リハビリの第一歩
さて、今回は前回、意味深な終わり方をしたので、その続きを書きますね。
題して「リハビリの第一歩」です。
私は、仲間達と一緒に犬付き合いが苦手だったりして「何か問題のある仔達」のための「リハビリドッグラン」を毎週末にやっているんですが、ここで必ず「問題」となるのが飼い主さんと愛犬との関係です。
ただし、「問題」と言っても「飼い主さんが悪い」という意味ではないので、誤解しないで下さいね。
これまでも何回も書いて来ましたが、「愛犬に問題がある」とした場合、とにかく「原因はどこにあるのか?」を発見する事が最重要課題です。
フレブルのように「犬の社会化が不足している」という、私達飼い主の元に来る以前に問題の原点がある場合もあります。
でも、たとえこんな場合であっても「何とか解決しなければならない」のが私達飼い主の立場ですよね。
だから、「問題がある」と感じた場合には、遺伝的な要素を考えるために「犬種特性」を考慮し、また、私達との暮らしの中で作られた部分を考えるためには「個性」を重要視しなければなりません。
まあ、簡単に書けば、これがリハビリの第一歩です。
そこで私達のドッグランでは、初回はとにかくワンコに私達に馴れてもらうことと同時に飼い主さんとワンコとの関係を拝見することから始めます。
そして何よりも大事なことが「飼い主さんに安心してもらうこと」です。
先ずは「ここなら何が起きても大丈夫かも知れない」と感じていただくことからです。
そして次第に「ここなら何が起きても大丈夫」と確信してもらえるようになったら、次には「管理人がいれば大丈夫」⇒「管理人がいれば何も起きない」⇒「私にも出来るかもしれない」⇒「私にも出来る」⇒「私がいれば大丈夫」⇒「ここなら、うちの仔も自由にさせても大丈夫かも知れない」⇒「ここならうちの仔も大丈夫」⇒「どこに行っても大丈夫かも知れない」⇒「どこに行っても大丈夫」
と、まあ、こんな感じで慌てずに飼い主さんに感じていただきながら進めて行くんですね。
文章で書くと簡単なんですが、これが結構大変なことなんですよ。
ちなみに、私達の最初の目標は飼い主さん自身が「私がいれば大丈夫」と思っていただける所までなんですね。
そこに到達すれば「卒業」です。
そこから先は「その仔の個性」によって必要な時間もかなり違いますし、何と言っても飼い主さんと愛犬の一体となった努力が不可欠ですね。
まあ、これまでに散々いやな経験を重ねて来た飼い主さんに「確信」していただくには相当な時間も必要ですし、何よりも「説得力」が必要になってきます。
それも私達管理人の「言葉」によるものではなく、実際の「成果」をみせることが何よりも必要になります。
ここで「卒業生」のお話をしたり、実際に目の前にいる「卒業生」を見ていただいたりするんですが、飼い主さんによっては「うちのは凄くて・・・」みたいに何故か愛犬の問題を過大に見る傾向が出る方もいらっしゃるんですよね。
私自身、私情を排して客観的言わせていただければ、かつて私達が飼い主さんと協力してリハビリをした中で「卒業生」たち程凄まじかった仔はいませんね。
恐らく他の管理人も同意見だと思います。
正直、「お宅の仔はまだまだ大丈夫ですよ」と言いたくなりますからね。
まあ、それだけ飼い主さんが嫌な経験を重ねて来ているという事だとは思いますから、無理に否定はしませんが、多分、卒業生のご家族にすれば本当に「家の仔はそんなもんじゃ無かったですよ!」と声を大にして言いたいでしょうね。
ですから、ここで「問題犬」とされる仔達と私達管理人の「関係作り」が必要になってくるんですね。
私の場合、一通り飼い主さんとの話が終わったら、飼い主さんの了解を得て、必ずドッグランの中をリードを持って一緒に歩くようにしています。
一緒に歩きながら、呼び戻したり、簡単なコマンドを出してみたりします。
私の呼び掛けに反応してくれるようなら、その仔と一緒に遊びます。
もちろん、道具は使いませんよ。
そうやって、関係作りをするんですね。
その間、飼い主さんには離れた場所で待っていただきます、と言っても付いて来ちゃう方がほとんどですけどね。
特に「人も駄目なんです」なんて仔の場合には、飼い主さんは確実に付かず離れずって感じになりますね。
「もしも、ゴルパパの事を噛んだらどうしよう!」なんて心配してくださるんでしょうが、犬の場合、すっと近づいて何も心配いらないよって伝えて上げられれば、全く心配はいらないですね。
そして私に少しでも関心を示してくれれば、次には「同じ物」を一緒に食べたりして、もっと「お近づき」になる努力をします。
私から口移しで「食べてもらう」なんてこともしますね。
ここまで来ると私的にも一安心です。
ここで「飼い主さんの不安の一つ」が解消出来ます。
もしも、リードさえ持てないようならば、私も無理に近づいたりはしません、私も痛い思いはしたくないですからね。
でも、そんな仔は今まで前から「修行中の仔」と「卒業生」以外にはいませんね。
ちなみにもうかなりの期間通って来てくれているのに私達管理人に触れられるのを嫌がる仔は一頭だけです。
でも、その仔も「人が苦手」だった割には、もう過度に反応することは無くなっていて、理由は単純に私達の事が嫌いなんだろうなあ~位に思えてますけどね。
話を戻します。
簡単に書けば、飼い主さんからリードを渡してもらえるところまでいければ、大丈夫!ってことなんですね。
リードさえ持てば、もうこっちのものです、って表現が悪いかな?
