番組を見て私が思ったことは「捨てる」も「きちんと育てる」も結局は飼い主さん次第なんだよなあ~ってことです。

どんな場合であっても、結局は「飼い主さんが諦めてしまえば、犬には悲惨な運命しか残されない」ってことなんですよね。

飼い主さんが育てることことを諦めてしまえば「処分される」のかも知れませんし、しつけを放棄されれば「生涯自由を奪われた犬」として過ごす事になるのかも知れません。

何れの場合も「悲惨」ですよね。

実は、私は50歳を過ぎるまで筋金入りの「犬嫌い」でした。

でも、私はそんな犬嫌い時代にも「犬を処分しても良い」とか「つなぎっぱなしで良い」などとは思いませんでしたよ。

私に実害さえなければ、動物は自由に生きてこそ!と考えていましたしね。

実際、犬や猫の命は私達の手に委ねられています。

今、私が仲間達と一緒にWan's LifeというNPO法人を立ち上げて「リハビリドッグラン」なるものをやっているのも、少しでも多くの飼い主さんに「犬との楽しい暮らし」を思い出して欲しいからなんです。

どんな「問題犬を抱える方」でも最初にお家に迎えた頃は一緒に遊んだりして楽しかった筈です。

たまたま、今は「猛犬」というような状態になってしまっているのかも知れませんが、皆元は「可愛い仔」だった筈です。

そのことを思い出していただけるように「飼い主さんの応援団」をやっているんですね。

私達の願いは一つ、犬と飼い主さんに生涯一緒に楽しく暮らして欲しいんですね。

それだけなんです。

何も出来なくても、どんなにいたずらっ子でも一緒に暮らして楽しければ、全然構わないじゃないですか。

私はそう思っています。

さて、今回は珍しく力んでしまいましたが、これで終わります。

また、このような話題については、機会をみて書かせてもらいますね。

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さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

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力になりますよ!

2008年11月15日 (土)

悩み相談

今回は何か変な感じのタイトルでしょ。

でも、私が今実際に悩んでいる問題なんですよ。

具体的に書きますね。

私もたまには「フレンチブルドッグひろば」を覗いたりするんですが、掲示板には結構「愛犬の悩み」みたいな記事が多いですよね。

中を読むと私的には「こうすれば大丈夫ですよ」と言いたくなる内容が多いんですが「果たして書き込みをすべきかどうか」で悩んじゃうんですよ。

相談者のほぼ全てが「匿名」だし、回答者も「匿名」ばかり。

こんなコーナーで実際のアドレスとかが分かるように書いてしまうと、そんなに凄いことが起きてしまうのかな?なんて考えちゃうんですよね。

となると私のブログを読んでいただいている皆さんにはお分かり頂けると思うんですが、私の文章はやたらと長いので、是非とも「相談者」と直接やりとりをしたくなっちゃうんですよね。

これが私の今の悩みなんですよね。

相談内容を拝見すると「かなり深刻な状態」みたいだし、何としても「力になりたい」と思ってしまうんですが・・・

とにかく、方法が見つからないんです。

私はネット初心者なので、本当に悩みますね。

まあ、今日は、ドッグランの日なので、メンバーの皆さんにも相談してみますが、今の所、自力では結論が出せないでいます。

困りました!

これじゃ、自分が「相談者」になってますね。ハハハ!

まあ、今日もドッグランをやって来ます。

この問題の結論が出たら、また、ご報告しますね。

ということで、今回はこれで終わります。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

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ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

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私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

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2008年11月14日 (金)

標的になる犬

今回のテーマはずばり「標的になる犬」です。

もちろん、この場合の「標的」とは、一頭が群れ全員のイジメの対象になることとは違いますよ。

その仔も持っている要素の事です。

まあ、どこに行っても喧嘩を仕掛けられる仔っているような気がするんですよね。

本当に何故か標的に成り易い仔っていますよね。

私達のドッグランでもそんな仔はいますよ。

本当に不思議な位、色々な仔にマークされるんですね。

何故だろう?って考えると彼らに共通していることは「常に自信に満ちた行動をしている」ってとこでしょうか。

私達が見ていてもいちいち動きが「目立つ」んですよね。

やはり、目立つ分標的に成り易いんでしょうね。

でも、意味は同じようなものだと思うんですが、私はそんな仔達を見ていると単純に「目立つ」以上に「何か」を感じるんですよね。

具体的に書くと「自分をアピールしている」ってとこですね。

自己主張が強いんですよ。

男の仔の場合には、やたらマーキングをしたりしますし、男の仔も女の仔も尾を上げてドッグランの縁を小走りしたりで「お前、そんなに威張らなくても良いじゃん!」って位の行動をしたりしますね。

そんな行動ばかりしていますから、当然に目立ちますし「突進型」の仔達からすれば格好の「標的」に成り易いですよね。

実際、そんなオーラを出すことなく穏やかにドッグランの中で過ごしている仔は全く何の問題にも巻き込まれませんからね。

自由にドッグランの中をとことこ歩いています。

突発的なことさえなければ、何のトラブルにも巻き込まれることはないですね。

じゃあ、一体どんな仔が何の為にそんなに目立つ行動を取るのか?ってことになりますよね。

当然「支配的な性格の仔」「気の強い仔」とかが想像されますよね。

確かに初めての場所でも、どこに行っても同じように目立つ行動を取る仔の場合にはそういったこともあるかも知れません。

でも、私達のドッグランで起きていることの理由は違うんですね。

基本的には「縄張り意識」の問題です。

私達のドッグランで起きていることを前提に書くならば、ドッグランに馴れている仔に起きる傾向が出ています。

つまり、そんな状態になっている仔達にとっては、私達のドッグランは「自分の庭」「自分の縄張り」なんですよ。

さらに自分の成長とともに「自信」もついて来ている訳ですから、どうしても自己主張する傾向が強く出ることがありますね。

ですから、そこに不慣れな仔が入って来ると「分かってるよな!ここは俺の縄張りなんだからな」みたいに動くんですね。

ところが、と言うか当然というか、そんな示威行動に対して大人しく「分かりました」って仔ばかりではないんですよ。

「気が強い仔」であれば「何、言ってんだよ!勝負するか!」となる可能性がありますし「気の弱い仔」の場合でも「怖いな、怖いな!どうしよう?行くしかないか」ってなることも考えられるんですよね。

ですから、ドッグランの平和を保つためには、そんな仔達の高圧的・威圧的な行動も抑える必要があります。

では、実際にどうするのか?というと、これはやはり基本的には飼い主さんにお願いするしかないんですね。

分かりやすく書くと「余計なことをしなくて良いんだよ」ということを伝えていただくんですね。

ドッグランに来ている仔達には当然、上位も下位もありませんし、全員が飼い主さんというリーダーに従わなければいけません。

つまり、ドッグランには犬が守るべき縄張りは存在しないんですね。

ここを強調してもらうんです。

「私に従いなさい」ということを伝えてもらうと同時に「従う喜び」を教えてあげてもらうんですね。

元々、飼い主さん大好きな仔達であれば、決して難しいことではなくて、きちんと飼い主さんの気持ちを分かりやすく伝えて上げられれば可能なことです。

ここで意識すべきことは「自分の実力を見せ付ける」とか「縄張りを主張する」なんてことは、犬としては決して間違った行動をしている訳ではないので「叱る必要は無い」ってことなんですね。

これはリードにつながれてお散歩中にリードを引いて他の仔を威嚇して、自分の縄張りを守ろうとする仔の行動と同じですね。

先ずは、飼い主さんに従うことを教えること、そして違うことをさせることで「犬としての正しい行動」を忘れさせるってだけなんですね。

これが出来ないと、次から次へと標的にされる可能性があるので、最悪、最初は自信に満ちていた仔が精神的に落ち込んでしまう恐れさえあると思いますね。

これは何としても避けなければいけない事ですよね。

もしも、皆さんの愛犬が同じような行動を取る傾向があったとしたら、是非とも「何もしないこと」を教えてあげて下さいね。

それがどこでも平和に過ごす秘訣ですから。

人間社会でも似たようなことは結構ありますよね。

若者が自分に自信が出て来ると、とかく威圧的な態度で歩くようになったりするでしょ?

でも、出会う人全てが素直に道を譲ってくれれば何も起きないと思いますが、仮にそうでない場合もありますよね。

先方が似たような世代の若者であれば、顔を付き合わせての罵りあいで決着が着くこともあるでしょうし、先方がこんな相手に馴れていないと恐怖のあまり実力行使に出るなんてことも考えられますよね。

逆にプロフェッショナルが相手だと・・・結果は見えてますよね。

すごく「犬社会」と似てるでしょ!

違うのは人間社会では若者の暴走とか愚かな行動ということで結論付けられることが犬社会では当然の行動ってことなんですね。

ですから、無益な争いを避けるためにも、私達の都合に合わせてもらうしかないんですよね。

さて、今回も長くなって来ましたね。

この続きはまた改めて書きますね。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月13日 (木)

人からの影響

今日は珍しくワンコネタ以外の事から書きますね。

実は、昨日が私の昨年亡くなった父の誕生日だったんですね~。

生前は、誕生日だからといって特に何もしてはいなかったんですが、何気に昨夜は父のことを思い出したりしましたね。

まあ、何でも好き勝手にやる人だったんですが、非常に細かいところもあって「神経質な自由人」って感じでしたね。

でも、そんな父でしたが、私は色々なことを教えてもらいました。

先日も書きましたが「怒れる母への対処法」とかは随分と役に立ちましたね。

あと、私と兄のことを「叩く」どころか「一度も叱った」こともありませんでした。

これって凄いでしょ?

一度も叱ることなく私のような立派な・・・・

本当に一度も叱られたことがないんですよ。

学校の成績表を見たことも一度もありませんでしたね。

私が「ここにおいて置くから見たければ見れば」と声を掛けても「別にいいよ。そんな物見たってしょうがねえし、お前が印鑑を押しておけ」って感じでしたね。

そうかといって私のことを完璧に信じている訳でもなかったんですね。

私と同じ歳の高校生が「女性を襲った事件」があった時のことなんですが、何と父が私に向かって「お前はそんなことをするなよ!」と言ったんですね。

えっと思った私が「俺がそんな奴に見える?」と言い返したところ「見えるから言ったんだ。見えなきゃ言わねえよ」と言われ、私は返す言葉が無かったですね。

まあ、確かに「多感な時期」ではありましたし、女性に興味も十分にありました。

ギラギラする程のオーラが出ていたのかも知れません。

でも、だからと言って「それはないだろ!」って感じでしたね。

いくら何でも犯罪までは・・・多分なかったと思いますよ。

万事が万事そんな感じの人で、確かに仕事も忙しかったんですが、毎晩、毎晩酔っ払って深夜に帰宅しては、家族全員を起こして手土産を食べさせるって人でしたね。

たまに私が「そんなに酒ばっか飲んでると身体を壊すよ」と言うと「お前は男のくせにうるさい奴だな~!俺の人生に口出しするなよ。俺が一度だってお前のやることに口出ししたか!酒が身体に良くないと思うなら、お前は飲まなけりゃ良いだろ。俺は絶対に酒は止めないよ」と言うばかり。

それでもたまには反省することもあるらしく「二日酔いの朝は、流石に『もう、酒は止めよう』と思うんだけど、昼を過ぎると段々元気になって来て、夕方になると飲みたいなあ~って思っちゃうんだよな。やっぱ、酒は止められないな」と平然と言ってましたね。

