フォト
2014年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 犬と狼 | トップページ | ダレダレ! »

2008年8月15日 (金)

犬≠狼、でも、犬≒狼

さて、今回は前回の続きです。

題して「犬≠狼、でも、犬≒狼」です。

前回書いたように「犬」は「狼」の特性を受け継いでいる部分が多いんですよね。

でも、確実に受け継いでいるのではなくて、結構いい加減なようです。

まあ、野生動物のままの性質では、とても私達と一緒には暮らせない訳ですから、当然と言えば当然のことなんですけどね。

犬の場合、何をするにも狼と比べると「遊び半分」なようです。

ちなみに「脳」も犬よりも狼の方が大きいそうですよ。

やはり、野生で生き抜くための「知識の貯蔵庫」としての役割のせいでしょうか?

何となく、そんな気がします。

あと、顔の表情とか独特の仕草も「狼」の方が多くて、コミュニケーションのとり方も上手だと言われていますね。

このことで「無駄な争い」を避けることも出来るんだそうです。

それから「狼」も「犬」も遊び好きに変わりはないんですが、「犬」は「狼」と比べると随分と「子供っぽい」そうで、「狼」のように真剣に何かをするってことも少ないようですね。

例えば「狼」は狩を行う場合に、きちんと役割分担をし、手順通りに狩をするそうで、失敗した場合には、最初の行程からやり直すそうです。

ところが、「犬」の場合には、何をするにも途中の行程だけを繰り返したり、狼のような統制のとれた行動もしないそうです。

でも、そんな「犬」の特徴を私達「人」は「犬」との暮らしの中で利用してきたんですね。

「犬に残されている狼としての部分」を利用したり、全く違った部分を利用して来たんですね。

それも「遊び」=「楽しい」といった感じで、人にとって望ましい行動を強化してきたんですね。

特に作業犬の場合には、かなりはっきりとしていますよね。

ボーダー・コリーの羊の追い方なんかは、その典型と言われていて、狼の群れで行う狩での個々の狼の役割を単独で行うようになっています。

ただし、一番重要な目的=獲物をしとめるが欠落していますけどね。

そしてこの「羊を追う」という行動は行動そのものが「報酬」となっていて、作業を終えたボーダー・コリーへの最大の報酬は「また、羊を追わせること」だとも言われていますね。

分かり易く書くと「喜んでやっている」ってことなんですね。

ですから、犬が狼から受け継いでいる「特性」を遊び感覚で学習すると、「喜んでやる」ってつながるんですね。

少し厳しい話ですが「テリア種」とかは、狼の狩での行動「噛む⇒殺す」という部分が強化されていて、結果的に小動物を食べることなく「殺す」ことだけを繰り返すように作られたんですね。

ですから「ネズミ駆除」の王者は「猫」ではなくて「犬」なんです。

目的が「食べる」ではなくて「殺す」なんですから・・・

それからもう一つ、犬が狼から受け継いでいる特性=リーダーに従う、主従関係を築く、ということも最大限に利用して来ました。

人との間でも「主従関係が築き易い」って意味でですね。

そしてこの「主従関係を築く」=「服従訓練」につながって来ているんですね。

「食べる順番は常に人が先」とか「出入りや歩く順番も常に人が前」とか「ソファーやベッドに上げてはいけない」とか書いてある本は「狼の特性」を意識して書かれているんですね。

でも、ここが私達普通の飼い主が大失敗をし易い部分でもあるんですよね。

前回、「犬にとってのリーダーとかαの存在は「狼」ほど厳格なものではない」と書きましたよね。

そこを勘違いし易いんですよね。

恐らくどんな「しつけの方法」でも、きちんと実行すれば、結果的に「しつけ」は出来ると思います。

私達との暮らしの中での最低限のルールは教えることが出来ると思うんですよ。

でも、それだけでは、不十分な場合もあって、結果「家では問題ないんですが・・・」になってしまう場合もあるんですね。

今回の「αへの道」シリーズではこのことを書いて来ましたから、もう、お分かりだと思いますが、もっと積極的に「自分の保護下にあること」「何が起きても安心」ってことを教える必要があるんですね。