私の場合、フレブルには絶対の自信があります。
どうも彼らには親近感をもたれるようです。
もしかして、見た目が似てるのかな?超大型のフレブル?
それとも私の加齢臭がフレブル好みなのかも・・・
まあ、それも人としては、悲しいですけどね。
こんな風に書くと「えっ!フレブル限定のリハビリ?」って思われるかも知れませんね。
もちろん、そんな事はありませんよ。
私以外の管理人は「中型犬」や「大型犬」「超大型犬」が得意!って感じで、最初のうちは「フレブルって、わかんねえなあ~」なんて言ってた位ですからね。
私を除く二人は、普通の人が「怖っ!」って思うような仔でも全然平気ですよ。
犬の大きさは一向に気にしませんね。
特に小柄でマッチョな管理人は、犬に対する接し方は、時として野蛮に見えるかも知れませんが、って確実にそう見えますが、犬に対する優しさは図抜けたものがあって、どんな事をした後でも確実に「犬の心を鷲掴み」にしますね。
ちなみにこの「胃潰瘍持ちで逆流性食道炎症に苦しむ」管理人は、これまでに私の制止を無視してゴル男にちょっかいを出して4回も噛まれたことがあります。
ゴル男の名誉のために書きますが、はずみの事故も含めてゴル男が噛んだ人間は2人しかいません。
回数は5回。
もちろん、私もカミさんも一度もありません。
1回はこの方の奥様ですが、これは単なる「はずみ事故」です。
残りの4回は全てこのおっさんなので、如何に学習していないかが分かりますよね。
まあ、今後の彼の学習に期待します。
またもや話が大幅に逸れてしまいましたね。
本題に戻ります。
何故、他の管理人がフレブルの事を以前「良く分からない」と言ったのかというと・・・
理由は簡単!フレブルみたいに生まれてから、ごく限られた期間内の「犬の社会化」が不足している仔なんて、そんなにいないって事なんですね。
多くの場合、その後の飼い主さんとの生活の中で「問題が発生している」と考えた方が無難なんですね。
でも、これも以前書いたように、無意識のうちに愛犬を支配的にしてしまっている事がほとんどなので、飼い主さんが悪いなんて考えは持っていませんよ。
「中型犬」や「大型犬」の場合、一緒に生まれる兄弟犬が多いですし、ペットショップから来る仔も少なくて、事前にブリーダー情報も分かりますから、「社会化が不足している」なんて仔を迎える可能性も少ないんですよね。
変わった犬種とか、特殊な環境で育った仔で無い限り、中型犬や大型犬では滅多に見られないと思いますね。
ところが、「小型愛玩犬種」の場合には、そうはいかないですよね。
想像して見て下さい、皆さんの周りにもそんな傾向の見られる仔って結構いるんじゃないですかね。
「小型愛玩犬種」で吠える、噛み付くなんて仔は結構いますよね。
例えば・・・、これ以上は書きません。
ですから、中型犬以上のサイズの仔の場合、飼い主さんに迎えられる以前の「問題」を考慮する可能性は低いんですが、フレブルのような仔の場合には、最初から「犬の社会化が不足している可能性が高い」と思って接する必要があるんです。
飼い主さんの立場に立てば、マイナスから愛犬との生活がスタートしている可能性が高い訳ですから、気付いた時には散歩に出ても他の仔を威嚇したり、喧嘩をしたりで「犬が苦手な仔」になっていたりするんです。
こんな場合には、先ずはマイナスを克服して、正しい方向に導いて上げることから始めなければいけないんですね。
では、一体「犬の社会化」が不足していると、どんな事が起きるんでしょうか?
さて、ここまででもうかなり書きましたね。
今回もまた意味深な終わり方になりますが、この続きはまた改めて書かせてもらいます。
ということで、今回はここまでです。
もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。
特に大型犬や中型犬の方、大歓迎ですよ!
出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。
ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。
次回もまた、乞う、ご期待!
さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeのHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。
私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。
何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。
力になりますよ!






















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