フォト
2014年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 犬のモード | トップページ | 犬の個性と問題改善 »

2008年10月16日 (木)

個性を大切に!

さて、今回のテーマは、久々のドッグランの再開を終えて、改めて私の「決意表明」みたいなものです。

どんなことかと言うと「たとえ、どんな問題を抱えた仔でも、その仔の個性を認めたうえで対処しなければ問題は解決出来ない、決して『個性』を意図的に変えようとしてはいけない」ってところかな。

実際、飼い主さんにすれば「かなりの問題犬」でも、直接会ってみると単純に「臆病な仔」であったり「やんちゃな仔」であったりして「問題犬」などという言葉からは、かけ離れている仔が多いです。

これを無視して、例えば「臆病な仔」が他の犬に出会ったときに恐怖心から警戒し、吠えているのに「叱る」だけで止めさせようとするのは「無駄な努力」になりますよね。

飼い主さんの指示に従わせることに対する「効果」はあるでしょうが、怯えている仔をただ叱ってばかりいては、下手をすると「犬に出会うと叱られる」なんて負の連鎖が始まる可能性だってありますよね。

同じ場合でも、その仔の性格が「支配的」だとしたら、「私がいるから大丈夫だよ」などと声を掛けながら、撫ぜたりすると「分かりました、そんなに応援してくれるなら、コテンパンにやっつけますよ」なんて誤解を生じる可能もあるんですね。

まあ、実際に私達のドッグランでお会い出来れば、私達管理人がじっくりと行動を観察して、その仔の個性にあった対応を決めることになるんですが、はっきり書くと多くの飼い主さんは最終的な結果(喧嘩をした、とかですね)だけを見て「攻撃的な性格」と判断されることが多いですね。

「恐怖」と「攻撃」というのは、「恐怖」から「攻撃」への表情の変化が図解されている位で、「恐怖」から「攻撃」なることは十分に考えられますし、実際に表情の変化にも紙一重のところがあります。

ですから、全ての成り行きを見ていないと「攻撃的」とかの判断は出来ないし、仕方なく「攻撃(反撃かな)」なんてことも十分に考えられます。

一つ例を書きますね。

まあ、どこかのドッグランでの出来事だとしましょう。

ゴル子さんは久々に愛犬を連れてドッグランに行きました。

ドッグランに入ると顔見知りの方がいたので、入り口付近でしばし談笑。

愛犬は足元で大人しくしていました。

ふと、気が付くと、少し離れた場所でゴル子さんの愛犬が見知らぬ仔と対峙していました。

お互いに吠えてはいないようなので、ゴル子さんは暫く様子を見守ることにしました。

ゴル子さんからは、先方の仔の背中越しに愛犬の顔が見えています。

しばらくしたら、いきなり愛犬が先方の仔の首筋めがけて飛び掛りました。

ゴル子さんは慌てて愛犬を引き離し、先方の飼い主さんに丁重にお詫びをし、仕方なく愛犬とともにドッグランを後にしました。

帰宅途中、ゴル子さんは「もう、ドッグランには行けない。どうして、この仔はあんなに攻撃的なんだろう・・・」

何となくありそうなお話でしょ。

でも、この飼い主さんはあまりにも少ない情報の中で結論を急ぎ過ぎていますよね。

たった、これだけの情報から推測出来るのは、「家の仔は、もしかしたら支配欲が強いかも知れないし、極端に臆病な仔なのかも知れない」って程度です。

決して「判断」出来る程の「情報」ではないですよね。

先方の仔と対峙した段階で「そこどけよ、俺が通るんだからよ」みたいに威張っていたのかも知れませんし、前から近づいた仔に対して身がすくんでしまい、恐怖のあまり飛び掛ってしまったのかも知れませんよね。

実際の話、大体こんな感じのご相談を頂く場合が多いですね。

細かく書くならば、どちらから近づいて行ったとか、ご挨拶はどうだったのかとか、お互いのワンコの表情(口、背、尾、耳の状態)や唸るとか吠えるとか、重心が前ががりとか・・・色々な情報がないと結論は出せないでしょうし、性別や年齢を考慮しなければいけないケースも考えられます。

