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2008年7月 9日 (水)

飼い主の夢!

さて、今回からは、シリーズで私達のドッグランでの活動を振り返って書いてみたいと思います。

第一回目の今回は「飼い主の夢」と題して書きますね。

まあ、実際には「活動」と言うほど大げさなものではなくて、「犬も人も皆一緒に楽しむこと」ばかりを追い求めていただけなんですが、結果的にはこれが「犬のリハビリ」につながって行くんですね。

「遊び」を通して「問題を解決する」って感じですね。

まあ、先ずは、こんな私達のドッグランでのリハビリの様子を簡単にお伝えしますね。

個別のお話は次回以降、書かせてもらうことにしますから、今回は概要ですね。

大体の場合、最初は、口コミかメールでの相談から始まります。

一応、何回かメールのやりとりとか電話でお話を伺ってから「見学」という名目でドッグランに来ていただきます。

そこで改めて、飼い主さんから詳しくお話を伺うことになりますね。

どんなことを悩まれているのか、実際にどんなことがあったのかを時間を掛けて伺います。

そして次にワンコの様子を同じように時間を掛けて観察しますが、リードオフ出来るようなら、躊躇なく自由に行動させるようにします。

もちろん、この際には、他の飼い主さんに状況を説明して他の仔達は全てリードにつながれた状態にしますし、管理人がその仔に付きっ切りで動きます。

他にも修行中の仔がいて、静かに迎えることが難しい場合には、他の仔全員を梨畑に移動させることもしますね。

管理犬だけで対応するなんてこともしますし、極端な場合、管理人だけで迎えたこともありますね。

「興奮の極致」でない限りは、とにかく一回はリードオフします。

「自由に行動させる」ことを試すことによって、「問題がない」ことが分かる仔もいるんですよね。

だから、一度はリードオフしたいんですね。

結果的にちょっとした「事件」をきっかけに飼い主さんが「問題がある」と思い込んでしまっただけなんて仔もいるんですよ。

特に「犬が苦手で喧嘩をする」なんてケースは、「問題なし」というケースの方が多い位ですよ。

でも、当然「問題がある」場合もあります。

さて、ここからが本題です。

こんな場合、一番重要な事は「飼い主さんがその仔に何を求めるのか」ということなんですね。

当然、これがはっきりしないと何も出来ませんよね。

目標が定まらない訳ですから。

でも、実はこれがはっきりしないことも多いんですよ。

飼い主さんからは「とにかく他の仔達と楽しく一緒に遊べるようにしたい」というかなり漠然とした答えしか返ってこないこともあります。

実はこれ、かなりハイレベルなお話なんですよ。

一読しただけならば、そんなに難しいようには思われないかも知れませんが、実際に飼い主さんの希望はかなり難しいんです。

具体例を書きますから、「ご自分ならどう思うか」一度、考えて見て下さいね。

あなたの愛犬「太郎」は3歳になったばかりの元気な男の仔です。

元々は犬が苦手な仔でしたが、最近では、ようやくドッグランで他の仔を気にすることなく走ったりすることが出来るようになりました。

そんなある日、いつものドッグランで「次郎」という1歳になったばかりの男の仔に会いました。

「次郎」は「太郎」よりかなり小柄な仔ですが、犬種が同じということもあって、あなたは親近感を覚え、思い切って先方の方に話し掛けました。

あなたはその方と意気投合し、二人で、出来れば「太郎」と「次郎」がお友達になれたらいいな~なんて話し合っていました。

聞けば「次郎」の飼い主さんは「次郎」が初めて迎えたワンコで、あなたに色々なことを教えて欲しいとのことでした。

そんなあなた達に関係なく突然「太郎」が走り始めました。

「太郎」は他の仔には一切関心がなく、いつも単独で自由に走っていたのです。

すると「次郎」もワンワン吠えながら、「太郎」を追うように走り始めました。

あなたと先方の飼い主さんは顔を見合わせて「楽しそう!気があうみたい」と喜んで見ていました。

しばらくして「太郎」がスピードを緩めたとき、「次郎」が「太郎」の背中に前足を乗せました。

振り返った「太郎」は「次郎」の前足を振り払い、真正面から睨み付けながら唸り声を上げています。

「次郎」は走っていたときと同じようにワンワンと吠えています。

「太郎」と「次郎」の間には、緊張感が漂っているように見えます。

飼い主同士は呆然として、「太郎」と「次郎」の側でただ見守っていました。

その時「次郎」が横から再度「太郎」の背中に手を掛けようとしました。

とその瞬間、「太郎」が素早く前足で「次郎」を組み伏せました。

「太郎」は横向きになった「次郎」を睨み付けながら、まだ唸り声を上げています。

よく見ると「次郎」は耳が切れて少し出血しています。

あなたは「太郎」を「何で分からないの!」と厳しく叱り、「次郎」の飼い主さんに丁重にお詫びをしてドッグランから出ました。

家に帰っても「太郎」が元に戻ってしまった、もう、ドッグランには行けない!と思いました。

とまあ、こんな事があったとします。

どう、思われましたか?何となく、現実に起きそうなお話でしょ。

ご自分の愛犬が「太郎」だとしたら、どうしますか?

