フォト
2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« リハビリ!3 | トップページ | 人の時間、犬の時間 »

2008年3月21日 (金)

幼児教育

今回は、以前、お約束した、私が我が飼い主♂に施した「教育」について書くことにしよう。先ずは、私が「我が家」に来た頃の話から始めよう。まさに、そこから私の我が飼い主に対する「幼児教育」が始まったのだから。

我が飼い主♂の我ら「犬」に関する無知については、既に少し書いたが、今回はさらに詳しく書くことにする。

当時の私は、まだ3ヶ月にも満たないこともあり、散歩にも行けず、まさに「箱入り息子」であった。

日々「喰う」「寝る」「遊ぶ」の三点セットで過ごしていた。

「喰う」については、特に問題はなかった。現在に比べれば、ドッグフードのみの味気ない食事であったが、当時の私は「今は、これで我慢しよう。今後、飼い主を教育することで改善すれば良い事だ」と達観していた。

私には、ペットショップ時代にマスターした「愛想笑い」や「クーン、クーン」といった落としのテクニックがある。既に実績もあることだし、少しの不安も無かった。

次に「寝る」ことであるが、当時の私の居場所は、サークル内に限定されていた。寝床とともに排泄場所も同じサークル内にあった。

我が飼い主♂は何事も「本」に書いてある通りでなければならない、と考えていたようである。私が小用を済ました後のトイレの上で寝ることを「異常」と考えたようだ。

すぐさま私の居場所は拡大された。畳一畳以上のスペースが用意され、トイレと寝床の距離も確保され、一見、居心地のよさそうな住まいとなったのである。

何と愚かなことであろうか!私は住まいの広さなど、少しも気にはしていなかったし、ペットショップ育ちの私にすれば、多少汚れたトイレの上で寝ることなど何の問題も無かったのである。

少し考えれば想像がつくことなのに、多分、我が飼い主♂には「考える力」が欠如しているのだろう。

「こいつとの暮らしは、かなり大変そうだ」幼い私にも前途多難な犬生が容易に想像でき、毎日悲嘆にくれた。

悪い予感は必ず的中するものだ。私の「居場所」は安らぎの場所となることはなかった。奴は、自分の気が向くと、私の都合など一切考えずに私にちょっかいを出してきた。

そのあまりに自己中心的な行動には、さすがの私も堪忍袋の緒が切れ、無意味な「居場所」の撤去を要求した。とは言うものの、無学な我が飼い主♂には私の言語は理解出来ない。私には私の要求を穏便に伝える方法がないのだ。

となれば実力行使以外に残された道は無い!私には「時間」だけは豊富にあるのだ。ついに私は名画「大脱走」の諸兄と同じ心境となったのだ。

来る日も来る日もサークルの破壊を試みた。もうじき、柵の一、二本の破壊が終了しそうな頃になって、かなり愚鈍な我が飼い主♂にもやっとその「無意味さ」が理解出来たようで、私の「居場所」は撤去された。

少なくとも「居間」における私の自由は確保された、と思ったら、奴は次に「バリケン」を買ってきた。既に小型犬用があるにも関わらずにである。どうやら、ハウストレーニングとやらをしたいようである。本当に学習能力に欠ける困った飼い主である。

何を思ったか、奴は最初に大型犬用を、さらに一月も経たないうちに超大型犬用を購入してきた。当時の私がパピーで、それからいくら大きくなるかも知れないとは言っても、犬種を考えれば分かりそうなものではないのか!

私はフレブルのパピーであって、決してマスティフのパピーでもセントバーナードのパピーでも無いのだ!

結果、最悪なことに我が家には中型犬用のバリケンがない!成犬となった私のサイズにあったバリケンだけが無いのだ!

