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2008年10月22日 (水)

犬の成長と問題行動?

さて、今回は少しややこしいテーマで書きますね。

それからまたまた「長くなります」から、よろしくお願いしますね。

どんな事かと言うと、犬の成長とともに一つの問題が解決すると次の問題が現れたりするってお話です。

例えば、犬社会での経験が不足(=「犬の社会化が不足している」)していて、他の仔達との付き合いが苦手な仔の場合、年齢にもよりますが、リハビリを重ね成長して来ると共に自分の事を指導してくれた仔の「真似」をするようになったりするんですね。

でも、まだ、実力的には未熟なので、後輩の指導までは難しくて、ついつい「喧嘩状態」になったりしちゃうんですね。

まあ、「自信」>「実力」と言ったところでしょうか。

こう書いても分かりにくいですね。

では、ここで一度、私達のドッグランで実際にどんなことを犬達が勉強しているのかを書きますね。

これまで、あまり具体的な事は書いていなかったので、ゲストとしてお見えになる方達にどんなことをしていただくのかを順を追ってご説明しますね。

先ずは、初めての回は基本的には「見学」ですね。

これにはゲストの方達に私達のドッグランの様子を見ていただく、という意味と私達がそんな方達と愛犬との様子を拝見させていただく、という二つの意味があります。

先ずは、愛犬の具体的な問題をお話していただくことから始めます。

そして、様子を見てリード・オフしたりします。

多くの場合、多少のトラブルは覚悟していただき、初回からリード・オフまで行くようにしていますね。

実際、ほとんどの場合、飼い主さんが心配なさる程の問題はない仔の方が多いので、初日から目に見えて変わる仔もいますし、多くの仔の場合、特別なメニューを組まなくとも、経験を重ねるだけで他の仔達と一緒に普通にドッグランで過ごせるようになります。

もちろん、特別メニュー組もいます。

特に気が強いと言うか、支配欲の強い仔の場合には、特別メニューが必要になることもあります。

そうしないと「負傷者多数」なんてことになっても困りますからね。

ここからが今回のテーマに関わる内容ですよ。

何故、問題が起きないか?というと「迎える側の仔達」が「新しい仔達」に関心を示さないからなんですね。

そして多くの仔の場合、不慣れなうちは他の仔達に対して「恐怖心」>「好奇心」の状態ですから、ニアミスさえなければ大丈夫なんです。

何と言っても、リードが着いて居ない訳ですから、いつでも逃げられますからね。

ところが、これが「お散歩」とかリードが着いている場合には、「縄張り」という意識も発生するでしょうし、「逃げられない恐怖」もあるでしょうから「緊張感」から「恐怖心が芽生え」「恐怖のあまり興奮」して「闘争」なんてことが起き易いんですね。

つまり、多くの場合、普通のドッグランでも「緊張感や恐怖心を持った仔」に対して「迎える側の仔達」が不用意に近づいたり、匂い嗅ぎをしようとしない限り、何の問題も起きないということなんです。

ですから、犬付き合いが苦手な仔達の場合、少しだけ馴れて来た仔が初心者の仔に関心を持って近づく⇒お互いにフリーズする⇒緊張感が走る⇒何かをきっかけに闘争、なんて事が起き易いんですね。

まあ、それぞれの仔の性格にもよりますが、多少臆病な仔の場合には「馴れてきてから」の方が問題が発生することが多いです。

ちなみに「犬が苦手で気が強い仔」(レアケースですよ)の場合には、最初から問題が発生する可能性が高いですね。

今、書いたように結構臆病な仔でも多少の余裕が出来ると「好奇心」>「恐怖心」になって来て、自分から近づくことも増えて来ます。

ただし、残念なことに犬同士のご挨拶の「礼儀」を知らないわけですから、先方の仔に「何だよ、お前!失礼な奴だな」なんて思われることもあるんですね。

つまり、自分の好奇心を満たすための匂い嗅ぎは出来るようになっても、相手の仔の好奇心を満たすために匂いを嗅がせることが出来ないんですね。

多分、まだ、精神的に耐えられないんでしょうね。

そこが犬付き合いが苦手な仔が最初に当たる「壁」ですね。

そして私達のドッグランの特徴でもあるんですが、何と言っても管理犬を除く全員が元問題犬か現在修行中の仔ばかりですから、そうなると、今度は相手の仔が「ふざけんなよ!」となってトラブルが起きる、って訳です。

ですから、お互いが「相手の仔に匂い嗅ぎをさせられない仔」の場合、顔と顔をつき合わせて「固まる」シーンが多いですね。

そして・・・、多くの場合、悪い予感は当たるものですよ。

でも、これはお互いの飼い主さんが注意していれば確実に防げることですから、安心して下さい。

犬付き合いが苦手な仔達の場合、犬同士のご挨拶は「さりげなく」が基本です。

ですから、こんな仔達の場合、いくら「ご挨拶」と言っても「立ち止まるは黄色点滅」⇒「顔と顔が近づくは黄色点灯」⇒「固まるは赤信号」だと思って下さい。

赤信号で突っ込むとどうなるか・・・お分かりですよね。

ちなみに敢えて、「管理犬を除く」と書きましたが、元問題犬の「卒業生」については、既にごく普通の仔以上に良い仔なんですが、管理犬に比べると「犬扱いが下手」「我慢の限界が早い」程度の違いで、他のドッグランに行けば十分に良い仔だと思います。