「そんなに細かいことまでは・・・」と言われるかも知れませんが、この程度のことは愛犬との日常生活の中で簡単に理解出来ることだと思いますし、実際に理解されていると思いますよ。

大体、お留守番をしていた仔は飼い主さんの帰宅時には身体全体を使って喜びを表現し、喜びのあまり大興奮するなんてことが多いですよね。

食べることが好きな仔の場合には、ご飯を前にすれば嬉しくて大興奮になったりしますよね。

だとすると、少なくとも飼い主さんは毎日愛犬の喜ぶ姿は見ている筈です。

強いて上げるなら「怒り」の表情はあまり見る機会は無いかも知れません。

でも、「怒り」は誰が見ても一番分かりやすい表情でしょうから、心配は要りませんね。

そして「恐怖」については、今にも叱られそうな時に見せる表情を参考に考えれば、十分に想像出来ると思いますよ。

少し脱線しますが、「喜び」や「怒り」「恐怖」とかと「興奮」はセットになっていることが多いんですね。

ですから、よく「尾を振っているから友好的」とか言う方がいますが、「尾を振る」のは「興奮」しているからであって、必ずしも「喜んでいる」とは言えないんです。

ですから、こんな時には身体全体の観察が必要なんですよ。

でも、飼い主さんは、当然、一緒に暮らしている訳ですから、愛犬の喜怒哀楽なんて誰よりも理解している筈だし、実際にそうだと思います。

ただ、残念なことに他の仔がからんで来ると分からなくなってしまうんですね。

「表情の変化」に無頓着な方が多いように感じることもありますね。

不慣れな方の場合には、緊張感もあるでしょうし、前に一度でも他の仔とトラブルを起こしてしまった場合には飼い主さん自身が臆病になっていることもあるのかも知れません。

とにかく結論ばかりに目が行ってしまって一番肝心な「何故」が欠落しちゃうんですね。

「気が荒いから喧嘩をする」みたいに思い込みがちなんですよ。

そして次に出る言葉が「本気で噛む」

でも、例え体重が10kgに満たない仔であっても、本気で噛んだら相手に大怪我をさせるのは間違いないです。

多くの場合、最初から本気で喧嘩を売る仔なんていないと思った方が正しいと思いますよ。

実際には、些細なトラブルからお互いが過剰に反応し、次第に興奮してきて「喧嘩」に発展してしまうことがほとんどだと思いますね。

最悪のパターンは、飼い主さんが慌ててしまって、更に愛犬を興奮させてしまうってケースですね。

女性の場合、非常時には「手で止める」なんてことは考えないで「蹴り上げてでも止める」ことを考えた方が良いですね。

でも、一番簡単な方法は「大きな音」です。

大抵の場合は、大声を出すことで止めることが出来ます。

まあ、先ずは「音」、次には足、それでも駄目な場合、特に小型サイズの仔達の場合には、双方をつかみ上げるしかないですけどね。

そこまで興奮した仔達を別ける際には、双方一緒に止めないと、止められた仔が「怪我」をする可能性が高いので気をつけて下さいね。

やはり、このようなトラブルを起こし易い仔は、「犬の社会化」が不十分な仔が多いと思います。

じゃれあいが喧嘩に発展するなんてケースは、序列を意識した群れ社会で暮らしていない普通の家庭犬の場合には、間違いなく社会化の不足が原因だと思います。

群れで暮らす仔達の場合には、じゃれあいからの喧嘩も一つの勉強なんですが、見知らぬ家庭犬同士の場合には必要のないことだと思いますね。

見知らぬ仔達には時として、「気に喰わない」「目があった」「自分の飼い主さんが触れた」程度で小さな争いを起こしてしまいます。

群れで暮らして居る訳ではないので、逆に「統制」が取れていないことも一因なのかも知れませんけどね。

なんか、またまた話が大きく逸れてしまいましたね。

では、実際に個性を活かした「問題の解決法」とは一体どんなことか?については、また、改めて書きますね。

今回はこれで終わります。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

« 犬のモード | トップページ | 犬の個性と問題改善 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 犬のモード | トップページ | 犬の個性と問題改善 »

ゴル男の仲間達