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2008年4月12日 (土)

問題行動の治し方(指導編)

さて、今回は、「指導力」=「上手な教え方」について書きますね。

前回書いたように、「犬」には、元々、狼ほどではないにしろ、「集団」の中でルールに従って生活する「資質」があると書きましたよね。だから、そこを上手く利用すれば「人」との暮らしも上手くいくとも書きました。

でも、ここから先が「しつけ本」によっての違いが出てくるとこなんですね。

よくあるのが、「上下関係をはっきりさせる」とか「服従を入れる」とかですよね。だから、何事も「人」が先である必要があるとか様々な「基本」が書いてあります。

でも、私はそのことがまさに「失敗」する原因にもなっていると思うんですね。

大体、失敗するケースの場合「気持ち」を忘れてしまうんですね。「形」ばかりを実行してしまうんですよ。私がそうでした。

本当はひたすら可愛がりたいのに自分の「気持ち」を抑えて、冷静な教育者の「ふり」をしちゃうんですね。だから、何をしても「気持ちが入ってない」

私の場合、やたらテクニックばかりを追い求めてた気がします。(技術論はまたいつか書きますね。だから、今は技術は忘れて下さい)

入っているのは「力」だけ。「力」を誇示することで「リーダー」になれると思ってました。でも、これは大間違いでしたね。

ちなみに「狼」の場合でも「α」になれるのは、必ずしも身体が大きく力の強いものがなれるとは決まっていないんですね。その「狼」の持っている「雰囲気」が重要な要素になるそうです。

結果、ゴル男には何も通じませんでした。本当に駄目な飼い主でしたね。

じゃあ、「どうすべきなのか」、これが一番大事!

私の反省も含めてこのことを書きますね。

私は「犬」と「人」の関係をこう思っています。

犬は私達人間を「二本足で歩くでかい奴」って感じで思っていると思うんですよ。だから「群れ」の「α」とか「リーダー」とかは全然意識していない。そんなことは有り得ないとさえ思ってます。

理由を一つだけ書いておきますね。「α」とは常に「闘争」の結果決定するものであって、狼の場合には、たとえ「人」に対してであっても「威嚇」し「戦い」を挑み「α」になろうとするんですね。(これは、狼の研究の中で立証されていますよ)

この点「犬」は違います。飼い主に「戦い」を挑むなんてしませんよね。年老いた飼い主を「威嚇」したり、「戦い」を挑んだりして「α」になろうとする「犬」がいますか?いないですよね。

他にも理屈は色々あるんですけれども、とにかく「犬」は「人」を同列には思っていないですよね。(でも、家族の中での「序列」はつけているらしいです。一番は「父」で二番は「母」で三番は・・・って感じですね。)

だから、「人」が群れのリーダー(α)になろうとしてもなれないんですよ。「犬」には「犬」の世界があって、仮に「犬」を群れで飼育したら、その「犬」の中で「α」が決まるんですね。決して「飼い主」が「α」になるのでは、ないのですよ。

だとしたら、「飼い主」は何になるのか?

私は「親」が感覚的に一番近い表現だと思っています。

「親」は幼い子の面倒を見て、成長と共に様々なことを教えます。

まさにこの感覚が「犬」を育てることに通じると思っています。

「社会のルール」は全家庭「共通」のことです。だから、普通、親は子供に「人様に迷惑をかけてはいけない」とか教えますよね。

でも「家庭内のルール」は「独自」のものです。皆さん、子供の頃にお母さんに「よそはよそ!うちはうち!」って言われましたよね。それと同じですよ。

この理屈も「犬」の「育て方」にも通じますよね。

こう考えると「子育て」と「犬を育てること」には共通することが多いと思いませんか?

じゃあ、人の子育ての最初は何をするのか?経験者ならお分かりになると思いますが、先ずは、「可愛がる」から始まりますよね。両親は勿論のこと、お爺さん、お婆さん、親戚まで含めて皆で可愛がります。

でも、赤ちゃんは言葉が話せません。いつでもどこでも周囲の都合に関係なく、よく泣きます。だから、親は赤ちゃんの様子を観察して原因を考えます。何を望んでいるのか想像します。結果、親が「学習」するんですね。

そして少し成長して歩けるようになると、一緒に外出もするようになります。そんな時、親は命がけで子供を守りますよね。だから子供も何があってもパパママが一緒なら大丈夫と思い安心して一緒にお出掛けするようになりますよね。でも、いないと「不安」になるのが普通ですよね。

「犬」も同じだとは思えませんか?感覚的には一緒ですよね。

だから、「犬」の躾の基本は先ずは「可愛がる」から始めて、次第に「信頼を得る」ことだと私は思ってます。

色々なことを教えるのはそれからで十分だと思いますよ。「犬」の信頼を得ることで「絆」を築く第一歩が始まると考えて欲しいですね。

ある本にこんなことが書いてありました。その本は「犬が書いた」ことになっています。

『人はよく「犬」を甘やかすなとか言うが、甘やかすことの何が悪い!甘やかされたことで駄目になる「犬」などいない。それが証拠に我々「犬」がこれほどまでに「人」を甘やかしてきたのに、それが原因で駄目になった「人」などいないではないか』

面白いでしょ。私も同感です。私も含め「駄目な飼い主」は世の中にたくさん居ますよね。「犬」のことを知らずに「犬」を育ててきた私などは、本当に「ゴル男」に甘やかされてきたのかも知れません。反省、反省!

ここまで書くと私が「基本」として書いたことがご理解いただけると思うんですよね。

とにかく「見て、触れて、一緒に遊ぶ」が大事だと思います。

あとは、「犬」の特性を理解して「受け入れる」ことが大事になると思うんですよ。

ということで、次回は、そのことを書きますね。

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、

Wan’s LifeのHPhttp://wans-life.org/の相談室からお願いします。

次回もまた、乞う、ご期待!

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コメント

よく子供が泣いたらすぐに抱っこすると「抱き癖がつく!!」なんて言われましたけど、抱き癖ついて何が悪い!!ってのと同じですよね~安心するんだから沢山抱いてあげればいい。

段々と何かが見えてきたような気がします。。

<COAさん>
私も子供達が小さい頃に同じ事を思いましたよ。
「親」が大変なのは全然構わないですよね。
ワンコも同じだと思いますね~
頑張ってくださいね

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