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« 動物病院(獣医さん)の選び方 | トップページ | 犬種の違いって? »

2007年6月 5日 (火)

犬の専門家と上手く付合う方法

 私の周囲には、犬の専門家が結構いるんですよ。警察犬訓練所出身の訓練士さん、海外で勉強してきたドッグトレーナー、ショードッグを育てている方、ブリーダーさん、トリマーの先生、動物病院で働いている方etc。今回はそんな方たちとの会話で学んだことやお友達付き合い出来るようになってから聞いた本音や裏話とかを書くことで、いわゆるプロの皆さんと私なりの付合い方をご紹介したいと思います。

 今回もまた、内容は私の経験と友人から聞いた話になりますので、「違う!」ってこともあるかも知れませんが、私なりの意見ですから、そう思ってご覧くださいね。

 プロの皆さんとの出会いの場となったのが、例のドッグカフェ。カフェのオーナーはトリミング、訓練何れも師範だそうで、毎晩カフェに通っていた私としては、随分と相談にも乗ってもらえたし、色々な知識を得ることが出来たのですよ。また、結構カフェに来るプロの方たちの本音が聞けるチャンスも多かったんですね。

 私がいわゆるプロの方たちと話すようになったのは、ゴル男が6ヶ月の頃。その頃の私はゴル男の育て方(しつけ、手入れの方法、食餌etc)がよく分からない状況で、頭の中には疑問ばかりだったんですね。そんな私は毎度のことように彼らに質問ばかり。でも、そんなとき、必ずと言って良い位、逆に質問されることがありました。

 それは、「ゴルパパはどうしたいの?」ってこと。目指したいことによって答えが違うってことみたいですね。答えが違うというか、方法が違うというか、まあ、そんなとこかな。

 だから第一のポイントは、「自分の意思をはっきりと伝えること」。このことが、専門家の人たちと上手に話すポイントだと思いますよ。彼らは自分の専門分野だからこそ、きめ細かな対応が出来ると言うか、色々な経験や勉強したことからアドバイスをしてくれると思います。自分がどうしたいのか、何を望むのかをはっきりしてないと、適切なアドバイスも受けられないし、下手をすると、ただ悩みが増すばかりになってしまいますからね。

 私が自分の意思をはっきり伝えなかったことから生まれた悩みを反省を込めて書きますね。ほんの一例ですけど。

 当時、私はゴル男が前脚の指の間を開いてることを気にしていたんですよ。周囲の人にも「何か握りが悪いと思わない?いつも開いてるんだよね」って話したりしてました。私はどこかショードッグのかっこよさにあこがれてるようなところがあったんですね。

 そんなある時、カフェで言われた一言「爪が長いね~!だから握りが悪くて指が開きやすくなるんだよ。でも、神経が通ってるから、去勢手術で麻酔をかけた際に爪の根元からバッサリ切ってもらうといいよ。大体爪が長いと縦に割れたりしてかえって大変なことになるしね。」

 私は「そうか!」と思い、早速このことを獣医さんに伝えると、「私はこのままで良いと思いますよ。普段コンクリートの上を散歩させているんだし、自然に削れる範囲で十分だと思います。そんなことをする必要はありませんよ。」困ったなあ、じゃあ、麻酔なしで切り落とすしかないのか。う~ん、どうしよう!

 実はゴル男の爪切りは、我が家に迎えてからも毎週ペットショップにお願いしていたんですね。だから、私は「これでいい」と思い込んでいたんですよ。でも、カフェに来てる他の仔と比べると確かに長いんですね。正直悩みました。

 私に爪の長さを指摘した方の意見は「ドッグショーの世界」では当たり前のことのようです。カフェに出入りしていたショードッグはみんなほんの少ししか爪がありませんでしたしね。理由は握りを良くする為(だそうです)。だから、当時の私の言動からすれば当然のアドバイスかも知れませんよね。獣医さんの意見もごく普通の家庭犬とする場合には、当たり前の意見ですよね。さらに、ペットショップのトリマーさんについては、やっぱりギリギリのラインで切って出血させるリスクを考えるならば、普通のことなのかも知れません。

 結局、私は、痛い思いまでさせて爪をバッサリ切り落とすことはないよなあ~って思いました。でも、やっぱり可能な範囲では、爪は短くしたいなあと考え、その後はカフェのトリマーさんに爪きりをお願いすることにしました。結構ギリギリの線で切ってくれてます。そのかわり、切った日は散歩はしないようにと言われてます。我が家のお散歩ルートはどれもコンクリート上なので、切ってすぐだと出血の恐れがあるのですよ。

 勿論、ゴル男はショードッグになれるような仔でもなかったし、私も望んでいたわけでもないので、普通の家庭犬として、その後もごくごく普通の手入れしかしてません。でも、私のほんの小さな願望から、こんなことも起きてしまうのですよ。

 それから第二のポイント。これは、やっぱり話を聞くときには、何と言っても、自分の先入観を排除するというか、まっさらな状態で話を聞くことですよね。なまじ、自分がしつけ本とかで得た知識で話をしない方がいいと思いますよ。(私は「しつけ本」なんて捨てなさいとまで言われました)

