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2008年9月17日 (水)

好きな人?嫌いな人?

タイトルを見ると何か違和感があるかも知れませんが、今回もまた「しつけシリーズ」ですよ。

突然ですが、私は犬にも「感情がある」って考えています。

だから、当然に犬にも人に対する好みはあると思っているんです。

好きな人もいれば嫌いな人もいる、って考えて構わないと思うんですよね。

実際にドッグランでの私達管理人はそんな経験を結構短期間ですることがあるんですね。

実は、ここが「しつけ」にも関わってくるお話なんです。

具体的に書きますね。

私達のドッグランに来てくれる仔達は、日常生活に問題があって(特に対犬関係ですね)飼い主さんが困り果ててやって来る!っていうのが定番なので、とにかく最初のうちは私達管理人がトラブルを未然に防ぐってことが必要になることも多いんですね。

場合によっては叱ることもありますし、もめているワンコ達の間に割って入って喧嘩を売った仔を押さえつけるなんてこともあります。

大体そんな時の飼い主さんは「やっぱりやっちゃった、どうしよう?!」って感じで固まっちゃう方が多いんですね。

ですから私達管理人には、どんな時にも冷静に推移を見守って、場合によっては、身体を張って事故を防ぐことが必要になるんですね。

いつもBBQばかりやっていて、遊んでばかりいるように見えるようですが(カミさんにはそう言われています)常に緊張感を持っているので、結構疲れるんですよね。

ランでの一日が終わると本当に「ぐったり」します。

そんな私達なので問題を抱えたワンコと対峙する時には、常に冷静かつフレンドリーに接するように心掛けています。

とにかく最初のうちは、ドッグランの中を一緒に歩いたり、不用意に他の仔がご挨拶に来るのを防いだり、修行中の仔がちょっかいを出さないように声を出して制止したりしていますね。

そして、その仔がランの雰囲気に馴れて来たら、マンツーマンで遊んだりもします。

とここまで来ると、その仔は自然と私達にアイコンタクトを求めてきたりしてくれるようになりますし、常に側にいることを「喜んでいてくれる」ように思えるんですね。

更に進んでくると、遊びに来たときには真っ先に私達を探して「飼い主さんを無視して」私達の側に来たがるようになるんですね。

でも、ここから先が肝心なんですが、こんな仔の場合、決して私達の事が「好きでしている訳ではない」んですね!

もう一度書きますね。

決して私達の事が好きで近づいて来る訳ではないんです!

単にドッグランの中で頼れる存在として認められているだけなんですね。(まあ、全ての場合がそうだとは限りませんけど・・・)

ドッグラン内限定の「権威」とかを感じているに過ぎないんですね。

こんな風にワンコから見られるようになると、私達の指示には簡単に従ってくれるようになるんですね。

何となく思い当たる節のある方もいらっしゃると思うんですが、訓練士やトレーナーの存在と似ているとは思いませんか?

彼らは「プロ」ですから、自分がワンコよりも「優位であること」を伝えるのが上手なんですよね。

極論すれば、そう犬に思わせるためのテクニックを学んできた方達だと言えると思うんですよ。

私は単純にそう思っています。

ですから、「指示に従う」=「その人が好き」とは言えないんですよね。

冒頭にも書きましたが、私は「犬に感情はある」と思っていますから、犬の立場に立って言うなら「従わなければいけない人」と「従いたい人」とは違うってことなんですよね。

何か「人間社会」と似てますよね。

だから、私は飼い主さんに「愛犬に『自分を教えること』が大切であって、そのためにテクニックを学ぶことも必要だと思いますし、否定もしませんが、頼ることは間違っています」と伝えるようにしています。

こんなことを考えるて想像すると、恐らく「誉めて育てるやり方」の根本には、犬の気持ちを誘導するってことがあると思うんですよね。

ちなみに私は誉めて育てる派ではありませんが・・・

話を戻しますね。

ですから、そんな風に私達の後を付いて来るようになった仔の飼い主さんには必ず「今だけですからね」とお話します。

実際、卒業生達はBBQの際に私達から食べ物をもらいに来る時以外は近づいてさえ来ませんからね。

私達が呼んでも飼い主さんの側から離れようともしません。

私達の呼び声を完璧に無視して「聞こえない振り」さえしますよ。

そうなるとほんの少しとはいえ、おっさん達も「傷つきます」から、なるべく過度な接触はしないように心掛けるんですが、どうしても最初のうちは関わる度合いが多くなるので、まあ、管理人をしている限り仕方ないことと諦めています。

でも、実はこの変化こそが一番重要なことなんですね。

私達のドッグランの場合、「犬付き合いが苦手な仔」ばかりが来るわけですから、最初は全ての仔が「不安と興奮の塊状態」で来る訳です。

だから、当然にそんな仔に優しく声を掛け「大丈夫だよ、おじさんの側にいれば何の心配もいらないよ」ということを行動で表してくれる私達は、まさに彼らにとっての「救世主」になる訳なんですね。

私達の姿を捜し求めるようになるのも当然の事なんですよ。

私達の独白⇒「俺はお前のガードマンか!」って感じかな?

