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2007年6月15日 (金)

犬の賢さ

 犬の賢さと言っても、「犬の知能」とか「犬の意識」とかって難しい話ではありませんよ。そういう話は学者さんとか専門家にお任せするとして、私の場合は、あくまで経験上のお話です。

 犬と暮らしていると、お友達との話の中なんかで、自嘲的に「うちの仔は何も出来ないし、言うことも全然聞かない。駄目なんですよねえ」とかってついつい言ってませんか?

 でも、冷静に考えてみると、「我が家のワンコは賢い!」って感じるときの方が多くないですか?ただし、こちらの望む行動に結びついていないだけで・・・。私はそう思ってます。

 「しつけ本」とか「トレーニングの本」には、「訓練は犬が飽きない程度の時間ですること」って書いてありますよね。私もそうは思っているんですけど、実際には特別に時間を設けなくても、私達がワンコ達と日常的に接する中とか、私達の日常的な行動で「犬に教えてる(良いことも悪いことも)」って多いと思うんですよね。遊びに行くときと仕事に行くときを飼い主さんの服装の違いで覚えるとか、結構ありますよね。

 例えば、ゴル男の場合、冷蔵庫とは何か、ってことなんか、トイレの場所を覚えるより全然早く覚えましたよ。(覚えのある方は多いと思いますよ)

 ゴル男にとって冷蔵庫とは、

①「食べ物が入っているとこ」(これは、正しい!)

②「おかあが開けるときは、食べ物が出てくる、ただし、おとうの場合は飲み物が出てくる」(これも、ほぼ正しい)

③「おかあが冷蔵庫を開けるとき、側にいたら何かもらえるかも知れない」(この辺から怪しくなってくるんだなあ)

④「側にいて、ちゃんとお座りして、おかあをじっと見てたら、おすそ分けにありつけた。でも、おとうはケチだから何もくれない」(かなり危険な兆候)

 結局、ゴル男はカミさんが冷蔵庫を開けるたびに、たとえ寝ていても、パッと起きて、猛ダッシュで冷蔵庫前に直行⇒お座りしてウルウル目線攻撃⇒おすそ分けゲット になるんですね。でも、カミさんも「ゴル男のはないよ」とか言って何もあげないときもあるんですけど、ゴル男は未だに行きますね。私の動きは完璧に無視してます。

 でも、これだけじゃなくて、賢いなあって思うこともあるんですよ。冷凍庫(冷凍冷蔵庫なんですが、冷凍部分は引き出しになってます)を開ける音には反応しないんです。「あっしには、関係ございやせん」って感じなんですよね。カミさんが台所に向かう姿を目で追ってても、音が違うと動こうとはしないんですよ。もちろん台所の冷蔵庫なんてゴル男には見えません。犬の聴力恐るべし!ですね

 次は「悪知恵」です。ゴル男が破壊犬だってことは、今までに何度も書きましたけど、最近は破壊行動にも「知恵」がついてきたんですね。それは「おもちゃをダミーに使うこと」なんです。

 その原因なんですが、我が家では、ゴル男の破壊行動を回避するために「おもちゃ」を与えるようにしたんですよ。これが功を奏して、一応破壊活動も治まり、ある程度、私達の目的は達成されたようです。少なくともお留守番の時には一切なくなりました。帰宅時に、ボロボロになったおもちゃの破片を拾い集める作業は増えましたけど。

 でも、これも最初のうちだけで、今はお留守番のときには、ゴル男はひたすら寝てるようです。ゴル男の中に「おもちゃはおかあと遊ぶときに使うもの。ひとりじゃつまらない」って意識が芽生えたのかも知れません。。(実は、破壊活動が治まったのはおもちゃを与えたことが理由だとは思っていません。これは、「ドッグランの目的(本編)」に少し書きましたが、またいつか詳しく書きますね)

 ただし、新しいおもちゃは別、完璧に壊すまでは(悲しいことにかなり短時間ですが)一人で遊んでます。特に音の鳴る部分(細長い笛みたいのが入ってます。ゴル男のおかげでおもちゃの内部構造にはかなり詳しくなりました。)を引き抜くのはかなり早いですよ。3分以内には笛を引き抜いてペッて吐き出しますから。

 結果、お留守番時に置いていくおもちゃは、ほとんど原型をとどめていないものばかりです。でも、夫婦でせっせとおもちゃを買って来ますので、常に新品はキープしてあります。最高、予備14個なんてときもありました。バカ飼い主でしょ~!壊すのを止めさせればいいんでしょうが、「おもちゃ=壊していいもの、ただし、食べてはいけない」ってのが我が家のルールですから。全然オッケーなんです。でも、後悔&反省もしております。

