フォト
2014年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« しつけの道具 | トップページ | 挫折と喜び »

2008年6月30日 (月)

ドッグランでのトラブル回避

さて、今回は、「ドッグランでのトラブル回避」と題して書きますね。

まあ、いつもご相談をいただいたりする場合には、「具体的な内容をお聞きしたいので、是非、私達のドッグランに見学がてらおいでいただきたい」とお伝えするんですが、遠方の方の場合、それも難しいですよね。

でも、実際に「詳しい状況が分からないとアドバイスのしようがない」ということも事実なんですよ。

そうは言っても、実際に困られていることは間違いないので、今回は、飼い主さんの「不安感、恐怖心」を少しでも和らげられるように実際に「ドッグラン」で起きてしまいそうなトラブルを未然に防ぐ方法や起きてしまった場合の対処方法を書きますね。

ですから、「何の問題もない」という仔にはほとんど無縁な対処方法が多いかと思います。

まあ、緊急時の対応も書きますから、少しは参考になると思いますが・・・。

基本的に「愛犬が犬が苦手」なんて場合には、ドッグランに馴れているお友達に同伴をお願いしたりした方が無難ですよね。ルールも教えてもらえるでしょうしね。

あと、愛犬の数よりも人の数の方が多い状態で行ったほうが良いですね。

分かりやすく書くと、愛犬一頭に対してご夫婦で対応する方が良いですね。

では、順に具体的な方法を書きます。

最初は「入場するときに起きそうな問題」です。

愛犬がオンリードの状態にも関わらず、先に入っている仔達が入り口周辺に集まって来てしまい、「どうしよう?」なんてケースですね。

この場合、様子を見たいからと思って、愛犬にリードを着けたまま入場する、なんて選択が一番危険ですね。

自由に動いている仔達の中にリードを着けたまま入る、これだけで犬はかなり緊張します。

だから、危険性が増すんですね。

愛犬が怯えていたり、大興奮状態で無い限り、リードを外して入場した方がいいですね。

通常、ドッグランの入り口は二重扉になっていて、区切られた中でリードを外すことは可能だと思いますが、そんなスペースがない場合(まあ、考えにくいですけど)には、首輪を持ってリードを外せば良いですよね。

でも、怯えていたり、大興奮状態だったら?

入るのは止めましょう!

周辺を歩かせたり、外から中の様子を見させたりして、「怯え」や「興奮」が収まってから入場した方が「事故防止」にはなりますよ。

でも、何をしても収まらない、なんてケースの場合、慎重に対応したいのなら、毎回書いているように「環境を整えて・・・」から始めた方が良いですね。

無理は禁物です。良く有り勝ちな「大丈夫、大丈夫」という何の根拠も無いアドバイスには耳を貸さない方が無難だと思いますよ。

その方が絶対に不快な思いをさせない自信があるのなら別ですが・・・

でも、人間関係を重視して、結局、誘いを断り切れずに入場することになってしまったなんてことも考えられますよね。

選択肢は「二つあります」

一つは、思い切ってリードを外して入場する(これに関してはこれから書きます)

もう一つは、リードをしたまま入場する、ですよね。

これには、いくら愛犬が落ち着いていても、飼い主さん自身に自信がない、愛犬がどんな行動するのか不安だから中々リードを外せないなんてケースも含まれます。

でも、愛犬が落ち着いている場合には、リードそのものは、直ぐに外してあげて首輪を掴んだ状態にしてあげてください。

とにかく、不必要に緊張を高めないことです。

仮に「中々落ち着けない」場合には、リードをしたまま、なるべく集団に近づかないように「散歩の要領」で歩かせることをして上げて下さい。

多分、何回もマーキングをすると思いますが、次第に落ち着いて来るとは思いますよ。

さて、次は「入場後に起きそうな問題」です。

不安はあったけど、思い切って入場した。でも・・・

具体的に書きますね。

先ずは、前方から大興奮の仔がこちらを目指して「突っ込んで来たとき」の対処方法です。

危険だと判断したら、愛犬の前に立って、腰に手を当て「仁王立ち」が理想です。

馬鹿馬鹿しいと思われるかも知れませんが、かなりの確率でこの段階で「先方の仔は止まります」

でも、止まりはしたものの、再度、「吠えながら近づいて来る」場合もあるかも知れません。

そんな場合には、その仔の目の前に「足の裏」を見せるように足を出します。

普通は、この方法で大型、小型に関わらず、止まりますよ。

とにかく対応の基本は「足」です。

「手」は駄目ですよ。

ただ、ここで問題となるのは、愛犬の状態ですね。

怯えてじっとしている、とは限りませんよね。

興奮して吠えまくる方が普通だと思います。

場合によっては、「応戦します!」なんてことも考えられますよね。

緊急避難としての止め方は、先方の仔に背を向けて、しゃがんで愛犬に覆いかぶさるようにして「首輪」を抑えるのが良いと思います。

とにかく、先方の仔と愛犬の間に自分の身体を入れることですね。

敢えて「背を向けて」と書いたのは、仮に先方の仔が回りこんで来た場合、周囲から見えにくいことを利用して、大声で「痛い!」と言えば、先方の飼い主さんへの有効なアピールとなるからです。

通常、人が「痛い!」と叫べば、どんな飼い主さんでも駆け寄って来ますよね。

「人を騙すなんて!」と思われるかも知れませんが、他の仔に突進する仔を放置した訳ですから、これ位のアピールは許されると思いますし、何と言っても事態を収めるためですから!

