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2008年4月15日 (火)

問題行動の治し方(個性編)2

さて、今回もワンコの「問題行動の治し方」でいかに「犬種の特性」や「個性」を理解して認めてあげることが大切か、について書きますね。

前回、身体の特徴や遺伝的要素について理解することも重要だけれども、それ以上にその仔の個性を理解してあげることが重要!と書きましたよね。

もう一度、書きますけれども、先ずは「犬種」の特性を理解して「一般的な傾向」と「絶対的な要素」を分けて理解する、そしてさらにその仔の「個性」を理解すると良いと思います。

まあ、犬種の特性については。「犬種図鑑」を本屋さんで立ち読みすれば、理解してもらえると思うので、これ以上は書きませんが、頭に入れておく必要はあると思いますから忘れないで下さいね。

次に「個性」ですが、これも我々普通の飼い主の場合、「愛犬の個性」を理解すればよいことなので、地道な努力をする以外にないですよね。

私は「見て、触れて、一緒に遊ぶ」が一番だとは思ってますけど、愛犬を理解するためには、それぞれの方法で構わないと思ってます。

さて、いよいよ、ここからが本題です。

くどいいようですが、愛犬の「犬種特性」と「個性」を理解したら、懐かしの「しつけ本」に戻ってみましょう。私が読んだ本には、「一般論」は書いてありますが、「個別対応」みたいな説明はありませんでした。まあ、当然と言えば当然なんですよね。

じゃあ、個別の問題行動を治したいと思ったらどうしたらよいのか、ここで「犬種の特性」とその仔の「個性」を考えなければいけないんですね。

でも、これにも難しい理論はたくさんあって、様々な「意見」があります。もっと簡単に言えば「はっきりしない」というのが答えなんですね。

だから、答えは「飼い主自身」が出さなければいけないんですよ。でも、安心して下さい。極めて特殊な事例を除けば、みんな治りますから。私はそう思ってますよ。

では、ここで一度原点に戻りましょう。

「犬」に関する「知識」でも書きましたけれども、元々「犬」には「飼い主さんとの絆が強まること」を喜ぶという、我々にとって非常に有難い特性があるんですね。

でも、もう一つ「犬」の喜ぶことがあって、「自分をあるがままに受け入れてもらうこと」ということもあるんですね。(何れもスティーブン・ブディアンスキー著「犬の科学」築地書館)

だから、私はこの二つのバランスが重要だと思っています。

とかく私達は単純に「犬は飼い主が大好き!だから、飼い主が望めば何でも叶えてくれる」と思い込み勝ちですよね。

でも、私達だって「犬の個性」を出来る限り受け入れてあげる必要があると思うんですよ。そうすることによって、お互いの絆が強まると思うんですよね。

私は問題行動を治すための基本はそこにあると思ってます。

原点に返る=絆作りから始めることだと思いますよ。

それに「目の前にいる愛犬の全てを受け入れられるだけの「包容力」が欠かせないと思います。

問題行動に悩む飼い主さんが落ち込みやすい「罠」はその仔の「欠点(少なくとも飼い主さんにとっての)」ばかりを意識し過ぎて、「長所」に目が行かなくなっちゃうんですよね。

たとえ、よその仔に対して「吠えて威嚇したり」「噛み付いたり」する仔であっても、家庭内では、素晴らしく良い仔だったりするんですよね。

だから、そんな場合には、ちょっとしたことで直ぐに「問題行動」なんて治せるんですよ。

「飼い主が変われば、犬も変わる」ってことです。これは間違いないですよ!

「よその仔はみんな出来るのにうちの仔は出来ない」なんていう悩みとも言えないような悩みを抱える方に、私は敢えて言いたいです。

「出来ない」ことばかりに意識がいってしまい、「長所」を伸ばすってことを忘れてはいませんか?

愛犬の名前を呼ぶのは「叱るときだけ」なんてことはないですか?

愛犬に手が触れるのは「叩くときだけ」なんてことはないですか?

「誉める」<「叱る」なんてことはないですか?

元々「犬」が何かをする、ということは「そのこと自体を犬自身が楽しいと感じているからするのであって、決して教え込まれたからするのではない」ということなんです。

だから、人にとって都合の良いことも悪いことも自分自身が楽しいと思うことを「犬」はするだけなんですよ。

作業犬として活躍している犬達は元々持っている「行動の特性」を人が人の都合の良い方向に強化しているだけなんですよね。それを教えることが「訓練」であったり、さらにその作業に向いた「犬」を作り出すために「選択育種」されたのが「犬種」なんですよね。

訓練された牧畜番犬は決して「羊」を「狩る」ことはしないですよね。追いかけることもしないそうです。牧羊犬は「羊」を「追いかけること」が遺伝的に受け継がれています。でも、「狩る」ことはしません。

また、昔のテリア種の場合には「害獣駆除」を目的に「選択育種」されていて「小動物を狩る」ことが「得意技」になっていたんですね。食べることよりも殺すことが目的になっているんですね。(もちろん、今の話じゃありませんよ)

でも、実際に犬が生得的に持っていない「行動」を教えることはほぼ不可能とさえ言われていますし、逆に本能に目覚めた犬を制御するのは非常に難しいとも言われています。また、「訓練」とはすべからく「本能」を押さえるためにするものであるという考えもあります。

ここで、一つ悲惨なお話を書きますね。実際の事件ですよ。

高齢の女性が犬を連れて歩いていた時、つまずいて後ろから犬に覆いかぶさるようにして倒れこんでしまったところ、驚いた愛犬に咬み殺されてしまったそうです。

学者さんによれば、とっさに攻撃されたと勘違いした犬の「防衛本能」が目覚めてしまい悲劇に至ったのだろうとのことです。

一度本能に目覚めてしまうと相手が「飼い主」であるということさえ忘れさせてしまうのですね~。怖いお話でした。

だから、眠らせておいたほうが良い本能は永久に眠らせておく必要がありますよね。決して「家庭犬」をガードドッグになんて考えないで下さいね。

話を戻しますね。

結局、私の偏見かも知れませんが、犬に無理やり「何かを教えよう」とするのは、人のエゴだと思います。我々と一緒に暮らすうえで、必要最低限のことさえ教えてあげれば良いのではないでしょうか。

それ以上は「一緒に遊びながら覚えてもらえればラッキー」位に思って欲しいです。

人間だって全ての子供がエリートになれるわけではないのですから。

またまた長くなってきました。この続きは次回にしますね。

次回からは、具体的な対応の仕方について書きますね。

さて、ドッグランについてのお問い合わせ、私へのメッセージは、

Wan’s LifeのHPhttp://wans-life.org/の相談室からお願いします。

次回もまた、乞う、ご期待!

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