 ここからが本題です。

 でも、未だに私達がテレビを見ていたりして、ゴル男の相手をしないでいると、ソファーの側面(特に角に近いところ)、それも床につきそうな部分をもぐるようにしてガシガシし始めるんですね。多分、私達の気を引きたいんだと思います。ここまでは、よくありがちな行動ですよね。(さっきも書きましたが、お留守番のときにはやりませんから、多分気を引きたい一心だと思います)

 このときにゴル男の「悪知恵」が働くんです。それは、おもちゃを横に置いておくこと。具体的な犯罪手口なんですが、最初、変な場所で何かやってるみたいなので私達が「ゴル男、何してんの?」って声を掛けますよね、すると、ゴル男はすかさず横に置いてあったおもちゃをくわえて頭を上げ、そして「俺、何も悪いことしてないよ。下に入ったおもちゃを取っただけだよ」って感じで私達を見ます。「ごめん、ごめん、遊んでていいよ」って言ったりしてましたけど、ゴル男はおもちゃをくわえて私達のとこに来て遊び開始。この詐欺行為には、しばらくは騙されてましたね。

 ソファーの下に落ちていた破片を見つけるまでは、本当に騙されてました。まあ、ゴル男のガシガシがエスカレートしてソファーを引っ張り始めたのがきっかけなんですが、その時にカバーの下を覗いて気がついたんですよ。こうなると私達もその幼稚な発想にまんまと騙されていたこともあって、ただただ苦笑するばかり。

 奴の目的は見事に達成されてたんですね。まあ、こうすれば私達に叱られることなく、大好きなソファーのガシガシも出来るし、上手くすれば、相手もしてもらえるって学習したんでしょうね。今もたまにやりますが、私達に叱られるだけなのでそのうちに止めるでしょう。そう願ってます。

 それから、こちらが「叱るときの本気度」も分かるようです。これは、ゴル男ばかりでなく、恐らく全ての犬が分かってると思いますよ。カフェでもドッグランでも感じます。

 同じ「いけない!」でも、明らかに私達のトーンが違うときってありますよね。一例を挙げると、ゴル男がまだチビだった頃、ホットカーペットのコード部分をガシガシやってたんですね。その時カミさんがもの凄い勢いで叱ったんですね。

 かれこれ30年近くも一緒にいる私ですら聞いたことのないような声で。(その凄さたるもの、私ならオシッコチビっちゃいそうな勢いでしたよ)もちろんカミさんは体罰なんかはしません。(私はたまにはします)そうしたら、二度としなくなりました。コードの類は一切噛んだりしなくなりましたよ。

 このときばかりはゴル男の命に係わることなので、カミさんも必死だったから、ことの重大さがゴル男にも十分理解出来たんでしょうね。かつて私がカミさんと結婚して直ぐに学習したように、ゴル男も一緒に暮らし始めて同じことを学習したようです。カミさんを怒らせたら「いけない!」ってことが。

 でも、日常的に私達が叱るときには、こんな風にはいかないですよね。どこか、義務的に叱ったりしてませんか?「取り合えず叱らなきゃモード」ってありませんか?特に他人の目を気にして、内心そんなに思っていないのに「いけない!」とか言うことが。

 どこか、自分なりのルールではオッケーなんだけど、世間ではいけないことかも知れないなんて感じで犬を叱ってませんか?私には身に覚えがあります。ゴル男をカフェとかに連れて行き始めた頃にはかなりありましたね。「もしかしたら、これは世間ではいけないことかも知れない」なんて感じたときにゴル男を叱ってましたね。何故、いけないことなのかを理解もせずに叱ってましたね。

 でも、これは明らかに意味のない行動だと思いますよ。「いけない!」の意味を飼い主自身が犬に分かりにくくしてるんですよね。飼い主さんが本当に犬にしてはいけない事を教えるときにだけ使うべきですよね。もちろん、これには、飼い主さん自身が「犬と暮らしていくうえでの社会的なルール」を理解していることが大前提ですけどね。

 これまでに何回も書きましたけど、犬と暮らしていくうえでは、それぞれの家庭でルールが違ってて当然なんですよ。例えば、座っている飼い主さんの足に犬が手を置くこと。これについては、ある本では「いけない事」、またある本では「親愛の情」とかって書いてあるくらいなんですから。私達の家庭で解釈が違うことなんてたくさんあるんですよ。

 だからといって、人様に迷惑をかけても平気なんてのは論外ですけど、家ではオッケーだけど外では駄目なんて、人間の子供でも理解するのが難しい注文を犬にするのは止めましょう!悲しいことに家では駄目だけど外ではオッケーなんて飼い主さんも見かけますけどね。(我が家の周辺は、ウンチ位はきちんと片付けましょう!って叫びたくなるほどひどいです。)