既に、十分にお分かりだと思いますが、この場合、「太郎」は「犬として完璧に正しい行動」をしていますよね。

自分より「上位」になろうとした「次郎」の挑戦を退け、再度、挑戦したりしないようにきちんと指導しただけです。

仮に「単なる遊び」の場合であっても、こんなことは起きます。

耳からの出血は不可抗力であって、誰の責任でもありません。

叱られるようなことは、何もないですよね・・・って、でも実は飼い主さんの希望は違うんですよね。

間違いなく太郎の行動は犬としては、満点なんです。

誉められることはあっても、叱られるようなことはありませんよね。

でも、最初に書いた「とにかく他の仔達と楽しく一緒に遊ばせたい」という飼い主さんの希望を叶えるには、これだけじゃ無理なんです。

もっと人間っぽい対応を願っている、はっきり書くと、飼い主さんの意向をくみ取った行動を望んでいるんですよね。

「とにかく他の仔達と楽しく一緒に遊ばせたい」という飼い主さんの願いは往々にして、愛犬に犬としての正しい行動さえも抑制させなければいけなくなるんですよ。

常に飼い主さんの「指示を確認する」、「指示に従う」までにならないと「太郎」は何回でも同じことをします。

とにかく「犬社会では正しいこと」なんですから。

もしも、本当に「とにかく何のトラブルもなく過ごして欲しい」と思われているとするならば、まさに「飼い主のエゴ」としか言いようがないですよね。

他の仔に何をされても「我慢しろ」ってことなんですから。

もしも、私が「犬」だとしたら、そんな飼い主と一緒に暮らしたくはないですね。

そんなの無理!無理!って思いますよね。

でも、そんな飼い主のわがままを叶えてくれるのが「犬」なんです。

本当に素晴らしい生き物ですよね。

では、どうなると願いを叶えてくれるのか?を書きますね。

例の中で「そんなあなたに関係なく『太郎』が走り始めました。」と書きましたよね。

ここがポイントです。

「どんな状況下でも飼い主さんの指示を確認する」とか「飼い主の意向を理解している」レベルになれば出来るんですよね。

先方の仔にたとえどんなに失礼なことをされても「我慢する」ことも必要になります。

何をするにも「指示」を待つ、なんて仔にしなければいけないですね。

整理すると、「我慢が出来る」「常に飼い主の指示を確認する」「飼い主の意向をきちんと理解する」、ってとこでしょうか。

でも、皆さんはそんな仔を結構見ていますよね。

「盲導犬」はそうですよね。もちろん、もっとハイレベルですけどね。

皆さんは、どう、思われますか?

そこまで「愛犬」に求める必要があるのかな?と思われますか?どうでしょうか?

私は、もしも、皆さんの愛犬が「太郎」と同じ行動をしたとするなら、是非、誉めてあげて欲しいと思いますよ。

「偉かったね。きちんと教えてあげたね」と言ってあげて欲しいですね。

先方の飼い主さんにも出血させたことは詫びるとしても、「太郎」の行動の正しさを説明して上げて欲しいですね。

決して、間違ってはいないんですから!

でも、飼い主さんが夢見る気持ちも理解できますよね。

実は、私も密かにそうは思っていますから!

そんなスーパー家庭犬にあこがれていますからね!

だから、飼い主さんの応援をしているんですけどね。何とか夢を叶えて欲しいですよね。

今回もまたまた異常に長くなってきましたね。

この続きは、また次回書きます。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、私へのメッセージ、愛犬に関する悩み事等何かあれば、

Wan’s LifeのHPhttp://wans-life.org/の相談室からお願いします。

私のみならず、メンバーみんなで応援しますからね。

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コメント

去年このブログを拝見しても、ゴルパパの真の意味を理解出来たかどうか?
答え  私には無理でした。coldsweats01
ランに初めて遊びに行ってから9ヶ月!
ランで勉強させて頂いた今!dog
まだまだ未熟ですが、とてもためになるブログでした。shine
ランであんなに教えて頂いていても、???
と悩み考え、何ヶ月か後にあっ!そうか!
と、やっと気づく次第で、
出来の悪い生徒で済みませんが、
これからも、あきらめないで教えて下さいwink

<エルザ・サラママさん>
そんなことはないですよ。
十分に理解されていると思いますよ。
それが何より証拠には、サラが確実に成長していますよね。
私は、そう思いますよ

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