そんな父の言葉で印象深いものがいくつかあって

①お前は『学歴』はあるけど『学力』がない奴だね

②どうせ俺はお前より先に死ぬんだから、お前の人生に責任は持てないよ。だから、お前のやることに口出しはしないから

③お前はここまで「酒」を飲まなかったんだから、一生飲まないほうが良いぞ!酒飲みになって得することなんて何一つ無いんだから。

これらの言葉は私が高校から大学のときに言われた言葉です。

でも、こんな父の考えは私の人生にかなり影響を与えましたね。

ちなみに私はお酒は一滴も飲みません。

子育ても娘達の自由を尊重し、進路についても本人の意志を尊重して来たつもりです。

もちろん、娘達をぶったりしたこともありませんし、厳しく叱った時も「約束を破った」時だけですね。

その代わり、私も自由に生きて来ました。

とにかく、人からの指図で考え方を変えることは全くありません。

一応サラリーマンですから、指示命令に従うことはあっても、意見を合わせることはないですね。

ということで、私は家族や職場の同僚からは「誰の言うことも聞かない」と言われるようになりましたね。

とことんマイペースで生きています。

よくカミさんからは「我慢ってしたことある?」って言われるので、正直に「たまにはあるよ」と答えています。

「本当にお父さんに似てきてるよね」とも言われますね。

最初に書いたように私の父は大雑把なようで神経質だったんですよね。

ですから、人に指図するのが大好きで、それでいて細かかったんですね。

それに私が似ているようなんですよ。

私自身はそんな風に思ってはいないんですが、カミさんにはしょっちゅう言われてます。

でも、ブログが異常に長い!というのもそんな私の性格の表れかもしれませんね。

このブログの中で書いていることも、確かに多くの本を読みましたし、色々なプロの方のお話伺って参考にさせていただいています。

でも、書いてあることは全て私の意見です。

毎度、お馴染みの独断と偏見に満ちた内容となっています。

色々な本には「犬はこうですよ」みたいな事が書いてあって「だから、こうすれば良いんです」みたいな表現が多く見られますよね。

また、ある専門家はそんな記述を「そんなことはありません」みたいに否定的な表現を使って書いてあったりします。

だから、私達一般の飼い主は悩んだり、迷ったりするんですよね。

「一体、どっちが正しいの?」ってなりますよね。

私は毎度のことながら「根拠を示して欲しいよな」って思いながら読んでいます。

実際にある時は「狼」の子孫だからと書き、また、ある時には「野生犬」を引き合いに出したりすることが非常に多いですね。

まあ、ご都合主義的な書き方が多いことに間違いはないですね。

それも「根拠・理由」についての部分が非科学的だったりします。

既に科学的に否定されていることを「真実」のごとくに書いてある本すらありますよ。

そして著者によっては他の本を否定する・・・

でも、そんな傾向の強い本ですが、私の考えでは「どちらも意見も正しいし、どちらも意見も間違っている」ということになります。

どんな本でも間違いなくその通りに実行すれば、本に書いてあることは出来るようになると思います。

本に書いてある通りの「目的」は達成出来ると思いますよ。

でも、そのことが私達飼い主が望む「愛犬の姿」とは必ずしも一致はしないんですよね。

敢えて書かせていただくと「訓練士系」の方は「犬を犬として育てれば何の問題も起きないんだよ」というスタンスが強いですし、「トレーナー系」の方は訓練を「遊び」に置き換えて「誉めて育てる」を強調される傾向が強いですね。

まあ、どんな方にも共通していることが「犬は犬であって『子供』ではない」ということを強調されていますよね。

ことさらに「犬扱い」を求める内容が多いですね。

でも、私はそんなことは皆さん承知している訳で、ことさらに強調されると「一般の飼い主の感覚がわかってないな」と感じるんですよね。

どんなに賢い仔でも、箸を使って食事をすることはないし、私達と全く同じ物を食べられる訳ではないんですから、そんなことは十二分に分かっているんですよね。

でも、間違いなく大切な「家族」であって、その一生を見守るのが私達飼い主の責任であることも理解していると思います。

だからこそ、限られた時間の中で、私達と共に有意義な時間を過ごさせて上げたいと願う訳なんですよね。

「犬は味覚に乏しく、同じ物に飽きることもありません。手作りご飯だと栄養のバランスを保つのが難しいです。だから、ドッグフードが一番です」なんて表現もあります。

一方では「ドッグフードには潜在的な危険があります。だから手作りご飯が一番です」と書いてある本もあります。

「ただし、手作り食についての食材は・・・」

「え~い、面倒くせえなあ~!一体何を信じてどうすれば良いんだよ」ってなりますよね。

だから、私はしつけもご飯も自分が思う通りになさるのが一番だと思うんですよね。

何れの場合も、責任は全て飼い主にあるんですから、他人にとやかく言われる筋合いはないんですよ。

ですから、私はこのブログの中で、何か参考になればという考えから、これまでも色々なことを書いて来ました。

その中から共感できることがあったら実行していただければと思っています。

実際、犬と一緒に楽しく暮らすには大変な労力と時間が必要だと思います。

でも、たとえどんなに手間が掛かっても、それら全部が必ず「楽しいこと」に感じられるようになると思うんですよね。

私自身、何の知識もないままゴル男と暮らすようになり、多くの犠牲を払いました。

家具は全滅、携帯電話もやられました、私の枕カバーに至っては最終的に6重にカバーをするようになってしまいました。

でも、今ではそれら全てが貴重な品になっています。

捨てられないんですね~

とにかく、そんな暴れん坊のゴル男との生活が楽しいんです。

先程書いたように私が父からの影響を強く受けているとするならば「ゴル男」が自宅ばかりではなく、何処にいても自由気ままに動き回っているのは私の影響なのかも知れませんね。

でも、それが「犬と一緒に楽しく暮らす」ということだと思うんですよね。

とかく本には「犬に何かをさせること」ばかりが書いてあって、犬の予想外の行動を発見した時の喜びなんて少しも書いていないですよね。

だから、少しも楽しくないんです。

例えば、私がゴル男に「散歩に行くからおいで」と声を掛けたとします。

当然、ゴル男は玄関まで来ます。

でも、ドアを開けた瞬間、寒い風が吹き込んだりすると、ゴル男は一気に居間に逃げ帰ります。

奴は寒いのが嫌いなんです。

こんな時に無理やりにでも散歩に連れ出すと、ゴル男は必ず家の方向を振り返ってばかりいます。

早く帰りたいんですね。

「本」には、こんな時「犬の自由にさせたら、あなたはリーダーとしての地位を失うかも知れません。必ず、指示に従わせて下さい」と書いてありますよね。

私はそんな事は一切気にしません。

例え、ゴル男の望むように家に戻ったとしても、その際に一声「ゴル男、帰るぞ」と言えば良いだけです。

自宅に向かって一歩でも先に足を踏み出せば良いだけです。

私は常に「俺が決めた」というスタンスは崩しませんが、ゴル男の希望を全て無視したりもしません。

それが、犬と一緒に良きパートナーとして楽しく暮らして行く上で必要なことだと思うのですが、皆さんはいかがでしょうか?

さて、今回もまた長くなりましたね。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月12日 (水)

トラブル解決の手順

さて、今回は前回の続きです。

題して「トラブル解決の手順」です。

なるべく分かりやすく書きますね。

先ずは「止めること」が一番の課題です。

とにかく飼い主さん自身が確実に止められるようになることが肝心ですね。

手順とすれば、最初はトラブルとなっている仔達の間に割って入って「身体で止める」ことから始めます。

この際「大声を出す」ということも重要なポイントです。

でも、これが結構苦手な方もいらっしゃるんですよね。

やっぱり人前で大声を出す、というのは恥ずかしいでしょうし、抵抗もありますよね。

まあ、これについては「飼い主のリハビリ」(11月1日)でも書きましたから、これ以上は書きません。

今回は、もっと潜在的な部分を書きますね。

まあ、最初はとにかく「止めること」からです。

大声と体を使って止めてもらいます。

ただし、これは以前書いたブログのタイトルの通り「飼い主のリハビリ」であって、決して「犬のリハビリ」ではないんですね。

もちろん「飼い主さんに大声で止められる」とか「飼い主さんに叱られる」ということで、問題がほとんど解決する仔もいます。

でも、こんな仔の場合、必要だったのは「楽しい経験」だけなんですね。

そして「楽しい経験」をするためには「ルールに従う必要がある」ということを教えて上げれば良かっただけなんです。

ですから、してはいけないことを教えて上げれば問題は直ぐに改善されますし、場合によっては「叱る効果」が直ぐに現れることもあります。

「今、お前がしたことは私が望むこととは違うんだよ」ということをほんの少し注意したり、しっかりと叱ることで簡単に教えられる場合もあります。

そうなってくれれば、飼い主さんが望んでいる「正しい行動」を「私達に従ってする」そうすれば「楽しい」という方向に意識的に導いてあげて、それを愛犬が理解出来るようになれば完璧なんですね。

ただし、この方法は「飼い主さんと愛犬の関係がしっかりしていること」そして「犬の社会化」がきちんとされていることが前提になります。

ですから、フレブルの場合には、残念ながら、こうは簡単にはいかないケースが多いと思います。

何故、フレブルの場合には、「簡単にいかない」のかは「フレブルの問題解決」(10月27日)に書いてある通りです。

簡単に書きますね。

遺伝的な部分で言えば、闘犬として活躍していたブルドッグやネズミ捕り名人のテリアの血が入っていて「闘争本能」「狩猟本能」が強い場合が考えられるからなんですね。

興奮しやすい傾向が強く見られたりしますね。

因みに昔のテリア種はその狩猟本能を特化してネズミを始めとした「小動物の駆除」に活用されていたんです。

つまりテリア種の場合、獲物を食べるために仕留めるのではなくて、単純に仕留める行動だけが強化されていたんですね。

そして、昔のイギリスでは「ネズミの駆除」の切り札は「猫」ではなくて「犬」だったんです。

理由は、猫は「捕食」=食べることを目的としてネズミを捕獲していましたから、ネズミの数は大して減らせなかったんですが、その点テリア種の場合には「狩猟本能」=狩ることを特化出来て、ネズミを探し、見つけたら殺すを目的に出来ましたから、ネズミの数を減らせたんですね。

ちなみにボール遊びも犬の「追う」「捕まえる」「持ち帰る」という狩猟本能を満足させる遊びなんですね。

そしてくわえたおもちゃを噛んで首を振ったり、引き裂いたりする行動は「仕留める真似」という意味があるんですね。

ですから、おもちゃ=獲物となっていて、飼い主さんが取り上げようとすると「唸る」なんて場合には「獲物を守る」という行動を取っているんですね。

またまた、大幅に脱線してしまいましたね。

話を戻します。

そういった遺伝的な部分に加えて、フレブルの場合、兄弟犬も少なく、また、母犬との関係も薄かったりして「犬の社会化」が不足している仔が多かったりします。

ですから、そんな傾向が見られた場合には、中型犬や大型犬に比べると「やっかい」になる事が多いですね。

犬として、当然に学んで来ている筈の部分が欠けている仔がいたりしますからね。

例えば、多くの場合、母犬は仔犬の首根っこくわえて移動させるので、首根っこを掴まれても嫌がることはないし、大人しくなるのが普通です。

余談ですが、多くの「しつけ本」で「犬を叱る際には首根っこを掴んで軽く揺する」という方法が書いてありますが、これも母犬の行動を真似たものです。

でも、社会化が不足している仔の場合、首を掴まれただけで興奮し、最悪噛み付いて来る仔さえいます。

ついでに書くと「ルックアップ法」とか「ホールドスチール」といった犬の背中と人のお腹を密着させて抱きしめる方法も犬に主従関係を教える効果があると言われていますが、これさえもあまり理解出来ない仔がいるような気もします。

ちなみにこれらの方法は、犬からすれば、背後から抱きしめられる=犬の上下関係を示すマウンティング、お腹を見せた状態=服従のポーズ、というように人に従うことを体を使って教えられるということになります。

でも、極端な場合、この行為の意味すら分からないんじゃないのかな?と思える仔さえいますね。

極端な例ですが、意図的に幼い頃に兄弟犬や他の仔とじゃれあって遊んだりする経験を無くしてしまうと「交尾の仕方が分からない」なんて仔になったりするそうですよ。

まあ、この際「交尾の仕方」はどうでも良いんですが、それにしても「犬の常識」が通じない仔が多いことに間違いはないですね。

とにかく「遊びへの誘い方が分からない」「抑制された噛み付き(=噛んでも良い程度)が分からない」「なだめのポーズを知らない」なんて事は当たり前の仔が多いですよね。

結局、皆で遊ぶと言えば、単純に走ることだけになってしまうことが多いですね。

ただし、これは「既に犬付き合いが苦手になっている仔」の場合であって、そうでない仔もいますからね。

ちなみにゴル男の場合には、一緒に走ることさえ滅多にしませんし、ドッグランでは、ひたすら一人遊びをしています。

でも、ゴル男の場合、他の仔に無関心なので何の問題も起きないんですけどね。

まあ、フレブルに限らず「犬付き合いが苦手な仔」の場合には、当然と言えば当然なんですが「遊び方を知らない仔」が多いですね。

ですから、結論から書くと、こんな仔達の場合には、「犬との遊び」よりも「飼い主さんとの遊び」を教えることが一番です。

このことは「犬との遊び」(11月10日)にも書きましたが、是非、試してみて下さいね。

「飼い主さんとの遊びを楽しむ」ということが理解出来るようになると、たとえドッグランにいても他の犬の存在が気にならなくなりますし、結果的に「問題も起きない」ということになりますよ。

そしてドッグランで飼い主さんとの遊びの楽しさ覚えることで、過度の緊張からも解放されますし、他の犬との接し方も変わってくると思います。

ここまで来れば、飼い主さんの不安感もなくなるでしょうし、そうなれば、もう、どこのドッグランに行っても大丈夫になります。

ただし、飼い主さんの存在感がかなり強くないと気の強い仔の場合には「失礼な仔」に対する制裁に動く可能性はありますから、その点の注意は必要ですけどね。

これを防ぐにはかなり飼い主さんのリーダーシップが必要になると思います。

何と言っても、飼い主さんの都合で我慢させる訳ですからね。

まあ、そこまでになるには結構時間が掛かるかも知れませんが、先ずは確実に「止められる」ようになることを目指せば良いと思いますね。

さて、今回も長くなって来ましたね。

この続きは、また、改めて書きますね。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

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何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月11日 (火)

トラブルの原因!

