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2008年8月11日 (月)

迷路

さて、今回は「迷路」と題して書きますね。

もう、お分かりだとは思いますが「αへの道」を目指している筈がいつの間にか迷路に入り込んでしまうってお話です。

愛犬のとの暮らしも何年か経って、既に知識も経験もあるし、困った時には専門家のアドバイスも聞いた、でも、他の仔との関係が心配で中々外に出られない!なんて方もいらっしゃると思うんですよね。

実際、私達のドッグランに相談にお見えになる方は、先住犬がいたり、以前にも犬との暮らしの経験がある方が多いですね。

つまり、「犬との暮らし」については、私よりも先輩が多いんです。

そんな方の場合、異口同音に「前の仔はこんなことは無かったのに、この仔は・・・」って話されますね。

こんなお話を伺う度に私は「そりゃそうだよな~。全く同じ仔なんている筈ないもんね」と思うんです。

子育てと同じですよね。

「上の子は手が掛からなかったのに、この子は!」なんて、よくあるお話ですよね。

そして、犬との暮らしが初めての方でも苦労なさっている分「知識」は豊富だったりするんですよね。

以前にも書きましたけど、こんな時、一番問題を生みやすいことが「知識」だったりするんですね。

特に「本」からの知識は邪魔になることが多いですね。

これまでも何回も書いて来ましたが、著名な「訓練士」「トレーナー」が書いた本に間違いはないと思いますし、その通り実行すれば確実に「しつけ」は出来ると思います。

でも、ここで一番問題なのが飼い主さんの「情」なんですよ。

それも中途半端な「情」ですね。

よく「犬の擬人化」ということが「問題」とされていますよね。

昔の欧米の感覚では宗教的なこともあって「動物に感情はない」「魂はない」と言われていました。

「学者さん」の世界でも「擬人化」は決してしてはいけないこととして戒められていました。

ここでそのことの是非を書くつもりは全くないんですが、しつけ本にも必ず「犬は人間ではありません。だから、息子でも娘でもありません」とか「擬人化というのは人間が一番という人間の勝手な傲慢さの現れである」とか書かれていることが多いです。

また、こんなことも書かれています。

「犬を甘やかすという飼い主がいるが、それは逆で飼い主が犬に甘えているだけである」

かなり、厳しい意見ですよね。

皆さんはどう思われますか?

私の意見は「そうですか」の一言です。

犬との暮らし方はそれぞれの家庭の考え方次第でどう考えようと一向に差し支えないと思うんですね。

ただし、ここで「ぶれないこと」が重要だと思うんですよ。

「息子」や「娘」と考えているならそれで一向に差し支えないと思いますよ。

でも、そう思っているなら、徹底して考えるべきですね。

ここまでのお話は「うん、うん」と考えてもらえると思います。

ところが、多くの皆さんが日頃はそう思っている筈なのに問題が起きると「犬」としての解決法に頼ってしまうことが一番問題を難しくしてしまうんですよ。

具体的な犬の問題行動の解決法が書かれている本には、決して「あなたの息子さんの場合・・・」とか「あなたの娘さんの場合とか・・・」は書かれていません。

「犬の問題行動」の治し方が書いてあるだけです。

ですから、基本的な対処法は「犬として扱う」ことが基本になっています。

皆さんはどう思われますか?

私は、こう考えていますよ。

「本」に書かれていることは「きっかけ作り」。

だから、お互いに言葉が通じない私達はそのきっかけを通じて愛犬との正しい関係を作れば良いんだ!ってね。

専門家と言われる方たちは、生き物としての「犬」についての専門家なんですね。

それを「本」を通じて素人の私達に分かりやすく伝えてくれているんだと思います。(まあ、中には結構いい加減な本もありますけどね。)

だから、そこに「擬人化」が邪魔だったりするんですよ。

でも、私も含め多くの方が「そんなことは分かってるよ」って感じで読み流しちゃうんですよね。

本当は生き物としての「犬」を理解したうえで、「我が子」の性格とかを「見て、触れて、一緒に遊んで」理解することが大事だと思うんですよ。

問題行動を治す場合の方法はたくさんあります。

同じ問題の解決方法でも専門家の意見がまったく逆だったりすることもあります。

でも、その方法を選ぶのは私達です。

高名な方々の意見ですから、多分、どちらの方法でも「表面的な問題」は解決出来ると思います。

でも、愛犬との関係を作り上げるのは私達自身が決めることであって、決して本には書いてないですよね。

仮に訓練やトレーニングの成果で飼い主さんの指示に何でも従う仔になったとしましょう。

「条件付け」をすることで一定の行動を覚えさせることは可能です。

犬に私達にとって望ましい行動を促がす場合には「良いことがある」と結びつけ、行動を制御する場合には「嫌なことが起きる」と結び付けることによって、望ましい行動を覚えさせるのが基本だと思います。

望ましい行動には「報酬」を、望ましくない行動には「罰」を与えるんですね。

こうして私達との暮らし方を「犬」に教えるんですね。

ここまでは、誰でもなさることですよね。

私達と一緒に暮らす以上「しつけ」は絶対に必要なことです。

では、次にあなたは愛犬に何を望みますか?

そこが一番肝心なところですよね。

愛犬との暮らしをどう考えるのか!

私はゴル男を我が家のやんちゃな長男坊として見ています。

だから、奴は「やんちゃ」で一向に構いません。

家具なんて食べない限り、壊したって全然構わないと思っています。(奴の名誉の為に書きますが、今はやりませんよ)

私が意味もなく「おいで」と声を掛けても「何だよ、俺は眠いんだよ」で構わないと思っています。

でも、私が本当に呼んだときには、確実に来る仔にはなって欲しいと思っていました。

今のゴル男は、そんな仔になっていますよ。

私は奴に私の気持ちが通じているからだと思っています。

気まぐれでいい加減な私を理解していると思っています。

お互いに相手を尊重し、甘え、甘えられの生活をしています。

だから、私も奴の「自尊心」を傷つけるようなことはしません。

奴は私の絶対的な庇護の元、自由に暮らしていますよ。

ちなみに私のこの考え方がこのブログのタイトルの「ゴル男のダンディズム」になってます。

皆さんは、どうでしょうか?

考え方さえしっかりしていれば、多少の遠回りはあっても、充実して「犬との暮らし」が出来ると思っていますよ。

また、書きますが、この考え方が私達のNPO法人「Wan’s Life」の基本的な考え方でもあり、名称の由来でもあるんですね。

さて、今回はこれで終わります。

次回もまた、「αへの道」を目指す方にお役に立ちそうなことを書きますね。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、私へのメッセージ、愛犬に関する悩み事等何かあれば

Wan’s LifeのHPhttp://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバーみんなで応援しますからね。

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