フォト
2014年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« ランのメンバー紹介(卒業生) | トップページ | 好きな人?嫌いな人? »

2008年9月16日 (火)

しつけのテクニック?!

今回は、これまでの「しつけ」に関する私の意見をまとめる意味も含めて「しつけのテクニック?」と題して書きますね。

今回のシリーズの中で色々な「しつけ本」に書かれていることを簡単に書きましたが、ここでその「しつけのテクニック」の理論的な背景も含めて一度整理してみますね。

もちろん、全て私の独断と偏見に満ちた意見と考えていただいて結構ですよ。

私も一応の勉強はしていますから、あながち的外れだとは思いませんが、とにかく私見であることは間違いありませんから。

念のために書いておきますね。

さて、今回は特に非常にポピュラーなこと、「飼い主は犬のリーダーにならなければならない」ってことについて書きます。

これは表現の違いはあるものの必ずと言って良いほど書かれていることですね。

例えば「上下関係を教える」とか「群れのボス=αになる」とか「服従関係を教える」とか書かれています。

そのためのテクニック、方法論がそれぞれの訓練士やトレーナーによって微妙に違うんですね。

前にいくつかの方法をご紹介したので内容は省きますが、基本的な考え方は飼い主さんが犬に若干のストレスをかけることによって犬に飼い主が上位であることを教えるってことなんですね。

このストレスの掛け方は「犬の自由を奪うこと」を通じて行います。

やり方の根拠となるのは「狼」や「犬」に見られる服従のポーズであったり、母犬や母狼が子供を育てる際の叱り方であったり、乳離れを促すときの行動を真似ているようです。

少しテクニックの「背景」や「形」を説明しますね。

○印が「犬」や「狼」の行動で、⇒がそれを応用したテクニックです

○服従のポーズの典型的な形に「おなかを見せる(正確にはソケイ部を見せるです)」があります。

⇒ルックアップ法は同じ形をとります。αロールなんてのもありますが、何れも飼い主が優位であることを示し、力で服従のポーズをとらせます。

○上下関係を示すのに上位の者が下位の者にマウンティングをし、背中から抑え付けます。

⇒犬の背中を飼い主さんのお腹に密着させて抱っこすることで飼い主さんの優位を教えます。

○母親は子供を叱るときにマズルをくわえこんだりします。

⇒マズルコントロールですね。叱るときに利用します。

○母親は乳離れを促す際に子供の毛を舐め続けたりしてストレスを掛けることがあります

⇒犬を拘束し、執拗なグルーミング(撫ぜること)はストレスを掛けると同時に飼い主さんの優位を伝えることが出来ます。

こうやって書くと分かり易いと思うんですが、どれも「自由を奪う」ことが基本になっているんですね。

広く考えれば、チョーカーを使う教え方も「自由にさせない」が基本ですから、同じような意味かも知れません。

そして「形」を列挙した内容は、生まれてまもなく母親から教えられたり、群れに加わって直ぐに教えられたりすることなんですね。

私はこれらのテクニックに即効性があるのもそんな背景があるからかも知れないなあと思っています。

ただし、よく引き合いに出される「狼」の場合、確かに厳しい指導はあるものの、基本的には幼い狼は何をしても許されるんですね。

大人が指導するのは肝心な部分だけで、基本は自由な訳です。

ちなみに私が「叱らないことを意識して欲しい」と書くのは、こんなこともあるからなんですね。

本当に肝心なことだけ叱れば良いと思うんですよ。

何と言ってもその方が犬に分かり易いですからね。

次にもう一つの代表的なしつけ法「モチベーターを使う」「誉めて育てる」について書きますね。

これもかなり「群れ」を意識した考え方ですよね。

具体的に書くと、群れのリーダー(α)の行動を我々飼い主がすることによって、結果的に犬に上位の者がする行動をさせないことを基本に始めているんですね。

そのために犬の行動から「上位の者がするあらゆる行動を排除する」ってことが肝心になってくるんだと思います。

食事の順番や落ち着く場所の優先度、犬を高い場所にあげない、家の出入りの順番・・・

とにかく犬が群れの上位であるという誤解(αシンドローム)を起こさないように細心の注意を払うんですね。

ですから、この方法では犬を拘束したりとか、力を必要とすることはありません。

ただし、前述のいくつかの方法に比べて「時間を掛けて教えていく」って感じになると思います。

そして同時に群れの上位の者(=飼い主)に誉められることを喜ぶ、という犬の習性を利用して様々なことを教えていくんですね。

だから、よく批判される「おもちゃ」や「おやつ」といったモチベーターの使用もきっかけ作りであって、犬に飼い主が上位の者であるということをきちんと教え、飼い主に誉められることを喜ぶように出来ないと「失敗」するんですね。

肝心な部分である、「犬は上位の者に誉められることを喜ぶ」の犬が認める「上位の者」がいない訳ですから、犬の関心は「おもちゃ」や「「おやつ」にしか向かない、なんてことが起きてしまうんですね。

ここでもやはり基本は「上下関係」になるんですね。

ただし、この方法だと犬が本能に基づく突発的な行動をした場合の制御という点では弱いような気がしますし、「即座に止めさせる」ということの指導が難しいと思いますね。

「無視という罰を与えて、していけないこと教える」なんて余裕のないことも結構起きると思うんですよね。

ここまで「しつけ本」に書かれている代表的な「しつけのテクニック」を書いてきたんですが、読まれてどんな感じがされましたか?

私が以前「しつけの考え方」の中で書いたように「ダイエットの本」と似ていると思いませんか?

そして著者は自分のテクニックがいかに効果的なのか、効率が良いのかを書いていると思うんですよね。

要するに「上下関係を簡単に教えるテクニック」なんですね。

もちろん、私自身もテクニックを学ぶことは重要だと思います。

以前にも書きましたが、私はどんな「しつけ本」でも忠実に実行すれば、程度の差は有るかも知れませんが確実に効果はあると思っています。

少なくとも上下関係は確実に教えることは出来ると思います。

上位とか下位とかの表現が多くて私達の日常生活とはかけ離れているように感じられるかも知れませんが、人の場合にも誰かに何かを教えようとする立場の人には「権威」とか「威厳」なんてことが必要だったりしますよね。

「力的な面」を除けば、それと似通ったことだと思えば良いと思いますよ。

まあ、仮に本に書かれている通りに頑張って犬の上位に立つことに成功したとしましょう。

でも、愛犬に慕われるかどうかは分からないですよね。

上位下位といった感覚では「情」が存在する余地はないと思いませんか?

「主人に従う忠実な犬」にはなると思いますが、「楽しい家族の一員」になるかは分からないと思うんですよね。

何の問題も起こさず、常に飼い主の指示を待つ犬に「意外性」は期待出来ないですよね。

私自身は犬の「情」や「考える力」に期待しています。

そこから生まれる新たな発見に毎日ワクワクしながら犬との暮らしを楽しみたいと思っています。

極端に言うと、少しも良い仔になって欲しいなんて思っていないんですね。

強いて言うなら私が求める事は「我が家のルールが守れること」「社会に迷惑を掛けないこと」の二点だけですね。

こう考えてくると、実際、私達飼い主が愛犬にどんな仔になって欲しいのか?何を望むのか?って事が結構重要なことだと思うんですよね。

皆さんはどう思われますか?

まあ、このことについては、また、改めて書きますね。

さて、今回も長くなって来ましたので、この辺で終わりにしますね。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

« ランのメンバー紹介(卒業生) | トップページ | 好きな人?嫌いな人? »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ランのメンバー紹介(卒業生) | トップページ | 好きな人?嫌いな人? »

ゴル男の仲間達