さて、今回は「トラブルの原因」と題して、最近の私達のドッグランでどんなことが起きているのかを書きますね。

先月、ドッグランを再開してからというもの「ひろば」からこのブログを見ていただいた方や口コミで私達のドッグランの事をお知りになった「フレブルの飼い主さん」からのご相談やご訪問が増えて来たんですね。

現在は、10頭を超える仔達が毎週のように来てくれています。

もちろん全員が犬付き合いが苦手な仔達です。

ですから、当然、と言ってはおかしいのかも知れませんが、毎回、確実に多少のトラブルはあります。

でも、そんな多少荒っぽいそんな仔達の姿を見ながら、それぞれの仔の性格や特徴、飼い主さんとの関係を考えて、私なりのアドバイスをして行くんですね。

初回はもう単純に「見学」って感じですが、二回目以降は基本的に終日ノーリードで過ごしてもらいます。

ですから、あっちでゴチャゴチャ、こっちでワアワアといった感じになりますね。

でも「トラブルが起きる」という結果だけを捉えれば、どの仔も同じってことになるんですが、実際に「原因は?」ということになると当然全員がバラバラです。

ある仔の場合には、臆病な性格で「恐怖」から「攻撃」になる場合もありますし、目と目が合っただけで「突進」なんて仔もいますし、じっとしていると思ったら前方の仔を凝視していて「スタートのタイミングを計っている」なんて仔もいます。

私達のドッグランでのフレブルの飼い主さんの共通用語で言えば「ロックオン状態」って感じですね。

まあ、きっかけとなるパターンは色々なんですが、こんな事を繰り返しているうちに徐々に飼い主さんが「他の仔に怪我でもさせたらどうしよう」「皆さんに迷惑を掛けるから」となって、どうしても愛犬を「捕獲」したくなっちゃうんですね。

下手をすると全員が「捕獲中」なんて時もあって、いつの間にかドッグランがアウトドアのドッグカフェに変わってしまうことすらあります。

「結果が見えているから」という飼い主さんのお気持ちは十分に理解出来るんですが、それではわざわざ時間を掛けて私達のドッグランに通っていただく意味がないですよね。

何事も経験ですし、私達管理人にすれば「問題のある姿」は是非とも拝見しなければならないんですよね。

ですから、私はいつも愛犬を抑えている飼い主さんに「休ませるの結構ですよ。でも、落ち着いたら、放してあげて下さいね」と言って回ることになります。

まあ、それだけ過去に「嫌な経験」を重ねられている証拠だとは思うんですが、私達のドッグランでは「犬は自由」が大原則ですから、飼い主さんにも不安感を払拭してもらう必要があります。

結果は「見えていること」ではなくて「導き出すこと」なんですよね。

一つ具体的な例を書きますね。

性格的には決して他の仔に対して支配的ではなくて、どちらかというと臆病な傾向の強い仔のお話です。

実際、この仔の場合、他の仔が近づいて来たり、自分の視野に入り「ロックオン」すると必ず「突進」して「闘争」になってしまい、結果、飼い主さんが「捕まえてきつく叱る」の繰り返しになっているんですね。

多分、飼い主さんにすれば「どうしてなんだろう?どうして家の仔はこんなに戦闘的なんだろう?」とお考えだと思います。

でも、私の想像では、多分、この仔自身が過去に結構「怖い思い」や「痛い経験」をしていると思うんですよね。

そしてどんな場合でも、原因やきっかけを問わず、必ず「きつく叱られて来た」と思います。

ここで一つ皆さんにお尋ねしたいんですが、仮に愛犬がいきなり他の仔に吠え掛かられ、挙句に噛まれてしまい、それをきっかけに愛犬が先方の仔を噛んで怪我をさせたしまったとします。

あまり経験したくないお話だと思いますが、こんな場合、愛犬に対してどんな態度を取りますか?

当然、飼い主さん同士の関係では怪我をさせてしまった事に対する謝罪は必要になると思います、というかそんな感じになってしまいますよね。

でも、これは人間社会でのルール的なことであって、犬社会と全く無関係ですよね。

こんなことが起きそうなケースをいくつか書きますね。

例えば、お散歩の途中に前から来る仔が吠えたり、唸ったりしていたとします。

多くの場合、これは「近づいて欲しくない」「近づくな」というサインだと思います。

中には「好奇心から」自分の飼い主さんに「そっちの仔に近づいてご挨拶したいんだよ」なんてケースもありますが、でも、仮にそうだとしても、これは相手の仔の性格とかを知らない訳ですから避けるのがベストの選択だと思いますよ。

ところが、このサインを見落として、不用意に近づいてしまうと、最悪いきなり飛び掛られるなんて事が起きてしまう可能性があります。

結果、反撃した愛犬が先方の仔に怪我をさせるなんてことは十分に考えられますよね。

こう書くと結論も分かりやすいと思うんですが、悪いのはその状況に近づけてしまった「飼い主さん」であって「犬ではない」ということになりますよね。

次に「出会いがしら」の衝突ってケースもありますよね。

でも、これも同じですね。

前の状況が分からないのに「愛犬に前を歩かせる」ということを許してしまった飼い主さんの責任が大きいと思います。

問題を「犬同士」に限定して考えるから、原因が分かりにくくなるだけであって、相手が「人」や「自転車」「バイク」と考えれば結論は簡単ですよね。

やはり当然「飼い主さんが悪い」ということになります。

お散歩途中のトラブルは、確実にどちらかの飼い主さんの責任!ということは比較的理解して頂き易いと思うんですが如何でしょうか?

ですから、仮に犬は叱られたとしても「身に覚えは無い」ということになりますから、極端な場合「あいつに会うと叱られる」とか「あの場所に近づくと叱られる」という間違った解釈をする恐れもありますよね。

ですから、そんな時に叱ってばかりいると益々事態を悪化させるかも知れない、ということを忘れないで欲しいですね。

そして何よりも絶対に忘れないで欲しい事は「やられたら、やり返す」という「行動」は「犬社会」では「当然の権利」だということなんですね。

これを無視して何かあれば叱ってばかりいたんでは、犬からすれば「他の仔と関われば、どんな時でも叱られる」ということになってしまい「近づく仔に対する警戒心」は強まるばかりですよ。

ですから、同じような事がドッグランという自由なスペースで起きてしまった場合、飼い主さんが取るべき行動は「止める」までであって「原因がはっきりしない場合には叱らない」が正しいと思いますね。

そしてもっとはっきり書くならば、原因がどちらにあったのかは、複数の人間が両方の仔をかなり注意して観察しているか、見る目のある方が側にいない限り「分からない」ということがほとんどだと思います。

例えば、前方にいる仔が愛犬の方を凝視して「何だよ、お前!ここは俺の縄張りだぞ!勝手にしているとぶっ飛ばすぞ」オーラを出していたとしましょう。

普通「愛犬をどの仔がどんな風に見ているのか」なんてことを意識している方はいないですよね。

「目と目が合っちゃったし、どうしよう?怖いな!エ~イ、こうなったら先手必勝だ!」とばかりに突進し、結果「大喧嘩」になることがあるかも知れません。

でも、私達「人間の目」からは、いきなり突進して「喧嘩を売った」という「結果」しか見えないですよね。

どちらが「先」なんでしょうか?

どちらが「悪い」んでしょうか?

ここでも飼い主さんの考え方は分かれますよね。

大別すれば「その程度のことで突進するなんてやっぱり家の仔が悪い!」と愛犬を責めるタイプの方「そうだったんだ~。怖かったね」と愛犬を優しく労わるタイプの方になると思います。

皆さんはどう思われますか?

でも、この場合、私はどちらの考え方も間違っていると思います。

「え~!」って声が聞こえてきそうですよね。

確かに実際にこれまで何回もトラブルを起こす仔には「臆病な仔が多い」と書いてきましたし、この場合も臆病な仔のケースですから、「優しく労わってあげるべき」と思われたかも知れません。

でも、私が書いているのは、既に犬付き合いが苦手な仔の場合なんだということを忘れないで欲しいんですね。

まだ、幼い仔やたまたまそんな事が起きてしまったなんて場合には、それぞれの仔の性格に合った対応で十分効果があるかも知れません。

でも、そんな事を重ねているような場合には、やはり既に犬付き合いが苦手な仔として考えてあげるべきだと思います。

そうすると、ここで一番の問題は「飼い主さんの存在感がない」ということなんですよね。

何故、飼い主さんという「力強い存在がいるのに怯えるのか」ということが一番の問題なんですね。

この場合、相手となった「オーラ」を出していた仔も同じです。

何故、飼い主さんという「リーダー」がいるのに「自分の縄張り意識」を出してしまうのか、という問題があるんですね。

ただし、どちらの仔の場合も私達人間にとっては、非常に不都合な行動なんですが、どちらの仔の行動も「犬としては自然な行動」だということを忘れないで欲しいんですね。

ですから、そのことを直接的に「叱る原因」として考えてはいけないと思いますよ。

「じゃあ、どうすれば良いの?止めるだけ止めて、だまって放っておくしかないんですか?」と言われそうですが、そんなことはないですよ。

ちゃんと手順を踏んで行けば確実に治すことが出来ると思いますよ。

気を持たせるだけ持たせて、甚だ恐縮ですが、今回もまた、長くなって来ましたので、この続きは次回、書かせていただきますね。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月10日 (月)

犬との遊び方

寒くなりましたね~。

段々、散歩も辛くなって来るかも知れませんね。

という訳で、今回のテーマは「犬との遊び方」です。

まあ、家の中での遊び方について書きますね。

「そんなの分かってますよ!」と言われそうなんですが、では実際に皆さんはどうやって愛犬と遊んでいるんでしょうか?

ボールやおもちゃといった道具を使わずに遊ぶことが出来ますか?

仮にボールやおもちゃを使って遊んでいる、と言う方の場合、多分、人が全く関与しなくても犬は一人遊びをするんじゃないでしょうか?

となってしまうと犬が遊んでいるのは「人」ではなくて「道具」ということになりませんか?

と、まあ、ここまで随分と意地悪な書き方をしましたが、実際にはそこまでいかなくとも道具を使わずに「犬と一緒に遊ぶ」ということが出来ない方は多いと思います。

私自身もそうだったんですが、これはかなり「しつけ本」の影響が強いと思います。

「しつけ本」には必ず「ボール」や「おもちゃ」といった道具(モチベーターと言います)を使ったトレーニング方法が載っていますからね。

でも、ここで少し考えてみて下さいね。

「家の仔もきちんとしつけをして、いつかはドッグランに連れて行ってあげて一緒に遊びたい!」なんて考えていても、普通、ドッグランでボールやおもちゃは禁止されていますよね。

仮に禁止されていなくとも「ドッグランの真ん中でモメゴトの種を撒く」必要はないですよね。

おまけにこの「種」は直ぐに「喧嘩」という派手な花をさかせて、下手をすると「怪我」という実までつけますから。

そんなことはしない方が無難ですよ。

となると、家の中ならともかく、ドッグランではどうしたら良いのか、愛犬に何をして遊ばせたらよいのかってことになりますよね。

実際にドッグランにしょっちゅう行かれている方は「実は何もしない」って答えが多いと思うんですよね。

「犬同士で遊ぶから」ってことなんでしょうね。

でも、ここからが「犬付き合いが苦手な仔」の飼い主さんにとっては難関なんですね。

とにかく他の仔と一緒に走ることまでは出来ても、止まったとたんに喧嘩とか、他の犬を見ると喧嘩になっちゃうなんて仔の場合には、とてもドッグランになんて行けないですよね。

ボールやおもちゃを使わずに遊ぶにはどうしたら良いのか?

