解決編の続き
さて、今回は、前回の続きです。
「続き」と言っても今回で完結しますからご安心を!
毎度長くてすいませんね。
さて、今回は「能動的な防御反応」を示した場合からです。
「支配性」が強い場合が考えられます。
とにかく「俺が・・・、私が・・・」という性格の仔ですね。
この「支配性」が「対犬関係」に出れば、他の仔に対して攻撃的になることが多いんですね。
ただし、今回のテスト結果は、この「支配性」が「犬」に対してではなく、飼い主さんに向いていることを表しています。
私は「犬」の場合、人と自分を同じ基準では見ていない、つまり「人」を「犬」とは思っていないんと思うんですよね。
ですから、仮に「対犬関係」で支配性が強く出る仔でも、これが「対人関係」となると「対犬関係」とは別に新たに築かれる、そしてこの傾向は何時でも変えられると思うんですよね。
ただし、「対人関係」でも「上下関係」は意識していますから、結果的にこの場合「現在は人に対して支配的な性格が出ている」と思うんですよ。
まあ、「犬」が「人」をどう見ているのか?という考え方には異論も沢山ありますが「上下関係」を意識するという点では一致しているようですから、私の考え方を信じても大丈夫だと思いますよ。
ですから、元々支配性の強い仔の場合、「対犬関係」ばかりではなくて、飼い主さんとの関係がしっかりしていないと「何でこの人に従わないといけないんだろう」という「ストレス」が犬に掛かると言われているんですよね。
また「対犬関係」では「服従性」の強い仔であっても、先程も書いたように「人との関係」は別に築かれると考えれば、飼い主さんとの関わりの中でストレスを重ね「支配性」が強まることも考えられる訳なんですね。
つまり、犬の生まれ持った性格とは別に、人がきちんと「上に立ってあげないと、犬は悩み苦しむ」、そして最悪「問題行動」を引き起こしたりするんですね。
ただし、先程も書きましたが「服従性」も「支配性」も飼い主さんとの関係では変わって行くんだ、ということを忘れないで下さいね。
くどいようですが、私は持って生まれたそれぞれの仔の性格は「対犬関係」にのみ影響する、と思っていますし、「対人関係」での特徴は私達との生活の中で築きあげれることが出来ると考えています。
ですから、今は「支配性」が強いと感じられても、私達との関係では十分に改善可能ですから安心して下さいね。
そして何よりも肝心な事は先程も書いたように「上下関係をしっかりと伝えてあげること」です。
場合によっては、それだけで「問題が解決する」なんてこともあります。
はっきり書くと、たとえ飼い主さんが一緒でも『不安で怯える』なんて仔も結構います。
飼い主さんが「私と一緒なら何があっても大丈夫」と伝えてあげたり、先方の仔に触れて「ほら大丈夫でしょ」なんてことを教えてあげるだけで、何の問題も無くなる仔すらいるんですよ。
ただし、このやり方は「支配性の強い仔」には逆効果ですからね。
「不安で怯える仔」限定のやり方です。
まあ、そうは言っても問題のある仔の場合、「不安で怯える仔」が一番多いとは思いますから、家の仔は他の仔に対して支配性が強くて気が強いと考えるよりも、単に気が弱いと考えるほうが正解率は高いと思いますよ。
とにかく、先ずは、愛犬との関係改善から始めることです。
「見て、触れて、一緒に遊ぶ」を実践して下さい。
そして常に飼い主さんが何事も決定し、自分が常に優位であることを教えて下さい。
この際、とにかく小さなことで叱らないことです。
叱るのは「命に関わること限定」位に考えて下さい。
ですから、叱ることの回数は減らすものの、叱るときにはしっかりと厳しく叱る必要があります。
中途半端に叱って「叱られ慣れさせる」のが最悪ですよ。
これはとても大切なことですから、忘れないで下さいね。
とにかく、再度、愛犬との暮らしを楽しむ事を実践して下さい。
そして、愛犬が自分を慕っているなあ~、忠実だなあ~と実感出来る様になったら、して欲しくないこと一つ位に限定にして叱るようにして下さい。
ただし、お散歩中に他の仔に吠え掛かる、なんて時に叱ってはいけないですよ。
下手をすると「犬と出会うと叱られる」なんて思う仔も居ますからね。
そうでなくても他の仔との関係で叱るのは、根本的な問題を解決はしませんから。
手順は前回書いたことと一緒です。
慌てずに実践することです。
最後は、今まで一度も叱ったことなんかない!という場合です。
私はこの場合は非常にレアケースだと思っています。
大体、一度や二度は叱ったり、叩いたりしたことがあると思っていますから、これが私の誤解だとすれば、これから書く内容は、そんな方には参考になりませんよ。
私のイメージでは何でも犬にお伺いを立てる方とか犬を導くことなく育ててしまったなんて方に向けたメッセージです。
「○○ちゃん、どうしたいの?」が口癖になっているような方限定のお話です。
実際、一度も叱ったこともなく、甘やかすこともなく、日常生活を無事に過ごせて来れたとしたら「問題犬」にはならないうと思うんですよね。
天性の才能のある方なんでしょうね。
くどいようですが、私が言いたいのは、そんな天賦の才能もない「ごく普通の方」に向けてのお話です。
ですから、私はそんな問題犬の飼い主さんの場合、意味なく愛犬の支配性を強化して来た恐れがあると思うんですよね。
何でも思うがままにしたい犬。
どうでしょうか?
こんな場合には、先ずは「親としての威厳の回復」から始めなければいけないですね。
わがままな飼い主を目指して下さい。
やり方は、これまでに散々書いて来たので書きませんが、自分をさらけ出すことで多くの問題の改善は期待出来ると思います。
最後に余分なことですが、「対犬関係」ではどうなのか?という疑問をお持ちの方に向けての私の意見です。
「家の仔は犬に対して強気で強気で何とかしたい」なんて方ですね。
これは私達が関与することではありませんよね。
マナーを守らせることを忘れてはいけませんが、犬の同士の関係は犬に任せるしかないですし、私達が関与してはいけないと思いますよ。
ざっと、ここまで前回と今回の二回に渡り「ヒント」になればと思うようなことを書いて来ましたが、少しでも参考になれば嬉しいです。
まあ、とにかくどんな場合でも、「飼い主さんは威厳をもって自分勝手な存在であるべき」と私は思っています。
何と言ってもそれが一番愛犬のためになるんですから。
さて、これで「フレブルの問題解決」は完結です。
また、近々、この手のことは機会を改めてを書きますね。
もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。
特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!
出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。
ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。
次回もまた、乞う、ご期待!
さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeのHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。
私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。
何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。
力になりますよ!


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