 冒頭に書いたように、訓練士さんとかトレーナーさんとかは、それぞれ違った形で「しつけ」とか「トレーニング」の勉強をして来てるじゃないですか。だから、その方法論の違いを聞いても何の意味もないと思うのですよ。色々な本を読むとその方法の良し悪しは別として、結果的にどんな方法でもワンコのしつけにはある程度効果があるみたいだし、そのやり方を私達がプロと議論しても始まらないと思うのですよね。テレビでも、やり方の違うトレーナー達が腕前を競うなんて企画が結構あるじゃないですか。

 じゃあ、一体、何をどうやって聞くのか?ってことになると思うんですけど、これが第三のポイントです。

 何を聞くかって、これはやっぱりワンコについて聞くことですよ。ワンコの習性、手入れの方法、食餌の与え方、自分のワンコに何か問題があるとしたら、何が原因として考えられるのか?とかだと思います。何と言っても専門家の専門家たる所以はワンコをよく理解してるってことですもんね。方法論は別として、すごく貴重なアドバイスが得られると思いますよ。

 ただし、専門家が他の方にアドバイスしている内容をそのまま自分のワンコに当てはめるのは非常に危険だということも忘れてはいけませんよね。わかりやすく言うと、食の細い仔のための食餌のアドバイスをダイエットさせたい仔に当てはめたらやばいですよね。でも、似たようなことってたくさん起きてるような気がしますよ。

 大体、世の中、私みたいにワンコに関する知識がいわゆる「犬の育て方」とか「犬のしつけ方」って本のみって人も結構多いと思うのですよ。でも、そういった本ってあくまでも総論でしょ。「犬の性格別しつけ方」なんて本は見たことないし、犬種別の育て方は結構ありますけど、でもあまり都合の悪い気質とかを詳しく書いてある本って見たことないし(少なくとも当時の私はありませんでした)、どちらかと言うと、「この本さえ読めば犬との素晴らしい生活があなたを待ってます!」「どんな問題があってもこの本さえあれば全て解決!」みたいな本が多いですよね。実際に本を買って実践してみても「話が違うじゃん!」なんて経験のある方も多いんじゃないかな?そうでもないのかな?

 だから、「本」そのものが、多くの一般の飼い主の悩みの種になったりしてるんだと思うのですよ。「うちの仔は違う」って。でも実際、本に書いてあるとおりにやっても成果が得られないなんてことは沢山ありますよね。

 我が家でも、ゴル男が家具をかじるのを止めさそうと、ビターアップルを相当使いましたけど、最後には塗ったところをベロベロ舐めるようになりましたし、物陰に隠れて小石を入れたショットボトルを投げて大きな音を立てて止めさそうともしましたが、音のした方を少し振り返って「何?」みたいな顔をするだけで、結局破壊活動を止めることは無かったですもんね。元来、ワンコは柑橘系は苦手な仔が多く、金属音も嫌いな仔が多いんですが、ゴル男は英才教育の成果のせいか、柑橘系(特にグレープフルーツは大好物)は大好きだし、金属音も全然平気なのですよね

(ちなみにゴル男が家具の破壊活動をやめるようになったのは、部屋中におもちゃや噛むハミガキグッズをばら撒いておくようにしてからです。噛む対象を違うものに出来たのが良かったみたいですよ。あと、私とのロープの引っ張りこも効果的だったのかも知れません。でも、「おもちゃを出しっぱなしにしてはいけません!飼い主が遊ぶときに出して遊び終えたらしまうようにしましょう」って「しつけ本」には書いてありますから・・・・私の経験は参考にしないでくださいね、責任持てませんから)

 話が遠回りになってしまいましたが、かなり専門的な本とかを読んで勉強される方はともかく、手っ取り早いのが、専門家の力を借りることですよね。もちろん、又聞きとかじゃなくて、直接お会いしてアドバイスを求めることが一番だと思いますよ。それに同じ犬種でも、実際にはその仔を見てからじゃないとアドバイスのしようがないとケースというのも結構多いと思うんですよ。以前、散歩中に「フレンチブルドッグ」ってこうだから、なんて事を実際にはフレンチブルドッグを飼った事のない「犬名人」に言われたことがありますが、そんな総論で片付くなら誰も苦労はしませんよね。みんなそれぞれ悩みにも個性があるから困るんですよね。もちろん同一犬種に共通した悩みも多いですけど。

 だから、専門家にアドバイスを求めるときには、実際にワンコ連れで会いましょう!そうすることによって、専門家はその仔その仔にあったアドバイスをしてくれてると思うのですよ。でも、それが出来ないのなら、自分の思い込みを排除出来るように、極力客観的な事実を伝えるようにした方がいいと思いますよ。こんなときには感情論は「百害あって一利なし」だと思いますしね。実際、私はドッグカフェで会っていたので、必ずゴル男がいたし、他の仔のトレーニングとかも生で見ることが出来たので、とてもラッキーだったと思います。