でも、そんな仔達も何回か通っているうちにランの雰囲気にも慣れるでしょうし、何と言っても飼い主さん自身の変化で「何があってもパパやママが居れば大丈夫」と思うようになって来るんですね。

結果、私達は「用済み状態」になります。

もう、ドッグランに来ても飼い主さんさえ居れば「大丈夫」なんですね。

何と言っても先方には「深い愛情」という最終兵器がある訳ですから、私達の出番はないんですね。

こうなれば「卒業」です。

私達は見知らぬ仔同士の出会いには多少のトラブルは付き物だと思っています。

だから、完璧に何の問題も起こさない仔にしたい!なんて考えてはいません。

家でも外でも飼い主さんとの関係がきちんと築けていればオッケーだと思っています。

「絆」ですね。

それが何よりも重要だと思いますよ。

先日ご紹介した卒業生にも未だにランに入る際には「大興奮」なんて状態になる仔もいます。

でも、そんな仔達を見守る飼い主さんの眼差しが明らかに変わったんですね。

念のために書くと、他の仔達とのトラブルが無くなったことで満足してしまうと、「大興奮」は治らないんですね。

次の努力が必要なんですよ。

ですから、卒業生全員に私から次のテーマをお願いしているんですね。

現在、皆さんが努力中ですね。

そんな卒業生達はほとんど私達管理人の呼び掛けを無視します。

とにかく「飼い主さんが一番」なんですね。(当たり前ですけどね・・・)

たまに私達が「お前らなんかもう来るな!他所のランに行け!」(もちろん冗談ですよ)と言っても飼い主さんは横でニコニコ笑っています。

もう、以前のように常に心配そうに愛犬を見ることなんて全くありませんね。

卒業生家族ばかりではなくて、現在通ってくれている皆さんがそんな感じになってくれています。

もちろん、そこまでになるにはご家庭での努力が不可欠なんですが、皆さんが頑張ってくれているから、確実に愛犬との「絆」は深まっていると思いますね。

こんな経験をさせていただいているので、本当にこのドッグランを続けて良かったなあ~と思っていますよ。

さて、最後に私に衝撃を与えた仔について書きますね。

事件はこの夏に起きました。

その仔は衝撃のデビューからずっと私が担当していたんですが、ランに来ると私と遊び、結構「良い関係」だったんですね。

当然、私はパパママに「今だけですから」と言いながらも内心「この仔はずっと俺を慕ってくれると良いな」なんて思っていたんですね。

何と言ってもすごく可愛い仔なんですよ。

ところが、夜のランをやったとき、私が「ママ達は忙しいからおじさんと向こうへ行こうか」とリードを持ってその場から離れようとした瞬間、何と伏せてイヤイヤをしたんですね。

私からすれば「え~~~~!」って感じでしたが、ガンとして動きませんでしたね。

既に同じような経験を積んでいる仲間は横で笑っていましたが、やっぱ「親」にはかないませんでしたね。

まあ、そこまでになってくれれば素直に喜ばなければいけないんですが、私としては嬉しいような寂しいような「一夏の経験」でしたね。

まあ、今は若干の問題もあるようなので、これからもご家族と一緒に私の出番もありそうなんですが、見た目は同じでも原因は違うことに着目して頑張って応援していきますよ!

さて、今回も長くなって来ましたので、この辺で終わりにしますね。

もしも、このブログを読んでいただいている方で「愛犬の行動で悩み、どうしていいか分からない」なんて方がいらしたら、ご遠慮なく連絡してくださいね。

出来るだけ具体的な内容をメールしていただければ、助かります。

ということで、次回もまた、何か面白い話題やお役に立ちそうなことを書きますね。

次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、Wan’s LifeHP http://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバー全員で応援しますからね。

何といっても「三人寄れば文殊の知恵」と言いますから。

力になりますよ!

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