「私達に従う喜びと安心感」を犬に伝えなければ駄目なんですね。

最初から犬に自己判断に基づく自由な行動を求めるのは、家庭内で「野良犬」を作るのと変わらない位に考えても構わないと思います。

そして私達との暮らしで「犬自身がわが身も縄張りも守る必要のないこと」を教えなければいけないんですよね。

常に私達飼い主が守っていることを教えてあげましょうね。

そして我が家を安全な場所と教えて上げられれば、飼い主不在時の問題さえも激減すると思いますよ。

これは、他の仔達との関係でも同じです。

私は「犬同士の遊びには危険性がある」と何回も書いて来ました。

「遊び」から「闘争」への変化を心配するからなんです。

実際にドッグランをやっていてもそんな危険性を排除することを常に意識しています。

どうも、飼い主さんが理解していないなあ~って感じるのがここなんですね。

仮に愛犬が他の仔と追いかけっこを始めたとします。

重要なのは、「始まり方」と「終わり方」です。

最悪なパターンが「飼い主さんを無視して走り始め」、「相手の仔を追い詰めて終わる」です。

最良は「飼い主さんの了解を得てから走り始め」、「しばらく走ってから飼い主さんの元に帰る」です。

それも「呼ばれて戻る」ではなくて「常に戻る」が必要ですね。

まあ、最初は嬉しさから興奮状態になっていることも考えられますから、多少ゆるく考えても構いませんが、終わり方は「妥協」してはいけないですね。

でも、これはドッグランに来て急にやろうとしても無理ですよ。

常日頃の努力が不可欠ですが、そこまで出来るようになっていれば、「ホーム」=「飼い主」=「安心・安全」になっていますから、どこに行ってもどんな所に居ても大丈夫ですよ。

間違いなく「落ち着いた仔」で居られます。

こんな関係を築けたら、次には愛犬を自由にさせてあげると良いですよね。

徐々に「考えること、判断すること」を教えてあげると、もっと愛犬との生活に嬉しい驚きやゆとりが出てくると思いますよ。

だから、先ずは、「絆作り」に励んで下さいね。

でも、これは「訓練」「トレーニング」とは関係ないことですよ。

私達が「訓練」や「トレーニング」を通じて「犬に何かを教える」時間は非常に短いです。

どんな本にも「短い時間でするように」と書いてありますよね。

でも、私達が日常生活で「無意識に教えている時間」は、何時間あるでしょうか?

私は、以前、私達が無意識に教えてしまう弊害を無くすために「クレート」や「サークル」を使うのかな?と考えたことがあります。

とにかく、「しつけ本」には必ずと言って良いほど「クレート」「サークル」の使用を勧めていますよね。

実際にそんなことを意識して書かれているのかは分かりませんがそんな気がしてなりませんね。

また、脱線してしまいました。

まあ、とにかく愛犬との暮らしでは「安心・安全」の確保が第一だということを忘れないで下さいね。

愛犬とのしっかりとした「絆」も築けていない段階での「自由放任」は決してしてはいけないことだと思いますよ。

一般に犬の知能は3歳児レベルと言われています。

だとしたら、一生涯幼児と考えても構わないですよね。

幼児に自立した生活を求める親はいないですよね。

幼児が自動車を運転して旅に出るなんて想像も出来ませんよね。

幼児同士の喧嘩を防いだり、仲裁をするのは「親」の役割ですよね。

子供を守り育てるのは親の義務です。

私はそう考えてゴル男の生涯を見守って行きたいと考えています。

皆さんはどうでしょうか?

さて、今回は、これで終わります。

もう「αへの道」シリーズも皆さんも「飽きた」でしょうから、次回からは、また何かお役に立ちそうなこと楽しい話題を書くことにしますね。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、私へのメッセージ、愛犬に関する悩み事等何かあれば

Wan’s LifeのHPhttp://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバーみんなで応援しますからね。

« 犬と狼 | トップページ | ダレダレ! »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 犬と狼 | トップページ | ダレダレ! »

ゴル男の仲間達