 それから第四のポイント、これが一番大切なことなのかも知れませんが、とにかく一生懸命話して、一生懸命聞くこと、そして必ず結果を伝えることですね。基本的に専門家はみんな犬好きだから、自分が一生懸命であればあるだけ、真剣にアドバイスしてくれると思います。たとえ、飼い主が勉強不足だったとしても、ワンコのために適切なアドバイスをしてくれますよ。極端な話、「俺は飼い主なんてどうだっていいんだよ。あのままじゃあワンコが可哀想だから言ってるんだよ」と言う方もいる位ですから。

 幸い私の出会った方たちは、みんなゴル男のことを可愛がってくれますし、私の相談にも真剣に答えてくれてますので、私は大変助けられてますよ。(これは、もしかしたら私がしつこいからかも知れませんけどね)

 最後に、私がなにげによく聞く専門家同士の会話です。彼らはよくこんなことを言ってますよ。参考までに書いておきます。でも、こんな風に言われるようじゃ・・・・・・・

◎いくら真剣にアドバイスをしても全然実践しないんだもの。問題が解決するわけ無いよ。

◎自分の犬の気持ちを全然理解してないし、理解しようとする努力もしてない。それじゃ問題なんて解決出来ないよね。

◎犬との遊び方が下手、すぐにおもちゃとか道具に頼ってばかりいるから、犬とのコミュニケーションが上手くとれないんだよ。もっと身体を使って遊ばなくちゃ駄目だよ。

◎自分の事を棚に上げて、何かあると「バカだから」とか言って、みんな犬のせいにする。犬は少しも悪くないのに。

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コメント

ゴルパパさんのblogとても参考になります。
確かにしつけ本は本ごとに書いてある内容も違いますよね。読めば読むほど様々な知識、方法があるわけで…。私みたいなワンコ飼い初心者が読むと本に振り回されてしまう事も有り得ますよね(^_^;)
あと『身体を使って遊んであげる』これってすごく大事だと思いました。やっぱりスキンシップは大切だし、よく見る・触れる事で病院や怪我を発見できるチャンスにも繋がりますよね(^O^)V

確かに、すも・あんを飼う前に読んだ本には
フレブルは、大人しくて吠えないからマンションや年配者が
飼うのにピッタリなんて書いてありました。
決して、大喜びするとわれを忘れますなんて
書いてありませんでしたね。(笑)
ゴルパパさんの、日記は読んでて楽しくて
とっても、役に立ちますね。
最後の4つ、ちょっとドキッとしちゃいました。

<じゅんさん>
ありがとうございます。少しでもお役に立てているならばすごく嬉しいです。
私もゴル男を迎えた当時は悩みましたね。
本を読めば読むほど悩みが増えたし・・・。
でも、今になって思うとすごく素直に考えれば
当たり前のことで上手くやってけるんだと思います。本当にスキンシップは大切ですよね。

<sumodzさん>
もしかしたら、同じ本だったりして、私もそう思ってましたよ。
まさか、ソファーを引っ張りまわしたり、椅子まで壊すとは夢にも思いませんでしたよ。
お役に立てて嬉しいです。
いつもありがとうございます。

これ、読んで感じることは。
相当!悩んでいろんな経験もして、動いて^^
今がある!!と・・。

すごく参考になります。で、ゴルパパさんの、
柔軟な考え方、好きです。
ちゃんと、周りを見て、聞いて、多分、時には
反省し、助けられては、でもまた疑問?も。
そこまでくるまで・・随分・・大変な思いもされたと
思います。
それでいて・・多分ですが。
すっごい冷静に判断されてます。

バイブルです!
私もそうありたいです。

前回の・・獣医の先生方とのエピソードも^^

飼い主は・・あくまでも。愛情で。
先生にしても・・やはりそれはお仕事で、
利益の生じるところで、それはブリーダーさんも
変わりないです。

立場が違えば、考え方も違ってきます。
最近、それが解りました^^

まだまだです。日々!悩んでます。それは
ほんとです。

ゴルパパが、ゴル男のことを一番良く知ってるんだ!てのが・・気力に繋がりました。
私は、バニラのこと!一番良く知ってるのに~~!の葛藤が^^特に、病院が!ウルサイウルサイ^^

私も。トレーナーさんの言いつけは!
出来る限り!実行するように^^心がけます!

<バニショコママさん>
お褒めの言葉ありがとうございます。
確かにゴル男には数々の痛い目にあわされてますから。4月生まれのゴル男が、初めて迎えた冬には、ホットカーペット2枚、椅子、ソファー(これはかなりズタズタにされました。一週間で新品⇒ごみ)etc
経験だけは豊富です。ただし、失敗に限る。

あと、専門家の特徴をもう少しだけ付け加えると

「訓練士(トレーナー)の犬はよく吠える(ウルサイ)」

「獣医さんは、痩せてる仔がお好き」

「トリマーさんは、ペットカットが嫌い」

私の勝手な印象です。関係者の方許してくださいね。

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