まあ、科学的な根拠は全く無いんですが、私はゴル男と私自身が犬になって遊んでいますよ。

以前にも書いたプロレスごっこですね。

遊びのきっかけは私が両手をついて、四つん這いになって手だけを軽く曲げて、ゴル男に「やるか!」と言う事からから始めます。

まあ、私なりの犬を真似た遊びのポーズですね。

それから、ゴル男の首にかるく噛み付いたり、手を使ってゴル男の首を押したりして戦っています。

ゴル男も張り切って掛かってきますし、段々興奮してくると唸り声を上げたりもしますよ。

でも、始まりも終わりも私が決めていますし、それまで唸り声をあげて私に掛かってきたゴル男も私が「おしまい」と一声掛けると何事もなかったように落ち着きますし、最後には必ず「お座り」「フセ」をさせて終わります。

このプロレスごっこは適度にゴル男の闘争本能を刺激して奴のストレスの発散になっていると私は思いますね。

これは何も私だけの意見ではなくて、色々な方も書かれていますよ。

第一、ボール投げといった遊びの場合もボールを「獲物」として、追跡し、捕獲して回収する、といった一連の「狩猟ごっこ」だし、飼い主さんとのロープのひっぱりっこを通じて「闘争心」や「競争心」といったを満足させるものなんですね。

ただし、こういった遊び方には落とし穴もあって、犬が主導権を握ってしまうと「支配欲」を強めたり、「俺がリーダー」といった誤解をさせる恐れもあるので、常に飼い主さんが主導権を握る必要があります。

まあ、「しつけ本」には「プロレスごっこ」や「ロープの引っ張りっこ」は「してはいけない事」の代表格に上げられていることが多いんですが、我が家の場合、特に問題は起きていませんし、ゴル男がドッグランで暴れ者になることもありませんから、私は止めるつもりは全くありません。

とにかく「犬との遊び」は飼い主さんが主導権を握っているなら、何をしても構わないと思いますよ。

我が家の場合には、私とゴル男のストレスの発散にもなっていますし、何より一緒に楽しむ事が出来ますからね!

形式的な遊びばかりではお互いにつまらないでしょうし、何よりも私達飼い主が楽しめない遊びでは犬も楽しくないと思うんですよね。

だから、私は多少乱暴な遊びでも全然オッケーだと思います。

特にフレブルの場合には「必要悪」程度に考えても良いんじゃないでしょうか。

外で発散されては困る部分を家の中で発散させてあげる必要があると思うんですよね。

ちなみにゴル男の場合、普通のおもちゃは「獲物」になります。

両手で取り押さえ、口でしっかりくわえ、引き裂くように壊します。

これは、狩りで獲物を捕らえ、、獲物の喉に喰らいついて止めをさす行為の真似であって「狩猟ごっこ」なんですね。(「犬が訴える幸せな生活」林 良博著 光文社)

ちなみに噛んで歯磨きをするグッズもこうした習性を利用したものですよね。

ですから、我が家の「おもちゃ」や「歯磨きグッズ」の消費は激しいですよ。

余談ですが、私がこうした行為を肯定的に受け止めて、どんどん「噛んでも良いもの」をゴル男に与えるようになったら、ゴル男の家具の破壊活動は治まりましたね。

まあ、私の場合、こんな乱暴な遊びをしながらも、ゴル男の犬歯が私の手に当たったりしたら、大げさに「痛いじゃないか」と言ってゴル男に注意を促がしたり、わざと口の中に手を突っ込んで「噛めるものなら噛んでみろ」とかやったりして、絶対に噛んではいけないと教えています。

そんな時には、ゴル男の方も直ぐに前足を折り曲げてお辞儀のポーズをとって「遊びジャン!父ちゃん熱くなるなよ」って私をなだめる行動をしますよ。

これが私の犬っぽい遊びです。

科学的な根拠は全く有りませんが、こんな遊びを繰り返してきたせいか、以前は全くそんなことをしなかったゴル男が前足を折り曲げて犬の遊びのポーズを覚えましたね。

私は「私が教えた」と思っていますよ。(もちろん、科学的に証明は出来ませんが・・・)

でも、私は私達人間が一緒に遊ぶことによって犬に色々なことを教えることが出来ると思っています。

丁度「言葉を教える」のと同じですね。

だから、それぞれのご家庭で自由な発想を持って愛犬との遊びを「発明」すれば良いと思うんですよね。

ただし、常に主導権は私達飼い主が握ることが大前提ですけどね。

私はこんな風にして愛犬との楽しい遊びをすることによって「犬付き合いが苦手な仔」にも良い影響が出ると思っています。

とにかく「犬付き合いが苦手な仔」の場合には、飼い主さんとの関係をより深くする、言い換えれば「絆」を深めることがどうしても必要なんですね。

そうすれば、無意味な闘争を飼い主さんの一声で未然に防ぐことも出来ますし、特に臆病な性格の仔の場合には、他の仔と一緒にいても何も起きないことを覚えさせることが出来れば自分から突っ込んでいくなんてこともなくなりますからね。

仮に支配欲の強い仔であったとしても、飼い主さんに従う習慣がしっかりとしていれば、無用な闘争を仕掛けることはなくなりますからね。

何と言っても飼い主さんと遊ぶのが一番楽しい!となれば、仮に他の仔に誘われて走り始めたとしても、ゴールは常に飼い主さんの足元になる訳ですから安心ですよね。

ですから、「訓練」とか「トレーニング」とかを難しい顔をしてやる位なら、一緒に羽目を外して遊ぶ方が結果的にはより良い効果が得られると思うんですがどうでしょうか。

さて、今回はこれで終わります。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月 9日 (日)

ドッグランの昼食

さて、今回は、少し柔らかい話題で「ドッグランの昼食」について書きますね。

昨日が、雨でドッグランは中止となったので、今日の私は気合が入ってますよ~!

私達のドッグランでは、毎回、犬と一緒にBBQをやるんですが、単純に楽しいから、という大きな理由の他にも何事も「経験」「練習」という意味もあります。

何の練習かというと「旅行」や「ドッグカフェ」へのお出掛けの際の練習になるんですね。

私達のドッグランに来ていただいている方の共通した悩みはとにかく愛犬が「犬付き合いが苦手な事」なんですね。

そして「他の仔達と一緒に遊べるようになれば最高だけど、せめて同じ場所で落ち着いて過ごせるようにしてあげたい」って願いも共通しているようです。

ですから、このドッグランでの「BBQ」にも大きな意味があるんですね。

私達のドッグランの中には常に二つのテントをつなぎ、中にはテーブルを三つ、椅子を15脚程度用意してあって、ここで、お茶をしたり昼食をとったりします。

まあ、最近では20人を超える来場者があったりして、常に満席状態になりますね。

そしてそんな過密状態の中で皆さんが愛犬と一緒に「昼食」をとる訳です。

いい練習になるでしょ。

これは私の独断と偏見に満ちた意見なんですが「人」という生き物は、何故か「食べる時には緊張感を無くす」と思うんですよね。

これは他の生き物と違う特徴だと思うんです。

でも、これが「愛犬に良い影響を与える」んですね。

普通、犬は食べる時には緊張感が高まりますよね。

だから、食べている最中に誰かが不用意に近づいたりすると「唸る」なんてことが起きるんですが、これが私達のドッグランでの昼食時には「飼い主さんの落ち着き」が愛犬にも「穏やかに食べること」を自然と促がすようになるんですね。

「犬が近づくと全然駄目なんです」なんて仔達が直ぐ側に他の仔達がいるのに食べるのに夢中になっています。

中には他の仔と並んで「人の良い叔父さん」の前に並んで食べ物を待ったりする仔さえ出て来ますよ。

飼い主さんの気持ちの持ち方一つで「愛犬が変わる」という良い例だと思います。

とにかく私達のドッグランのお昼は「問題犬なんているんですか?」状態ですからね。

ワンコは皆静かに「お食事中」って感じになりますよ。

これで飼い主さんに自信を持って頂ければ「一緒にお出掛けで食事」なんて簡単に出来るようになります。

「ホテル」でも「ドッグカフェ」でも大丈夫です。

まあ、そんな意味もあって毎回毎回ドッグランでBBQをやっているんですね。

当然、全てのメニューが薄味もしくは味付けなしです。

ちなみに「犬用」と言っても、肉の種類も牛、馬、ラム、鳥と多彩ですし、「ローストチキン」「ローストビーフ」も作りました。

魚類もマグロのカマ、鮭の半身を使っての調理も随分しましたね。

一応、これまでに作ったメニューを人間用も含めて書き出してみますね。

「ローストチキン」「ローストビーフ」「各種肉を使った焼肉」「焼き芋」「餃子」「ピザ」「サザエのつぼ焼き」「鮎の塩焼き」「ポトフ」「おでん」「カレーうどん」「お好み焼き」なんて物を作りましたね。

これに皆さんが持ち寄ってくれたものを一緒に食べるのでかなりお腹いっぱい!状態になりますね。

BBQで一度に作る量も大量なんで、犬も人も「夕飯はいらない」った感じかな?

また、特に変わったことでは、暑い時には「カキ氷」、冬場にはドッグランの中で「餅つき」もしましたね。

もちろん「餅つき」は、また、今年もやろうと思ってます。

さて、今日もこれからドッグランに行って来ます。

今日のメニューは・・・です。

おっと、いけない!このブログは来場者の皆さんも見ているんでした。

ということで、乞う、ご期待って感じかな?

今日は、秋の新作メニューのお披露目をやりますよ~

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ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

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2008年11月 8日 (土)

犬の変身?変心?

さて、今回は、「犬の変身?変心?」という何か意味深なテーマで書きますね。

実は、これは良くあるご相談の事なんですね。

具体的に書くと、「家と外での違い」とかいった「場所による違い」、また、「人による違い」なんてケースもありますね。

今回は、このことを分かりやすく書きたいと思います。

まあ、根本的な原因は簡単な事だと思いますから、ご安心下さい。

特に今回は、これからドッグランということもあるので、簡単に書きますからね。

先ずは、「家と外での違い」について書きます。

よく「家では何の問題も無いんですが、お散歩とかで外に出て他の仔に会うとずっと吠えっぱなしだし、リードは引きっぱなしで大変なんです。」なんてご相談を受けることがあります。

この場合の考えられる原因はそれぞれの仔の性格、そして飼い主さんとの関係ということになると思いますね。

先ずは「性格」から来る場合ですが、この場合、大きく二つに分かれます。

一つは「臆病な性格の仔」の場合です。

単純に他の仔が「怖い」んですね。

「吠える」=「来ないで!」

しかも、体重は後ろ足に掛かっていて、いつでも「逃げる」体勢を確保していたりします。

耳を後ろに付ける様にしていたり、尾を股の間に挟み込んだりすることもあります。

もう一つは、「支配的な性格の仔」の場合です。

これはもう、飼い主さんを含めた「縄張りの防衛意識」ですね。

「お前、やるのかよ!」状態になります。

こんな仔の場合にはリードを強く引いて前足を浮いた状態になることもあると思います。

耳を前方に傾けるようにして立てたり、尾もかなり上げたりしますね。

ただし、ここで一つ注意して欲しいのは、犬の場合、「恐怖心」と「攻撃心」は変化しやすいものなので、単純な判断はしないで下さいね。

「臆病な仔は攻撃しない」とか「支配的な仔は攻撃する」といった判断は出来ませんし、恐怖から怯えながらも「攻撃する」なんてことは十分に考えられますよ。

でも、「家庭犬」と言われる仔なら、何れの場合も理屈の上での治し方は簡単です。

確かに「問題解決本」には様々な方法が書いてありますが、ここでは、私が思う一番簡単な方法を書きますね。

単純明快「飼い主さんとの関係」を見直すことで治ります。

つまり、「臆病な仔」の場合には、「飼い主さんといることので安心感」を与えてあげれば良いし、「支配的な仔」の場合には「飼い主さんの指示に従うこと」を伝えてあげれば良い事なんですね。

もっと簡単に書くと、愛犬と飼い主さんの関係で飼い主さんがリーダーであることを分かりやすく伝えて上げれば良いだけのことなんですね。

「私がいれば何が起きても大丈夫!だからお前は私にきちんと従っていればいいの!」ということを常日頃から教えてあげることです。

最初に書いた「人による違い」の理由もここにあります。

つまり、同じ家族の中でもリーダーシップを発揮出来る人と出来ない人の違いということになりますね。

では、どうやって伝えれば良いのか?ということになりますが、これは常に「何かをさせる」ことを意識すれば良いだけです。

「何事も常に飼い主さんが決める」という姿勢を貫くことですね。

そうすれば、治りますよ。

ただし、この際に「叱ること」はなるべく避けた方が良いと思います。

「臆病な仔」はもっとおどおどした仔になる恐れがありますし、「支配的な仔」の場合には「何でだよ!」って感じで根に持つなんてことも考えられます。

とにかく、そんな仔の場合、はっきり書くと「飼い主さんとのしっかりした関係」が出来ていない訳ですから、変な副産物を生まないように注意した方が無難だと思いますね。

さらに、普段から、愛犬との関わりが少ない、なんて場合には、単純に「指示」ばかりしていると「神経質な仔」になってしまうこともありますから、「一緒に遊ぶこと」は決して忘れないで下さいね。

