フォト
2014年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 問題行動の治し方(個性編)2 | トップページ | ゴル男、4歳! »

2008年4月16日 (水)

飼い主がしてはいけないこと

今回からは、問題行動の治し方について、具体的な事柄を書きますね。

じゃあ、先ずは、色々な選択肢の中から、「飼い主がしてはいけないこと」について書きますね。

これは、なんと言っても一番に「体罰」ですね。

大体どこのお宅でも、何かを教えようとして「犬」が理解せずに失敗ばかりした時とか、何か不都合なことをした時に無意識に軽い「体罰」を与えたりしますよね。

最初は軽く「鼻ピン」位から始まると思うのですが、犬が次第にこの程度の罰では言うことを聞かなくなると、頭を引っ叩いたりするようになって、段々ハードな罰し方になる、というのが飼い主が陥りやすい落とし穴ですよね。

でも、これは、「苦痛を伴う刺激に動物が耐えるようにする古典的な訓練方法」なんですね。つまり、結果的に犬に飼い主が与える罰に対して「耐えること」や「無視」することを教えていることになっちゃうんですね。

昔、私が読んだ「空手入門」みたいな本に書いてあった「指先」の鍛え方と同じですよね。最初は「柔らかいもの」から始めて段々「硬いもの」で鍛えること、みたいなのと一緒ですよね。

まあ、私はお薦めしませんが、どうしても「犬」にご自分の「力」を見せ付けたい!という気持ちがあるのなら、絶対に「一度で分からせる」方法が良いと思いますよ。

中途半端なことはしないほうが良いと思います。でも、何が「中途半端」でどうするのが「一度で分からせる」ことにつながるなんて分からないですよね。

当然にそれぞれの「犬」で痛みに耐える力も違うでしょうしね。だから、お薦めしないんです。無理やり書くとするなら、嫌な表現ですが、「こいつに逆らったら命が危ない」と思える程度ですかね。それ位なら「全犬種」に共通かも知れませんね。

でも、様々な弊害も出ると思いますから、やっぱり「体罰」で何かを教えようとするのは、「嫌な思いをする割りには効果がでない」という無意味な行為だと思いますよ。

大体、何故自分が「体罰」を受けたのか?どんな行動と関係するのか?を「犬」に理解させるのは「至難の技」だと思いますよね。

呼んでもすぐに来ない「犬」を遅れてきたときに「強打」することは、呼ばれても決して近づかないことを教えるのに極めて有効な方法だと立証されているそうですから。

とにかく失敗した私が言うんですから間違いない!

ただし、一つだけ飼い主の「力」を見せ付けることが有効な場合がありますから、その事も書いておきますね。

それは、「犬」が飼い主に対して「挑戦」してきたときです。

社会的な「上下関係」に関わるケースには、飼い主の「力を見せる」ことが有効とされています。でも、こんなのは私自身「聞いたことがない」ので気にしないで下さい。

次に「言葉で叱る」ケースについて書きますね。

これにも「落とし穴」が隠れています。それは「何度も繰り返す」ってやり方です。

まあ、「体罰」と同じことで、最初は小さな声で「○○ちゃん、駄目よ」から始まって最後には「○○!何度言えば分かるの!」みたいな大声で叱る。

これも効果的ではありませんよね。下手をすると「犬」が飼い主さんの「気持ち」を声の大小で「判断」するなんてことにつながりかねないですよね。

つまり「犬」が駆け引きを覚えてしまうんですね。「あの程度の声なら、まあ、いっか。取りあえず、これ楽しいし、続けちゃおうかな」なんてね。ゴル男はそうですよ。

以前、「行動を止める」には「大声を出す」ことが効果的だ、と書きましたが、それとは違う意味ですよ。

そもそも「教える」と「止める」は違いますよね。大声の効果は「犬」の注意を飼い主に向けるとか一瞬ハッとさせる程度なんです。言わば「一時停止」なんですね。「緊急避難」に過ぎないんですよ。

でも、ちょっとしたことを犬がしでかす度に「MAXの大声で叱る」必要なんてないですよね。第一、近所迷惑ですし、不特定多数の犬が集まる場所でもいい迷惑ですよね。

じゃあ、どうするのが効果的なんでしょうか?

