フォト
2014年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 解決編の続き | トップページ | 犬の欠点?長所? »

2008年10月29日 (水)

人への支配欲の解消法

これまで二回に渡り「フレブルの問題行動の治し方」について書いて来ましたが、今回は中でも一番多く見られる傾向、人を支配したがる仔の治し方について書きたいと思います。

題して「人への支配欲の解消法」です。

実は、これまで書いて来た内容について、一部の方から「やっぱり、わかりにくい」とのご指摘をいただいたのですよ。

これまで私は皆さんにどんな時にも「犬に対して分かりやすく伝える」事を繰り返しお願いしてきました。

にも関わらず、肝心の私が「わかりにくい文章」を書いていたのでは、お話にならないので、敢えて今回は分かりやすくお伝え出来ることを目指して書かせてもらいます。

そうは言ってもこの手のお話は、既に何回も書いて来ましたから、基本的な考え方はお分かりかも知れません。

でも、少し冷静になって考えてみると、犬に「人間に対する支配欲がある」なんてことさえ、分かりにくいかも知れませんよね。

本には「犬の群れのリーダーは、年齢や体格で決まる」なんて書いてあるのもあって、それを参考にするなら、人に対して上位に立ちたいなんて考える筈はないとも言えますよね。

年齢は勿論のこと、体格についても、このブログを読んでいただいている女性の方でも、どんなに控えめに考えても、超大型犬サイズだと思うんですよね。

体高、体長はもちろんのこと、体重に至っては・・・やめておきましょう。

だから、当然、犬に支配される要素なんて全くない筈だし、想像もつかないかも知れませんね。

でも、そうとばかりは言えないと思うんですよ。

今回はその点を踏まえて、少し視点を変えて書きますね。

先ずは、愛犬との日常生活を「犬の目線」で書いてみましょうか。

さしずめ筆者は「ゴル男」です。

題して「私の一日」 ゴル男作

『私は、毎日、朝7時に目覚める。布団を出てからしばらくの間、私はお気に入りのソファーの上で食事が用意されるのを待つ。

食事の準備は当然、○○の仕事である。

○○は私のために添加物など一切入っていない厳選された食材を使い、「完全なる健康食」を作ってくれる。

食後、私は排便をする。

私専用のトイレを使用するのだが、もちろん、後片付けは○○がしてくれる。

○○は、私を含めた家族全員の生活費を稼ぐために仕事に行く。

私は優雅にソファーの上で日中はまどろみ、○○達の帰りを待つ。

夕方は散歩の時間である。

○○は私のためにドアを開け、一緒に散歩に出掛ける。

散歩の最中、私は季節の移り変わりを肌で感じる事が出来るし、他の仲間達の情報も周辺の匂いを嗅ぐことで知ることが出来る。

用が足したくなれば、自由にすることも出来る。

もちろん、排泄物の始末は○○がしてくれる。

散歩から帰ると○○は私のために家の戸を開け、玄関で私の足を拭いてくれる。

帰宅後、私は○○が作ってくれる上等の夕食が出来るのを朝食と同様、優雅にソファーに横たわって待つ。

夕食後は○○が私の手入れをしてくれる。

○○はガサツな奴であるが、丁寧に私の顔を拭き、耳掃除をし、ブラッシングをしてくれる。

そして私は、しばらく○○と一緒に遊ぶ。

一緒にテレビを見たりもする。

そして夜9時になると家族皆で散歩に出る。

要領は夕方の散歩と同じで、私の一切の面倒は○○が見てくれる。

もちろん、排泄物の始末もしてくれる。

そして帰宅後、就寝、これが私の優雅な一日の生活である。』

ざっと、こんな感じでしょうか。

ここで、一つお願いがあります。

文中「○○」と書いてある部分の言葉を想像してみて下さい。

パパとかママが普通でしょうね。

でも、それを「召使」と変えたらどうでしょうか。

文章的には変じゃないですよね。

違和感無く読めると思うのですがどうでしょうか?

ここに書いた「一日」は、犬とすれば、ごく普通の過ごし方だと思いますし、我がゴル男家では書いた通りの毎日を送っていますよ。

でも、実は、これが「愛犬の飼い主さんへの支配欲」を強めてしまう要因となってしまう恐れがあるんですよね。

とにかく、立場を変えてみれば、全て「犬のため」の行動を飼い主さんがしている訳ですから、犬が勘違いし易い状況にはあるんですよね。

「毎日、毎日、自分のために色々なことをしているんだから、自分より下位な筈!だとしたら従う必要もないじゃん」ってとこかも知れませんね。

これは知らず知らずの内に私達がやってそうなことでしょ?