先方の飼い主さんには「大丈夫です、噛まれたわけじゃありませんから」と言えば済むことですから。

第一、何としても、愛犬を守らなければいけないんですからね。

ただし、あくまでも緊急避難ですから、多用はいけませんよ。

夜遅くに泥棒を見かけたら「泥棒!」ではなくて「火事だ!」と叫べと同じ理屈です。ん?やっぱ、違うかな?

まあ、こんな場合、先ほど書いたように「犬の数<人の数」であれば、愛犬を「守る人」と「抑える人」に分かれて対応出来るんですよね。

これで、一応、事故防止は出来ますよ。

次に「愛犬が他の仔達に囲まれてしまい、緊張の極致」

こんな場合の対処法です。

よくやり勝ちなことが周囲で見守る、ってことですね。

でも、愛犬の緊張度が高いのなら、この方法は効果的とは言えないですよね。

理由は、何か起きてからの対応しか出来ないですからね。

もめごとを未然に防ぐためには、輪の中に入って行って、愛犬を輪の外に出してあげることです。

特に愛犬の顔の周辺にいる仔には注意した方が良いですよ。

場合によっては、「ぱく」っと来ますから。

先ずは、その仔と愛犬の間に割って入りましょう。

ただ、歩いて入るだけです。言葉は必要ありません。

私達のドッグランで私が飼い主さん達にお願いしていることの一つに「ワンコ達を団子にするな」ってことがあります。

ちょっとしたことで小競り合いが起きてしまうことがあるからです。

実際、犬同士のトラブルなんてのは、最初から真っ向勝負なんてことはめったになくて、ふとしたきっかけから始まるんですよね。

だから、私達のドッグランでは「団子にするな」は合言葉のようになっていますよ。

元々、犬が苦手な仔の場合、一対一のご挨拶で精一杯だと考えてあげた方が無難ですよね。

周りを囲まれてしまっては、緊張感は高まるばかりでしょうから。

だから、「輪」を崩す必要がありますね。

次に「マウンティングの防止」です。

マウントする理由は色々ありますよね。

性的な意味がある場合もありますし、支配性を表す場合もありますね。

幼いときには「遊び」の中で結構しますよね。

実際、マウンティングに関しては、女の仔の飼い主さん、男の仔の飼い主さん、やられた仔、やった仔、色々な意見があるのは承知しています。

でも、理由は何であれ、私達のドッグランでは、マウントは絶対にさせません。

もしも、マウントしようとした場合、かなりきつく叱ります。

マナーとか感情論ばかりではなくて、「危険」でもあるからです。

例えば、支配欲からの場合、当事者同士の力関係がかなりはっきりとしている場合には、先方の仔がすんなりとマウントさせるなんてこともあります。

また、逆に余裕のある仔がわざとさせる(許す)なんてこともあります。

でも、そうでない場合、片方の仔が相手の仔の背中に前足を掛けようとした瞬間に「闘争」が始まることもあるんですよ。

普段大人しい仔でも、この際には本気で応戦しますよ。

ちなみにゴル男の場合、普段は全く攻撃性はありませんし、軽く噛まれた程度では怒りません。

せいぜい「指導」するくらいです。

でも、マウントされそうになると本気で反撃しますし、途中で止めることもしませんよ。

決着がつくまでやりますね。

この場合、両者の間には、決して平和的な雰囲気は流れていませんから、要注意ですね。

あと、男の仔が女の仔にマウントする場合、この場合には、通常、はっきりとした前触れがあります。

しつこく匂いを嗅ぐ⇒マウントにつながるんですね。

何れの場合も、犬の行動を見ていれば、十分、未然に防げるんですよね。

どうも、本も含めて色々な意見の中に「危険性の指摘」が少ないことが気になりますね。

実際、私は十数針縫った仔の話や全身麻酔で治療なんて話も知っていますし、耳が半分無くなった、なんて話も聞いたことがあります。

これは、何も男の仔同士の場合に限られたことではなくて、女の仔同士にもあります。

だから、難しい理屈は抜きにして「危ないから絶対にさせない」って考えて欲しいですね。

最後に「緊急時の止め方」ですが、大きな声を出すことで、かなりの場合、止めることが出来ますし、他にも「水を掛ける」なんて方法もあります。

でも、そんなことになる前に回避することを第一に考えた方が良いですよね。

決して不可能なことではないんですから。

それから、ドッグランの経験が少ないとか、まだ、パピーなんて仔を連れて行く際には、とにかく「愛犬を守る」ことに徹して下さいね。

決して「犬を怖がる仔になった」なんてことのないように、絶対に無理は禁物ですよ。

まあ、ドッグランという場所は、犬にも人にも楽しい場所であって欲しいと思いますが、現実には色々な問題が起きやすい場所でもありますよね。

お互いがマナーを守って、少なくとも自分の愛犬の面倒さえ見ていれば、何の問題も起きない筈なんですけど・・・

さて、今回はこれで終わりです。

次回もまた、皆さんに楽しんでいただけるような事、お役に立ちそうな事を書きますね。

ということで、次回もまた、乞う、ご期待!

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、

Wan’s LifeのHPhttp://wans-life.org/の相談室からお願いします。

« しつけの道具 | トップページ | 挫折と喜び »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« しつけの道具 | トップページ | 挫折と喜び »

ゴル男の仲間達