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2008年4月13日 (日)

問題行動の治し方(犬種特性編)

今回は、私なりにワンコと上手く暮らすために大切だと思う三つの項目の最後の項目、

『ワンコの特性を理解して「我が家」に受け入れるための「優しさと包容力」』について書きますね。

「犬」には、様々な「犬種」が作られていて、それぞれ「犬種」に独特の「特性」があり、その中でもそれぞれのワンコが「個性」を持っています。

私が言いたい「優しさと包容力」とは、私達「人」と「犬」が一緒に暮らすうえで、都合の良い面も悪い面も全てをその仔の「特性」として優しく受け入れて欲しい、ということなんです。

以前「知識編」で「狼」から受け継いだ「犬」に共通した「特性」について書きました。全ての「犬」にあると思われる「共通」した特性ですね。

少し補足しておきますけど、多くの「しつけ本」には『「犬」は「狼」の子孫だから、「狼」の持っている特徴を「犬」に当てはめると良い』みたいな事が書いてありますよね。

でも、実際には、確かに「犬」には「狼」の特性を受け継いでいる面もありますが、全く違っている面があることも意識しておく必要があるんですね。

「狼」と「犬」の大きく違う特徴について若干書きますね。

例えば、狼の場合、狩猟とは「しのび寄り」⇒「追跡」⇒「飛び掛り」⇒「押さえつけ」⇒「殺戮」⇒「咬み切り」というのが一連の行動です。もちろん目的は「食べる」ことにあります。

でも、犬の場合には、この中の「好きな行動」を繰り返す、というのが特徴なんですね。それも「狼」に見られる真剣さはなくて、かなりいい加減(遊び感覚)だそうです。行動そのものが「狼」に比べずっと「子供っぽい」んだそうです。

ある本には、「犬」は「狼」に比べるとはるかに「のんびりした平和主義者」であると書いてあります。私は「狼」は知りませんが、確かに「犬」は性格的に幼いし、平和主義者だと思いますね。

それに目立った違いを書くならば、元々「狼」はワンワンと吠えることが出来ません。「遠吠え」だけです。でも、「犬」と一緒に生活させると「吠える」ようになるそうです。

余談ですが、このことからすると「吠える」という行動は、強化されやすい行動だと容易に想像されますよね。

話を「犬種」に戻しますね。

これは、去年も書いたことなんですけど、元々「犬種」というのは、ここ1、2世紀の間に人が作り上げたものなんですよね。

例えば、テリアの場合、作出されたそもそもの目的は「小動物の駆除」にあって、昔のテリアは「食べる」目的なしに「狼」の一連の「狩猟」の行動を繰り返して「小動物(多くの場合はネズミです)の駆除」という「人」の望む行動をする。これが「仕事」だったんですね。

人が望む「仕事」を犬達にさせるために、その仕事に合う犬を作り上げたんですよ。犬の大きさ、色、性格までも考慮して「選択育種」していくんですね。(実は、これにも異論はあります)

元々、吠えてなんぼの犬もいれば、速さ、力強さが売りの犬もいるわけで、そんな犬達が特に与えられる仕事も無く私達の周りで暮らしているんですから、もしかしたら飼い主以上に犬達の方が大変なのかも知れませんよね。

だから、その点は十分に認識して「受け入れる」必要があると思うのですよ。今までに何回も書いてきましたけど、「運動が必要な仔には運動を!」「仕事を欲する仔には仕事を!」。これはすごく大切なことだと思いますよ。

例えば、よく「しつけ本」では、おもちゃやボールを「持ってこさせる」ということをやりますよね。でも、ゴールデンやラブといったレトリバーには「犬種特性」として、そもそも「好きな行動」であって、簡単にやる仔が多いと思いますが、これが牧畜番犬の場合だと「犬種特性」を考慮すれば「かなり難しい事」になるんですね。

もっと、極端な例をあげるならば、どんなに優秀なゴールデンやラブでもボーダーコリーのように「アイ(目)」で羊を誘導することは出来ないし、どんなに優秀なボーダーコリーでもシェルティと同じように「吠える」ことで「羊」を誘導することは出来ないんですね。

筋肉質な「犬」(フレブルもそうですね)は泳ぎが苦手だし、ラブとかは最初から「水」が大好きだったりしますよね。

だから、「犬種の特性」は十分に理解して受け入れてあげる必要があると思います。でも、それ以上に大事なことは各々の仔の「個性」を十分に理解してあげる必要があるということなんですね。

例えば、ビーグルの場合、以前の「仕事」を考慮するならば、「吠える」ことは大切な「犬種特性」なのですが、「吠えない」ビーグルもいますよね。

昔なら「役に立たない犬」とされてしまったのかも知れませんが、「家庭犬」とすれば、「大変良いこと」になりますよね。

実際、こう考えると「犬」も大変ですよね。「人」からの「ニーズ」の変化の影響をまともに受けなければいけないんですから。

さて、今回も長くなってきましたね。この続きは次回に書きますね。

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、

Wan’s LifeのHPhttp://wans-life.org/の相談室からお願いします。

次回もまた、乞う、ご期待!

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