 犬を叱るときは、本当に自分がして欲しくないと思っていることを犬がしたときにしましょうね。

 それでも、取りあえずは叱っておく派の方にアドバイス。上手に演技しましょう!犬を叱るときには、「低いトーン」、これ定番です。犬の行動を促したり、誉めたりするときには、「高いトーン(ハイテンション)」これも定番です。

 あと、「さかな君」や「クロちゃん」みたいに低いトーンを出すことが苦手な方には、犬を制御して(まあ、お座りですね)怖い顔をして見つめながら、もごもご口の中でつぶやく、なんてのも効果があるようですよ。

 大きな声を出すことは、犬をハッとさせる効果はあると思いますが、叱るにはあまり意味がないと思いますよ。感情移入がなければ、わあわあ言ってるだけ、犬には「怒ってる」んだか「バカ騒ぎ」してるんだけ分かりにくいだけですよね。

 要は、「犬にどうやって伝えるか」ですよね。私達が怒ってるとしたら、その怒りをきちんと分かりやすく伝えることですよね。「お前は、今、いけないことをしたんだよ!」ってきちんと伝えることなんですよね。

 犬は言葉が話せません、でも、その観察力は私達の比ではないのですよ。一説には、人間の臭いから、その人間の感情まで読み取ることが出来るとまで言われているのですから。犬達に言わせれば、本当に「舐めたらあかんぜよ!」なんですよ。

 私なんかこんなことを書きながらも、実行できないので、いつもゴル男に色々な意味で

「ナメラレテばかりいます。」

じゃんじゃん。ではまた。

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コメント

ゴルパパの言う通りだね~。
世間体が、気になる時は、呼び戻しが一番なんですけどね。
これが、中々出来ないんですよね~。
マテに始まりコイに終わるのが、しつけだと思いますけど、何時でも何処でもとなるとかなり難しい。
お互い頑張りましょう。

<はづうづおやじさん>
確かにそうですね。
訓練とは「犬の新たな能力を開発することではなく、犬の本能を押さえることだ」とマイケルフォックスさんも言ってますから、
かなり難しいですよね。
頑張りましょうね

すごいですね~~。

思い当たる節がたくさんありました。
イタズラも。すごい考えてやってます・・^^
冷蔵庫なんて、そのまんまです。

それはそれは。いつも笑ってしまいます。

言葉も・・できる限り!私は。
一人でしゃべってますが。
投げかけてます。ごはん^^
しっこ^^お仕事。お休み。
寝んね。バニラはもう、ほとんど解ってます。
ショコラでさえ。もう仕事に行くときのお留守番
泣きません。すごく解ってくれてます。

散歩してても。大きな声で^^
頑張れ!行け行け行け!!
あ~~~~~かちこいなぁあああ!

みたいな。

ものすご目立つと思いますが・・・。
気にしません!


ドッグランなどで。
どうしても、フレブルちゃんを飼っている
飼い主さん・・すぐに寄ってきてくれるんですが^^

皆さん言わはるのが。言葉が解るみたい^^
それは良く聞きます・・。
ま。私がいってるドッグランに来るワンコたちは
みな、相当シアワセなワンコたちばかりですから。
そう感じます。

<バニショコママさん>
確かにフレブルの仕草や表情から、
言葉をよく聞いているというか、
分かってるような気がしますよね。

その割にはハイテンションの性格が災いして
他の犬種の飼い主さんからは敬遠されたりしてませんか?
私は何気に感じることが多いのですよ。
フレブルファンシャーってマニアックなのかな?

うんうんと、うなずきながら読みました。
うちの子も、特にすももですが
私たちの動きをよく見ています。
例えば、ダーリンがネクタイをして出かける時は
べっどの中から行ってらっしゃいしますが
ネクタイをしてないと、置いてかないでぇ~と
どうにもならないくらい騒ぎ出します。
私が、お化粧を始めても同じです。
どこ行くの~攻撃です。
こうなると、普段はできるハウスも全くできません。
あんずは、すももの動きを見ながらですね。
自分では、あまり気付いてないようです。
冷蔵庫は、氷が大好きなので
製氷室を開けると、必ず足元にすももがいます。

<sumodzママさん>
とにかく、驚かされることばかりですよね。
よく、犬の知能(能力)を人間と比べがちですけど、
犬からすれば「失礼な話」なんでしょうね。
だって、犬達は私達には出来ないこと
山ほど出来ますもんね。
ただ、私達の都合に合わせることが
嫌いなだけのような気さえしますよ。

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