ただし、彼らに共通しているのは「非礼・無礼」や「攻撃」に対して「力」で「反応」する傾向がまだまだ強いことなんですね。

例えば、いきなり吠えられたり、噛まれたとしたら、吠えて応戦する、噛み返す、なんてことは『犬として当然の権利』と言って差し支えないと思います。

彼らはもう、以前とは違い、自分から「喧嘩を仕掛ける」なんてことはしない訳ですから、トラブルの原因はすべからく先方の仔にあります。

ですから、先輩犬として相手の仔の無礼を正して「指導する」ことは決して間違っていないんです。

でも、これが飼い主さんからすれば「困った行動」になってしまうんですね。

いくら原因は先方にある、先に噛んで来たのも先方の仔だとしても、結果的に「怪我」をさせてしまったりすると『元問題犬』の飼い主さんは著しく凹みます。

極端な場合、「また、元に戻ってしまった」みたいに思われたりすることもあるようです。

恐らく、卒業生三組のご家族は同じ経験をされていると思いますがどうでしょうか?

でも、これは大間違いなんですね。

確実に彼らは「成長している」んですよね。

現在の管理犬がしてきたように「教えよう」とさえしているんです。

自分の威厳を示そうとさえしていますね。

私達のドッグラン限定の「縄張り意識」が芽生えている証拠なんです。

でも、この傾向が出て来るとやっかいなんですね。

「自分がこのドッグランにいるんだから勝手な真似はさせないぞ」みたいな事を「示威行動」で表しても、なんせ相手の仔達は「犬付き合いがほぼ出来ない仔達」なんですから、そんなのは通用しないんですね。

簡単に書けば「気の強い仔」からは、目立つ分標的に成り易いし、臆病な仔からは「恐怖の的」になっちゃうんですね。

ですから、いらぬトラブルに巻き込まれやすくなってしまいます。

そこを克服する必要があります。

ただし、ここから先が実は大変なんですよね。

どんな場合にも、先ずは「我慢」をして、堪忍袋の緒が切れたとしても「反撃」のゴーサインは常に「飼い主待ち」にならなければいけないんですね。

管理犬の場合、「葉月」はこれまでも何回も噛まれていますが、「反撃」したことは一度もありません。

「バルト」もどんなにやられても口を開けて「威嚇」することはあっても「口を閉じる」ことはしません。

「ゴル男」もこれまでに何回も噛まれていますが、「押さえつける」ことまではしますが、一度も噛んだことはありません。

そして全員が私達管理人の「止めろ」の言葉で行動を止めます。

一瞬で平静になります、偉いでしょ!

ただ、卒業生や常連の仔達の場合、そんな管理犬の真似をするようになっちゃうのが問題なんですね。

まあ、人間的に分かりやすく書くと「先輩ヅラ」をしたがるんですね。

「お前、そんなに威張って歩かなくてもいいじゃん」なんて私達に言われるようになっちゃうんですよ。

そうなると口の悪い管理人に「お前らはもう他所に行け!ここに来るなよ」なんて言われちゃうんですね。

とにかく、私達は「標的に成り易くなっている仔達」を放置出来ませんからね。

安全確保は大事です。

ですから、今、彼らに必要なことは「我慢すること」と「どんな場合にも飼い主さんの指示に従うこと」「落ち着いていること」なんですね。

何と言っても飼い主さんの頑張りが必要になります。

そして私達管理人は、彼らの心の中に「縄張り意識」が見えるようになったら、何としても「潰さなくてはいけない」んですね。

理由は、そうしないと「彼ら自身の為にならない」からです。

「縄張り意識」は「群れ」につながって来ます。

「群れ」には「α=リーダー」が存在します。

でも、このαは常に下位の者を抑え、自分の地位を守らなくてはいけない、という大変な使命があるんですね。

老いてαの地位を転落した犬は惨めになります。

そんなことはさせられないですよね。

ですから「管理犬」達にも、常に私達管理人が「α」であることを意識させています。

ドッグランは私達人間の「縄張り」なんですね。

話を戻しますね。

ですから、私達のドッグランでの所謂「リハビリ」は飼い主さんが「どこまで望むか」が重要なポイントになります。

多分、余程気の強い仔(支配欲が強い仔)でない限り、「他の仔と関わらずにドッグランで過ごせるようにしたい」程度がご希望なら直ぐに出来るようになると思いますよ。

でも、飼い主さんの希望が「ドッグランで他の仔達と一緒に遊ばせたい!」だとしたら、先ずは「犬同士のご挨拶」が出来ることから始めなければいけませんから、そこそこの時間が必要になります。

まあ、そうは言っても、ここまでは「落ち着いた仔達」の協力を得れば出来ることです。

ただし、そこから先は、飼い主さんも一緒に頑張る必要があります。

飼い主さんが先に立って、愛犬をきちんと導いて上げないと「犬が道に迷う」なんてことになってしまいますよ。

さて、皆さんはどうでしょうか?

今回はこれで終わります。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

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