でも、これは一番簡単に治せることですからご安心下さい。

では、どうすればよいのか?

簡単です。

常に「何かをさせる」ことです。

これだけで、愛犬に『飼い主さん何かを求める際には、必ず指示に従わなければいけない」ことを理解させられますし、結果的に「支配型」の仔を「服従型」に変えることが出来ますよ。

かなり高名な方達の推奨する方法ですから、是非、実践してみて下さい。

確実に効果が出る筈ですから。

ということで、先程の文章を少し変えてみましょう。

『私は、毎日、朝7時に目覚める。布団を出てからしばらくの間、私はお気に入りのソファーの上で食事が用意されるのを待つように○○に指示される

食事の準備は当然、○○の仕事である。

○○は私のために添加物など一切入っていない厳選された食材を使い、「完全なる健康食」を作ってくれる。

食事が容易されたからといって、勝手に食べてはいけない。

必ず、○○にアイコンタクトをとって「よし」と言われるまで待つのだ。

食後、私は排便する。

私専用のトイレを使用させられるのだが、もちろん、後片付けは○○がしてくれる。

片付けてもらう際には、私は座るように指示され、片付け終わるのを待つことになる。

○○は、私を含めた家族全員の生活費を稼ぐために仕事に行く。

私は優雅にソファーの上で日中はまどろみ、○○達の帰りを待つ。

夕方は散歩の時間である。

散歩に連れて行ってもらうためには、私は○○が私のためにドアを開けてくれるのを「お座り」をして待たねばならない。

ドアが開いても勝手に出てはいけないのだ。

必ず、○○の「よし」という言葉のあとに外に出ることになる。

そして、一緒に散歩に出掛ける。

散歩の最中、私は○○に許される範囲で季節の移り変わりを肌で感じる事が出来るし、他の仲間達の情報も周辺の匂いを嗅ぐことで知ることが出来るのだが、それ以外の時間はひたすら歩くことになる。

用が足したくなれば、○○の了解を得てする。

決してよそ様の門にひっかけてはいけないのだ!

もちろん、排泄物の始末は○○がしてくれる。

その間、私は家の中と同様に待つように指示される。

散歩から帰ると私は中に入れてもらうために○○の指示に従いお座りをして待つ。

玄関を開けてもらっても勝手に中に入ってはいけない。

きとんと入り口で、足を拭いてもらうのを待ち、○○が「よし」と言うまで中に入ってはいけないのだ

帰宅後、私は○○が作ってくれる上等の夕食が出来るのを朝食と同様、優雅にソファーに横たわって待つことになるし、食事が目の前に出されても「よし」と言われるまでは勝手に食べてはいけない。

夕食後は○○による私の手入れの時間である。

○○はガサツな奴であるが、私に「座れ」とか「アップ」とか「待て」とか言いながら丁寧に私の顔を拭き、耳掃除をし、ブラッシングをしてくれる。

そして私は、しばらく○○が遊びたい時には一緒に遊ぶ。

一緒にテレビを見たりもする。

そして夜9時になると家族皆で散歩に出る。

要領は夕方の散歩と同じで、私の一切の面倒は○○が見てくれる。

もちろん、排泄物の始末もしてくれる。

そして帰宅後、誰も遊んではくれないので寝るしかない

これが私の優雅な一日の生活である。』

とまあ、こんなところでしょうかね。

こんな風に変えるだけで随分と違ってくると思いますよ。

ただし、これは普通の日常生活で「犬に勘違いさせやすい」ことを書いただけで、この他にも日常的に「○○ちゃん、どうしたいの?」なんて接し方をしている方は、先ずはそこから変えないといけないですよね。

外でリーダーシップを発揮しきれない方とか愛犬を不安にしてしまう方とかも同じですよね。

益々、犬にストレスを与えることになって、犬の支配欲を強めてしまいますから、是非、改めるようにして欲しいですね。

さて、今回はここまでです。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

« 解決編の続き | トップページ | 犬の欠点?長所? »

コメント

素晴らしい
とても判りやすい
ご苦労様です

<はづうづおやじさん>
ハハハ、お褒めにあずかり光栄です。
まあ、実際にありがちな「落とし穴」ですからね。
お互いに気をつけねば!

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 解決編の続き | トップページ | 犬の欠点?長所? »

ゴル男の仲間達