これは何といっても「気持ちを伝えること」ですよね。声の大小ではなくて、飼い主の素直な気持ちを伝えることですよ。

方法はオリジナルでいいですよね。

私の場合はゴル男のおでこに私のおでこをくっつけるようにして叱ります。でも、大声は出しませんよ。先ずは「側に呼んで」「座らせて」「じっと目を見て」ぐずぐず叱ります。

まあ、これもめったにはやりませんよ。あまり、叱ったばかりいると効果がなくなりますからね。最悪「犬」に「何をしても叱られる」と誤解される恐れもあるようですから。

これも「人」と似てますよね。

さて、ここで一度原点に戻りましょうか。

じゃあ、いったい、何故、叱る必要があるのでしょうか?

叱ることに何の効果があるんでしょうか?

大体、叱る原因は概ね二つですよね。「して欲しくないことをした」「すべきことをしなかった」ですよね。

じゃあ、叱ることで「犬」に何が伝わるのでしょうか?

間違いなく伝わるのは「飼い主の怒り」ですよね。理由はともかく「飼い主さんが怒ってる」ってことが「犬」に伝わります。

でも、何かの「行動を促す」ことにはつながりませんよね。「犬」には「何かをしたら飼い主さんが怒った」ことは理解できるかも知れませんが、「しなかった」ことで「叱られた」は難しいですよね。

人間でも同じですよね。「本当に君は気が効かない!」って上司に叱られるのと大差ないと思うのですがどうでしょうか?

だから、何かをすることを教えるには「叱るより誉める」が効果的ですよね。「叱る」のはしてはいけないことを「した」ときに限定した方が良いと思います。

これまでに何回も書きましたが、「犬」は飼い主さんに受け入れられたい評価されたいという願望を持っていて、飼い主さんに受け入れられることが「報酬」となって、飼い主さんに都合の良い色々なことをするようになるんですよね。

だから、「何かをさせたい」ときには、誉めて行動を促すほうが効果的ですよね。

そのことを忘れてはいけないと思いますよ。

それと何か「して欲しくないこと」をして叱らなければいけない場合であっても、何回も何回も「結果」を叱るより、その前に「させない」努力をするのが、一番簡単だと思います。

大体「犬」の好きなことを止めさせるのは難しいですからね。ある程度の寛容さも飼い主には必要だと思いますよ。

その点、私は「諦めが良い」ので、現在は、ゴル男の対してかなり寛容な飼い主になってますよ。悲しいことに・・・

あと、注意すべきなのは「何がいけない」のかをはっきりと教えることですね。同じ咬むことでも、咬んで「良いものと悪いもの」の区別を教えることも大事ですよね。

これには地道な努力が必要ですけれども、とにかく「犬」には「分かりやすく」が一番だと思いますよ。

何かを「噛み千切る」ことは、多くの犬の持って生まれた「本能」に関わる部分ですから、それを好む仔に「噛み千切る」ことを止めさせるのは至難の技だと思いますよ。

だから、次善の策として「噛み千切る」物、噛み千切っても構わないものを与える必要があるときもあると思うのですよね。

常に「犬」に「飼い主」にとっての最善の行動を求めるのは、無理があると思うのですがどうでしょうか?

なんかまとまりのない話になって来ましたね。

一度、整理しますね。

テーマに沿って書くならば、飼い主のしてはいけないこととは、

①体罰を与えてはいけない(しても効果がない)

②声の大小で「叱る」効果を変えてはいけない(犬に駆け引きを覚えさせる恐れがある)

③すべきことをしないからといって叱ってはいけない(叱っても行動を促す効果はない)

④叱ってばかりいてはいけない(叱らなければいけない状況を作らない努力が大事)

⑤常に「犬」に最善を求めてはいけない(次善の策も考慮した方が簡単な場合もある)

まあ、こんなところでしょうか。

今回も長くなりました。続きは次回に書きますね。

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、

Wan’s LifeのHPhttp://wans-life.org/の相談室からお願いします。

次回もまた、乞う、ご期待!