先ずは、一緒に楽しむ事を考えて、そして一緒の遊びの中でも「決定権は飼い主にあること」を教えて上げる事ですね。

ここまで書くと既にお分かりだと思うんですが、こんな場合には、実は「家でも問題がある」ってことになりますよね。

そこをしっかりと理解することから始める必要がありますね。

ということで、今日は短めですが、これで終わります。

この件については、これまでも何回も書いて来ましたが、これからもまた、機会を改めて書きますね。

今日はこれからドッグランですが、天気が・・・。

まあ、天気さえ大丈夫なら、土曜日は比較的空いているので、ドッグランの補修も出来るかな?なんて考えています。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

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ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

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2008年11月 7日 (金)

行動問題の主な原因

さて、今回は「行動問題の主な原因」と題して、問題とされる行動の大きな原因について書いてみますね。

犬の行動上の問題が表面化するのは、概ね二つのパターンですよね。

一つは飼い主さんを含めた「対人関係」、そしてもう一つは「対犬関係」ですね。

細かく書けばもっとあるとは思いますが、今回はこの二点、特に「対人関係」に絞って書きます。

対犬関係については、これまでも何回も書きましたから、今回は省きますよ。

「対犬関係」や「対人関係」に問題がある場合、多くの原因は、犬の社会化が不足していたり、人に対する服従が入っていないことが原因として考えられます。

これは「本」にも書かれていることで、私も実際にその通りだと思います。

ただし、「問題」の出方は、それぞれの仔の性格や犬種の特性によって違って来ますから、対処法も当然に変える必要がありますね。

でも、実は、この「変える必要がある」ということが、私達一般の飼い主には一番難しく、誤解しやすいことなんですよね。

ここで少し簡単なテストをしてみましょうか。

仮に愛犬が何か悪いことをしたので、叱ることになったとします。

その際、「しつけ本」に書いてあるように「首の付け根(背中)を軽く掴んで揺する」という方法をしようとします。

この時の愛犬の反応を見て欲しいんですね。

実は、この「首の付け根(背中)を軽く掴んで揺する」という方法は「母犬の行動」であって、犬っぽい叱り方なんですね。

ですから、このやり方は犬にとっても受け入れやすい方法な筈なんですが、中には、スイッチが入ったように抵抗する仔もいます。

こんな仔の場合、やはり「母犬や兄弟犬」との暮らしを通じての「犬の社会化が不足している」可能性があります。

ただし、犬の社会化が不足ている場合であっても「人に対する服従」が入っている場合にも同じように抵抗はしない筈ですから、犬の社会化か人に対する服従の何れかの要素はきちんとしていると考えて良いと思いますね。

仮に抵抗するような場合には、潜在的な問題は「二つある」と考えた方が無難だと思いますね。

一つは「犬付き合いが苦手」で、他の仔を見て興奮したりする可能性があるということです。

もう一つは「人に対する服従」が入っていない可能性があるので、最悪の場合、人を噛む恐れがあるということです。

まあ、叱るときに一度試してみては如何でしょうか。

一応、お断りしておきますが、あくまでも「可能性がある」程度に考えて下さいね。

断定するほどの意味はありませんからね。

犬も私達と同様に「気分次第」ということもありますから。

でも、こんな傾向が見えたら、既に犬の社会化の時期は過ぎていますから、私達「人」との関係の中で改善していくしかないですね。

よく私はこのブログの中で「犬の社会化」という表現を使いますが、これは犬が生まれてからの一定時期に「犬」のや「人を含めた他の生き物」との接触を通じた学習していくことを言います。

ノーベル賞学者のコンラート・ローレンツ氏のいう「刷り込み(インプリンティング)」と似たようなことです。

まあ、「刷り込み」で有名な話は、鳥が最初に見た「生き物」を「親」として認識するということなんですが、犬の場合には「犬との社会化」で「犬として生きていくうえでの必要なこと」を覚え、「他の生き物との接触」を経験することで「恐怖心」を持たなくなったり、「仲間」として認識したりするようになることを言います。

余談ですが、牧畜番犬の「マレンマ」という犬は、決して「羊」を襲わないように「羊」の群れのい中で育てるそうですよ。

身近なお話では、例えば「猫」ですね。

最初から「猫」のいる家に迎えられた犬は「猫との良好な関係」を結びやすくなりますし、他の生き物に対しても同じことが言えるようです。

決して「獲物」として認識はしなくなるんですね。

ところが逆に他の生き物との接触がないまま大人になってしまうと、これがかなり難しくなってしまうんですね。

簡単に書くと、これが私がよく使う「犬の社会化」という意味ですね。

本題に戻りますね。

では、「犬の社会化」も不足しているようだし、「人への服従」も入っていない場合、どうしたら良いのかについて書きますね。

「人への服従」については、皆さん良くご存知の「服従訓練」が出て来る訳です。

でも、ここで是非とも誤解しないでいただきたいのは、私が言いたい「服従」=「力で屈服させる」ではありませんからね。

犬を屈服させるのではなく、犬から見て「信頼される人」に飼い主さんがなる、という意味です。

ですから、「愛犬に何かをさせる」のではなく「自分がすること」と考えてもらいたいですね。

私は「厳しい訓練」とか「体罰」などということは全く考えていませんよ。

ただ「手本を見せる」程度に考えてもらえば十分だと思いますね。

要は考え方です。

少し「しつけ本」に書かれている内容を私の考え方に書き換えてみますね。

例えば外出時には「狼の場合、リーダーは常に先頭を歩きます。だから、家から出る際には飼い主さんが先です」と書いてある本がありますよね。

私は、ドアを開ける前に犬に声を掛けて待たせ、飼い主さんが安全を確認した後に声を掛けてから外に出す必要があると思います。単純に戸を開けて出す、ばかりでは支配欲の強い仔には「自分の外出のためにドアを開ける者(=下位の者)」と誤解されても仕方ないですよね。

次に「狼の場合食事は上位の者からします。だから、飼い主が先・・・」と書いてある本もあります。

でも、これは意味がないと思いますね。

第一、犬の場合、群れで生活していたとしても食べるのは「早い者勝ち」だそうで、仮に下位の犬がリーダーよりも早く食べたとしても、必ずしもそれを取り上げるなんてことはないそうです。

ですから、この場合、私は「いただきます」の代わりに「待たせる」ことや食べている最中に声を掛け、たとえ食べている最中であっても、飼い主さんの呼び掛けに対しては、常にアイコンタクトが出来るようにすべきだと思いますね。

二つだけ例を挙げましたが、基本は「お前の都合でするんじゃないよ」ということを明確に伝えるために声を出して「何かをさせる」ことをすべきだと思いますね。

常に「私が決める」を愛犬に分かりやすく伝えることで、愛犬からは「従うべき人」「頼れる存在」となると思いますよ。

ただし、このようにするのが家の中で一人だけ、なんてなっちゃうとその方以外の家族の言うことは聞かないなんてことも起きてしまう可能性があるので、家族全員が同じようにしなければ駄目ですよ。

犬がリーダー(α)の次を目指す(β症候群)になったら面倒ですからね。

特にお子さんのいらっしゃるご家庭ではなお更のこと十分に気をつけて下さいね。

ムツゴロウ先生の言うところの「噛み犬の法則」では、犬が家族を噛むようになる場合、先ずは「子供」次に「女性」となって来るそうですからね。

さて、今回は犬の問題が起きる大きな原因を二つ書きましたが、実際にはもっと様々なケースがあると思いますし、よりきめ細かな対応が必要になる場合もあると思います。

まあ、今回は、一番ありそうで、対応が一番簡単ケースについて書きました。

この続きは、また改めて書きますね。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月 6日 (木)

問題解決の成功例

さて、今回は実際に私達のドッグランのリハビリで実際にどんな成果が出ているのかを書きますね。

題して「問題解決の成功例」です。

今回の主役は可愛いフレブルの3歳の女の仔「ショコラ」です。

これまでのショコラを知っていただくために以前のブログ(「挫折と喜び」8.7.1)からの引用も交えて書きますね。

ショコラの私達のドッグランでのデビューは3月2日でした。

ショコラを迎えるにあたっては、ママからの事前情報で「かなり、やばそう!」って感じがしたので、私達もかなり身構えていたのですが、確かに期待を裏切らないデビューでした。

とにかく「吠える」、「突っ込む」、「噛む」、「フケを出しまくる」etc

でも、パパママからお話を伺って、お二人のショコラに対する愛情の深さ、一生懸命さを感じることが出来て、私も直ぐに本気モードに突入しました。

直ぐにドッグランを改修して「ショコラ専用スペース」も作りました。

でも、ここでもやってくれましたね。

何と私達の腰の高さほどもあるネットを垂直飛びで越えて、他の仔に一直線!

私は、今は取り外してあるこの記念のネットを「ショコラネット」と名付けようと考えていますが、その時は本当にビックリしましたね。

まあ、当時のショコラは、とにかくいつでも直ぐに「戦闘モード」全開!

それが徐々に「声での制止」が出来るようになって、5月の半ばには、何とか管理犬達とはノーリードで過ごすことが出来るようになったんですね。

ショコラには他にもやっかいな事があって、それは、パパやママばかりではなく、自分に関わってくれた人(私達管理人ですね)が他の仔に触れることを極端に嫌がって、触れた仔に一直線状態になるんですね。

私自身、ショコラが来るときには、他に仔を一切触らないようにしていました。

もちろん、今ではそんなことは全くありませんけどね。

まあ、次第に、本人も「戦闘モード」よりも「他の仔と遊びたいモード」の時が断然多くなっていったんですが、残念ながら、遊びへの誘い方が分からない!

やはり、他の仔に近づいては吠え、挙句にはつまむように噛みに行くなんてこと多くて、他の仔に「何だよ?」みたいな顔をされたり、喧嘩になることも多かったですね。

それでも、ショコラの無鉄砲な行動を人が制止出来るようになって来れば、もう大丈夫です。

この時期、直ぐに、初対面の仔も含め、何と11頭とも無事に過ごせるようになりました。

もちろん、私も他に仔に触れることが問題なく出来ました。

こう書くと、簡単に思えるかも知れませんが、実際には、ここまで来るまでに飼い主さんには様々な「挫折」と「喜び」があったと思うんですよね。

でも、管理人達の目からは、私達のランに来てくれている仔達に「後退」はないですね。

結果的に表面に出る行動は同じでも、理由が違ってたりしていて、決して「元に戻ることは無かった」です。

どうしても飼い主さんは結果を重視しがちなんですが、私からすれば、結果は同じように見えても過程が全然違ってるんですね。

そこが大事です。

ですから、常に私は飼い主さんとのお話でその点を強調するようにしています。

何と言っても、「行動」の原因は変化してきているんですからね。

ここで、当時、私がショコラ家にお願いしたことを書きますね。

最初は、とにかく「叱らない」ことをお願いしました。

お家では、甘やかして、一緒に遊ぶことだけをお願いしました。

理由は、「叱る」効果を高めたかったからです。

とかく私達素人飼い主の場合、上手に「叱ること」は結構難しいんですよね。

タイミングを外すことも多いと思います。

どんな些細なことに対しても叱ってしまう傾向が出やすいと思うんですよ。

「叱ること」は出来ても「何をすべきか」を教える方は極端に少ないと思いますね。

ここで一度、皆さんもお家の中で「叱る」「誉める」「正しい行動を教える」それぞれの回数を記録してみるといいですよ。

圧倒的に叱ることと無意味に誉めることが多くなっていると思いますよ。

「お手」や「お座り」を教える方は多いかも知れませんが、私達と一緒に暮らしていくうえでの「犬がすべき行動」を教えている方は少ないと思いますがどうでしょうか?