愚かにも奴は、再々度中型犬用のバリケンを買おうとしてαにこっぴどく叱られていた。当たり前だ!どこにワンコ1に対してバリケン4などという馬鹿な家があるのだ。αは呆れてものが言えない、と嘆いていたが、愚かな配偶者を持つと一生苦労するようだ。

私は、生涯独身を貫くつもりである。もしも私に想いを寄せる仔がいたら、どうか許してもらいたい。私には配偶者を迎える勇気がない。

また、話がそれたようだ。本題に戻そう。

この件で私が何を「教育」したかというと、飼い主♂自身が必要としない物を置くな!ということである。元々、私が必要としていたのは、「区切られた居場所」ではなく、私自身が「くつろげる場所」なのである。

奴の勝手な都合で作った「場所」なのだから、奴に不用ならば、速やかに撤去するのが道理であろう。奴にはこんな簡単な理屈さえ中々理解出来ないのだから、私の苦労は尽きない!

このことは、奴がもくろんだ「ハウストレーニング」にも言える。奴は私へのトレーニングを予想通り諦めた。家庭争議の元となったバリケンも今や単なる「物置き」となっている。

しかし、これだけは言っておきたい。私は必要があれば、ちゃんとバリケンに入っていることは出来る。車での移動の際には、奴に言われなくても自分から入る。

私は奴の運転技術など信じてはいないのだ。αが同乗していないとき、バリケンこそが唯一私の身を守ってくれるものであることを私は理解している。

ここで、再度、私は奴に「私にとって、何が必要なのか」を教育した。ちなみにバリケンの入り口も破壊しておいた。

私の悲惨なお散歩デビューについては、我が飼い主♂が何回も書いたので敢えて私は書かないが、奴がいたいけな「私を守れなかった」ことだけは書いておく!

当時の奴は決して「信頼出来る飼い主」ではなかったのである。とにかく私以外の「犬」に触れることさえ出来無かったのである。私の我が飼い主♂への評価はもはや絶望的なレベルまで下がっていた。

当然、奴との散歩は少しも楽しくなかった。とにかく他の犬との接触を避けてばかりいた。たとえ、綺麗系のお姉ちゃんワンコが近寄って来ても奴の歩みが止まることは無かった。

奴は「犬のご挨拶」を知らなかったのである。股間の匂いを嗅いだり、お尻の匂いを嗅ぐことは「単純に下品な行為」と考えていたようである。無知とは本当に恐ろしいものである。

唯一、αも一緒に散歩するときには、立ち止まっての交流が許された。でも、この場合であっても私は「匂いを嗅がせる」ことは許されても「嗅ぐ」ことは許されなかったのである。

この点だけは、飼い主♂の主張が通ったのである。今、思えばもっと強烈にαにアピールすれば良かったのでは・・・とも思うが、私自身、「挨拶の仕方」を知らなかったのでアピールのしようがなかったのである。

結果、私は「犬のご挨拶」さえろくに出来ない犬となってしまった。私の「犬嫌い」とまではいかないものの「犬への無関心」は加速された。

まあ、これは管理犬としての仕事をするようになって、最近やっと多少克服出来たものの、未だに「ご挨拶が上手」に出来る犬ではない。

これは、全て私がまだ幼い頃のお話である。この先の更なる苦労話は次回以降に書かせてもらおう。

なお、ドッグランについてのお問い合わせ、私の飼い主♂へのメッセージは、

Wan’s LifeのHPhttp://wans-life.org/の相談室からお願いします。

次回もまた、乞う、ご期待!

« リハビリ!3 | トップページ | 人の時間、犬の時間 »

コメント

暮らしている環境で、全然違ってくるんですね~^^
うちの子たちも、サークル大嫌いです!
でも、仕方なく入ります^^

面白いのは、私がお休みの日に
バニラ!ハウス!!

と言うと・・・。

抵抗してくるんですよ^^
解ってるんですよね・・・全てが^^

叱る時も、腑に落ちない時があるようで。
そんな時は、子供が怒りながらママに抱きついてくるような感じで、飛びついてきます。
悪い事をした時は、すんなり叱られるけど、
今のは悪くないでしょ!!って必死な顔^^

思わず、解った解った・・ごめんごめん。
ってつい、言ってしまいます^^

<バニショコママさん>
まあ、みんなそんなもんですよね。
でも、ワンコは寛大なので、一向に学習しない飼い主さえも慕ってくれるんですよね。
私は、感謝、感謝のパートナーだと思ってます。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« リハビリ!3 | トップページ | 人の時間、犬の時間 »

ゴル男の仲間達