« 問題行動の治し方(個性編)2 | トップページ | ゴル男、4歳! »

コメント

我が家もゴルパパから最初に言われた
「褒めて褒めて」「今はあまり怒らないであげて」というアドバイスを実行したらショコラの心が変わりましたからね!!
やっぱり、誰でも叱られるより褒められた方が嬉しいし自信もつきますよね。
今では褒めるとすぐゴロ~ンてして撫でてってアピールしますよ(笑)
決して、大声や圧力だけが手段ではないってことですね。

<ショコラママさん>
そうですよ。人でも犬でも「気分良く、楽しむ」のが一番ですよhappy01
これからも一緒に楽しく暮らすを一番に考えてくださいねsign03
期待してますよshine

体罰に関しては、あたしも経験者です(>_<)
ホントに後悔しています。中途半端なんですよね~。(そんなに、ヒドイ体罰はしてませんよ(^^))
でも、一つ誇れるのは、できない事に関しては叱った事はありません。できたら、めっちゃ褒めましたけど(^^)今は、怒る事も少なく(ほとんど)ないですね!たまに、やってはいけない事をしたときは、マズルをつかんで、怒ります。
怒るのって難しいですよね・・・。夫婦で同じ怒り方も難しいですしね・・・。今は、とてもいい子だと勝手に思っております(^^)

体罰に関しては、あたしも経験者です(>_<)
ホントに後悔しています。中途半端なんですよね~。(そんなに、ヒドイ体罰はしてませんよ(^^))
でも、一つ誇れるのは、できない事に関しては叱った事はありません。できたら、めっちゃ褒めましたけど(^^)今は、怒る事も少なく(ほとんど)なりました!たまに、やってはいけない事をしたときは、マズルをつかんで、怒ります。
怒るのって難しいですよね・・・。夫婦で同じ怒り方も難しいですしね・・・。今は、とてもいい子だと勝手に思っております(^^)

まちがえて、2回も入れてしましました。
2回目のを読んで下さい。

<バボママさん>
みんなやっちゃうんですよね。
私もそうでしたしね。
でも、今は、とにかく「叱る」ことがないように
事前に気をつけるようにしてます。
それにしても、やっぱり・・・
頭にくることは多いですけれどもね

私も・・・  ご存知のように・・・ ペシペシやっているので、私の事・・・だと思いました。
大型犬だから人に迷惑をかけてはいけない!と、間違ったしつけ(のつもりでした。)をしてました。
でも、ゴルパパのアドバイスを実行したら・・・ 
グ~(^-')b  これからも褒めて、伝えて、を続けたいと思います。

生まれて半年位のときですかね~いきなり家族に吠えて、噛み付くなんて時期がありました。
その時は噛まれた時には噛み返しましたね(笑)
噛まれたら痛いんだぞ!!ってのを教える為に。
今考えると体罰ですよね。
私としては母親のつもりだったんです…勘違いもいいとこですねcoldsweats01
ゴルぱぱさんのブログを見始めてから、危険なこともして欲しくないこともごっちゃにして「ダメ」って言ってたことに気付きました。
自転車に飛びつこうとするクセがあるんですが、今は自転車が来る前に座らせて、「危ないよ、怪我したら痛いんだよ」ってしゃがんで耳元で話しかけて一緒に自転車が通り過ぎるのを見守ります。
大人しく我慢できたら「えらいね~!!我慢できたね!!」って褒めてます。
今のところ興奮して自転車に飛びつくことはなくなりました。
今更ながらウチの犬賢いな~なんて思ってます(笑)私が行けなかったんですね。反省です。

<アニ・トレの母さん>
そうですね。
正しい行動を促がすには「誉める」が一番ですね。
まあ、たまには「きつく叱る」のが必要なこともあるとは思いますが、本当に「たまに」でいいんですよ。
まだまだ、成長しますよ!

<COAさん>
まあ、やられたらやりかえすのも一つの方法だとは思いますよ。
ワンコに上手く伝われば方法はなんでもいいんですよね。
いかに分かり易く伝えられるかですよ。
今、「賢い」と思えればいいんですよ。
結果オーライで行きましょうね

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 問題行動の治し方(個性編)2 | トップページ | ゴル男、4歳! »

ゴル男の仲間達