とくにやたらと叱ったり、意味無く誉めたりすることは避けるべきですね。

いつも叱ってばかりいると、ワンコが「叱られる程度」を覚えてしまって、下手をすると飼い主さんと「駆け引き」をしたりするようになるんですよね。

ゴル男はそうでしたよ。

最悪「反省のポーズ」だけをとるようになったります。

「猿」の芸と一緒で、「反省すること」を教えるのではなくて「反省のポーズをとること」を教えても意味がないですよね。

当時の私はとにかくそれは防ぎたくて、ショコラの命に関わるようなことでもないか限り、お家では叱らないで下さいとお願いしました。

とにかく、叱るのは、ドッグランで他の仔に対して「戦闘モード」になるときに限定して欲しいと考えていましたからね。

元々、ショコラに対する愛情に溢れているご家庭でしたから、私のアドバイスも忠実に実行されましたし、結果、それまで以上にショコラとの生活が楽しくなったという副産物も生まれたそうです。

「家での甘やかし」と「ドッグランで特定の行動だけを叱る」、これは、かなり効果があったと思います。

この二つの事の効果で、ドッグランの中でも、声での制御が出来るようになりましたし、かなり、飼い主さんに意識が行くようになったんですね。

段々、我を忘れることが無くなってきましたね。

こうなってくると、今度はまさに「叱りどき」になってきます。

「叱られること」で色々な「してはいけないこと」を覚えてくれます。

そして、次には自分で正しい行動を「考える」ようになってくれるんですね。

普通に穏やかに過ごせるようになって来るんですよ。

本当にたまに声を掛ける程度でオッケーになるんですよね。

そしてショコラはこの夏の前にリハビリを終了し、卒業生となりました。

でも、これで全ての課題が終わった訳ではありません。

次にショコラが覚えなければいけないことは「我慢」することです。

フレブルの場合、本当に「犬付き合いが下手な仔」が多いですし、結果的に「失礼な行動をとる仔」も多いです。

訳も分からず「喧嘩を売られる」ことも多いと思います。

そんな時にどう対処するのかをマスターする必要があります。

犬として「売られた喧嘩を買う」のは当然の行動だと思いますが、それでは「人」が困ります。

たとえ喧嘩の原因は先方にあっても、結果的に怪我をさせてしまっては、飼い主さんは先方に謝ることになりますし、他にも「人間社会の問題」が起きてしまうこともあるかも知れません。

ですから「我慢」を覚えてもらう必要があるんですね。

実は、そんなショコラがまたまた大きな変化を見せてくれたんですよ。

つい先週の日曜日の事ですが、ドッグランの中で他の仔からの攻撃を回避したり、やられてもやり返さない、なんて驚きの行動を見せてくれたんですね。

これまでも何回も書きましたが、ショコラは体は小さいが気の強さは天下一品で管理犬ばかりか卒業生も全員噛みまくったフレブルでした。

そしてその度に何回転がされても、ぶっ飛ばされても怯まずに何度でも飛び掛っていくフレブルでした。

最初にうちは、私達管理人が「触れた」というだけの理由で相手の仔に飛び掛っていった仔です。

そんなショコラを私は「ヤキモチ焼きの浮気性」と言っていました。

そんなショコラが・・・

先週の日曜日にそんなショコラの成長した様子を見て、本当に感動しました。

最近、すっかり涙腺の弱くなった初老のおっさんはウルウルしてしまいましたね。

「あのショコラがこんなにお姉さんになって・・・」って思いましたね。

本当に犬は賢いですね。

管理犬や卒業生だけのドッグランでは一番年下で全員の妹分なので、まだまだやんちゃでワガママないたずらっ子になるんですが、新入生の前では立派な先生の姿を見せてくれました。

「ショコラ!おっちゃんは嬉しくて本当に涙がでたよ」

(ショコラのリハビリの詳細はショコラ家のブログ「フレブルショコラのきままな生活」http://chocolat-fre-bull.a-thera.jp/をご覧下さいね)

今現在、愛犬の問題で悩まれている方!とにかく絶対に治りますから!

決して諦めることなく、愛犬と一緒に楽しみながら頑張りましょうね。

私はこれまで虐待を受け、人に触れられることを拒むようになってしまったフレブルに会ったこともありますし、色々な問題犬にも会って来ました。

卒業生の仔達も、ワイマラナーのサラは何気に他の仔に近づいてはいきなり噛む、ラブラドールのトレジャーは私達のドッグランにろくに入ることも出来ませんでしたし、入場してもバルトに喧嘩を挑んで怪我はするしで大変でした。

でも、その中でも「ショコラは最強」でしたね。(パパ、ママ、ご免!)

そんな仔でもご家族が一緒になって、楽しむ事から始めれば必ず治る!って事なんですね。

一応、卒業生達の名誉のために書いておきますが、全員が「良い仔」ですよ。

今、彼らの課題は「我慢すること」だけですし、飼い主さんにはそれを教えるようにお願いしています。

飼い主さんからも、どこのドッグランに行っても何の問題もないとのお話を伺っています。

私は彼らを「管理犬」どうように私達のドッグランの看板犬だと思っていますよ。(ママ達、この程度でよろしいでしょうか?)

実は彼らの過去をこのブログで書くとママさん達から「分かってますから!」という意見(苦情?)が出るのですよ。

ということで少しだけ気を使ってみました。

でも、みんな今は本当に自慢できるほど良い仔ですよ。

さて、今回も長くなりました。

また、改めて「抑制された噛み付きが出来ない」とか「過剰に反応してしまう」なんてケースについて書きますね。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月 5日 (水)

ドッグランでの問題解決

さて、今回は、私達のドッグランで飼い主さんがおっしゃる「問題児」がどのように変化していくのかを実例を交えて書きたいと思います。

このブログを読んでいただいている方は圧倒的にフレブルの飼い主さんが多いと思いますから、特にフレブルについて書きますね。

先週末のフレブルとフレブル系の来場者を書き出すとゴル男(♂)の他にはショコラ(♀)、チロル(♀)、もなか(♂)、トラ(♂)、メリー(♀)、ノア(♀)、パイン(♂)、リンゴ(♂)、光太郎(♂)となります。

このうちゴル男は管理犬、ショコラは卒業生、チロル、もなか、トラ、メリーはこの夏の休業前から通って来てくれている仔達で、もう卒業間近かな?って感じですね。

他の仔達はこの秋からの来場者で、特に光太郎君は日曜日に初めて見学に来てくれたまだ8ヶ月の男の仔です。

ほとんどの方がこのブログをご覧になってお見えになっているので、私の下手くそな文章も少しはお役に立っているのかな?なんて思ったりしています。

こうなって来ると私も自然と気合が入って、このブログを書く際には、色々な本を読み返したり、ドッグランでの経験を考慮したりで、結果、毎回、長い文章になってくるんですね。

まあ、私のブログの話はどうでも良いですね。

つい先日「リハビリの第一歩」の回で私達のドッグランでの手順は書きましたが、今回は少し視点を変えて、私達管理人が「どのように見て」「どのように対策を考えているのか」を書きますね。

最初は、とにかく「飼い主さんと愛犬との関係」をじっくりと観察させていただきます。

って書くと何か少し「いやらしくて意地悪な感じ」がするかも知れませんが、決してそんな意味は無くて、実際の日常生活がどんな感じなのかな?って拝見しているだけです。

結果、どんなことが分かるかと言うと「仮にきちんと叱ることは出来たとしても、愛犬に正しい行動を促がすことが出来る方は皆無」ってとこですかね。

もちろん、それが上手に出来るならば「問題は起きない」訳ですから、敢えて私達のドッグランにお見えになる必要はないですよね。

ここで少し驚きなのは、意外にも「きちんと叱れる方」も結構いらっしゃることなんですね。

いわゆる「しつけ本」に書いてある通りに「しっかりと叱る」ことが出来る方も多いんですね。

敢えて書かせていただくなら、叱る時に「飼い主さんの不快感」がどの程度伝わっているのかな?と感じることも多いですけどね。

そしてそんな飼い主さんの愛犬は、所謂訓練やトレーニングで学ぶことはちゃんとマスターしているんですね。

ですから「座れ」と言われれば、ちゃんと座るし、「待て」と言われれば、いつまでも待てます!って感じです。

お腹を見せる「服従のポーズ」も飼い主さんの許しが出るまでずっとしています。

とにかく素晴らしく忠実に実行しますよ。

「そんな立派な仔でさえ問題解決が難しくって、飼い主さんが悩むんじゃ、家の仔は何も出来ないし、散歩に出ればリードは引っ張りっぱなしだし、他の仔を見れば吠えるしでどうにも出来ないわね!あ~あ、やっぱり駄目か・・・」

なんて思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、実は逆なんですね。

そんな何も出来ない仔の方が「何も知らない分」問題解決は簡単だと思いますよ。

正しい行動を教えてあげさえすれば、問題は解決します。

きちんと「飼い主さんに従うことを教える」、「従う喜びを教える」、「従うことで安心感が得られることを教えてあげる」程度のことでほとんどの問題は解決出来ると思いますね。

では、色々なことをマスターしている仔の場合、何が難しいのかを書きますね。

第一に考えなければいけないことは、全ての「従う行動」が儀式化している可能性があるってことなんですね。

例えば何かいけない事をして、飼い主さんに叱られたとします。

直ぐに反省のポーズをとったとしても、本当にポーズに過ぎないケースがあるんですね。

人に例えれば、「また、お袋が文句言ってるよ~。面倒くせえから、一応大人しく話だけ聞いておくか。俺は少しも悪くないと思うけど逆らうと説教が長くなるし、メシの時間も遅くなるしな。ハイハイって頭下げてれば良いんだし、俺って頭良いなあ~!それにしても腹減ったなあ~!説教はいいから早くメシ作ってくれよ!」なんてね。

ちなみにこれは私が中学生時代の実話です。

しかもこの「災難回避法」は父に教わった方法です。

父は毎晩帰りが遅い人だったんですが、当時私に

「お前なあ、お母さんは言い出したら誰の言うことも聞かないんだし、たとえ、お母さんが悪いにしたって「ゴメンなさい」なんて絶対に言わないんだから逆らうなよ。大体、お父さんにだって「ゴメンなさい」なんて一度も言ったことないんだから。お前なんかに「私が悪かった」なんて言う筈ないだろ。大人しく聞いてりゃ終わるから我慢しろよ。第一、お前がお母さんともめると俺にも余波が来るからさ」

と教えられました。

確かにこれは効果的でしたね。

私は決して「母とは口論はしない」と固く、固く決心しましたね。

話を戻します。

といった具合に「犬も学習している」可能性があるんですね。

たった今叱られたのに飼い主さんの許しが出た瞬間にまた同じことをしでかすなんてケースもあるんですね。

こんな場合、「出来ること」を利用しない理由はないですよね。

ですから、表現は何でも構わないんですが、「待て」と「来い」は繰り返し実践してもらって確実に「止まれる」「戻って来れる」ように努力してもらいます。

それと同時に飼い主さんには、叱る回数を減らして、誉める回数を増やすことを意識してもらいます。

そしてもっとも大切なことが「常に飼い主さんの都合で何かをさせる」ことです。

例えば、愛犬を呼んで自分のところに来させたとします。

仮に愛犬が立ったままだったら、「声を掛けて」座らせます。

逆に戻って来ていきなり座るようなら、「声を掛けて」立たせるとかフセをさせると言った具合に必ず「声を掛けて」何かをさせます。

そして「明るく軽く誉めて」、次の行動に移ります。

歩きながら「おいで」でも構いませんし、走ってでも構いません。

そのまま小走りして愛犬を遊びに誘っても構わないと思います。

とにかくパターン化、形式化しないように心掛けてもらいます。

と言っても、このやり方は言葉で伝えるよりも実際に見ていただいていることが多いので、飼い主さんにすれば、何で家の仔はゴルパパについていくんだろう?なんて思われているかも知れませんね。

フレブルの場合、私が担当する場合には必ずこれをやります。

一連の流れの中で「意外性に富んだ行動」を心掛けています。

ですから、いきなりドッグランの中にあるみかんや柿をもいで、一緒に食べたりもしますし、後ろ向きに走ったり、サイドステップを踏んで犬を動かしたりもします。

これをやると犬はドッグランの中で私の姿を捜し求めたりするようにさえなりますよ。

以前にも書きましたが、私は管理人としてドッグランを管理している訳ですから、犬は

「このおっさんはこの場のリーダーなんだな。だったら一緒にいれば安心だし、何と言っても面白そうだからついて行こう」

なんて思ってくれるようなんですね。

こうなって来ると、さらにもう一つの確認が出来ます。

他の犬種の仔では経験がないのでフレブル限定のお話なんですが、私がドッグランの中を歩いていたとします。

馴染みのフレブルが私の姿を発見して「おっさん、遊ぼ!」と来ても私が無視をしていると私の手の指先を軽くつまむように「噛む」仔がいます。

こういう仔は他の仔に対しても、遊びに誘う際に「軽くつまむように噛む」ことで「自分の気持ちを伝えよう」としたりしますね。

また、私が座ってじゃれあったりしている際に「耳」を噛む仔もいます。

そんな仔も同じように犬同士で並走している際に前の仔の「耳」をつまむように軽く噛みにいく傾向が強いですね。

でも、この行動は全て「抑制された噛み付き」なので、先方の仔に大怪我をさせるなんてことはありません。

ただし、フレブルの場合、遊び上手な仔は少ないので「過剰に反応」する仔が多いことも忘れてはいけないと思いますね。

こんな場合には「遊び」が「喧嘩」に一瞬で変わりますね。

もちろん、同じ「耳を噛む」行動でも「抑制された噛み付き」が出来ない仔もいます。

ですから「抑制された噛み付き」が出来るか出来ないか、また、噛まれたときの反応はどうかをきちんと見て判断しないと、その後のリハビリも出来なくなるんですね。

そして、こんな違いに飼い主さんが気がつかないと「どうも家の仔は、○○ちゃんとは相性が悪いみたい」なんてことを思ったりしちゃうんですね。

もちろん、相性の良し悪しはありますが、仮に相性が悪いとしたら、「並走する」なんてことよりも「いきなり取っ組み合い」の可能性の方が高いと思いますよ。

私は以前、特定の犬種の仔が全く駄目という仔の飼い主さんにお話を伺ったことがありますが、その仔の場合、その犬種に出会うと100%喧嘩になって、全身麻酔での傷の縫合も一度ではないと聞きました。

