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2008年10月 1日 (水)

犬の条件付け学習法

さて、今回は、「犬の条件付け学習法」と題して書きますね。

以前、「犬の学習法」の中で「古典的条件付け」「オペラント条件付け」という言葉を書きましたが、最初にこれを簡単に書きますね。

「古典的条件付け」で、恐らく皆さんご存知なのが「パブロフの犬」ですね。

ノーベル賞学者のイワン・パブロフが犬にベルを鳴らしてから、餌を与えることを繰り返したところ、ベルを鳴らすだけで唾液を分泌するようになった、というやつですね。

「オペラント条件付け」は、古くから「犬や動物の訓練」に利用されているんですが、スキナーという人が「オペラント」という言葉を作った位なので「確立した」と言っても良いんだろうと思います。

例を書くと、マウスを使った実験で、「ブザーがなる」、「レバーを押す」、「餌が出てくる」、これを繰り返すとマウスの「ブザーが鳴る」と「レバーを押す」、という行動が定着して、そして「レバー押しの動作」が「餌」という「報酬」で強化される、って言うんですね。

ですから、犬に何かをさせる⇒報酬として食べ物を上げる⇒行動を強化する、なんてのがオペラント条件付けの典型なんですね。

まあ、両者の違いの説明は専門家にお任せするとして、こんな風に何かを繰り返して「条件付けする」ことで「犬に学習させる」ということが、定番だと思いますね。

確かに「犬に何かを教えよう」とする場合、「繰り返すこと」と「報酬で強化する」ということはかなり効果的なことだと思うんですが、先程書いたオペラント条件付けでの「報酬」というのは、「食べ物」に限定したことではなくて、「犬」が自分で「報酬」と考えるもの(行為も含めて)全てが「報酬」になるんですね。

「誉めて育てる」というやり方では、最初は「おやつ」や「おもちゃ」を報酬として使うことはあっても、もう一つの大きな報酬として「飼い主が誉める」ということを上げていますよね。

一時的報酬、二次的報酬とか言いますけどね。

ですから、こういった学習は、必ずしも私達飼い主が何かを教えようとすることばかりとは限らないんですね。

例えば「通行人が家の前を通る」⇒「縄張りを守ろうと吠えて威嚇・警告する」⇒「(当然のことですが)通行人は立ち去る」⇒「吠えることにより不審者を退散させた」、これを犬が「報酬」と考えた場合、「吠える」行動は「強化される」ということになるんですね。

では、どうしたら、犬に効果的に学習させることが出来るのか?と言う事が重要ですよね。

先ずは「何をどうする」という「目的」が明確でなければいけないですよね。

そしてそれを「強化する」ということが必要になりますよね。

詳細は「しつけ本」「訓練マニュアル」を立ち読みすればお分かりになると思いますから、私は予想外を生み易い「叱ること」を書かせてもらいますね。

9月22日に書いた「犬の叱り方は難しい」の中での事例でバルド君が実際に「何をして叱られた」のかが分かり難いと書きましたが、このような事は結構私達の日常生活でもあるんですよね。

例えば、あなたが夕食の準備をしているときに愛犬が台所に入って来て、野菜入れの中に頭を入れていたとします。

当然に、飼い主としては叱らなければいけない場面ですよね。

そこで、あなたは愛犬の首をつかみ、身体をゆすってきつく叱ったとします。

叱った目的は「野菜入れに頭を入れることを止めさせたい」です。

まさに現行犯で叱った訳ですから、タイミングにも誤りはないと思います。

でも、それ以来、あなたが夕食の支度をしている時に限って、愛犬が台所に入ることをためらうようになってしまいました。

可能性は低いと思いますが、何となく実際にありそうな話でしょ。

場合によっては、こんな風に全く違うことと「叱られたこと」が結びついてしまうことがあるんですよね。

誤解する可能性を考えてみると

①時間帯と結びつくと「夕方になると叱られる」

②場所と結びつくと「台所に入ると叱られる」

③人の行動と結びつくと「料理をしていると叱られる」

④音と結びつくと「換気扇が回っていると叱られる」

まだまだ、ガスレンジに火がついていると叱られるとか、もっと色々なことが考えられるとは思います。

ですから、もしも、本当に「野菜入れに頭を入れることだけを止めさせたい」とするならば、①②③④の事をしても叱られない、ということを明確に教えてあげる必要がありますよね。

これは「誉めること」でも有り得る話ですからね。

ですから、これまでも私は「犬に分かり易く伝える」ことを繰り返し書いているんですけれどもね。

実際に私が経験したことを書きますね。

私はゴル男を迎えたときにやった失敗です。

ゴル男と遊ぶときにボール遊びを結構したんですが、これが不味かったですね。

いつの間にか、ゴル男とのボールの引っ張りっこになっていたんです。

ゴル男はボールを取って戻って来ることよりも、私とボールの引っ張りっこをするほうが好きだったんですね。

それなのに私は「ボールは必ず、飼い主さんが犬から取り上げて遊びを終了すること」と「しつけ本」に書いてあることを忠実に実行しようとして、失敗したんですね。

今でもゴル男はブールをくわえて私のところにやって来ますが、奴の場合には、「投げて欲しい」+「引っ張りっこをしたい」なんですね。

これを無意識に強化してしまったので、未だにゴル男からボールを取り上げるのは至難の技です。

まあ、私に限らずかなり高名な方でもご自分の愛犬が覚えてしまった「飼い主にとっては不都合だけど愛犬にとっては喜び」ということ(簡単に書けば「犬のいたずら」ですね。)でかなり悩まされたようですから、仕方ないですね。

一度愛犬が覚えてしまった「楽しみ」を奪うのはかなりの努力がいると思った方が良いのかも知れません。

さて、今回はこれで終わりです。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

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コメント

 初めまして。ブログの仲間の方からこのブログを教えてもらい、来させていただきました。
 我家には2匹のフレブルが居るのですが、そのうちの1匹るぱん(♂:去勢済み:1歳)が吠える・噛むの行動に頭を悩ましています…。

 ①人に対して、吠えまくる(興奮状態になる)
 ②ドックランに行って、吠えられると喧嘩になって   噛む(興奮状態になる)
 ③ももたろう(♂:去勢済み:2歳)が大好きで、もも  たろうが他の犬と遊ぶと怒る

 といった事があります。他人に迷惑を掛けてしまうので困ったものです。何か、私達にできる方法はないでしょうか???教えていただきたいと思います。長々と申し訳ありません。

<Buhiママさん>
ご訪問ありがとうございます。
後程、ご連絡しますね。

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