仮に本当に「相性が悪い」とするならば、それ位の事が起きても不思議は無いということだと思いますね。

ですから、滅多に無いくらいに思って下さい。

私達のドッグランに来ている方にも「日本犬が駄目!」なんておっしゃる方もいますが、実際にそんな仔達が一緒にいて問題が起きたことは一度もありませんよ。

思い込みは避けて下さいね。

ですから、私達のドッグランではそんな仔達の接触を避けるようなことは一切しませんよ。

何事も経験ですし、たとえ「喧嘩」になってしまったとしても、飼い主さんが「止められるようになること」は事故を防ぐためにもかなり重要ですし、そんな無意味な行動をとる必要がないことを愛犬に教えなければならないですからね。

そして、このことは必ず教えることが出来ると思いますよ。

さて、今回も長くなりました。

また、改めて「リハビリの成功例」を交えて「抑制された噛み付きが出来ない」とか「過剰に反応してしまう」なんてケースについて書きますね。

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ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

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2008年11月 4日 (火)

ドッグランの賑わい!

さて、今回は土日のドッグランの様子を書きますね。

まあ、最近は新しい仔の参加も多くて、単に混んでいるばかりじゃなくて、違った意味でも賑やかなんですけれども、皆さんが楽しんでくれれば!との想いで初老の体に鞭打って頑張ってますよ。

今は何と言ってもフレブルが大賑わいですね。

ですから、と言うのも変ですが・・当然に多少のトラブルはあります。

確かにトラブルはありますが、終始、ドッグランの中は和やかな雰囲気に包まれていますよ。

理由は・・・・皆さんがそういった愛犬の抱えた問題を解決したい!という共通の意識をお持ちからなんですね。

ですから、そんな熱意を阻害しないように私達管理人は極力関与しないように注意しながら、それぞれの仔達や飼い主さんの様子を見守ることに集中しています。

もちろん疑問や悩みにはお答えするようにしていますし、愛犬を導く方向性を示したりはしてますけどね。

ですから、興奮しているフレブルに大声を出すのは飼い主さんの練習であって、私達管理人の仕事ではないんですね。

これは非常に大事なことで「自分の愛犬を自分の声で止める」というのは、必ず通らなければいけない最初の関門なんです。

ここで私達があまり関与しては「管理人には出来るけれども自分には出来ない」と思われるだけですからね。

手本を示すことはあっても、常に私達が率先してすることではないと考えています。

これはこれまでの経験から言えることなんですが、私達管理人が動くと飼い主さんの動きが止まるんですね。

ちなみに以前、喧嘩の仲裁とかで大活躍していた管理犬のバルトも私達が動くことで動かなくなりましたし、誰かが動けば誰かが動かなくなるというのは、人にも犬にも共通したことみたいですね。

ですから、私達の関与は必要最小限に留めるようにしています。

極端なケースですが「喧嘩」も同じように双方の飼い主さんに止めてもらうことを基本に考えています。

もちろん、大きなトラブルにならないように私達が止めることもありますが、基本は飼い主さんに止めてもらいます。

私達が止めたり、その場で犬を叱ることで間違いなく「私達に対する服従」を入れることは出来ると思いますが、大型犬のように管理人が制御することが不可欠の場合ならともかく、基本的に管理人が率先して叱ることはありません。

ですから、私達は必ず飼い主さんに「何をしていても構いません。でも、愛犬から意識を外さないで下さい」とお願いしています。

まあ、最初のうちは飼い主さんも緊張されていますから、そんなことは無いんですが、少し馴れて来ると思いがけない落とし穴!って感じでそんなことがあったりしますね。

でも、それでも、何が起きても「楽しみながら練習する」という方針は変わらないので、これからも「和やかなドッグラン」を続けて行きたいと思っています。

まあ、私達のドッグランのリハビリについてはこれからもしばらくの間、書きたいと思いますが、流石に今日は疲れが取れていません。

ということで今回はこれで終わります。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月 3日 (月)

問題解決の基本!

さて、今回は「問題解決の基本」と題して書きますね。

犬に関する問題と言っても家の「中」と「外」では、飼い主さんの受け止め方は結構違うと思うんですよね。

例えば家の中では「吠える」とか「物を壊す」でしょうね。

これが外になると「他の仔と上手に接することが出来ない」、「散歩で引っ張る」ってことになるんでしょうね。

ここで少し視点を変えて考えると、「飼い主さんとの関係」と「他の生き物との関係」に大別出来ると思うんですよね。

まあ、中には家族の中で「特定の人の言うことしか聞かない」なんてのも、よくある問題かも知れませんが、この場合はやはり「飼い主さんとの問題」になりますね。

まあ、今回はこれまでにも何回も書いて来たことの「焼き直し」になりますが、飼い主さんが出来ることから始めるって観点から書いてみようと思います。

ということで、全て誰でも「簡単に出来ること」ばかりですから安心して下さいね。

先ずは、家の中で出来ることから書きますね。

まあ、飼い主さんとの関係で問題が起きる代表的なことは「言うことを聞かない」ですよね。

大きな答えは「服従」と言ったことになると思いますが、今回はもっと詳細に書きます。

いくつか代表的な課題を書いて、練習法を書きますから参考にしてみて下さい。

≪呼んでも来ない(「来い」が出来ない)≫

こんな場合、過去に「呼び戻して叱る」なんてことをした場合には、犬が警戒して来ない、ってことも考えられますよね。

普通、何か他のことに関心がいっているとか、夢中になって何かをしている、本能に基づく行動をしている、なんて場合を除けば、「来ます」から、家の中でも「出来ない」なんて場合には、「警戒」しているか「平気で無視をする」と考えるのが妥当だと思うんですよね。

でも、これはかなり重要なことなので諦める訳には行きません。

「呼び戻し」は家の中ばかりではなく、外でも必要なことですからね。

では、具体的な「やり方」を書きますね。

愛犬が飼い主さんの側に行くことを「警戒」したり「無視」しているようなら、「好奇心」をくすぐってみることです。

外では恥ずかしくて出来ないことでも家の中でなら出来ますよね。

誰も見ていない訳ですから。

どうやってやるのか?

これは「遊び」や「食べ物」、「音」なんてのも良いと思いますね。

全て「演技」で構いません。

飼い主さんが大騒ぎをしながら楽しげに遊んでいる振りをすると、遊び好きの犬なら興味を抱いて近づいて来ると思いますよ。

でも、簡単に演技を見破られないように少しぐらい近づいた程度でネタばらしは早すぎますね。

愛犬が「なに?なに?何してんの?一緒に遊びたいな」位に、言い換えれば「懐に入って来る」位まで、引き付ける必要があります。

そこまで近づいて来たら、「お座り」「フセ」「待て」をさせ、飼い主さんが移動して「呼んで」「一緒に遊ぶ」を実践して下さい。

「お座り」も「フセ」も「待て」も出来ないなんて場合には、「側に来たら、少し誉めて、たっぷり遊ぶ」だけでも構いません。

とにかく飼い主さんに呼ばれて行けば「楽しい事がある」ってことを覚えさせれば良い訳ですからね。

ただし、最初から全部出来ることは少ないと思うので、少しずつ、先ずは「お座り」だけでも構わないので試してみて下さい。

最初はなるべく短時間で終わらせます。

そして飼い主さんが移動して、もう一度、同じようにして「好奇心」を起こさせます。

こちらに関心を持っているようなら、微笑みながら「おいで」と声を掛けます。

来ないようなら、また移動して同じことを繰り返します。

ただし、この際には声を掛けずに「誘う」だけ、つまり最初に戻ってやり直しです。

「食べ物」で誘う場合も同じです。

ちらっと愛犬の好物を見せて、その場を立ち去ります。

多分、追いかけてくるでしょうから、「待て」をさせます。

待てずに飛び跳ねたりするようなら、飼い主さん自身がその「好物」を口に入れてしまい、その場を立ち去ります。

そして少し離れた場所(愛犬から見えない場所がベスト)に移動して、愛犬を呼びます。

「呼ばれて」来たら、座ることを声で指示します。

指示に従って「座ったら」、誉める⇒好物を与える、という手順でして下さい。

仮にしつこく付いて来るようなら、「おいで」と声を掛け、「呼ばれて」来たら、座ることを声で指示します。

指示に従って「座ったら」、誉めてから好物を与えるでも構いません。

ただし、愛犬の関心が自分ではなく「好物」にしかいっていないと感じるようなら、この方法はあまり良くないと思いますから、「遊び」に切り替えて考えて下さい。

おもちゃやボールでも同じです。

愛犬の関心が「物」にしか行っていないとしたら、この方法はあまり長く続けても意味がない位に考えて下さいね。

いずれにしても、最終的には「飼い主さんの指示」だけで動くようにするのが目的なのですから、「物」に頼るのは早めに切り上げた方が良いと思います。

「おやつ」さえあれば、「おもちゃ」さえあれば、「ボール」さえあれば、って方を私は多く知っています。

皆さんの周りにもいませんか?

でも、これじゃ他の仔と一緒の時やドッグランとかでは何の役にも立ちませんよね。

実際、そんな時以外に「呼び戻し」を使うこともあまり無いですからね。

まあ、「物」を使うのは、あくまでも練習の最初だけ程度に考えて下さいね。

それから、練習はどんな場合でも出来ます。

もちろん、ご飯の際にも練習出来ますよ。

少し、我が家のゴル男のご飯の手順を書きますね。

今は多少違っていますが、どうやって練習したのかを書きますね。

以前のゴル男は食事中に近づくだけでも「唸る」仔だったんですが、今では、それも解決しましたから、結構、参考になると思いますよ。

では、書きますね。

我が家の場合、ゴル男の食餌は台所でフードと若干の肉や野菜をトッピングして作っています。

食餌の準備が出来たら「ゴル男、ご飯だよ!おいで!」と声を掛けます。

ゴル男にとって、一日で一番嬉しい時間ですから、奴は何処に居ても大喜びで走って台所まで来ます。

そして、今度は一緒に「所定の場所」まで移動します。

ゴル男のご飯は私達が持ったまま、所定の場所でゴル男に「お座り」「待て」をさせます。

ゴル男の目の前にご飯を降ろします。

もちろん、ゴル男は座ったままです。

そして私達が「よし」と声を掛けてから、ゴル男の食餌が始まります。

自分の分を食べ終えると、ゴル男はカミさんの横にお座りをして少量のご飯のお裾分けを待ちます。

カミさんはそんなゴル男に「もう食べたの!早いわね~」と声を掛けながら、「待て」をさせます。

そしてご飯のお裾分けをします。(実は、ゴル男はダイエット中なので、元々、「お裾分け分」を考慮して、フードもトッピングも減らしてあるんです。)

これらを全て完食して、ゴル男のご飯は終了します。

少しの間、これを実践しました。

そしてどうなったか?というと、

「ゴル男、ご飯!」と私達が台所から声を掛けると、ゴル男は所定の場所でお座りをして待つようになりました。

そして、ご飯を目の前に出されても、決して私達の「よし」が出るまで食べることはありません。

仮に食べている最中でも私達が「ゴル男」と声を掛けると、顔を上げアイコンタクトをして「いいよ」の声が掛かるまで待っているようになりました。

これには、弊害もあって、私達の食事中の会話の中で「ゴル男」という単語が入っただけで奴は食べるのを中断するようになってしまったんですね。

これは注意が必要ですよ。

ですから、リハビリ中には夫婦の会話で「愛犬の名前」を口にするのは控えたほうが無難だと思います。

必要な時にだけ「名前を口にする」を心掛けて下さいね。

最悪「名前を呼ばれても『無視する』こと」を覚えさせているような結果になりますからね。

一般的に言うなら名前を呼ぶだけで、特に「おいで」とか言わなくなる方が多いと思うんですよ。

だとしたら、なお更不用意に愛犬の名前を口にするのは止めるべきだと思います。

基本は、「名前を呼ぶ」=注意を喚起する、「おいで、とかのコマンドを発する」=するべきことを伝える、ですからね。

愛犬の名前を呼ぶだけで全てを理解させられるようなら、何の問題も無い筈ですから・・・

忘れないで下さいね。

実際、私達のドッグランでも「名前を呼ぶ(連呼する)」方」は非常に多いんですが、「するべきことを分かりやすく伝える方」は少ないですね。

どうも愛犬の名前の呼び方に声のトーンや抑揚を変えるだけで「オールマイティ」にしたがる傾向が強いと思いますね。

皆さんはどうですか?そんな事はないですか?

でも、言葉の意味もろくに教えていないのにいきなり「来い」とか「待て」や「座れ」と言われても愛犬は戸惑うばかりですよね。

ちなみに「側に来て座る」ってことは元々「犬の行動」にあることなので、意味が通じていなくてもすることは多いんですよ。

決して飼い主さんの「指示に従って座る」訳ではないんですから、それを勘違いしてはいけないですよね。

一番大事なのは、単純に「側に来る」とか「座る」ということではなくて、飼い主さんの指示で「来る」「座る」をすることなんですからね。

話が広がってしまいましたが、呼び戻しにに限らず、お座りでも待てでも同じように繰り返すことで確実に出来るようになりますから、根気よく教えることですね。

くどいようですが、決して言葉の意味も教えずに愛犬の行動の結果が合っていても、この場合には何の意味もありませんからね。

多くの犬は飼い主さんが手に大好きなおもちゃや食べ物を持っているのに気付けば、それだけで側に来るでしょうし、犬の基本的な行動として「座って待つ」位のことはします。

そうではなくて飼い主さんの意思で呼び戻し、飼い主さんの指示で「座らせる」「待たせる」を教えるんですからね。

ここを勘違いしないで下さいね。

とにかく最初は、愛犬の関心を引くことから始めて、飼い主さんの指示は絶対だ!というところまで行くことを目指して下さい。

何と言っても、犬には「上位の存在から評価される(誉められる)ことを喜ぶ」という生得的な気質があるんですからね。

そこをい目指すための手順を整理しますね。

①上下関係をはっきりと伝える

⇒何かをさせてから報酬をあげることで伝えられます。「撫でる」「誉める」ことがベストですが、最初のうちは、「おやつ」や「おもちゃ」を併用しても構わないと思います。

②飼い主さんの指示と喜びを結び付ける

⇒上下関係さえ理解させられれば、指示には従うようになりますが、これは訓練士やトレーナーの指示に従う「訓練」と同じです。それと喜びを結び付けないと「良き家庭犬」としての自発的な行動には結び付きません。

やはり「飼い主さん大好き」ってことが不可欠です。

③我慢をさせる

⇒飼い主さんの指示に従う、ということは例えそれが犬にとって理不尽なことであっても従ってもらう必要があります。

例えば、「噛まれても反撃しない」なんてのは、たとえ、犬の世界では通用しなくとも、私達との暮らしの中では必要なことです。

ですから、私達の指示は時として「理不尽なこと」になります。

いつも私が書いているように「わがままな飼い主」を目指して下さい。

第一歩は目の前に食べ物を出しているのに「待て」をさせるからです。

先程も書きましたが、これって理不尽ですよね。

何で待たなければいけないんでしょうか?

自分のご飯なんですから、直ぐに食べても誰にも迷惑は掛かりません。

でも、私達飼い主は、待たせたり、取り上げたりしますよね。

この意味の重要性を再認識していただいて「わがままな飼い主」を実践して下さい。

さて、今回も長くなりましたね。

この続きは、また、改めて書きますね。

ということで、今回はここまでです。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

2008年11月 1日 (土)

飼い主のリハビリ

さて、今回は前回の続き、題して「飼い主のリハビリ」です。

まあ、犬のリハビリと言っても飼い主さんの存在抜きでは何も出来ませんからね。

早速、本題に入りますね。

前回は、犬の社会化が不足している場合、一体どんな行動に現れるのか、どんな行動が分かりやすいのか?ということで終わりましたので、そこから書きますね。

一番分かりやすいのが「噛み付き」です。

犬同士の遊びの中では「噛む」ということは、ごく普通に行われます。

でも、「犬の社会化」が十分になされていれば、「遊びのポーズ」とか「なだめの行動」「抑制された噛み付き」をマスターしている筈なんです。

ですから、私達からすれば、結構乱暴に見えても、その行動はあくまでも「ごっこ」なんですね。

余程興奮しない限り、事故が起きることはありません。

ところが「社会化が不足している仔」の場合、これが出来ないんですね。

単純に「噛み付く」だけ!、結果は「喧嘩」「闘争」ですね。

こうなると誰かが「怪我」をします。

実例を書きますね。

フレブル二頭が並走していたとします。

この際に遅れている仔が前を走る仔の首や耳をねらって「噛もう」としたりすることがあります。

軽くつまむように噛む仔の場合には、結構支配的で「刺激を与えている」程度に考えて構わないと思います(まあ、これでも喧嘩になることは多いですけどね)。

ところが、これが中には口を大きく開けて「ガブっといく仔」もいるんですね。

多分、こんな仔の場合には、一度噛んだら中々離さない、なんてこともあると思います。

これなると「闘争」は避けられませんから、かなりの注意が必要です。

これが犬の社会化が不足している仔に見られる一つの特徴で、誰から見ても分かりやすいことですね。

他にも色々とありますが、今回はこの程度にしておきます。

何と言っても「飼い主さんのリハビリ」がテーマですからね。

まあ、これは私の独断ですが、抑制された噛み付きが出来ていない仔の場合、他の仔を追いかけている際に「遊び」ではなくて「狩猟本能」に基づく行動なのかな?なんて思うことがあります。

少し極端かも知れませんが、「逃げる人を追う」とかと同じなのかも?と思うんですよね。

例えば、飼い主さんがちょっとだけ愛犬を刺激して走り始めたら、愛犬は喜んで追いかけ始めると思います。

でも、これが見知らぬ人がいきなり目前を駆け抜けたら、その刺激でいきなり狩猟本能が目覚め、「獲物」として追いかけ始める仔もいると思います。

結果的に「追いかけ始める」という行動は同じでも中身は全く違いますよね。

これと同じことが「犬の社会化」が不十分な仔の場合、「遊び方」を知らなくて起きてしまうような気がするんですよね。

片方は「遊びのつもり」で走っていても、追う側は「狩猟気分」では結果は分かりきっていますよね。

確実にトラブルになります。

必ずしもそんなケースばかりではないので、断定はしませんが、たまに感じる事があるのは事実ですね。

まあ、私の考えが違っていたとしても、こんな傾向の見られる仔には注意が必要なことに変わりはないですけどね。

ちなみに人に対する犬の事故が起きる場合には、この狩猟本能が目覚めてってケースが多いようです。

大型犬で結構危険だ、なんて言われている仔の中には、横を歩いていた飼い主さんが仰向けに倒れた瞬間に狩猟本能が目覚めてしまい「喉元をガブリ」なんてことも実際に起きています。

また、犬がかなり興奮してしまうとたとえ相手の仔がお腹をみせてなだめの行動をとったとしても、攻撃を止めないなんてこともあるので注意が必要ですね。

まあ、私達のドッグランでそんな事故は幸いにも起きてはいませんが、犬同士の関係にはかなりの注意をしています。

とにかく防げるトラブルは確実に防ぐようにしています。

でも、正直に書けば、飼い主さんや私達管理人が常に注意をしていても「小さな喧嘩」は毎回起きます。

ただし、そんな場合であっても、飼い主さんに目の前で起きた事を過大に評価しないで、ありのままの現実として受け止めてもらうのも大事な事なんですね。

そして、いつまでもその現実を放置しないで、自分で「止められる事」を目指してもらえば良い事なんですね。

次からは「こうなる前に止めよう!」と思っていただければ「災い転じて福となす」ことが出来ますから。

ここが大事なんですね。

「喧嘩になってしまった・・・もう駄目かも」ではなくて、「よし、次から喧嘩を防ごう」と思う気持ちを持っていただくことが一番重要です。

実は私達管理人も同じことを考えています。

最初にうちは、とにかくその仔の問題を全て見たいと思いますから、多少の危険は覚悟して、積極的にノーリードにもしますし、ある程度の動きも黙って観察します。

でも、良くない経験を何回もさせてはいけないと考えていますから、ドッグランのリハビリ過程でも一回目よりも二回目、二回目よりも三回目・・・という風に段々動きを封じる工夫を飼い主さんと一緒にするようにしています。

先ずは「声で止める」ことから始めます。

飼い主さんに「大声で止める」練習をしてもらいます。

実際、他人の前で「大声を出す」ということは結構難しいんですよね。

特に女性の場合には「恥ずかしい」という意識が働くでしょうから、これも結構大きな難関ですね。

でも、ご心配なく!私達のドッグランの卒業生のママさん達は確実にこれが出来るようになっていますから!

まあ、元々素質は十分だったのかも知れませんが・・・

とにかくフレブルの卒業生のママさんには普段は穏やかな方なのに、その時ばかりは私が驚く程の声を出す方もいらっしゃいます。

って一人しかいませんが・・・失礼しました!

でも、フレブルのように「興奮スイッチ」が入りやすい仔達には、これは非常に大事なことですよね。

徐々に興奮が高まる仔ならば対応も穏やかでオッケーかも知れませんが、フレブルのように一瞬で自分の「興奮スイッチ」をオンにするような仔の場合、私達飼い主はそのスイッチを一瞬で切らなければいけないですからね。

ですから、私達のドッグランでの飼い主さんの具体的なリハビリは「大声を出せるようになること」から始まります。

これが躊躇無く出来るようになると、興奮のスイッチが入りそうな愛犬をハッとさせることが出来るようになりますし、結果的に「喧嘩」を止めることも出来るようになります。

ここまで来ると飼い主さんも「止めるタイミング」も分かるようになって来ますから、後手に回ることなく、的確に注意できるようになりますね。

次は、自分の声で愛犬を動かしたり、止めたりすることを意識的にやってもらうようにします。

もちろん、私達が見本をみせますよ。

簡単に書くなら、「おいで」と声を掛けて愛犬の注意を自分に引きつける練習ですね。

普通のご家庭なら「お座り」「おいで」「待て」とかのコマンドは繰り返し練習していると思うんですよね。

ですから、私達は「ドッグラン」という環境の中でも出来るように練習してもらうんですね。

ちなみに人も犬も一緒にBBQを楽しむのもその一環でやっています。

ですから、当然、食材も味付けも「犬中心」になりますよ。

一緒に食べるときには当然、他の仔達も直ぐ側にいますし、飼い主さんから食べ物をもらうときには「座って、待つ」ことをする必要も出てきますよ。

ですから、自然と飼い主さんと一緒のお出掛けの練習にもなるんですね。

ドッグランの中とはいえ、他の仔や人と一緒に同じテーブルを囲んで飼い主さんから食べ物を分けてもらう訳ですから、状況はドッグカフェやホテルの食堂と一緒ですからね。

自然とそんな環境に馴れる練習が出来るんですね。

これが出来れば飼い主さんにしても「愛犬を連れてのお出掛け」も決して心配では無くなりますからね。

これが私達がドッグランで「犬と一緒にBBQ」などという「常識はずれ」の事をやる最大の理由です。

まあ、単純に「楽しいから」というのも大きな理由ですけどね。

ですから、私達のドッグランでは「とにかく楽しむ事」が一番大事な事です。

愛犬と一緒に楽しむ事によって飼い主さんの緊張感が和らぎ、飼い主さんの緊張感が無くなれば犬の緊張感も軽減されて来ます。

物事が良い方向に動き始めるんですね。

こうなれば、後はこれを繰り返していくだけです。

段々、最初の目的である「私がいれば大丈夫」という飼い主さんの自信につながって行くんですね。

とにかく、こんな事を繰り返しするようにしています。

これが実際に私達のドッグランで行われている飼い主さんのリハビリです。

さて、ここまででもうかなり書きました。

この続きはまた改めて書かせてもらいますね。

ということで、今回はここまでです。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

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